13: トゥ!ヘァ! :2021/05/16(日) 23:46:40 HOST:FL1-122-133-198-190.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス 平成世界 怪獣についての講習


怪獣博士による怪獣講座はっじまるよ~

ここではつい最近割と多くの都市をメタクソにされた平成世界の日米とおまけのロシアと台湾の関係者に怪獣を詳しく説明するコーナーです。

解説は怪獣博士ことわたくし芹沢が行います。
ちゃんと説明を聞けば今後似たような状況になっても被害を抑えられるかもしれません。
ちゃんと聞かなかったら死にます。

さて。怪獣とは何か。ぶっちゃけビル並みにでっかい生き物のことです。
連合の規定では30m以上の全長を持つ生き物のことを総じて怪獣と呼び表していますね。

これらの怪獣はセリザワスケールと呼ばれるカテゴリーにて危険度の分類がなされます。
1~6までのカテゴリーに別れており、1が現状の君達でも駆除できる代物。6が暴れ出せば星を滅ぼせる代物だね。この場合の星とはその惑星の文明や生態系のことだね。
因みにこの芹沢スケールを提唱したのは私の叔父です。


話を戻します。
1から6までを順に説明しますね。

まずカテゴリー1。ここら辺はまぁ単なる恐竜とかデカくなった生物とか出来の悪いBOWなんかですね。
あなたたちの世界の兵器でも簡単に駆除できる類です。
我々の世界だと民間人でもちょっと頑張れば駆除できる類ですね。

ああ、傭兵とかではないですよ。本当に銃持っただけの民間人です。そういった人々でも頑張ればどうにか出来てしまい程度という意味です。
最も危険なのは変わらないので大概は専門の駆除業者や猟友会が対処しますけどね。

え、BOWが何かって?まあいわゆる生物兵器ってやつですね。最近とかではなく、B級映画とかゲームに出てくる類の文字通り生物的な兵器のこと。

私の生まれた世界…CE世界では割と偶にあるんですよ。金のあるカルトとか秘密結社何かがこの手の生物兵器を作っていることが。
因みに出来が悪いのは簡単に駆除できますが、出来がいいのだと普通にライフル弾いたり、ロケット弾を掴んで投げ返してきたりします。
因みにこの場合のライフル弾は7.56mmですし、ロケット弾は対戦車ロケットのことです。

次に恐竜。まぁクローンですね。こっちには偶に金持ちとかがやるんですよ。そんで脱走するんです。その度に捕まえたり駆除したりで大変ですね。
最後にデカくなった生物。何かしらの理由…環境汚染やら化学栄養剤なんかで妙にデカくなったのが発生するんですよね。
大概はミサイルの一発くらいで倒せます。あなたたちの世界のB級映画などでよく見かけるやつですね。


次にカテゴリー2。
ここら辺になると私の世界でも民間人では明確に危険になりますね。
警察や傭兵が出動するレベルとなります。

あなたたちの世界では…そうですね。少数相手にも軍隊総動員してようやくって感じでしょうか。
このレベルからは核融合炉かそれに匹敵する何かしらの技術が必要になってきますね。

ここら辺に属するのが侵略生物類…ああ、失礼。
異星人が寄越した生物兵器群の一番下に類する連中ですね。見た目はデカいアリとかクモなんかです。
それが津波のような量で押し寄せてくるのです。

一応言っておきますが、私の世界では歩兵の武装でも駆除できますが、こちらの世界の武装だと一匹駆除するにも戦艦の主砲かバンカーバスターを複数回当てる必要があると言っておきましょう。

あなた達なら一番有効なのは核兵器の集中投下でしょうか。それならこのレベルの群れでも一時的には足止めできるでしょう。
ええ、足止めです。群れの一つや二つ焼いたところですぐに後続が来ますからね。

14: トゥ!ヘァ! :2021/05/16(日) 23:47:50 HOST:FL1-122-133-198-190.kng.mesh.ad.jp
次にカテゴリー3。怪獣と呼ばれる生き物は最低でもここからとなります。
因みにあなた方が持っている核分裂兵器。それが殆ど効果なくなるのもここからですね。

我々の世界でも手を抜けなくなる段階で軍や精鋭傭兵集団が必要なってくるクラスです。

先ほど紹介した侵略生物…デカいアリやクモですね。その王種がここに当たります。
あとは低級カイジュウ…これはまた後で説明しますが怪獣内にも色々分類があります。

先に王種の説明を。いわゆるマザーやクイーン、キングと呼ばれる大型個体のことで大概は20m前後はあります。
彼等は多くの侵略生物を生み出す母体であると同時にそれぞれの種の最上位種になります。

まあパニック映画で出てくる巨大生物と考えていいですね。ここら辺になると半端な核兵器は足止め以上にはなりません。

危険度という意味でも見逃せば更に大量の侵略生物を生み出すので厄介です。
なので見かけ次第駆除というのが我々の世界での常識となっています。

またこれら侵略生物の最上位変異種… 王種とはまた別の進化を遂げた種類のことですね。
それもこのカテゴリー3となります。

通称金アリや銀クモと呼ばれる個体群で、その特徴は非常に硬く、足が速く、攻撃が痛いことですね。
ぶっちゃけ王種の一匹二匹より、こいつらの大群の方が厄介です。
我々も金や銀の大群相手には本気でかかるほかありませんから。舐めたらMS部隊でも飲まれますからねぇ…

こいつら変異種の王種…金アリマザーや銀クモキングなどは王種の中でも特に強力でカテゴリー4の方に属します。

あとはドラゴンと呼ばれる奴や龍虫(ドラゴンワーム)と呼ばれる奴がここに当たりますね。
ドラゴンは文字通りドラゴンです。ワイバーンみたいのを想像してください。まんまそれです。
最もあなた方の世界で見れば戦闘機に追いつくばかりの速度と大口径の対空砲くらってもピンピンしている頑強性と口から連射してくる火球は戦車を吹き飛ばす威力を誇りますが。

我々連合の戦力なら多少面倒なくらいですが、あなた方平成世界と左程技術力の変わらない世界の方々は非常に苦戦されていますね。
別の星ではこいつらの大群に襲われて滅んだ国もあります。今ではそこはドラゴン共の楽園になっていますね。

龍虫…ドラゴンワームはアリ系の侵略生物から変異した大型種です。
全長・全高は5~10mと個体差がありますが、非常に足が速く、爆発に対して耐性を持つ身体をしています。
また奴ら放つ酸は速度と濃度が高く、射程距離も長いです。

日本さんところを襲った千年龍虫。その一番下の段階がこいつらですね。
こいつらが大量に繋がって進化したのが千年龍虫です。

次に低級カイジュウ… このカイジュウとは我々の世界に攻めこんできたプリカーサーと呼ばれる侵略者が放った生物兵器群のことですね。
先ほど説明した侵略生物を放ってきた異星人とはまた別の…いわゆる異次元人とか異世界人って奴らですね。
芹沢スケールは元々こいつらの強さ判別のために作られたもので、以降の大型生物の全て含めて怪獣と呼称することになりました。

そのうちの低級カイジュウ。一応怪獣分類なので30mは超えていますが、そこまで強くない奴らのことを指します。
具体的には核融合炉弾を撃てば殺せて、一応ですが機動兵器…あなた方も運用しているカタフラクトやASでも一応は対処できるのが、この低級カイジュウとなります。
最も駆除する際の被害は甚大なものとなるでしょうけど…

厄介な点はこいつらの体液が猛毒なので死んでそれをまき散らした一帯が汚染されることですね。
そのことは被害にあった日米台の方々なら翌々理解していらっしゃるかと。
幸い未知の物質による汚染ではなく、我々の世界でも理解できる成分での汚染でしたので除染はそこまで難しくはありませんでしたが。

え、このカテゴリー3の生物の群れが現状のこの世界に現れたらですか?
まぁ1年持てば奇跡的といっておきましょう。

15: トゥ!ヘァ! :2021/05/16(日) 23:48:25 HOST:FL1-122-133-198-190.kng.mesh.ad.jp
次にカテゴリー4。
ここからは我々の世界でも完全に軍隊のお仕事ですね。傭兵でも特に腕の立つ個人やチームが相手にする類です。
単独で下手な国なら滅ぼせる生き物ばかりとなります。

ここら辺から一定上の技術力がない世界や国は容赦なく滅びるようになります。
具体的にはまともに宇宙進出できていないとこだと死ぬでしょうね。
一匹一匹駆除するのに特大核融合炉弾を集中投下していては世界の方が持たないでしょう?

因みにアメリカさんところに現れたエルギヌス。あれがカテゴリー4ですね。
あれが単独でカテゴリー4です。今回は群れでしたのでカテゴリー5。世界滅亡の危機の方ですね。運が良かったと喜ぶのがよろしいかと。

話を戻しましてこのカテゴリー4。
先ほど説明した侵略生物の変異種。その王種がここです。融合惑星という星では連中に滅ぼされた国も結構ありますからね。実例付きです。

エルギヌス以外ではソラス、ヴァラク、アーケルス、グレータードラゴン、百脚龍虫などがいますね。
ああ、グレータードラゴンというのは先ほど説明したドラゴンが進化した姿です。
大体30mは軽く超える巨体になりますね。
別の星の事例ですとこいつの群れが襲ってきたこともあります。

あとはオオタチやレザーバックといった上位カイジュウ…こちらでは中国やアメリカさんのところで単独で暴れていた奴の近縁ですね。あれが当てはまります。
え、こちらで暴れていたやつですか?あれは変異種と言ってまた別にカウントされている個体ですね。カテゴリーはもう1ランク上がって5になります。運が悪かったですね。

取りあえずここら辺になると我々も駆除に本気も本気を出すしかなくなります。
きちんと対策と武装を整えて挑むことが一般的で、一番楽なのが特機…いわゆるスーパーロボットを派遣することですね。
連合が運用する特機なら量産型で一機で十数匹は相手どれますから。
もしくはAF…アームズフォートで超遠距離から一方的に大火力をぶつけて駆除ですかですね。

そうそう。自衛隊さんや米軍さんが特地で見たマザーウィル。あれと同類の兵器です。

このランクの生き物に共通していることとして群れを組むと途端に危険度が跳ね上がることですね。
例えばエルギヌスなどは顕著で6~20匹あたりの群れで行動していることが多く、この場合はカテゴリーが上がりカテゴリー5となります。


そしてカテゴリー5。実質ここが一般的な最上位として扱われています。
基本的に群れた巨大怪獣がこのカテゴリー5として扱われていますね。分類として倒せなかった世界の文明が滅ぼされる規模で巣。

例外としてはエルギヌスが更に成長したキングエルギヌスやプリカーサー製怪獣の中でも特に強いことで知られるスラターン。
または変異種と化した上位カイジュウなどがここに当たります。

群れた怪獣はご存じですね。そうアメリカさんところで暴れた奴らです。
あんな感じのがカテゴリー5。世界滅ぼせるってやつらです。
多分連合が手を下さなければアメリカさんは今頃エルギヌスの餌場兼繁殖場だったと思われますね。

上位カイジュウの変異種は先ほども言ったようにアメリカさんとこで暴れたオオタチや中国さんとこで暴れたレザーバックですね。
通常種よりも高い再生能力や腕や目や尻尾の数が増えていたりします。
大体は通常種よりもしぶとくて、食に貪欲ですね。
これら怪獣の変異種は変異獣とも呼称されてますね。

例外としてスラターンと呼称される上位カイジュウは変異せずとも素でこれら変異獣並の能力を誇ります。ヤバイですね・

キングエルギヌスやキングソラスなどはエルギヌスやソラスが王種化したものです。
カテゴリー4怪獣の王化は非常に珍しく、子供を産むためというよりも群れを守るために特に強力な個体が経験を積み進化するといったものですね。
その強さは通常種は比べ物になりません。中には量産型とは言え連合の特機とも渡り合う個体がいたりしますから。

16: トゥ!ヘァ! :2021/05/16(日) 23:49:05 HOST:FL1-122-133-198-190.kng.mesh.ad.jp
こんな感じで倒せなかった世界の文明終了のお知らせって感じのがカテゴリー5となります。
アメリカや台湾さんは運が良かったというべきか、悪かったというべきか…
え、日本さんですか? それは次で説明しますので。


最後に説明しますのがカテゴリー6です。
まぁここはセリザワスケール制定後に新たに追加されたカテゴリーですね。

連合においては惑星内に生息する生物の中では文句なしに最強といった代物です。
暴れ出せば文明どころか星の生態系すら変えてしまう個体のことです。
時間をかければ己のために惑星の生態系をがらりと変えてしまえる能力を持ち得ています。

連合もこれらの駆除には大出力主砲持ちの星間兵器を持ちだして周辺一帯ごと消滅させるのが通例となっていますね。
もしくはワンオフ級の精鋭特機かヴァルシオン級のハイクラス特機を送り込むか…
AFの艦隊。あなた方が特地で見たマザーウィル。あのような船を複数隻用いて遠距離から徹底的に地形が消えるレベルで撃ち込むという手もあります。

日本さんところに現れた千年龍虫。あれカテゴリー6です。
本当に運がよかったですね。被害が北九州だけで済んで。

大概のカテゴリー6は何かしらの単独個体であり、群れの個体は存在しません。
千年龍虫などは群れが連なってという特異な例でありますが大概は超強力な個体がヌシとなり、何かしらの縄張りを持っています。

カテゴリー6に数えられる生物は個体数が少なく、大概確認されているは何かしらの二つ名持ちというのも特徴ですね。

日本さんところに現れた千年龍虫は未確認個体だったので、討伐後に寝坊助龍虫という二つ名が送られました。

現在我々が確認している個体ですと大海魔スラターン、金獅子レザーバック、廃王都の主ドラゴン、隻眼エルギヌス、赤兜アーケルス、大喰らいの銀蜘蛛王、腐れ谷のヌシ龍虫、地下帝国の金女王などですね。

連合も忙しく手が足りないのが大きな理由ですが、どれも未だ討伐の敵わない有名個体です。

星間国家が惑星内でなら最強と認めた生き物がカテゴリー6。場合によって星の主となりうる存在と記憶してくれればよろしいかと。

まぁ宇宙に出るとこのカテゴリーに当てはまらないような生き物もうようよいるのであくまで惑星内限定の最強ですが。

ええ、そうです。連合も既に幾つもこれらを上回る生き物と出会ってます。
分派した群れでも月ほどの大きさを誇る金属生命体ELS。異次元から現れ世界の法則そのものを塗り替える怪物アインスト。500万単位の艦隊が基本の巨人族ゼントラーディ。
他にも幾つも。


取りあえず今日の怪獣講座はこれにて終了です。
次回は個々の怪獣の種類について詳しく解説します。
無論来なくても自由ですが、受講しない場合は有事の際に死ぬことを覚悟しておいてくださいね。
まぁ覚悟していても死ぬときは死にますが…

17: トゥ!ヘァ! :2021/05/16(日) 23:49:39 HOST:FL1-122-133-198-190.kng.mesh.ad.jp
〇説明

  • 怪獣講座
怪獣事変後に日米露台合同で開いている怪獣に対する知識などを学ぶための講座。
連合から有志の専門家がやってきて教えてくれる。

基本は芹沢博士の指導の下で授業が行われるが、時たま何かしらのゲストが来たりもする。


  • 芹沢先生(若)
芹沢一族の一人。比較的若い男性。
説明は丁寧でわかりやすいが、余計な一言が多い御仁。なお本人に悪気はない模様。

芹沢一族の中では比較的若い人物。セリザワスケールを提唱した芹沢教授の甥っ子である。


  • 芹沢一族
何か変なのが沢山いる一族。

芹沢スケールを提唱した芹沢教授。酸素破壊爆弾を開発した芹沢博士。怪獣学の布教に余念のない芹沢学長。対怪獣兵器の第一人者である芹沢主任。怪獣の兵器利用を積極的に実験している芹沢大佐などがいる。

因みに芹沢教授は怪獣学の第一人者であり、芹沢大佐はワイバーンやアリなどの兵器運用第一人者。
芹沢主任は対怪獣兵器とは別に連合における特機開発の初期段階から携わっているベテランだったりする。


  • セリザワスケール
統合事変時における後半の戦い。通称怪獣戦争後に提唱された大型巨大生物の危険度を表すための分類。

主に惑星内における危険度を現したものなのでELSやアインストのような宇宙規模や次元規模の生き物へは対応していない。

カテゴリー1から6まである。

わかりやすく言えば1はマグロ食ってる奴。2はEDFお馴染みのアリとかクモとか。3は原作パシリムでイェーガーが問題なく対処出来ていた頃の怪獣。4は原作でイェーガーが対処できなくなっていた頃の怪獣やエルギヌスやアーケルスなど。5はEDF終盤でお馴染みのソラスやエルギヌスの群れそのもの。6はモンハンで言う二つ名個体とか歴戦個体そんな感じになったエルギヌスや百脚龍虫など。


  • 日米露台中
平成世界での怪獣の犠牲者たち。

一番運が良かったのが露で次点で日本。次いでアメリカと中国が大体同率くらいにはマシで台湾が一番酷い被害をくらった。
なお台湾の被害の半分くらいは中国からの核攻撃の巻き添え。

やってきた連中の規模が大体カテゴリー5~6で軽く世界滅亡危機一髪状態なので全員揃って滅茶苦茶マシな被害で終わったとしか言えない。


  • セリザワスケール下における対応限界度
どの世界はどれくらいには対応できるかを示したもの。

カテゴリー1:平成世界 日召世界 ナイツマ 
カテゴリー2:マブラヴ フルメタ ギアス バディコン アルペジオ勢(霧の艦隊除く)
カテゴリー3:ギガドラ(機人により限定的に対抗可能) 
カテゴリー4:ゾイド勢 宇宙世紀勢 
カテゴリー5~6:CE連合 マクロス勢 OG勢 宇宙世紀(なりふり構わずな場合) ゾイド勢(なりふり構わずな場合) アルペジオ勢(霧の艦隊のみ)

18: トゥ!ヘァ! :2021/05/16(日) 23:50:28 HOST:FL1-122-133-198-190.kng.mesh.ad.jp
投下終了
久しぶりに書いたので荒いのは許してクレメンスm(__)m

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最終更新:2021年05月19日 11:35