784: 弥次郎 :2021/03/16(火) 20:46:03 HOST:p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
純粋な米合の生き残りは少なくて、新たに米合のミームを継いだ人間のほうが多い頃合いでしょうなぁ…
ちょっと虫食いですが、漆黒世界のタイムラインはこんな感じです。
まだ仮の段階ですが悪しからず。





1940年代半ば:WWW終戦。

1950年代:
戦後の掃討戦開始。世界各地に飛び散った米合の追撃及び殲滅が実施。人類同盟結成。
戦時中から使われ、研究が進められていた弾道弾技術の宇宙開発への転用および宇宙進出のための研究が各国で開始される。
コンピューターおよびロケット開発競争激化。
AIの研究が始まる。

1954年:人類、大気圏を突破。宇宙より地球が人間により観測される。

1960年代:
旧フランス・ベルギー・バルカン連邦領、制圧及び「掃討」完了。旧南米掃討開始。
非対称戦争や対テロ戦争の激化に伴いドクトリンや兵器の開発が変化。
米合のミームを引き継いだポル・ポト台頭。人類同盟軍が史実アメリカも真っ青な殲滅戦を展開。
日英合同プロジェクトにより人類初の月面着陸に成功。
史実で言うところの宇宙ステーションの開発が進行。

1961年:世界初の軍事UAVおよびドローンの実践投入。翌年には軍用ロボットの投入開始。

1963年:人工筋肉およびバイオフレーム開発完了。

1966年:人工筋肉を用いた世界初の軍用バイオロイド誕生。翌年に実践投入。

1970年代:
戦後世代の台頭、各国で左派がノイジーマジョリティーとなる。学生闘争活発化。
肉体の機械化や人工臓器・人工筋肉などの技術が実用化し普及。
世界初の汎用ロボット兵器「ビショップ」ロールアウト。続々と派生や後継機が開発される。
月面開拓事業本格化。月面への恒久基地の建造が進む。

1980~1990年代:
「反動の世代」。封鎖地域や隔離地域の掃討にさらなる戦力が投じられることに。

2000~2020年代:
テロ組織及び武装集団らの高テクノロジー化が進む。
「反動の反動世代」。厭戦気分の噴出。
自動化による戦争の完結が提唱されるも、2013年に発生した自動システムの大規模ハッキングにより人類同盟理事国で虐殺発生。
米合のミームがいまだに途絶えていないことが再確認。システムやプログラムに依存しきらない戦力の価値が再度確認される。

787: 弥次郎 :2021/03/16(火) 21:02:52 HOST:p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
786
まあ、史実も割とこんなもんですし…




784を補足しますと、1970年代に入る頃には、人類の世代交代がだいぶ進んだこと、学問や教育制度が洗練されてしまったこと、
戦争・紛争地域と人類の生存圏の区別がはっきりするようになったことなどで、これまでとは意識の在り方が違う世代になってしまっていました。
その結果が学生闘争などにつながります。

そして、そののちの世代がその反動でテロ絶許世代であり、ちょっと行き過ぎた感じで非人類の駆逐が進められます。
これが「反動の世代」。わかりやすく言えば、9.11直後みたいなアレですね。

ところが、熱狂も長くは続かずに「反動の反動世代」が訪れます。
戦争自体が馬鹿らしいが、それが必要なのは分かった。だから、人類以外を駆逐するシステムを作り上げようというちょっとディストピアに突っ込んだ発想が誕生しています。
ここら辺になるとAIなども極めて進歩していたころなので、人類を介さなくとも割と戦争などが成り立つようになっています。

が、その慢心をつかれ、システム面の弱さに付け込まれ、大規模ハッキングを食らい、市民を守るはずのシステムが市民に牙をむくという大惨事が発生。
これに加え、非人類が人類のシステムや技術に追いすがっているという事実が一般的な常識となったことで、ようやっと意識が新たになります。

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最終更新:2021年03月20日 21:01