88: 時風 :2021/05/08(土) 23:11:54 HOST:KD106173219113.ppp-bb.dion.ne.jp
○大陸SEED ゲートネタ 近代化改修機や専用機など
愛称:ν・Zガンダム(Zガンダムνとも)
全高:19.85m
全装備重量:59.3t
装甲材質:ガンダリウムγ
出力:6600kw(3300kw×2)
武装:ビームサーベル×2
60mmバルカン砲×2
シールド内ミサイル
2連装グレネードランチャー×2
ビームライフル
シールド
ハイパー・メガ・ランチャー
他、大洋連合標準装備群
概要
ゲートが開いた際に確認されたSEED DESTYNY世界の技術、およびその不安定すぎる情勢、そして冷戦状態の続く大西洋連合らの技術進歩を鑑みて行われた近代化改修計画によって開発された新しいZガンダムとなる。
元々プラント戦争時に開発されたZガンダムはその高い機体性能と優れた機動力、運動性から大洋連合のフラッグMS、特にガンダムタイプとして高い知名度を誇っていた。
が冷戦と各国の技術進歩と並行し、シンプルな機体性能と同時代機と比較して低いジェネレーター出力などが災いし機体としてのパワー不足が指摘され始めていた。
そのため設計の優秀さから十機ほどがトップエース用に生産されていること、そして進歩した技術による近代化改修を施すことで開発当時のような最高クラスの運動性と機動力を確保することが決定された。
プラント戦争時のZガンダムからの改造点としては
- 機体搭載サイコミュをバイオセンサーからサイコフレームに置き換え
ただしオカルト現象を起こす際の危険を考え、搭載箇所はコックピット周辺のみ(関節部にも使用された説アリ)
- 装甲やフレームを当時最高純度のガンダリウムγに変更
- 機体ジェネレーターやスラスター、アポジモーターの刷新によるパワーおよび運動性強化
が挙げられる。
良く言えば簡素、悪く言えば味気ない改装とも評価されるが、シンプルかつ高性能なZガンダムの特性を考えればこれ以上に素晴らしい近代回収は存在しなかった。
サイコミュの送受信を可能にするサイコフレームは当時のトップエースたちの技量も相まり圧倒的な反応速度向上を達成。
その他改修も機体推力やジェネレーター出力向上による大きな機動性向上と火力の増強に貢献した。
このプランに基づいた改修は当時存在していたすべてのZガンダムに施され、滞りなく全機の改修が完了されたというのも特筆すべきことであるだろう。
Zガンダムは、大洋連合の誇るガンダムタイプとして新しい翼と爪を持ち生まれ変わったのである。
搭乗した主なエースパイロットは『ゼータオブゼータ』の奈々子、『青い稲妻』の笹原明人、『黒い舞踏』の宇津宮里奈、『深紅の稲妻』ジョニー・ライデン、クワトロ・バジーナなど錚々たるエースたちであった。
彼らのパーソナルカラーに彩られたZガンダム達は愛着や識別のため
『オリジン・ゼータ』(奈々子機)、
『ブルー・ゼータ』(笹原機)
『ブラック・ゼータ』(宇津宮機
『クリムゾン・ゼータ』(ジョニー機)
など固有の愛称がつけられていたという。
こうした色とりどりな専用Zガンダムは、『大洋連合でもっとも華やかで危険な専用機達』として、一部将兵たちの間で話題になったそうな。
余談
本機はテスト機として作られたνガンダムやシナンジュの技術も近代化改修の際に取り入れている。が、、シナンジュなどに搭載されていたインテンション・オートマチックの搭載にはついぞ踏み切らず、従来の操縦方式を取っている。
これはインテンション・オートマチックでは機体操縦に『ものの弾み』、『気の迷い』、『恐怖から来る反射行動』などが含まれてしまい、繊細な機動操縦に支障が出たり、最悪操縦ミスを引き起こす恐れがあるからではないか、と一部の軍事専門家の間で囁かれていた。
……が、この機能が搭載されたシナンジュに乗ったパイロットたちが操縦ミスなどを起こした記録は存在せず、これらの危惧が当たっていたのかは定かではない。
89: 時風 :2021/05/08(土) 23:13:36 HOST:KD106173219113.ppp-bb.dion.ne.jp
全高:22.6m
全装備重量:57.9t
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:60mmバルカン
ビームライフル
ビームサーベル
ビームアックス
対ビームシールド
ロケットバズーカ
ハイ・ビームライフル
概要
UC計画において開発されたシナンジュを『白い流星』アムロ・レイ向きにするべく専用改造を施した機体。
とはいえ、元から異常ともいえる性能を発揮しているシナンジュに対して大きな改修や改造はされず、専らアムロ向きにするための調整が主体で、通常のシナンジュをより柔軟に動かせるような形になっている。
機体外見としては白を基調とした塗装、背部に武装ラックが二つ追加されるという分かりやすい変更がなされた。
これはアムロ本人の武器に拘らず、かつ継戦能力を向上させるという要求に沿った措置であり
『使える武器が一つ増えるだけで、アムロの殺し手は二乗に増える』
『使える武器が一つ増えるだけで、アムロはその弾薬分敵を落として帰ってくる』
という彼の同僚にしてライバルたるトップエースたちの言葉から着想を得たとされている。
非公式ではあるが、本機にテスト搭乗したアムロ少佐がかつて行った艦載機付き大和型撃破のタイムアタックに再挑戦した際、ノーマルのシナンジュ搭乗時よりも十数秒~分単位でタイムを縮めたとされている。
90: 時風 :2021/05/08(土) 23:15:07 HOST:KD106173219113.ppp-bb.dion.ne.jp
以上で投下終了となります。
……名前で分かる人もいるでしょうが、恥ずかしながら帰ってきてしまいました。
温めていたネタではあったのですが、機会を常に逸してしまっていたので
ならばと在庫処分も兼ね、こうして投下させていただきました。数年ぶりの大陸SEED、ゲートネタとなります。
未熟などもあるので、矛盾など多くあると思いますが、お許しください。
それでは、コメント返信などをしましたら、再度ROMをいたします……
最終更新:2021年05月12日 00:00