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現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件セカンドシーズン?番外編その26 グレートオーストラリア級打撃巡洋艦
「グレートオーストラリア」級打撃巡洋艦
全長:246m
全幅:28.2m
喫水:9.7m
基準排水量:23600t
満載排水量:26000t
主砲:55口径20.3㎝速射砲 連装四基8門
その他の兵装
Mk.41VLS 32セル
ハープーンSSM 4連装発射筒 2基
SeaRAM(RIM-116C) 二基
20mmCIWS 二基
三連装短魚雷発射機 二基
AN/SPY-1D(V) 多機能型レーダー
AN/SPQ-9B 低空警戒/対水上レーダー
他多数の電子機器を装備
装甲:舷側130+25㎜
甲板100+50㎜
主砲塔正面175+50㎜
主砲塔天蓋100mm
機関:LM2500IECガスタービンエンジン 6基(COGAG方式)
電源:IM400ガスタービン発電機 2基
S12Uディーゼル発電機 1基
乗員:常用320名 戦時450名
速力:公称28ノット
同型艦:「グレートオーストラリア」「カーペンタリア」「ジョセフ・ボナパルト」
139: 194 :2021/04/14(水) 17:41:01 HOST:ai126146082084.53.access-internet.ne.jp
【解説】――東南アジア諸国による、パシフィック・オーシャン級の建造と導入で発狂した豪州市民達を宥めるのを目的に建造される事となった、新型打撃巡洋艦。
この時の豪州市民の錯乱振りは後々にまで語り継がれる事となったのは有名である。為政者達は懸命に宥めようとするも、当然ながら上手く行かない。何せ「冷静」という言葉が場外ホームラン状態だったのだから。
頭を抱える為政者達を尻目に、市民達の間では様々な解決案が無責任に提案されている。
特に有名なのは、敵陣営である筈のドイツから退役するドイッチュラントもしくはドイツが新たに建造した輸出型巡洋戦艦・ジークフリート級巡洋戦艦を購入しろという意見であり、それが一定以上の支持を受けるという有様。
その利敵行為振りに、日米神ティから
「お前ら死にたいの?喧嘩を売る真似して、本気で死にたいの?」
と、本気で怒られる羽目になるという笑い話(当事者を除く)になったのだから、正直困った物である。
とはいえ、日ティ陣営からしたらあからさまに中独陣営に走られるのも、それはそれで面倒くさい(なお困りはしない模様)
一番厄介なのは無能な味方とはよく言った物だが、日米両国は頭を抱える羽目になる事に。
取り敢えず大型巡洋艦を勧めはしたが、腰が定まらない豪州政府は警告で出した筈の海防戦艦の案に惹かれる等と、これまた日米両国を引っ搔き回して怒られるという醜態を見せている。
最終的に超甲巡染みた大型巡洋艦とそれよりはやや小型な打撃巡洋艦の二つに絞り込む事に。
最初は大型巡洋艦に流れかけた豪政府だが、最後の方で辛うじて理性が働き、主砲弾の補給のしやすさという点から打撃巡洋艦の案を採用する事に。
その結果誕生したのが、グレートオーストラリア級打撃巡洋艦だ。
この艦のコンセプトは、「現代水上戦に必要な要素を最低限揃えつつ、見栄えの良い軍艦」という事だ。勿論、見掛け倒しにはならないように性能も有る程度追及されているが。
それでは、性能の方を見ていこう。
まず船体は、こんごう級打撃巡洋艦よりも更に大型の船体を採用。キーロフ級に迫る大きさとなっている。
そして主砲は、国防海軍の物をデチューンした55口径20.3㎝速射砲を背負い式に連装四基8門搭載している。何故これだけの数を搭載する事になったのかというと、VLS等の装備は素人目には強さが分かりにくいが、艦砲の方は
その見た目的に「馬鹿でも強そうなのは分かる」という利点があり、それを重視した結果このような形となった。
ただし見た目最優先と言う訳ではなく、自動装填装置による速射と投射弾量に重きが置かれている。流石に127㎜速射砲の様な発射速度はないが、それでも機械化されている事も有って、高い発射レートを誇る。
この事から、地上支援や対水上砲戦で力を発揮する。旋回速度もギリギリ対空戦闘に対応可能な速度を持ち、意外とオールマイティーな性能を持っている。
その一方で砲を多数(現代戦視点)搭載した皺寄せも当然発生しており、VLSの数がホバート級より少なかったり、ヘリの運用能力が備わってない等の難点も抱えている。
とはいえ、電子兵装はホバート級と同じ物を採用する等整備・運用コストにも気を配られており、防空能力もそれなりに備えられている。
一方の装甲の方だが、軽量化も兼ねてやや薄くなっている。それでも主要個所なら20.3㎝砲弾にもある程度耐えられる強度は持っており、127㎜砲弾では有効打を与えるのは困難となっている。
機関の方は、ふぶき級と同じ構成・数となっている。
乗員数は、自動化は一部のみという事から常用で320名・戦時で450名となっている。それでも第二次大戦時の重巡洋艦と比べたら、かなりの省略化がされているともいえる。
速力は公称28ノットだが、海面状態等が良ければ最大31ノット辺りまでは出せる。まぁ他の艦の足が遅い事も有り、その足を生かす機会は余り無いが。
同型艦は、整備や訓練のローテーションも考慮した結果、全部で三隻。名前は、オーストラリアの湾の名前が付けられている。
もっとも、海外のミリオタ達からは
「グレートオーストラリア(笑)」
「名前だけは立派だなw」
「何でよりにもよって、そういう名前を採用したのか(呆れ)」
という声がチラホラと聞こえており、正直評判は良くないようだ。
なお、もはやお約束として神崎島での建造の結果として艦娘も生えてきている。神崎島のパースとは仲が良く、酒の席で今の祖国のアレコレについて、色々と愚痴を言い合っているらしい。
140: 194 :2021/04/14(水) 17:41:31 HOST:ai126146082084.53.access-internet.ne.jp
以上です。豪州向けの打撃巡洋艦でした。
超甲巡染みた大型巡洋艦とどちらで行くかで色々と悩みましたが、最後の最後で豪州政府の理性が働く事に。最終的には「現代風にリメイクした重巡洋艦」と相成りました(汗)
大きさ的にはキャンベラ級を抜いて豪州最大の艦となりました(排水量では若干負けているけど)。脅威にはなりにくいが、それなりに有力な艦にはなったかと。
で、名前ですが「せめて艦名だけでも強そうなのを」という声に押された結果、湾の名前を採用する事に。まぁ名前負けしていますがw
一応は精神安定剤の役目は果たせたかなとは思います。それでは。
wiki掲載は、自由です。
142: 194 :2021/04/14(水) 18:06:44 HOST:ai126146082084.53.access-internet.ne.jp
脱字が有ったので、修正を。
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- 誤 特に有名なのは、敵陣営である筈のドイツから退役するドイッチュラントもしくはドイツが新たに建造した輸出型戦艦・ジークフリート級戦艦を購入しろという意見であり、それが一定以上の支持を受けるという有様。
↓
- 正 特に有名なのは、敵陣営である筈のドイツから退役するドイッチュラントもしくはドイツが新たに建造した輸出型巡洋戦艦・ジークフリート級巡洋戦艦を購入しろという意見であり、それが一定以上の支持を受けるという有様。
wiki掲載時に、修正をお願いします。
最終更新:2021年04月14日 19:38