540: ナイ神父Mk-2 :2021/05/13(木) 01:08:59 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その67


ファンタジールート クロスネタ

怪獣事変にまつわる彼是 その4


『貴重な生物的資源を失うべきでは有りません。駆除よりも捕獲を目指すべきです』

『見つけた生き物をすぐに殺す等と言うのはとても先進国とは言えない。彼らとの共存の術を探すべきです。』

『我々は帝国主義者とは違う。平和的な未来こそ世界をよりよい方向へと導くのです。』

アメリカの有識者の発言の一部、転移生物が出現した際に共和党や軍から上げられた攻撃の要望は有識者や或いは生物保護を訴える教授や政府高官により却下されており初期は州軍などによる強力な麻酔薬や強固な網に寄る捕獲作戦を実行したがその何れもが失敗この捕獲作戦の実施が後に重大な時間ロスであったと後の研究者などからは語られている。


「南部の状況は…」

「現在阻止の為に空軍の爆撃部隊が対地攻撃を実行して居ますが決定打とは言えないのが事実では有ります。」

「西部は?」

「敵は現在海中へと潜航現在潜水艦部隊が捜索中で…」

「おい待て、アレはなんだ!?」

「そんな馬鹿な…なんで、ノースカロライナの信号が地上のど真ん中にあるんだ?」

転移生物対応に出る事に成った米軍指令室に於けるやり取りの一部、転移生物が出現後アメリカ軍では当然生物の進行方向を予測して包囲網を形成しようとするも、生態も何もわからない状況に於いて陸軍は終結前に進行方向を変えられてしまうと言った状況が続いて居た。その為、米軍では攻撃の許可後には航空機による駆除作戦を慣行、当初は対地攻撃機や戦闘爆撃機による駆除を狙うも効果は見られずエルギヌスの群れは歩行を続けていた他、オオタチは出現後に近くのポートランドを蹂躙後に海へと突入米潜水艦隊がその行方を捜索していた物のその内の一隻であるノースカロライナが突然船ではありえない速度と場所を移動し、サンフランシスコにてその信号は消滅している。その後、サンフランシスコ上空にて高高度から落下してくる原子力潜水艦が目撃された他、サンノゼがオオタチに寄って襲撃されている。


「どうなってる?行先は日本の筈じゃ…」

「緊急でテキサスへと行先を変更だ、未確認生物駆除の為の兵力が足りない」

「空軍の攻撃はどうなったんだよ?」

「失敗だ奴らにゃ傷一つ付けられなかったそうだ…」

「冗談だろ?B-52の絨毯爆撃だぞ?」

特地移動の為に移動を開始していた米陸軍兵の会話の一部、戦闘ヘリや対地攻撃機での駆除作戦の失敗の後米軍は被害の拡大を厭わずに戦略爆撃機によるバンカーバスター等を用いた大規模爆撃を開始する。しかし、そうした攻撃も転移生物を落とすには至らず更に飛行を開始したオオタチに寄ってB-2爆撃機3機とその護衛のF-22中隊が壊滅する等の被害が発生している。

541: ナイ神父Mk-2 :2021/05/13(木) 01:09:31 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp

「クッソ、バンカーバスター喰らって無傷な奴が砲弾で死ぬかよ!」

「ソ連だって吹き飛ばせるだけの弾薬喰らってもびくともしない…本当にこいつは生き物なのか!?」

「ジョージのヘリが食われた!現行戦力では抑えきれない、増援を早く寄越してくれ!!」

ヒューストン防衛の為に急遽集結した米陸軍戦車隊及び戦闘ヘリ部隊からの通信の一部、オクラホマシティ近郊に出現した12頭のエルギヌスはそのまま州都へと突入して破壊の限りを尽くしてその後ハイウェイに沿う様に南下を開始する。その間、ダラスまでの間に行われた多数の爆撃も空しく群れはダラスへと突入走行する車両などを襲撃した後にはヒューストンへと接近する。コレに対して米陸軍は防衛ラインを引いてコレを阻止しようと攻撃を開始するも止めるには至らず小型の獲物の群れと見做された戦車隊やヘリ部隊は狩りの対象として執拗に攻撃を受けて居る。


「…攻撃の結果は?」

「全個体無傷です…目視での損傷は確認されません…」

「メガトン級の核3発だぞ!これで死なない生物がいない筈が無いんだ、もう一度確認しろ!」

「映像は現在の物です。残念ながらこれは事実です…」

本土にて核攻撃を行った米軍内における会話の一部、いずれの攻撃作戦も失敗したアメリカはこれ以上の被害を阻止する為に核攻撃を敢行する。移動し続ける目標に対して米政府は止むを得ず、比較的滞在時間の長い都市部へと弾道弾攻撃を慣行ロサンゼルスとヒューストンに対して3発の核兵器を使用するも目標に目立った損傷は与える事は出来ず結果として都市部に甚大な被害を与えるのみにとどまっている。


「おい、援軍はどうしたんだ?補給は?」

「…補給は来ない、本土が攻撃を受けた…」

「攻撃って一体どこから!?」

「怪物だそうだ…我々もコレから撤収して本土へと向かう」

「ちょっと待て!弾も無しにどうやって戦えってんだ!盗賊が来るんだぞ!?」

「弾薬を節約して戦え!連中まともな銃火器なんざ持っちゃいないんだそれ位何とかしろ!」

特地東部に於けるヘリ部隊と現地駐留の部隊との会話。本土が攻撃を受けた事から政府は急遽足の速い部隊から順に戦力の呼び戻しを開始するコレに寄って少なからず補給や人員の補充に関して混乱が発生した他、情報が錯そうコレが後の大陸東部からの撤退作戦を地獄染みた状況に落とす遠因と成って居る。

542: ナイ神父Mk-2 :2021/05/13(木) 01:10:47 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずはアメリカにおける怪獣事変の動きをば…感想の返信は明日に成るかもです。

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最終更新:2023年11月05日 16:05