282: 194 :2021/03/19(金) 16:50:28 HOST:ai126210008202.76.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件セカンドシーズン?番外編その17 モスクワ級重打撃巡洋艦

モスクワ級重打撃巡洋艦

全長:280m
全幅:38.6m
喫水:10.2m
基準排水量:58000t
満載排水量:66000t

主砲:45口径46㎝砲 連装四基8門
副砲:A-192M 130mm単装速射砲 単装二基2門

その他の兵装

3K96SAM VLS 64セル(艦対空ミサイル)
3S14UKSK VLS 96セル(対潜、対艦、巡航ミサイル用)
四連装短魚雷発射管 二基
パラシCIWS 四基(複合)
5P20K「ポリメント」多機能レーダー
5P27「フルケ4」三次元レーダー
ザーリャ3 艦首装備式ソナー
ピニョートカM 可変深度式ソナー
シグマ-22350戦術情報処理装置
他多数

装甲:舷側400㎜+100㎜
甲板:240㎜+80㎜
主砲塔正面:550㎜+100㎜
主砲塔天蓋:320㎜
※何れも軽量型複合装甲を使用 艦底部三重底

機関:LM2500IECガスタービンエンジン 28000ps×10基(COGLAG方式)
電源:LM500-G07ガスタービン主発電機 3,500 kW 4基

速力:公称30ノット

乗員数:通常600名・戦時720名

同型艦:「モスクワ」「サンクトペテルブルク」

283: 194 :2021/03/19(金) 16:50:59 HOST:ai126210008202.76.access-internet.ne.jp
【解説】――共産支那及びドイツ海軍の戦艦群への切り札として、ロシア海軍が神崎島に建造を依頼した戦艦。ロシア海軍が建造したボロディノ級打撃巡洋艦はネオ・ドレッドノートと呼ぶに相応しい
性能を持ってはいたが、ドイツ及び共産支那が次々と新型戦艦を建造・保有する様になると、やや厳しくなってきていた。
特に共産支那の場合、戦艦以外にも数多くの艦が居るのだ。物量的にも劣勢を強いられている状態な為、戦力強化は急務であった。
とはいえ、いくら自前で新型戦艦の建造が出来るとはいえ、簡単にホイホイ建造するのは予算的にも厳しい。
と言う訳で、最早日ティ陣営の輸出型戦艦のスタンダードになりつつあるパシフィック・オーシャン級をベースとした戦艦とする事に決定。
こうして建造されたのが、モスクワ級重打撃巡洋艦である。どう見ても戦艦なのだが、モントルー条約対策の為に巡洋艦とされた。

船体及び主砲・機関は原型であるパシフィック・オーシャン級の物をそのまま使用している。機関に関しては電源と共にロシア製にする事も一時検討されたが、設計変更の手間を嫌ってそのままとされた。
その為、習熟に時間が掛かる事になり、まったく規格が違う機関の取り扱いに最初は手間取る事となるが、慣れて以降はその堅実な作りが水兵達にも評価される事となる。
もっとも手が加えられたのは副砲以下の兵装で、まず副砲はボロディノ級と同じ物を採用しつつも、装備箇所を主砲同軸線上に変更。また対空兵器の一つであるパラシCIWSはボロディノ級の倍の数を搭載している。
しかし一番目を引くのは、多数搭載されたVLSだろう。3K96はボロディノ級の二倍・3S14は1.5倍の数が搭載されており、ボロディノ級を遥かに凌ぐ対空・対潜・対艦戦闘力を誇る。
大型かつ規格が西側とは全く違うVLSの搭載にはかなりの苦労が伴った様で、設計を担当した牧野茂の妖精さん曰く「この数の規格の違うVLSを搭載させるのに、労力の七割を取られる事になった」との事。
その結果、機関及び電源の入れ替えの設計変更は断念する羽目になったのだとか(曰く「それまでやってたら、いつまで経っても建造に移れない」だとか)
使用するミサイル類はボロディノ級と基本的に同じだが、一つだけ新たに搭載されたミサイルがある。それはPー1500と呼ばれる超大型重対艦ミサイルだ。
これはPー700をベースに開発された中距離重対艦ミサイルで、戦艦の装甲を貫通させる為に大型の弾頭を搭載。弾種はHEで空間装甲対策としてタンデム弾頭となっている。
破壊力の代償としてPー700の特徴だった長射程は無くなっているが、もともと誘導に問題を抱えていた事も有り、あまり問題とはされなかった。なおかなり大型で嵩張る為、一回の出撃で搭載する数は10発までとなっている。
装甲に関しては、オリジナルと同じ装甲が確保されており、十分な耐弾性能を持つ。懸念であるVLSへの被弾も、最初の段階でミサイルを全て撃ち尽くすのが前提であるとして、ボロディノ級同様問題とはされなかった。
同型艦はモスクワろサンクトペテルブルクの二隻。それぞれウラジオストクとバルト海に配備されている。
なお生えてきた艦娘の外見だが、モスクワはテンプレ的な魔女の衣装を着た背の高い銀髪女性で、サンクトペテルブルクは某ソシャゲのアナスタシアそっくりな外見をしている。
それぞれ「同志魔法を使いそうなでっかいの」「同志お姫様なでっかいの」と称されているらしい。

284: 194 :2021/03/19(金) 16:51:30 HOST:ai126210008202.76.access-internet.ne.jp
以上です。ロシアに輸出された二隻の戦艦でした。
砲戦特化なダ・ヴィンチに対して、こちらはミサイル重視な戦艦と相成りました(なお砲戦しないとは言ってない)
一番苦労したのは、「機関と電源をどうするか」でしたね。そこは設計を大幅に変えなきゃならなくなるので、涙を呑んで(大本営発表)オリジナルのままにしました。
慣れるまでが苦労しそうですが、慣れてからは信頼性の高い機関として重宝される事となります。
あとオリジナルの重対艦ミサイルを出しましたが、ソ連・ロシアといえば重対艦ミサイルだろうというベタ過ぎる理由で制作する事に(ヲイ)
流石にタンデム弾頭とかはやりすぎたかなと思いますが、戦艦の装甲を食い破るには生半可な仕様では不可能に近いと判断したので、こういうトンデモな有様に(汗)
そしてお約束の艦娘ですが、長女は魔女な衣装を着た銀髪美女に。次女は某ソシャゲのロシア皇女にしました。何故魔女なのかと言いますと、独ソ戦の漫画とかで「魔女のばあさんの呪いか!!」てなセリフを
よく見かけるので(ヲイ)。流石に婆さんではなく美女にしましたがw
さて、次回は何を書こうかな。ちょっとネタが不足気味なので、次回の投稿は遅くなるかも(汗)
wiki掲載は、自由です。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年03月20日 20:43