829: リラックス :2021/04/03(土) 06:24:06 HOST:pw126245119135.16.panda-world.ne.jp
一つ電波なネタが浮かんだので
戦艦オーストラリア(旧ドイッチュランド)
全長 201m
全幅 23m
喫水 8.6m
基準排水量 19800t
満排水量 24500t
機関 IPS方式 AIM電動機(19.6MW/26000 hp)×2機
電源 電動機 (4.7 MW/6,300 hp)×4基
LM2500ガスタービン発電機 (20 MW/27,000 hp)×2基
速力 27ノット(公称)
乗員 540名
レーダー TRS-4D 多機能型 (AESAアンテナ×4面)×1基
兵装
28.3cm(52口径)3連装砲×2基
ラインメタルMK 30 30mm機関砲 ×2基
12.7mmRWS×6基
12.7mm機銃×2基
RAM近SAM 21連装発射機×2基
同型艦なし(一番艦オーストラリアのみ)
概要
東南アジアによる環太平洋連合艦隊の設立、パシフィック・オーシャン級の導入により半ば狂乱状態となったオーストラリアがドイツが退役させるドイッチュランド(旧A・D・M)を購入したもの。
何をトチ狂った真似をしているんだというツッコミは主にミリ系掲示板などで散々に入れられたが、オーストラリア政府からすると今更日米に縋り付いて戦艦を建造してもらえると思えるほど御花畑ではなく、
(日韓戦争中~戦後に散々に日本を侮辱した挙句にぶち切れさせた際の報復は第三国ですら語り草となっており、慌てて仲裁に入った米露からも、「次にやらかしたら我々も庇える自信はないから」と脅し半分本音半分な釘を刺されていた)
かと言って自国で戦艦を建造したり、戦艦に対抗出来る兵器を開発したりなど少なくとも短期で出来るはずもなく、何とかして国民の不安を抑える為に必死に頭を捻った結果辿り着いたのが、パシフィカ級戦艦のようなバファリ○的な戦艦を購入するというものだった。
その為、
アメリカを通じて購入前に徹底調査してもらって日本にその性能の真実を知らせてもらうことを予め申し出た上で、「これは日本に喧嘩を売る為に購入する訳じゃないんです!ウチの子たちの精神安定剤的な意味で必要なんです!」ということを詳細に説明して理解を得ることでお目溢しを願うという方法が取られた。
日米の関係者も流石に哀れになったとされるが、だからと言って改めて(お蔵入りになっていたパシフィカ級を元にするなどした)戦艦をオーストラリアの為に建造してやろう、とまでは思わなかったようで、日本が「(金をドブに捨てて)落ち着けるならそれで良いんじゃね?」とOKサインを出したらしい。
この際に行われた開発関係者からの聞き取りや開発資料の調査などからハープーンミサイルは被弾した際に弱点になる問題点を解決した発射装置を新開発予定だったが、開発が難航したことにより価格が高騰、最終的に『本級の対艦攻撃能力は(当時の感覚として)強力な大口径砲にあり、対艦ミサイルの優先度合は高くない』としてなし崩しに搭載を取りやめることになった一部始終が明らかになった。
この時点では主砲用に誘導砲弾の開発が行われており、そちらの方が完成すれば問題ないという判断だったようだが……まあ、どうなったかはご存知の通り。
830: リラックス :2021/04/03(土) 06:26:45 HOST:pw126245119135.16.panda-world.ne.jp
また当初予定ではレールガンを運用することを見越して、必要電力を確保する為にIPS方式が計画されていたことは知られているが、肝心のレールガンの開発の目処が立たないこと、更に要求項目を考えるとズムウォルトと同等かそれ以上の電力が必要になることから、(主・補助を合わせて全出力を兵装に回したとして搭載された電源で足りるのかよ、というのも含めて)最初から素直にCODLAG方式にしといた方が楽だったんじゃね?とツッコまれていた他、
この辺りの無茶振りとも言える要求に必死で対応しようとして技術的な無茶と妥協を重ねた結果、当初は最大速力29ノットを確保するはずが27ノットまで低下したこと、
更に艦載機として哨戒用ヘリコプターを2機搭載予定だったが、そもそものヘリの稼働率の問題から、少なくとも定数を満たす機体が配備されたことはなかったことなどが明らかなった(本艦の対潜能力は艦載ヘリに依存し切っている為、これがかなり致命的なのは言うまでもない)。
他にも艦の制御システムの問題だとか、対空兵装がRAM2基しかなくて対艦ミサイルに狙われたら的だとか、そうした既に判明していた問題も多々あるが、そちらはA・D・M級戦艦の項目を参照いただきたい。
余談だが、この辺りの詳しい経緯が判明したことで改めてネタとなったことから一部界隈では「オーストラリアGJ」と讃える声があったとかなかったとか。
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
エイプリルフール企画により某所で公開されたネタ。
A・D・Mことドイッチュランドの退役に伴い開発事情に関して様々な情報が公開されていたことと、オーストラリアで「ウチに売って!売って!」と騒いでいた人達がいたことは事実であるが、
日米も本気で哀れになったのなら(金をドブに捨てさせるくらいなら)パシフィック・オーシャンの配備により東南アジア方面に回す必要のなくなったエイブラハム・リンカーン級をオーストラリア方面に回すよう取り計らうくらいの人間味はあるとか、
主砲である283mm砲用の砲弾が最早ドイツでも生産されてないんだから、流石に止める、その上で別の方法について一緒に考えるくらいの善意は残ってるとツッコまれた模様。
更なるネタバレ
実を言うとこの計画というか構想というか、かつての巡洋戦艦オーストラリア的なものを求める声はそれなりにあり、割と真面目に実現に向けて努力されていたのは事実。
それを呆れと憐憫九割、善意一割で日米が「金をドブに捨てるに等しいから、流石にアレを買うのはやめとけ」とストップをかけたというのが真相らしい。
日に日に関係者が疲弊していく様を見てとった日本も、流石に「これじゃ生きていけない?逆に考えるんだ。生きなければ良いんだと考えるんだ」と改めて言い放つ気にはなれなかったらしく、
アメリカと共に東南アジアとの関係改善を図れるよう、色々と相談に乗ったことで日豪間の関係改善がそれなりに進んだ模様。
831: リラックス :2021/04/03(土) 06:27:15 HOST:pw126245119135.16.panda-world.ne.jp
以上、エイプリルフール(遅刻)企画的なネタということで
最終更新:2021年04月04日 16:24