16: 霧の咆哮 :2021/02/25(木) 22:52:07 HOST:KD106181180237.au-net.ne.jp
〇無幻世界のドイツ飯ネタ纏め(霧の咆哮ver)


  • 紅ショウガの天ぷら
見た目への抵抗感から残されてた食材を例のごとく派遣日本人が活用。
ドイツ人にも試食させたら好みこそ別れたが酒飲みを中心にヒット。
日本みたいに天ぷらにするか、フライに変えたりでアレンジも進み、好きな人にはショウガ天と酒のループで無限に食えるとか評判になった。
イメージ元は某有名なろう系異世界居酒屋物で紅ショウガ天が絶賛されてたエピソードから。
紅ショウガ応用の新作ジンジャーエールやカクテル、または普通のショウガベースの料理や酒にも派生するであろう。
定番の生姜焼きや煮物やスープにするのも良いだろうし。
栄養効果が寒さを凌いだり風邪にも効くのが広まると、子供向けに暖かいジンジャーエールに蜂蜜や果実汁を混ぜた物が冬場の飲み物の定番になったりもした。

  • お握り出し茶漬け、クッパ
切欠はドイツ人と日本人両方あり得るが、冷めて固まったお握りに温めたスープ掛けたら食えるんじゃねという発想から。
定義的にはクッパとお握りの中間、または両方の派生とされてる。
香ばしさを増すために焼きお握りにしてから手を加えても良く、病人食や朝食や酒場の〆やらとしても広く定着。
焼きお握りの味のベースからして醤油や味噌か、その具材はどうするか。お握りベースの方が良いだろうとそれぞれ論争になるのはまたお約束。
序に言うとお握りの中身だけでなく、新たに付け加える具の付け合わせはどうするかでまた豊富なパターンを生み出せる。
最初から態々お握りにしてから出す店もあれば、お握りとして注文してたお客がお店のサービスとしての出し汁や無料で足せるお新香や漬物とかと共に頂くパターンもあるだろう。

  • ライスバーガー
史実では1980年代にモスバーガーが開発するまでは実は存在してなかったらしいライスバーガー。
こちらでは元になるハンバーガー自体は原型の原型がドイツに元々あり、それが1900年代の最初の方には既にあの丸いパンで挟んだ原型がアメリカで出ているということで、アメリカ帰りのドイツ人や現地人が、米粉パンも既にあるんだし、米そのものでおかずを挟んで手軽に食べれないのかと発想を得た形に。
お握りの派生で焼きお握りも広まってるだろうし、焼きお握りをバーガーらしく加工して挟んだらイケそうって流れで史実のような代物が生まれた。
お握りが定着したこちらのドイツで、ハンバーガーと焼きおにぎりの中間とも言える商品が受けない筈もなく、どうしてもパンで挟むタイプよりはリアルのと同じく食べ辛いのはともかく定着。
具材にもよるが、現代頃でなら冷めたら普通に電子レンジで温めれば良いが、この頃では冷めて硬くなったらそうもいかず。
余った残りは出し汁に入れてクッパに派生させたり、チーズやソースを追加してドリアにでも派生できる美味しい応用性も人気に繋がった。
特に人気なのは定番の焼肉バーガーや挽肉バーガー、またはドイツらしくハムやソーセージを挟んだものかな。

17: 霧の咆哮 :2021/02/25(木) 22:53:09 HOST:KD106181180237.au-net.ne.jp
  • もち米系料理
議論によって餅その物で輸送しようとすると道中でカビそうで、一応表面を削れば食えるとはいえ、その手間や削った分がもったいないとのことであんまり支援に適した代物ではないとされた。
だが、派遣中の日本人も縁起物だし食べたい時もあるだろうってことでもち米の段階から持ち込み、加工したこともあるだろうと想定。
日本では例え喉に詰まろうとも食べたい文化が定着してるが、ドイツ人的にはそこらのリスクもあってお握りやクッパらほどはヒットはしないと思われる。
とはいえ、餅つきの独特のパフォーマンスが受けたり、味自体は良いので日本みたいに新年を祝う時にでも食べる限定品みたいな形で一部の地域で定着する可能性はある。
細かく切って団子みたいなデザートの分類にしたり、すいとんみたいなスープの具みたいな形の方が受ける可能性もある。
余ったもち米は五目ちまきにしたり、炊き込みご飯に混ぜて、普通の炊き込みご飯とは別の触感を楽しめたりと使われるので、もち米料理という新たな派生の方が、ドイツの全体的には定着しそうである。

  • ウインナー(ソーセージ)目玉焼き丼
ハンバーガー系に一応入るライスバーガー以上にある意味ジャンクと思える一品。
派遣日本人が手早く、美味く食える賄いとして食べてたのをドイツ人が着目。
基本は目玉焼きとご飯とソーセージという、至ってシンプルな代物故に普通に作れば不味くなるわけもなく。
どのソーセージをどういう組み合わせでどれほど乗せるか。
目玉焼きは完熟か半熟か。そもそも目玉焼きではなく卵焼きやいり卵を乗せるか。
千切りキャベツや漬物を追加したり、かけるのは塩コショウや醤油か、ソースやケチャップか等とシンプルだからこそ細かい派生や拘りが強く出る、ある意味罪作りな料理となった。
目玉焼きに何かけるか論争の如く、こちらでも何かけるか、どういう組み合わせが至高かは酔っ払いの戯言や掲示板やらで揉めるのも定番である。
テキトーに手早く朝食や夕飯を済ませたい時の独身とかのお供だけでなく、定食屋や居酒屋の〆やお安い朝食メニューの定番やらとしても全土で定着している。
というか、クッパ系やお握りやライスバーガーにこちらを始めとしたお手軽で美味しいメニューは日独だけでなく英でも定着しそうである。
イギリスもWW1以降、良くも悪くも日独と対フランスで纏まりが強くなっていくわけだし。
あの国は産業革命で本来の料理文化が破壊されたのもあるが、料理に手間やコストよりその分他の趣味に使いたい層が現代でも一定数いるので。
そういう人らからすると手早く美味しく腹も膨れるお握り他は馴染み易いだろう。

18: 霧の咆哮 :2021/02/25(木) 22:55:24 HOST:KD106181180237.au-net.ne.jp
  • あんこ系お菓子
欧州では豆はあくまでおかずで、甘い豆ってのは抵抗感強かったそうだが、食べたら好きな人は嵌った。
上記のもち米を使ったおはぎやお汁粉、あんぱんや団子辺りがやはり定番か。
ただ、小さい豆が口内に残る感覚が不評で定着した際もこし餡派ばかりとなりつぶ餡派は敗北感に打ちひしがれることになる。
国内でこし餡派とつぶ餡派が掲示板やらで争っても、でも、海外の特にドイツではこし餡派が多数じゃんかの一言でKOされる模様。
例の如くのフランス襲撃時には甘い豆なんてと・・・向こうも抵抗感強くとも、貴重な甘味として何だかんだで接収されたので、後にフランス方面でもあんこ系お菓子は定着した可能性はある。
その後の革命ファイヤーでもそういう民生文化はどこかに逃げ延びて残るものだし。

  • 芋系、きんとん系お菓子
日本では栗きんとん系は芋系和菓子を出す店でもないと正月以外は出回らないが、こちらのドイツではあんこ系お菓子より人気が出ており、平時からスーパーやらで当たり前のように手に入る。
これは元々ドイツ人が芋料理が好きなお国柄なのと、日本パンの派生でサツマイモ味もあるから、サツマイモ料理やそのお菓子の普及や定着も急速に進む影響もある。
栗がありならあの味と触感もアクセントになるが、きんとんのみでも和製クリーム系お菓子というべきあの滑らかな口当たりや甘露な味がまた人気の秘訣だったとか。
ぜんざいみたいなあんこと餅(団子)の組み合わせがあるなら、きんとんと団子やあんみつっぽい組み合わせのお菓子も人気出そうである。
日本人もスイートポテトや焼き芋やらは普段から全国的に人気だが、こちらのドイツでは更に干し芋や芋けんぴやらも定着しそうなイメージになったので、この世界線の某ガルパン系ドイツキャラで、干し芋スキーの会長の友人かライバルポジに芋けんぴスキーの娘でも出るかもしれない。
フランス接収時にはあんこ系より芋の方がフランスも抵抗感なさそうなので、こちらの方が重点的に狙われそうである。

以上です。
ウィキ掲載はご自由に。

後書き
何時もの飯テロの方々へのネタ出し支援にでもなれば良いかなーと書き出してたら、ふわっとしながらも纏まった文量になったので投下してみた。
インスピレーションの足しにでもなったら幸い。
ドイツでは実際どう呼ばれるのかとか、そういうセンスはないし上手く思いつかなかったので省略した。
纏めてる最中は日本にある料理でどういうのが相性良いのか、頭捻るのがちょっと楽しくなって来ていた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年02月28日 21:26