575: 194 :2021/03/03(水) 12:25:30 HOST:ai126210052114.76.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件セカンドシーズン?番外編その11 パシフィック・オーシャン級戦艦
パシフィック・オーシャン級戦艦
全長:280m
全幅:38.6m
喫水:10.2m
基準排水量:58000t
満載排水量:66000t
主砲:45口径46㎝砲 連装四基8門
副砲:76mm単装速射砲 単装六基6門
その他の兵装
Mk.41VLS 32セル(ESSM及びアスロック複数)
20mmCIWS 四基
三連装短魚雷発射機 二基
FCS-2-31改 射撃管制レーダー
OPS-20 航海用レーダー
OPS-14 対空警戒レーダー
OQS-5 艦首ソナー
他複数
装甲:舷側400㎜+100㎜
甲板:240㎜+80㎜
主砲塔正面:550㎜+100㎜
主砲塔天蓋:320㎜
※何れも軽量型複合装甲を使用 艦底部三重底
機関:LM2500IECガスタービンエンジン 28000ps×10基(統合電気推進)
電源:LM500-G07ガスタービン主発電機 3,500 kW 4基
速力:公称30ノット
乗員数:通常720名・戦時860名
同型艦:「パシフィック・オーシャン」「アンダマン・シー」「セレベス・シー」
576: 194 :2021/03/03(水) 12:26:05 HOST:ai126210052114.76.access-internet.ne.jp
【解説】――共産支那が定遠級戦艦を配備し、乱れた民心を落ち着かせる為に仮称・パシフィカ級戦艦が計画された物の、その後の中独両国でのクーデターやら何やらのゴダゴダの末に、それなりに和解が成立した
事から、東南アジアにすぐにでも殴り掛かってくる可能性が遠のいた事で民心が落ち着いた結果、何時しかパシフィカ級の計画は立ち消え状態となってしまった。
国際連邦が発足し、そのまま平和裏に推移していくかと思われた矢先に、ドイツの新型戦艦(※バイエルン級)の建造と保有がなされる事となった。とはいえ、それだけだったら東南アジアも以前ほど騒ぐ事は無かったのだが・・・。
問題は、共産支那がバイエルン級をタイシップとして国内向けの宣伝及び自国の影響力確保の為に新型戦艦・威海洋級の建造・保有を発表。その計画を実行に移したのだ。
建造数は「威海洋」「制海洋」の二隻との事だが、定遠級と併せて計四隻の戦艦を保有する事が確定した結果、東南アジア諸国の恐怖心は再び爆発する事となった。
しかもタイシップであるバイエルン級の問題点を、ある程度解決した改良型と有っては猶更の事だ。
最悪の場合、定遠級及び威海洋級の計四隻がその火力で東南アジア諸国を焼き払う。その未来予想図に、当事者である東南アジア諸国がパニックを起こすのも無理からぬ事であった。
冷静に考えたら、もしそんな事をやらかそうとしたら日米と神崎島やティ連にフルボッコにされて終わるだけだが、パニックを起こしている当人達にそれを言った所で、聞き入させるのは難しい。
各国首脳は再び頭を悩ませる羽目になるも、当然いい案は浮かばない。取り敢えず、ある国の海軍佐官と彼と懇意な将官が発案した「環太平洋連合艦隊」という多国間組織を発足させた物の、
肝心の戦力は比較するのも馬鹿馬鹿しい程の差が有るのだ。
そこで、再び日米に戦艦の建造を依頼する事に。それもかつてのパシフィカ級の様な「我が方にも戦艦が有る」というバ〇ァリン的な戦艦では無く、定遠級及び威海洋級に勝てる戦艦を!と。
そんな要求に日米両国は頭を抱える事となったが、「環太平洋連合艦隊司令部直属の艦として運用する事・その戦艦を中心とした「ユニット」としての海軍戦力の構築と整備・何処の国も所有権を主張しない事・それ等に違反した場合、
多額の違約金の支払い及び改善されるまでの間戦艦の差し押さえ」という条件を満たせるなら、建造しても構わないという提案を行った。
あの架空戦記とかみたいにグダグダになった挙句、無為に沈める様なら建造しない方がマシ。これらの条件が飲めないなら、作る訳には行かない。そう思いながらの提案だったが・・・。
既にかの佐官と将官達がかなりの根回しをしていたらしく、それ等の条件を飲む事が決定されてしまった。
慌てたのは日米の担当者達である。普段から色々とグダグダな有様を示している上に、高速鉄道の件等で日本の顔に泥やウ〇コを塗りたくる真似をやらかす彼等が、この厳しい条件を飲むとは思わなかったのだ。
しかし、彼等の表情を見るに本気だと断言せざるを得ない。その為、パシフィカ級みたいな戦艦でお茶を濁すのも不可能。そもそも要求からして、仮想敵に撃ち勝てる戦艦が要求されているのだ。
結果、新規で設計・建造される事が決定。こうして生まれたのが、パシフィック・オーシャン級戦艦である。概要を見ていこう。
577: 194 :2021/03/03(水) 12:26:35 HOST:ai126210052114.76.access-internet.ne.jp
船体は、オリジナルの大和型戦艦よりやや大型の物を使用。将来的な武装の強化等も、最初から視野に入れた設計となっている。
そして主砲だが、神崎島の倉庫内で保存されていた試製46cm連装砲をベースとした、45口径46㎝砲を連装四基8門搭載している。射程距離や威力は大和級の46㎝砲とほぼ同じだが、揚弾機能等の強化により射撃速度が向上。
高い投射弾量を誇る。主砲弾はふじ型戦艦の物も使用可能であり、兵站に優しい仕様となっている。
次に副砲だが、此方は建造費用を抑える為か、かなりの在庫が有った76㎜砲が計6門。主砲同軸に前後1門ずつと左右舷側側に2門ずつ装備されている。
それ以外だと、VLSはパシフィカ級の四倍となる32セル。これは舷側側の76㎜砲の間に埋め込まれる形で装備されており、ESSMとアスロックを複数装備している。他にも20㎜CIWS四基と三連装短魚雷発射機を二基と、
一通りの装備が揃えられている。
お次は電子兵装だが、要となるFCSはFCS-2-31改・射撃管制レーダーを装備。これはFCS-2-31に46㎝砲の射撃に対応出来る様に改良が施されている物だ。航海用レーダーはOPS-20。対空警戒レーダーはOPS-14。艦首ソナーはOQS-5を搭載。
型落ち品な印象が強いが、建造コストの低減と機密漏洩への警戒を考えるとやむを得ない事である。ただし予算及び機密保持の目途が立つなら、より高性能な物へも換装可能となっており、その為のスペースも事前に確保されている。
主砲と同時に重要なファクターである装甲の厚さは、史実大和型の装甲厚を元に最適化。更にミサイルの弾頭破砕装甲を装着する事で、極めて頑強な防御力を誇る。これ等は軽量型複合装甲で構成されており、防御力を確保しつつ
軽量化にも貢献している。艦底部も三重底であり、水中防御も確保されている。
機関部及び電源は、LM社製のガスタービンエンジンを使用。統合電気推進式となっており、この巨艦を30ノットの快速で走らせる事が出来る。海面状態が良ければ32ノットまで出す事が可能だ。
乗員数は幾つかの個所で自動化を進めた結果、通常720名・戦時860名という少人数で運用が可能となっている。
最終的に計三隻が建造され、それぞれ「パシフィック・オーシャン」「アンダマン・シー」「セレベス・シー」と、太平洋及び東南アジアの複数の国に接する海の名を与えられている。
なおこの戦艦が誕生した結果、中独海軍の担当者達が揃って卒倒する事態となり、更なる対策に頭を痛める羽目となったが、それは別のお話。
それと件の佐官だが、不審に思った
夢幻会のメンバーが確認を取った所、転生者である事が判明。「あの架空戦記の彼女か!?」と一時騒がれたがどうやら違った様で、超大陸世界とよく似た世界ながら日米では無く共産支那の属国の
道を選んでしまった東南アジア某国の出身の元軍人との事。祖国を解放すべく様々な活動を行っていたそうだが、進駐して来た共産支那の人民解放軍に殺されたとの事らしい。
ところが気が付いたらこの世界に転生しており、祖国を共産支那の属国にしない為に親しい間柄だった将官を説き伏せて、その後ろ盾の元数々の妨害工作を乗り越えて「環太平洋連合艦隊」の構想を実現させたとの事だ。
それを聞いた夢幻会のメンバー達は「何その転生チート・・・」と呟いたとかなんとか。
そして例によって、神崎島で建造された影響か艦娘も生えてきている。容姿は不定形な物ではなく、架空戦記内のパシフィカ及びオーシャンの描写そのままな外見をしているらしい。
578: 194 :2021/03/03(水) 12:27:05 HOST:ai126210052114.76.access-internet.ne.jp
以上です。パシフィカ級の拡大強化型な戦艦でした。
当初は定遠級にギリギリ勝てる程度の艦にする予定でしたが、ライバルたるバイエルン級(を元にした)戦艦が予想以上に性能が上がった為に、此方も強化せざるを得ない事に。
結果、ネタの中で出て来たパシフィック・リム級程では無いですが、輸出用戦艦なのを考えると結構な大型戦艦になってしまいました(汗)
まぁパシフィカみたく、建造コスト削減の為に倉庫に眠っていた主砲や型落ちな装備&電子兵装も搭載する羽目になりましたが、機密保持と予算さえ何とかなればアップグレードも可能という、将来性もある設計となっています。
一番苦労したのは二番艦以降の名前で、ジャワ海とかの一国の名前を示す海の名はアウトとして、可能な限り角が立たない名前を模索した結果、ASEAN加盟国の複数の国に面する海の名にしました。
そして三隻にしたのは、整備・訓練等のローテーションの為です。その為、運用コストは1隻+α程度で済むのでどうにか払えるかなと、大雑把な皮算用をしています(ヲイ)
転生者云々に関しては、リラックス氏のネタを元にでっちあげました。これ位しないと、本当に架空戦記の通りの展開になり兼ねなかったので(汗)
相変わらずの好き勝手振りですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
wiki掲載は、自由です。
585: 194 :2021/03/03(水) 18:44:59 HOST:ai126210052114.76.access-internet.ne.jp
修正要請を。
575
Mk.41VLS 32セル(ESSM及びアスロック複数)
20mmCIWS 四基
三連装短魚雷発射機 二基
FCS-2-31改 射撃管制レーダー
OPS-20 航海用レーダー
OQS-5 艦首ソナー
他複数
↓
Mk.41VLS 32セル(ESSM及びアスロック複数)
20mmCIWS 四基
三連装短魚雷発射機 二基
FCS-2-31改 射撃管制レーダー
OPS-20 航海用レーダー
OPS-14 対空警戒レーダー
OQS-5 艦首ソナー
他複数
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お次は電子兵装だが、要となるFCSはFCS-2-31改・射撃管制レーダーを装備。これはFCS-2-31に46㎝砲の射撃に対応出来る様に改良が施されている物だ。航海用レーダーはOPS-20。艦首ソナーはOQS-5を搭載。
型落ち品な印象が強いが、建造コストの低減と機密漏洩への警戒を考えるとやむを得ない事である。ただし予算及び機密保持の目途が立つなら、より高性能な物へも換装可能となっており、その為のスペースも事前に確保されている。
↓
お次は電子兵装だが、要となるFCSはFCS-2-31改・射撃管制レーダーを装備。これはFCS-2-31に46㎝砲の射撃に対応出来る様に改良が施されている物だ。航海用レーダーはOPS-20。対空警戒レーダーはOPS-14。艦首ソナーはOQS-5を搭載。
型落ち品な印象が強いが、建造コストの低減と機密漏洩への警戒を考えるとやむを得ない事である。ただし予算及び機密保持の目途が立つなら、より高性能な物へも換装可能となっており、その為のスペースも事前に確保されている。
wiki掲載時に、修正をお願いします。
最終更新:2021年03月05日 18:02