748： 影真似 ：2021/05/09(日) 12:51:19 HOST:121-87-49-188f1.hyg2.eonet.ne.jp
以前のネタが完成したので二本立てで投稿します。
超巨大反転大陸日本（仮） 年表抜粋（第三帝国氏リスペクト）ver3
紀元前221年
史実通り過熱する中華世界と、対岸にそもそも日本の情報が無いことに一時絶望した転生者の徐福。一か八かの大博打で、不老不死の秘薬を海のはるか彼方の蓬莱から取ってくるという使命に乗じて、本来ならば滅びた多種多様な民族を引き連れたエクソダスを実行。賭けとして樺太を目指すと巨大化した北方四島にぶち当たり、もしやと沿って進むと四季が咲き乱れる豊穣の大地と化した北海道へと到達。そこへは紀元前200年頃から生まれていた転生者がそれ以前にシベリア―樺太ルートから流入していた民族たちと出迎え、互いの無事を喜ぶ。以後、北海道を、無理難題を押し付けた始皇帝への当てつけとして蓬莱島と命名。なお、始皇帝は徐福が道半ばで死亡したと判断。
700年まで
中華世界との関りが無いことや超巨大大陸と化した日本の影響で大和王権による統一が710年までずれ込む。一方、蓬莱島では余りにも史実と異なるため転生者たちが自重を捨て去り、700年までに蓬莱島におけるこの時代においては余りに先進的な統一政権や文化諸々を築き上げる。
710年
史実近畿地方を中心による大和王権による統一。（「京」という概念も中華世界由来、また大和はここでは「大いなる和」）
720年
『大和書紀』の成立（史実の一般的な説として、遣唐使における対外的な名称として倭・大和から日本に改名され、大和は別名となった。また、則天武后の承認で日本へ改名したとされる）。そこで、始めて転生者勢力が作った「蝦夷」に接触。蓬莱島におけるこの世とは思えない煌びやかな都市などの記述がされる。また、これによって「京」という概念が流入し、平城京を正式に設置。蝦夷から言伝に伝わる文化吸収を開始。
794年
飢餓などの不安定化や蓬莱島の富を欲した大和朝廷、蝦夷征討を掲げ蝦夷へと進行するも阿弖流為王率いる蝦夷が圧勝し、朝廷と「対等な同盟」を譲歩して結ぶ。これによって、蝦夷は北海道・東北での地盤を盤石なものとし、大和王朝国内の流民は蝦夷に移住する一方で、メンツがつぶれた朝廷は九州対岸の大陸（史実南米）に目をつける。
また、この戦いで日本を名乗ることの責任から逃れていた転生者たちが覚悟を決め、蝦夷改め日本王朝の建国が宣言され、南北朝時代が幕を開ける。
850年まで
大和朝廷に勝利を収めたことで、日本で転生者たちの活動によって定着していた言語（史実現代日本語、仮名文字）や尺貫法（史実メートル法）などの文化が流入し、中華世界の影響が無く、文化が停滞していた大和へ和歌や物語、卓上演技と言った文化爆弾が炸裂し、国風文化が発生。物語や和歌の作成、卓上演技は熱狂的なブームになり、大和の人々を虜にした。特に、物語を絵という形で可視化した漫画は貴族や皇族間に大きな衝撃を与え、命を吹き込んだような作画を書く日本人、通称「神絵師」の漫画は高値で取引された。更に、文化交流の一環で行われた「文化祭」に置いては、優秀者の作品が「神絵師」の手によって漫画化されると言うことで、紫式部、清少納言を始め史実平安の怪物たちが激戦を繰り広げたとかなんとか。
749： 影真似 ：2021/05/09(日) 12:51:58 HOST:121-87-49-188f1.hyg2.eonet.ne.jp
1010年まで
日本の転生者勢はアラスカのトゥーレ人を同化させながら
アメリカ西海外への入植を進めており、現地先住民との同化を進める。
一方、大和はアンデス全域を支配していたワリ帝国を支配。南米を東大和大陸と命名。その後は、ビール文化やトウモロコシ・ジャガイモなどの穀物とその調理法、世界最古の免震装置シクラなどを吸収し、南米神話の同化を進行させる。
その後は、手ごわい日本よりも南米全域への進出を強化（インカ帝国誕生前に消滅）
1051年
大和が、朝貢を断ったマヤ文明に懲罰として軍事懲罰を実行する「前九年の役」が発生。南米における感染症の被害により長期化するも勝利。同時に同化が完了した南米神話に代わり、中米神話の同化を進めるここで手に入れたカカオや以前吸収したビール文化やトウモロコシ・ジャガイモなどの穀物とその調理法、世界最古の免震装置シクラが交易によって日本に渡り、特に食文化が転生者たちに昇華されて大和に流入したことで第二次国風文化が発生。これによって大和における蘇などの乳製品や肉、マグロなどを含む魚類に対する価値が激増し、同時に偏見が激減する（例としてウナギの高騰など）。それと同時に、転生者たちによって仕込まれていた環境保全の概念によって、取りすぎが抑制される（一説には、さるお方が、自分が食べる機会が全くないことに激怒したとかなんとか）
一方、日本の転生者勢はいずれ朝廷との統合に向けた融和政策を進めつつもロッキー山脈西以降の支配を固める。
1083年
大和がメキシコ中央高原のトルテカ帝国をマヤ文明と同じように屈服させる「後三年の役」が発生。（アステカ帝国誕生前に消滅）。
これによって中米神話の同化も完了し、そのまま、メキシコを北進しようとするも、領土の拡大に伴う政治的内紛が増加し停止に。
日本もロッキー山脈を越え、現地先住民を取り込みながらも東進。
1129年～39年
白河天皇崩御に伴い、鳥羽上皇が『法皇』を名乗り、大和国内で勢力を誇る神道勢力の一部と結託した院政を試みるも、史実よりも広大な超巨大
日本大陸に加え、中南米に手を出していたことで、荘園問題や摂関家の内紛、皇位継承問題が複雑化していたために、一気に爆発。「保元の乱」「平治の乱」が発生し、「平治の乱」にて敗れた源氏は崇徳天皇と共に東大和大陸に逃亡し、大和分裂時代が幕を開ける。また、後白河天皇によって、『法皇』を名乗ることが禁じられ、政教分離が加速。
750： 影真似 ：2021/05/09(日) 12:53:01 HOST:121-87-49-188f1.hyg2.eonet.ne.jp
1156年
平清盛が太政大臣に就任し平氏一門の絶頂期到来。積極的に蝦夷との貿易を行い貨幣経済の進展が進む。そして、次第に平氏一門の間で次第にかつての朝廷がなしえなかった日本征討という欲望が生まれ始め、増大していく。
一方、西大和大陸の源氏は日本との接触に成功（以後、北米＋北メキシコを北大和大陸、南米＋南メキシコを南大和大陸と呼称）。南北大和大陸において、平氏の動きを転生者が諜報組織と史実知識にて把握していたことで、源氏との「秘密協定」を結び共に備える。（以後、源氏側への急速な文化汚染・親日本感情の浸透が完了）
1168年
北大和大陸東海岸に進出した、日本・源氏連合。東海岸に根付いていたヴィンランド勢力と衝突。この戦いで日本から知識を吸収していた源頼朝・義経兄弟が火打ち式銃（フリントロック）を用いた隠密・陽動などの戦術を駆使し獅子奮迅の活躍を見せ覚醒。また、これによって一部ヴィンランド勢力を取り込み、源氏内でもこの戦いの後は急速な近代化が進む。
1180年～1185年
「平家にあらずんば人にあらず」と驕り高ぶり、最後の栄光として「日本征討」を掲げた平氏であったが、南大和大陸に硝石が大量にあったことや日本側の技術指導によって大火力主義となり近代兵と化した源氏と、本家大本の日本による大火力部隊・武装した剣虎兵・蝦夷像舞台による蹂躙が行われる（平家虐殺）。銃というそれまでの常識を覆す兵器の投入に衝撃を受けたことや、日本側が朝廷に接触し、源氏側と結んだ「秘密協定」を明かすと、朝廷・親朝廷勢力は和平を申し込み、頑固に抵抗する平氏一門を壇ノ浦の戦いで殲滅したことで戦いは終結した。
1189年
源頼朝によって「秘密協定」である「大政奉還」が実施。改めて朝廷に権威がある事を示し、武士政権は崩壊。その後は朝廷機関の改革や律令の整備が行われ、日本側と朝廷の秘密裏に行っていた統合計画における「憲法」成立などの一大長期計画が進められる。
1190年～1200年
貨幣統一などの国家統合に向けた数々の政策を互いに実施。
751： 影真似 ：2021/05/09(日) 12:53:41 HOST:121-87-49-188f1.hyg2.eonet.ne.jp
1021年～1230年
大和内部で統合に関する論争が官民問わず激化し、それに反発する強硬派が反乱を起こした日本最大にして最後の内戦である「日本統合戦争」が発生。
最終的に融和派が勝利し、大和と日本の王朝が統合
1231年
「日本帝国」（大和は「大いなる和」としてこじつけられるが、中華文明の影響があまりに薄いことから日本帝国に『大』の文字は無いと考えられる）の建国が宣言される。また同時に日本帝国憲法が発布された。
1232年
日本帝国憲法施行。また、国家機関として律令軍が国防を担い、令外官である侍所が国内治安維持を担うことが制定された。
また、血の気の多い犯罪者予備軍、武士団が、北大和大陸における反抗的な先住民族との戦闘に駆り出される傭兵としての役割を持ち始める。
14世紀初頭
日本帝国とモンゴル帝国が接触。
アフリカ、インド、外満洲地域を代理戦争地とした長き「冷戦」、あるいは「ファニーウォー」が始まる。
また、投入された武士団がアフリカの紛争地帯でPMCとして洗練され始めると同時に、国外の脅威に立ち向かうのを「武士」、国内の治安を維持するのが「侍」というイメージが日本に浸透し、後世において「軍＝武士」、「侍＝警察」となる。
752： 影真似 ：2021/05/09(日) 12:54:54 HOST:121-87-49-188f1.hyg2.eonet.ne.jp
以上です。この後すぐ次のネタを投稿します。
最終更新：2021年05月09日 19:40
