518: 陣龍 :2021/04/04(日) 19:57:40 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
悪()の超大国 日本国 ~或いは日本的平和主義の産物~
20XX年。北アメリカ大陸では自由と権利を旗印に掲げて『差別主義者』と認定した者と存在を徹底して貶め、排撃する事を諸手を上げて称賛する者共が虚構の『正義』を生み出して火付け(比喩)を繰り返し、欧州では実質的解決を齎さない難民哀誤政策により大工道具のカンナどころか鉈で叩き付けるが如く欧州諸国の屋台骨と国力を自ら抉り取り続ける事を是とし、また東アジアでは膨れ上がった過去の負債を誤魔化さんが如く『21世紀の帝国主義』政策を邁進する中華人民共和国の一挙一動に世界が着目し、或いは翻弄されている最中。日本国は前触れも無く謎の巨大化を遂げ、序でとばかりに日本と関連した様々な事象が変革していた。地質学者やら天文学者やらその他諸々の識者や学者が有る瞬間に【入れ替わり】と評された一国の物理的巨大化に卒倒や大混乱していたが、当の日本国は竹島の韓国軍を無血制圧等した極一部を除けば至って平然としたままであった。
気象衛星等による撮影でも原因も前触れの観測も無く発生した意味不明な超常現象に欧米諸国は無論の事、中国すらも余りの事態に半ば発作的に哨戒機と軍艦による情報収集を、領空や領海侵犯をしない程度に行った他は思考停止状態に追いやられていたのだが、支持率低下とこれまでの積み重ねによって最早お約束の如く反日行動が常習化していた大韓民国は、他国が情報収集や確認に奔走するのを完全に無視して【自国領土である独島を侵犯した】日本国を非難し、尚且つ大統領自らが【直ちに独島から撤退しなければ制裁を加える】と公式に発言。そしてこれまでの日本政府であれば少なくとも対話等に動くと思われたのを裏切り、いつの間にか自衛隊から【防衛軍】に様変わりして居た『日本軍』は竹島近海に戦艦二隻、イージス巡洋艦四隻を基幹とした艦隊を派遣して【独島奪還】を掲げてやって来た韓国海軍を、一発の砲弾も撃つ事無く追い返し、尚且つ日本国政府も日本国内や対韓国・米国のみならず国際社会に対しても、此度の韓国による行動を痛烈に批判するに留まらず『次に我が国の領域を侵犯した時は、自衛措置としての攻撃も行う』と言う、これまででは有り得ない強硬な返答を行った。そして実際にも、侵入する素振りを見せた韓国艦艇に対し戦艦砲による威嚇射撃を行い、それを世界に向けて公開すらしてのけた。政治家や軍人は兎も角世界の過半の一般人は日韓関係よりも日本国が唯一現役艦として持つ戦艦砲の強烈な迫力の方に興味が向いてしまったのは誤算かも知れないが。
結局この繊細な時期に面倒ごとを行き成り引き起こした事に対する怒りによる米国の恫喝紛いの調停にも韓国は被害者面してゴネにゴネ続け、中国とロシアも反日路線に巻き込もうとして外交儀礼も何も無く叩き出される等不毛極まりない無意味な時間が過ごされた後、屈辱に顔を真っ赤にして震える韓国側と表面上は外交儀礼として取り繕う他は冷厳無視極まりない日本側と言う、完全に『変わり切った日本国』を象徴する光景と、米国も署名し世界に公開した『竹島は日本国領土』と言う外交文書と国際条約によって幕を閉じた。後に全く性懲りも無く【独島奪還】の為の行動を繰り返し引き起こし、国際条約も外交文書もガン無視して無関係な国際会議にも唐突に反日弁論を連発し続けた韓国は国際社会全てから疎まれ、疎外されていくのであったが、その事についてはまた別の話である。
519: 陣龍 :2021/04/04(日) 19:59:17 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
自国の懸案を一つ片付け、序でに尖閣諸島と北方四島にも日本国防衛軍の増強を行い、中露からの日本国の持つ軍事力に対する批判も馬耳東風の如く平然と聞き流すと言う行動に諸外国の対日外交官や対日課が茫然としたり引っ繰り返ったりして未だに騒動が継続している中、日本国は『国際貢献』の一環として中東問題に対する支援を強化する。と言っても、日本国による巨大化騒動に連動するかの如く、何故か知らぬ間に生えて来ていた日本国支援による緑地化活動による砂漠地帯の緑化と開拓により、中東難民や貧民を彼らの故郷近くで仕事と住居を与えて吸収すると言う方策の推進であり、間違っても欧州諸国の如く能天気に難民へ特権を与えて愛玩動物の如く保護する様な事は一切しなかった。勿論この事に対して夢想的理想主義者(所謂リベラル等)と、その団体に引っ張られた欧州は『難民を受け入れない日本国』に対し猛烈に批判を展開したが、現実問題として日本国による支援で自らの故郷近くで頑張ろうとする意欲のある人間が多数開拓作業に従事し、そして仕事による給与から始まる経済活動によって順調に中東難民の流出数は減少の一途を辿り、連動して日本の支援する開拓地を基軸として『食える人間』が増加して行った事による貧困の減少による治安改善効果からも、今までの破滅的な中東の動乱も少しずつながら落ち着きを始めつつあった。無論、中東が『燃え盛って』いなければ困る勢力は、各種テロ組織等を筆頭に多数存在しており、日本支援による開拓地に対する放火や襲撃行為も複数回実行されていた。その尽くが開拓地の住民や所属国による軍隊や自警団による苛烈な猛反撃によって頓挫するばかりか、襲撃後から一週間以内に【何故か】関与した組織の幹部級から戦闘員に至るまで最低百人単位が砂漠で骸を晒し続けた事によって、物理的に手出し出来る勢力は消滅するのであったが。尚、その壊滅させられたテロ組織から脱出してきた外国人ジャーナリストの中には『東アジア系の人間が助けてくれた』と言う証言が存在していたが、日本国は一切関与を否定している。
そんなこんなで『日本的平和主義』政策に邁進して中東の混沌に一石を投じ、加えて慢性的なイスラエルと中東イスラム諸国との紛争に対する仲裁役にすら何故か引っ張り出され、そしてまた何故か多少とは言え身銭を投じて最低限度とは言え中東諸国に和平協定を齎す等の活躍を示している中、日本国の同盟国であるアメリカ合衆国では日本に対する視線を厳しくする所か身勝手な逆恨みと憎しみをぶつけようとするリベラル的勢力と日本ロビーや親日勢力による衝突が小規模ながら始まりつつあった。切欠は相変わらずリベラル的では無いとした創作物…つまりは、日本製のゲームやアニメに対して的外れや言い掛かり以下の改善強要運動を行った所、日本側はそれに対し真っ向から正論で叩き潰すか平然と無視してのけると言う行動をとった事からだった。その事に対し当然の権利かの如く『文化後進国』だの『レイシスト』だのと罵倒やネガティブキャンペーンをSNSで展開すると、日本企業側も理不尽な妄動に対して【アメリカ式対処法】として大規模な裁判訴訟を展開すると言う、リベラル側に取って完全に想定外な強硬的対策に発展した。しかもリベラル的には汚らわしい事に、アメリカに進出した多数の日本企業に雇用されて【アメリカ的ではない日本的】福利厚生を享受しているアメリカ人もかなり多く、白人種、有色人種、黒人種問わずに反リベラル的アメリカ人勢力が知らぬ間に雄飛して居ると言う始末だった。
520: 陣龍 :2021/04/04(日) 20:00:45 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
本気で殴り返して来た日本企業に対してリベラル側も逆恨みの逆ギレで怒り狂い、そしてリベラル側に加担し、言論弾圧も情報封鎖も全く躊躇わないSNS企業やメディアが死に物狂いで反日扇動を強行するも、反撃として日本本土から【逆上陸】して来た日本製パーソナルコンピューター・OSの『TRON』と同じく日本製SNSの『Talk・NEXT』によって
アメリカ市場が一時のゲーム市場の如く食い荒らされまくると言う、米国企業側に取って大惨事へと発展。これまでの優位に胡坐をかいて散々好き勝手にやらかしてきた反動が、ここにきて致命的な打撃になったのであった。尚、この大騒動に全く着いて行けて無かったアメリカ政府が遅ればせながらに発動しかけたスーパー301条も、日本ロビー側の議員の反対であったり元々巨大ネット関連企業らに対して不満を抱いていた人間も多かった事から見事に頓挫。最終的に最高裁まで持ち込まれたが、根拠も何も無い言い掛かりで日本企業の業務妨害により損害を与えた事は明々白々で有る為に、リベラル陣営は日本企業側に対し賠償を命じられ敗訴。その後醜悪極まりない内ゲバと責任逃れと擦り付け合いで殺人事件まで発生する中、やる事やって一定の満足を得た日本企業は平常運行に戻り、何時も通りの日常風景に舞い戻って行った。
一方の東アジアでは、日本国の心身両面に渡る余りの変貌ぶりに、『21世紀の帝国主義』路線を驀進して居た中国が困惑と衝撃、そして絶望の中で大陸内で逼迫していた。より正確に言えば、国内で発生したウイグル自治区とチベット自治区での大規模な内乱で身動きが取れなくなっていた。これまでの悪政と強硬路線のツケと言ってしまえばそれまでだが、尖閣諸島で日本国の防衛軍が大規模な軍事演習を展開し、それに釣られた人民解放軍が戦力と意識を南海に向けた直後に、旧ソ連の兵器や中華人民解放軍の装備【らしき物】で武装した現地住民が一斉蜂起。余りにもタイミングが合致したこの反乱劇に中国は日本の関与疑いをぶち上げるも、日本国は『(´・ω・`)知らんがな(意訳)』と困った様な表情で平然と返しており、中国の振り上げた拳は見事に振り下ろし先を見失っていた。結局内政不干渉の原則を日本側に要求して外交交渉を終らせると言うある種の捨て台詞的な行動の後に『国内の反徒』の鎮圧に全力を挙げる人民解放軍であったが、そもそもウイグルもチベットも中国の中核地方から相当離れた僻地で有り、鎮圧兵力の移動だけでも国家財政にそれなりの痛手な上に、初動は諸外国の視線を気にして中国ながらに多少なりとも穏便な武力鎮圧にて終結させようとしたのが災いして、何処から拾って来たのかT-64やT-72、また人民解放軍の武装で戦うウイグル解放軍やチベット防衛軍を名乗る現地レジスタンスによって、先遣隊はモノの見事に完封負けを喫した。
結局メンツに賭けても引く事の出来ない中国は多大な兵力と財貨を叩きこんで鎮圧にのめり込むも、大陸風土特有の【恒例行事】が不運にも何故か現地に居たロシア人のジャーナリストに捕捉されて全世界に流布され、世界から遠慮なしに叩ける敵として国交断絶や大使引き上げを実施する国すら出て来る始末で、連動して対中投資も多数が蒸発した。焦って中国内の工場や資産も国内法を振りかざして強奪した事もそれに拍車を掛け、中国から撤退する際には謎の【事故】や【放火】によって海外資本の工場等が炎上するケースが相次ぐ有様であった。結局ウイグル解放軍にもチベット防衛軍にも叩き出され、それぞれロシアやインドの後援の元で行われた独立宣言すら許さざる負えなくなった中国には最早対外進出を目論む体力は残っておらず、気付けば倒壊した威信と内政の立て直しをしようにも加速度的に突き進んだ少子高齢化や今までの過剰な社会資本への維持管理の二重苦によって腐り切った木造民家の如く軋んで今にも折れそうな大黒柱を支えるだけで手一杯と言う、自業自得ながらに少々哀れな末路を辿らされていった。
521: 陣龍 :2021/04/04(日) 20:01:23 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
そんな世界が混乱と混沌から再生か復活か、はたまた維持と衰退に向けて歩み出している中、日本国は沖縄の嘉手納宇宙基地に建築された打ち上げ発射台から【国際貢献】の一環として建設中の宇宙ステーション『ひかり』に、史上初めての修学旅行生を乗せた往還機が出発を始めていた。
海外のモノと比べて堅実で安定性重視の設計のお陰で安全性と経済性が飛び抜けている日本製往還機の『ふぶき』
シリーズの予約表には日本の中東から東南アジア諸国、両アメリカ大陸、更にはユーラシア各国に至るまでの、数多くの友好国の団体が多数登録されており、ある意味これこそが『日本的平和主義』の象徴の一つと言えるかも知れない。日本人に取っての平和とは、『お客さんと楽しく平和に過ごせる世界』でしかないのだから。
522: 陣龍 :2021/04/04(日) 20:05:14 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
|д゚)…と言う事で大陸スレネタで恒例とも言える『現代日本大陸化』ネタで御座いました。漆黒ネタともFFRネタとも言って無いのでセーフ()
|д゚)…実際割と簡単にボカスカ大爆発する事も多いですしこのルートでは現代的にグダグダしつつデカい花火は一個も上がらなかった世界にして見たテストです
|д゚)…ベースは戦後日本+現実日本にどっかで見たような成分を投入してますが、まぁ平和主義国家なのは変わりないですね(素)
最終更新:2021年04月09日 19:29