576: 657 :2021/02/15(月) 01:51:11 HOST:121-85-16-139f1.kyt1.eonet.ne.jp
憂鬱SRW支援ネタ 『とある転移ティターンズパイロットの日記』
○月×日
スペースノイドじゃない、本物の異星人連中がばら撒いた虫の化け物の掃討や、
外宇宙の融合惑星と呼ばれる惑星の事件が一段落したから日記を書いてみようと思う。
私は元ティターンズの所属、現FSS所属の中尉相当官ジェフ・ブロデリック、
私が戦死した場合はこの日記を友人のロジャー・ハリソンに託してもらうため最初にここに記す。
〇月△日
地球に期間して初めての公務、
今日はFSSと大洋やユーラシアなどの列強との共同計画の一つMSV-R計画のテストをする、
我々ティターンズが以前使っていたバーザムの改修や此方側のMSの性能特化を行い延命を図る計画に参加する、
かつて元いた世界でジオンが使っていたザクやゲルググなどを自分が乗ることになるとは…
○月◇日
今日はこの計画に参加し、テストを行っている人員が来た。
まさかジオンのトップエース部隊のキマイラ隊の同位体が来るとは…
ヤザン…いや今はヴァースキ大尉相当官か、その中のえらく若い…いや、少女に近い年齢の女パイロットのサポートをすることになったらしい。
かつて見たサイコガンダムに乗っていた強化人間達を思い出すが、奴等と違い非常に落ち着いてるように見える。
○月□日
本格的にFSSの敷地内でのテストを開始する
ジオンではないとわかっていても猜疑心からかジョニー・ライデンに突っかかろうとする人間がいたものの、
自分も含めて、ザクの改修機で叩きのめされてしまった。
まともに追従していたのはヴァースキ大尉しかいなかったのを見て、改めて次元の違いをわからされてしまった。
しかし…あのイングリッドという少女が乗っていたRX-78ガンダムの改修機、彼女をガンダムのメインカメラが自動で追いかけていたような気がするが…
577: 657 :2021/02/15(月) 01:52:13 HOST:121-85-16-139f1.kyt1.eonet.ne.jp
×月○日
今日は融合惑星から亡命してきた人員が此方の機動兵器の勉強のために来ている。
我々で言うところの旧
アメリカの人員らしいがどうやら貧乏籤を引かされたようだ。
…まあ我々もアースノイドで構成されるエリート部隊と言われ参加し、結果的に見れば思想団体に入ってしまった人間なのだが。
×月△日
今日は亡命した彼等が持ってきた戦術機と呼ばれるこのFSSに保管される機体をテストする。
MSと違って非常に脆く、動きが硬く、操縦性が悪い機体であるものの20世紀の人間がこれを開発したことに驚愕する。
まあ…どうやら彼等は射撃戦主体の戦闘しかしてなかったようだ、近接戦闘の教導も行わなければならないだろう。
これでも一年戦争からジムに乗っているベテランだ、彼等が生き残れるように教えるのも我々の仕事だろう。
×月◇日
今日は大西洋連邦に亡命したユウヤ・ブリッジスという少尉と教導を行う。
彼はどうやら一時的に此方での生活や人型兵器の扱いの勉強のための出向のようだ。
どうやらオーガスタに入院している彼女がいるらしいが、写真を見せてもらったがとんでない美人だった羨ましい…
しかし…オーガスタは此方でもNTや人間に関する研究所があるようだが、彼もその関係者なのだろうか。
×月□日
今日はヴァースキ大尉相当官が大洋のニホンエリアにある特地と呼ばれる異世界につながるゲートの向こうへと出向する。
どうやら旧アルビオン隊の連中も新造艦(なんとあのアーガマの後継艦らしい)でキマイラを連れて同行するそうだ。
異世界という環境でMSがどう運用できるかのテストらしい。あちらは無人機主体のようだから正規軍の代わりに我々FSSの人員が出向する事になったのだろう。
578: 657 :2021/02/15(月) 01:53:27 HOST:121-85-16-139f1.kyt1.eonet.ne.jp
□月○日
今日は久しぶりに特筆すべきことがあったので日記に記す。
ヴァースキ大尉が帰還したが、向こうの異世界で出会った人間達を交流のため連れてきたらしい。
しかし…大尉の話を聞くと魔法で動くロボットに人間が装備する飛行ユニット…?
向こうの世界は純粋なファンタジー世界ではなかったのだろうか?
□月△日
あのエルネスティという少年に関しては本当に異世界人か?というぐらい機動兵器に対して貪欲だ。
ただ勘弁してのはMSどころか保管されているKMFやVFに乗りたがるのはなんとかして欲しい。
しかし…あのシルエットナイトという機体。
世界に魔力がないと使えないと言っていたが、この世界でも魔法が使えるということは魔力があるということなのだろうか?
なお、一見すれば少女のと見違える様な容姿に「なんだ男か」と言おうとした同僚はジェリド中尉相当官に口を塞がれていた。
何かそれでトラブルでもあったのだろうか…
□月◇日
今日は特地側から来た、ニホンもとい扶桑という国から来た黒江綾香という少女…ウィッチという存在らしいが交流することとなった。
交流会で格闘訓練を行うことになったが人間とは思えない力で投げ飛ばされるなどやはり異世界人だと実感する。
さらにストライカーユニットと呼ばれる飛行ユニットを装備し自身の力だけで飛行する姿は美しかった…
彼女達は10代前半からネウロイと呼ばれる怪異存在と戦っているようだが、
殆ど生身で戦うという事実に参加したティターンズ人員は一年戦争でザク相手に生身で戦った事を思い出した人間も多かったようだ。
しかし…ズボンが我々で言うところの下着とは…異世界とは恐ろしい場所かもしれない。
579: 657 :2021/02/15(月) 01:54:50 HOST:121-85-16-139f1.kyt1.eonet.ne.jp
人物紹介
ジェフ・ブロデリック
デュアルインベーダーズ前に転移してきたUC世界グリプス戦役時系列の元ティターンズ中尉。
一年戦争末期からの生え抜きのMSパイロットであり、デラーズ紛争などにも参加していた。
ティターンズの人員ではあるものの、スペースノイドに対する印象は他の人員と比べればジオンに対する悪印象だけで、
スペースノイドに対する悪印象はなかった。
転移前の乗機はバーザム、現在はFSSに所属しMSV-R計画に参加し、様々なMSのテストを行っている。
現在の環境には満足しており、給料の払いも良く、多種多様な機体を見れることや福利厚生も充実しているため満足している。
(転移前に給料の遅配でエゥーゴに参加せざる得なかったらしい連邦兵の話を聞いて余計にそう思ったとのこと)
580: 657 :2021/02/15(月) 01:57:10 HOST:121-85-16-139f1.kyt1.eonet.ne.jp
投下終了。 wiki転載はご自由に
ヤザン帰還までの時期は彼が日記を記すことをサボっていたため、
かなり時間が空いているため久しぶりに日記を記した状況です。
最終更新:2023年08月27日 20:13