918: 弥次郎 :2021/05/07(金) 19:13:38 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
憂鬱SRW GATE 自衛隊(ry編設定集【ロシア連邦 アドミラル・マカロフ級航空戦艦+技術設定】改訂版
【技術設定】
種別:動力機関
動力源:エーテル(魔素)
技術元:特地(F世界)
技術監修:β世界
概要:
特地および融合惑星の技術などを開発された動力機関。
平成世界および特地に存在するエーテルを利用し、発電および抗重力浮力、慣性制御などを行う複合機関。
基本原理としてはβ世界のML機関に類似しており、空気中に含まれているエーテルを外部から取り込み、反応させることにより大電力を発電する。
この電力量は原子炉以上の発電量であり、光学兵器やレールガンのような武装を採用できているのもこれに由来している。
この際、発電後のエーテルは濃縮されている状態であるため、そのまま推進剤あるいは推進燃料として利用可能。
また、エーテル自体が浮遊していこうとするためにこの機関を搭載している艦艇が適切な機構を備えていれば反重力航行、すなわち飛行が可能となる。
加えて、マイナス質量、上に落下していこうとする特性をエーテルが有しているため、上向きに安定するという特性を得られる。
そのため、浮遊する艦艇でありながらも慣性制御にも似たアシストが得られるため、極めて高い安定性を獲得している。
欠点としては、そのスケール故に艦艇クラスでなければこれの搭載が難しいという点。
また、エーテルの特性上、一定以上の高度まで上昇しなければフル稼働が難しく、浮上するまでは備蓄されたエーテルに頼った低出力運転を強いられる点である。
しかし、そういった欠点を補って有り余るほどの能力を秘めていることも確かであり、これの有無だけで相当な差が生じることは請け合いであった。
連合から提供を受けた3か国の内、最も早く実用化に成功したのは、怪獣事変や政権交代などが起こらず安定していたロシアであった。
日米に関しては研究こそ進められていたが、政権交代という事情に絡んで研究が中断を余儀なくされ、研究が停滞せざるを得なかったことをここに記す。
まあ、はた目には科学的に否定されたエーテルを再度研究するという馬鹿らしいことをしているのでむべなるかな。
エーテルを利用した浮遊補助機関、あるいはそのための艦内の構造物。
バラストと表現されるのは、エーテルドライブから精製及び供給されるエーテルを蓄積し、抗重力を行う際のバランサーを兼ねることに由来する。
エーテルをバラスト水のように動かすことにより、船体の制御および加速・減速を迅速に行う補助を行う。
めんどくさい理屈やら何やらをほとんど省略して言えば、エーテルを用いたジェットエンジンである。
ただし、空気中にあるエーテルを適した濃度にまで濃縮して放出する必要があるため、エーテルドライブが必須となっている。
ラザフォード場のエーテル版。質量固定化濃度まで圧縮されたエーテルを展開することで物理的な防壁として機能させる。
純粋な耐久力はエーテルドライブ自体の出力にもよるのだが、決戦距離で搭載砲の直撃を受けても耐えられる程度とされている。
嘗ての艦艇のごとき装甲による防御と合わせれば、実現できる防御力は平成世界の既知に収まるものではない。
919: 弥次郎 :2021/05/07(金) 19:14:10 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
【艦艇設定】
アドミラル・マカロフ級航空戦艦
全長:289m
全幅:57m
主動力:エーテルドライブ
副動力:艦艇用熱核タービン
装甲材:スーパーカーボン複合素材
防御機構:エーテルバリア
主推進機関:エーテルジェットエンジン
副推進機関:液体燃料型ジェットエンジン
運用:ロシア連邦軍
設計:地球連合 企業連合
技術アドバイザー:β世界香月夕呼 アルドノア世界の皆様 F世界の愉快な×2マッドの皆様
建造:ロシア連邦
搭乗員:700名
同型艦:
一番艦:アドミラル・マカロフ 二番艦:アドミラル・クルーゼンシュテルン(2010年時点で建造中)
武装:
A-450 46センチ2連装砲×4
LW-200 単装拡散レーザー砲×4
LW-1000 艦側部2連装対空レーザー速射砲(片舷7門 計14門)
AK-630 30㎜近接防御機関砲×4
艦首ロングレンジレールカノン
LW-850 艦底部迎撃パルスレーザー砲×6門
ミサイル発射管
艦載機:
指揮連絡ヘリコプター
ロシアが連合の手を借りて建造した平成世界初の航空戦艦。同時に、平成世界で初のエーテルドライブを本格導入した艦艇でもある。
航空艦艇というカテゴリーは、特地において接触した地球連合及び企業連合が用いていたことで平成世界にもたらされることになった。
当初こそ地対空ミサイルや航空機の攻撃のいい的と考えていた平成世界であったが、それを覆す防御システムや装甲などを目の当たりにし、常識を大きく覆されることとなる。
加えて、邪神戦争においては高度の優位を生かした地形を無視した対地砲撃や火力支援により圧倒的な力を示して大きく評価された。
此処には、アルドノア世界から駆け付けたデューカリオンおよび準同型艦であるアルゴーノート級の存在も大きいと思われる。
これらの経験から平成世界では新たなカテゴリーとして受け入れられることとなった。
しかし、そもそも大質量の艦艇を浮かべて航行させるということ自体が平成世界ではナンセンスとされているように、そもそもの技術が存在しなかった。
アルドノア世界のそれにしても、アルドノア・ドライブによる重力制御という超常的なものに依存したものであったのだから無理もない。
それでも、と平成世界の日米露が手を伸ばし続けたのは、偏に邪神戦争のような事態が発生した時に戦力がないのを回避するためであった。
核兵器に匹敵する威力を有する爆撃を幾多浴びせてもなお倒せなかった。ならば、違うベクトルの暴力を用意すべし。図らずも3か国の意思は共通していた。
斯くして日米露の3か国に対しては平成世界基準の技術でも開発・運用・整備のできる航空艦艇の技術と実物の提供が行われることになった。
そして、前述の通り、政権交代などのトラブルに見舞われることもなく、また、パラジウムの算出に始まる経済安定が功を奏し、ロシアは最も早く実現にこぎつけた。
920: 弥次郎 :2021/05/07(金) 19:16:31 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
アドミラル・マカロフ級はその基礎の設計、すなわち機関の配置に始まる根底構造ではアルゴーノート級などを参考としている。
一方で、構造や艦内の配置および兵装の配置などは平成世界の艦艇を踏襲している箇所が多く見受けられており、平成世界での運用を考慮している。
即ち、平成世界の艦艇のガワに時代的に近未来の艦艇の内部構造や武装配置を取り込んだといえるのである。
図らずしてWW2型の戦艦の構造と外見を踏襲することになってしまい、現代艦艇とは言いにくい姿を持っているのも確かである。
しかし、本艦は純粋な砲艦としての意味合いが強く、アルゴーノート級のようなISA戦術や機動兵器の母艦としての能力は持ち合わせていない。
オールインワンとするのは運用する側であるロシアの負担が大きすぎること、ノウハウの蓄積がいまだに浅いことなどから避けたためである。
本艦および本艦を主力とする航空艦隊に求められたのは、迅速な展開と大火力の発揮というプレゼンス能力にある。
邪神戦争時のヴォルクルスのような強大な敵がいつどこに出現するかは不明であり、その対応には展開力と何物であれ打ち倒す力が求められた。
それは陸上兵器や航空兵器、あるいは人型機動兵器の境などなく進められていた。そのなかで航空艦艇にロシアが注目したのはその広大な国土に由来するとされる。
即ち、世界でもトップランクの広さの国土ゆえに守備範囲の広さ故に何かあってからでは既存戦力の展開力では間に合わない恐れがあったのであった。
人型機動兵器の配備や新世代の通常戦力の配備も急いでいるロシアであったが、どうしても一朝一夕に更新しきれるものではなかった。
そのため、即応集団として運用してノウハウなどを獲得しつつ、全軍での更新が進められるまでの場をつなぐ形となった。
また、未だに黎明期の建造であるが故に対人類も意識せざるを得なかった本艦はその戦闘も考慮に入れられている。
仮想敵となるのは地上から空中を狙う高射砲や自走砲、対空ミサイルであり、あるいは航空機であった。
そのため、現代のイージス艦にも通じる個別艦防空と艦隊防空に力を注いでいる。
まずは兵装であるが、実弾兵器と光学兵器の混成をしている。
主兵装にはベヘモスの採用砲と同じ46センチ砲が採用されている。元々はミサイルなどを主軸とする予定ではあったが、邪神戦争の戦訓から変更されている。
というのも、大口径砲という信頼性の高さとミサイルなどより圧倒的に単価が安いことが再評価されたことに由来する。
加えて相手はミサイルだけでケリがつくようなちゃちな相手ではないと想定されており、想定以上の火力はあっても損しないと指摘されたのである。
そして連合などからの指摘は、怪獣事変を経て正しさを証明してのけ、慌てて大口径砲の復活に奔走する各国をしり目にロシアは悠々と更新を続けた。
副兵装としてはミサイルおよび各種光学兵器を採用している。
立体空間を航行するという航空艦艇の特性上、防空範囲は海上艦艇の比ではないため、艦上層だけでなく、艦底部などにまで施されている。
そのほか、ミサイル発射管や近接防御機関砲なども海上艦艇のそれよりも射角が広くとれるように配置したり、あるいは構造を一部変更するなどしている。
検証実験においては本艦は単独でも100以上の飛翔体-ミサイルや航空機に対する迎撃を成功させている。
それでも本艦単独では防空能力が手薄となる領域が存在し、想定される飽和攻撃や飽和突撃などへの対処に不安が存在している。
そのため、基本的には僚艦や随伴艦による援護を受けることによりそれらを補うことを前提としている。
装甲材としてβ世界で一般的であった強化カーボンを主とした複合素材を採用した。
旧来の装甲材などに比べて、重量に対して極めて高い防御性を獲得し、熱などに対する耐久性も優れていた。
さらにはエーテルバリアの採用などと合わせることで、自身の搭載砲を決戦距離でも弾けるという大艦巨砲主義を体現している。
本来であるならばエネルギー転換装甲の採用も検討されていたのであるが、技術的なレベルなどを鑑みて今回は見送られている。
まあ、そうでなくとも艦艇としての防御力は尋常ではないため、ある程度妥協できると考えているようである。
本艦ではほかの航空艦のスタンダードとなるエーテル推進を主とし、同時に航空燃料によるジェット推進を並列して採用している。
これだけの大質量の物体をジェットだけで動かせるかと言われると普通はあり得ないのであるが、エーテルドライブによる浮力の獲得と重量軽減によりフォローされている。
よって、海上艦艇の乗員さえも戸惑うほどの速力--テスト段階では60ノット以上をたたき出している。
なお、これはまだ安全に考慮したうえでのものであり、フル稼働した場合の速力はさらに早いことが推測される。
921: 弥次郎 :2021/05/07(金) 19:17:06 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
電子兵装およびレーダー設備等は多くが近い艦艇であるアルゴーノート級のそれを流用している。
これは通常の海上艦艇の対空および対潜、射撃管制ソフト、レーダーの有効範囲では死角が多すぎるため、流用したほうが手っ取り早いとの判断がされたためである。
実際のところ、平成世界の火器管制システムでは膨大な量の火器の精密な動作を処理しきれないという実験結果もあり、ここはおとなしくライセンス生産に委ねたようである。
動力には前述の通りエーテルドライブを採用し、これによる大電力の発電とエーテルの獲得で稼働している。
また、エーテル濃度の濃い高度までの浮上や飛行補助のために艦艇用熱核タービンも並列して搭載されている。
建造自体は日米と同様に2008年代からすでに開始され、各種技術に対する蓄積や研究を待ったうえで進行していた。
就役などは連合から供与されていた練習艦を用いた慣熟訓練などを待った2010年に入ってから、随伴艦などと共に同時に行われることになった。
お披露目と同時に行われたデモンストレーションでは、数百ものミサイルによる飽和攻撃を簡単にあしらい、対地砲撃力の高さを見せつけた。
無論、これを欺瞞であるとか映像の合成であるとかトリックだという声も多くあったことは確か。
しかし、ロシア各地および親ロシアの東欧への巡行などで露出が増えたことで、いやでもそれが現実のものであると認識せざるを得なかった。
各国が面白いように発狂し、世間が騒ぐ様をロシア政府は大いに笑って楽しんだとか。
また、同じく航空艦隊の整備を進め、しかし中断を余儀なくされた自衛隊や米軍はこれらを見て大いに血圧をあげることになったとか。
武装解説:
連合の協力の元開発された艦載砲。その口径世界最大を誇った大和型と同じである。
そこにEOTやOTMのエッセンスが加えられており、その威力は既知に収まるどころではなくなっている。
艦対地、艦対空、艦対艦のいずれにも適合する現代の大口径主砲であり、高度という優位をとることでさらに脅威となる。
砲弾に関してもこれまでに存在していた徹甲弾や炸裂弾、対空砲弾などのほか、対怪獣貫通弾や特殊弾が開発されている。
AK-450の砲頭部に設置されているレーザー砲。
拡散レーザーと銘打っているが、拡散されたレーザーで接近するミサイルや航空機を複数同時に狙撃するというアプサラスのアレである。
誰が言ったか、艦載型精密狙撃レーザーショットガン。最大補足は1射で20以上に及ぶとされている。
出力自体も十分に確保されているために、対地および対艦攻撃にも転用可能とされている。
艦艇の側部に立体配置されている迎撃用の光学速射砲。ミサイルや航空機の迎撃に用いられる。
案外射程が長く速射性にも優れているため、生半可なミサイルの嵐を容易く撃ち落してしまえる。
ロシア海軍の艦艇にも採用されている近接防御機関砲。射角を広めにとれるように設計の変更が行われている。
本艦最大火力にして最大射程の大口径レールガン。砲身が通常砲よりも長くなっており、また艦首に搭載されている都合上射角はあまり広くない。
だが、それらの制限を補って余りあるほどの火力と射程を有している。
これの役目は高高度からの超々長射程狙撃による標的の排除および脅威の排除である。
艦底部に、すなわち迎撃火器などが乏しい船体下部への防御手段として開発された光学兵器。
埋め込み式の無砲身という特異的な艦載砲。厳密に言えば、レーザー発生部基部が、艦艇内部で稼働してレンズから照射するので「砲身」は一応存在する。
平時や着陸時においてはレンズ部などの保護のため、発射孔はスライド式のカバーによって蓋をされている。
船体各所に搭載されたミサイル発射管。基本的には防空を主眼とした艦対空ミサイルを運用する。
また、艦対地(空対地?)ミサイル発射管も多数備えており、対地攻撃にもある程度リソースを割いている。
922: 弥次郎 :2021/05/07(金) 19:17:44 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
以上、wiki転載はこちらの方に差し替えをお願いいたします。
設定の変更に合わせて文章も一部修正しました。
939: 弥次郎 :2021/05/07(金) 20:13:11 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
921修正をお願いします
× 砲弾に関してもこれまでに存在していた徹甲弾や炸裂弾、対空砲弾などのほか、対怪獣貫通弾や
〇 砲弾に関してもこれまでに存在していた徹甲弾や炸裂弾、対空砲弾などのほか、対怪獣貫通弾や特殊弾が開発されている。
最終更新:2023年11月15日 20:20