385: 影真似 :2021/03/06(土) 14:48:26 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
誰もいないな………………ヨシ!!(現場猫)

漆黒アメリカルート 小ネタ「世界情勢の断片―戦後編 その2―」

「宗教改革」

「…………徹底的に排除せよ。慈悲など欠片も与える気はない、例外なくだ。」
―戦後における教皇によるキリスト界の大粛清におけるセリフ

WWW後において、一部神父による児童への性虐待が発覚した際、「イレーネ」触れ合っていたイタリア国民やバチカン司祭は激怒し、教皇も能面の表情で性虐待根絶を宣言した。以後、宗教の暗部であった性虐待に対して、軍による問答無用の弾圧と言う名のメスが教皇の元に認められ、余波としてイスラム教における児童婚の廃止が行われた。

「元ソ連兵の憂鬱」

「クソッ!!どいつもこいつも薬中ばかりだ!!」
「帰ったら浴びるほどウォッカを飲んでやる!!」
―隔離地帯「中華」における元ソ連兵現隔離地帯制圧部隊のセリフ

WWW後、敗戦国において最もまともであったソ連の人員は隔離地帯を制圧するための貴重な人材として酷使されることとなる。彼らは隔離地帯鎮圧部隊として再編され、日英などのバックアップのもと世界各地の隔離地帯の最前線で豊富で質の高いサービスと引き換えに地獄のような戦場で今日も働いている。

386: 影真似 :2021/03/06(土) 14:49:49 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
「空想を具現化した狂気」

「次はどの遺伝子を組み込んでみるんだ?」
「いや、その前に人と動物のキメラを段階的に掛け合わせるアプローチをさらに進めていこう」
―隔離地帯における元米合の研究者たち

米合が滅び、隔離地帯に逃げ込んだ米合の研究者たちは、合理性という枷が外れた結果、人と動物のキメラ、人間の脳電波による発電、遺伝子組み換えによる人間の作成と交配などの狂気の実験を好奇心のままに行い続けた。一世紀近くも蟲毒のように続けられた実験の成果は後に日英に回収され、障害者の健常者化などの遺伝子治療を始めとする膨大なメリットをもたらしたが、二次元を三次元に昇華したようなリアル獣人を始めとするキメラの成功例という穏当?なものから、不自然に人間と動物の要素が混じったナニカ、多碗多足の実験体などの副産物やそれらが完成するまでの軌跡を知り、政府、国民ともにSAN値直葬される人間が後を絶たなかった。

「傲慢なる無知」

「………だめです。生存者ゼロです。」
「見つかったのは血痕だけか…………糞。」
―隔離地帯「中華」における有象無象の組織を殲滅した後の大日本帝国特殊部隊のセリフ

戦火を直接受けることが無かった数十年後の日本本土では、「隔離地域の善き人々を解放せよ」と言ったWWWを知らず、自らの正義を掲げるリベラリストが、若い世代を中心に増加していた。しかし、ある時に日本各地から集まった数百名の学生が隔離地域「中華」の人々が弾圧されている真実を世に知らしめると、民間団体旅行という建前で
華南連邦(香港を首都とした英連邦加盟国。史実雲南省、広西自治区、貴州省、広東省、湖南省、江西省、福建省を領土としている)に渡航。そこから中古のPMCの装備を身に纏い隔離地帯に逆侵入し、一か月後華南連邦のPMCリストより人数が多いことから調査した現地英国軍の報告で発覚した事態を把握した日本政府はすぐさま特殊部隊を派遣し、現地において学生の痕跡をたどる過程で複数の大小の組織を殲滅するも、運が良くて市場に「肉」として並んでいて、後は生死不明という最悪の事態であった。このことが明らかになると、将来左派の暴走が二度と起こらないようにという夢幻会の働きかけで、リベラリストが金持ちの道楽であることや偽装共産主義であることなどを次々と明らかにしていき、日本全国の左派は「学生闘争」と呼ばれる内部闘争に発展。十年もの間左派同士で互いを貶しあう内ゲバを十年間続けるも反動として左派そのものが消滅。以後、中道右派が日本国民の主体的な思想となった。

387: 影真似 :2021/03/06(土) 14:51:39 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
以上です。

リアルケモ耳美少女とイチャイチャ出来るなんてMMJも喜ぶでしょう()

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最終更新:2021年03月10日 20:19