585: 加賀 :2021/02/07(日) 00:01:41 HOST:p3009167-ipngn200201osakachuo.osaka.ocn.ne.jp
九七式45口径12.7サンチ両用砲

重量 27トン
127mm口径/45口径長
初速 830m/s
最大射程 18000m
最大射高 14000m
発射速度 15~18発/分
旋回速度 18度/秒

【概要】

日本海軍が八九式高角砲の後継砲として開発生産した物。両用砲として開発され『夕雲』型駆逐艦からは当初から搭載され『陽炎』型や『朝潮』型駆逐艦も開戦前には改装で搭載している。
八九式だと旋回速度等が問題とされた。というのも八九式の採用は1932年であり航空機の速度に対処が出来なくなっていたのだ。実際、1936年に行われた艦隊演習で八九式は接近する九六式艦攻や九六式艦爆に対処出来ず『陸奥』『霧島』『扶桑』が撃沈される演習結果を生み出してしまいその影響で開発していた本砲の開発速度が急速に上がった。
またこの砲は揚弾機の改良も行われ戦時中には発射速度が18発~21発/分まで向上した。
対空戦闘は元より対艦戦闘でもその威力を発揮した。三年式に比べたら初速は劣るが両用砲としては優秀な部類でありまた三年式と比べたら対空戦闘が出来た。
本砲は開戦から一貫して使用され戦艦は元より輸送船等にも使用された傑作両用砲となるのである。

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最終更新:2021年02月08日 16:05