288: ナイ神父Mk-2 :2021/05/31(月) 23:26:43 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 未来編小ネタ
鉄血のオルフェンズ編 セリフネタその4
事の始まり
「地球連合の人種に付いて知りたい?」
「はい、コレから交流するに当たっていつも驚いてばかりでは失礼ですから…」
「外交官で同士で有れば良くある事だが、コレから政治家としてやっていく分には必要ではあるか…オルガ君からの希望もある少し
少し講義を行うとするか」
ペトローフとクーデリアとの会話の一部、これまで少しづつでは有るがPD世界の人間とは明らかに種族の違う人間のと接触していた
クーデリアからするとそう言った認識の相違はいち早く解消したいと考えておりその為の機会をペトローフに求めていた。
又、これは同時に寄り連合と関係を強めたい鉄華団のオルガからも求められていた事から彼らも含めての講義をアルゼブラで行う
事を決定する。
〇連合の主要人種に関して
「さて…どこから話すべきか…先ずは連合…本来の地球圏の人種に付いて話すべきかな?」
「旧暦の地球間や地球コロニー間での差別等は此方の世界でも歴史としてありましたが…」
「ああ、いやそう言う所では無いな…此処一世紀今の連合の前身となる地球連合時代、アポカリプスの前触れ等を含めて複数の次元間
衝突が地球圏近域で発生いたんだ。その他にも人工的に生み出された人種等も倫理観が低下していた時代には生まれた事や人類種の適応
等も含めて一口に地球人と言っても微妙な差異がしているのだよ…」
「詳しくは書面を見てくれると有難いが混血等も含めるなら、通常(?)の地球人類に加えイノベイター/イノベイド、ニュータイプ、
ELS共生者、特殊生物共生体等…まあ、この辺が所謂純正の地球人と言った方が良い人種という事に成るな遺伝子的にも差異が薄い
と言うべきか…」
「地球人だけでコレですか…失礼ですが対立などは…」
「此処100年で環境への適応が更に進んだ事で人種間の隔たりは少なくなっている…一部を除くと散髪感覚で近似能力を
付与できる様になった上に反対派の急先鋒が次の日にはイノベイターに覚醒したと成れば瓦解は必然だったと言うべきか…」
「それは…」
連合に於ける地球人人種の説明の一部。現在の連合では既に他の惑星の住民との混血化も進んでいる事から既に純地球人と言う人種も
転移や多次元接触で数十億単位で増加していても総人口としての地球人と言うものは微々たるものと成って居る。
「続いては我々ゼントラーディ系の人種に成るが…前にも説明した様に我々は本来は10m以上から成る巨人族よ呼ばれる種族となる。
大凡の所で言えば特定の大規模な拠点や惑星を持たない漂流民族とでも言うべき物だな特定の拠点を持たないがその数は敵対するので
であれば脅威と言える。」
「それほどの物なのですか?」
「主力となる基幹艦隊のみで約500万隻の艦隊で構成されている。周辺地域の統括艦隊なら更に増加するな…はぐれと呼ばれる小規模
艦隊でも下手をすれば数万隻があり得る…」
「相手するって考えりゃあとんでもねぇ数だな…ギャラルホルンの全艦隊でも其処まで行かねぇってのに…」
「数が脅威なのは何処も同じという事だ…勝つのであればこの艦隊の飽和攻撃に耐えうる数が必要と言う事だからな…連合としても
他勢力との対立からのなし崩し的な同盟を近隣で戦闘を行っていた基幹艦隊と結ぶ事でその後取り込みを行ったという面が大きいな
連合の他にもいくつかの勢力に帰順した艦隊も居るが…それでもまだゼントラーディ系の基幹艦隊だけで周辺銀河に6000万近くが
存在している。」
ゼントラーディ系の種族に関する説明の一部。連合や近年転移して来た統合政府等に帰順するゼントラーディ系の存在であるが
その多くは未だに漂流を続けていた。又、アポカリプス以降その流入量は激増しておりメルトランディやバロータ軍を含めれば
その数は以前の3倍以上に増大している。その為、連合等への非所属国家に対しては著しい脅威ともなっており彼等を撃退出来るかが
文明における一種の壁と成って居る。
289: ナイ神父Mk-2 :2021/05/31(月) 23:27:19 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp
「さて…続いての種族に成るが…クーデリア嬢はもう顔合わせを行って居ましたな、水城大佐などが属するのがイェッツトである。
彼女等に関してはまあ、色々特殊な種族でな…普段見せているの彼女等の端末の一つに過ぎない…」
「彼女も言って居ました。確か軽巡クラスの本体が有ると…」
「事実だな今回は彼女に限定的に展開してもらっている。画面に出すぞ」
「…マジかコレ…」
「これは…その確かにこれでは持ってきている艦には入れませんね…」
「全長15㎞外宇宙航行軽巡洋艦相当の生体融合艦こそ彼女の本体だ…彼女達は普段特殊な次元潜航とも言うべき方法に寄って本体を
異次元へと格納、クーデリア嬢が見たような少女様な外見と取っている。」
「何故、少女と言うか女性の様な姿を取って居るんですか?見ると他の選択肢も有る様ですが…」
「彼等の大本となる存在が文明構築時に一人の地球人の少女と接触した事から彼女を見本として彼等は端末となる肉体を構成した。
生殖等の必要の無い彼女等は以降生まれた個体も含めて人間の女性的な人格を有しているという事になるな…」
イェッツト系列の種族に関する説明の一部早期から連合に所属する形となったイェッツトで有ったが人類との交流が進んだ後は連合でも
軍人や外交官、或いは一般市民として生活しており数こそ少ない物の初期より連合を構築する古参種族として存在している。
「コレから説明する種に関しては連合の分類の中でも比較的特殊な分類に成るのだが…説明するより見た方が早いだろう。」
「これは花ですか?」
「ん、ちょっと待てなんか可笑しくないかこれ?」
「…え、この画面に映ってる艦が連合の物と成ると…一体どれ位の大きさなの?」
「その花に成って居る存在がELSだ…本質的には無数の金属製の単細胞生物で構成されていると言って良いな」
「さっきの水城大佐の姿もそうでしたが説明されないと人とは分からないでしょうね…」
「…特にELSの特徴としては群体生命体と言う特徴がある。当初彼等のコミュニケーション方法が他者との融合でありその副次効果で
死亡者が出た事から武力衝突に及んだのだが…彼等からすれば少々過激なハグ位の感覚だったのだろうな…攻撃を模倣されて
大変な事に成ったという記録が残っている。今現在ELSと融合している人類はその時の本人、或いは二世代、三世代目となるな…
そして、彼らの変種はこのフェストゥムだ。」
「金銀揃って縁起が良いと言うべきかこれは…」
「金属系を主体としたELSに対して彼等はシリコン等主要な構成物質としている。寄り多様化したとも言えるな唯、彼らはELSと
違い独自に人間に擬態する端末を得ている。その為、より個人としてのコミュニケーションは容易く成って居る。ああ、そうだオルガ
君が頼んでいた人員に関してだが選定する人員の中にこのフェストゥム系の人員が混じっているから留意してくれ」
「え…初耳なんですが…」
「コレから選定名簿を送る予定だったからな…まだ時間は有るからゆっくり選定してほしい。」
「はい。」
ELS及びその変異種フェストゥムに対する会話の一部、ELSを始めとした群体生命体タイプの知的生命体も連合では少なくなく
勢力非所属であるバジュラ等を始め高レベルな文明或いは身体能力を得て居る存在も居る事から連合でも関係を結ぶ際には特に
注意を払われる種族と成って居る。
290: ナイ神父Mk-2 :2021/05/31(月) 23:27:51 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp
「残りはそうだな…この辺に関しては細かい区分が有るから大凡の紹介となるが所謂亜人系の人種が連合本土や開拓惑星などにも多数
居るな…所謂地球の伝説に搭乗するような獣人やリザードマンとでも言うべき種だ…コレに関しては出身地域や場所で生体も何も
違うから注意してくれ…」
「確か私達の今いる圏外圏の外もそう言った人種が多いのでしたね…」
「そうなりますな、ヒルメルス人が代表的ですが他にも幾つか…特に周辺宙域の代表団の見かけのせいで経済圏は条約締結に
及び腰に成ったとも言われている訳です。」
「そんな事も有ったんですか?」
「まあ、情報が統制されていた上にオルガ君やクーデリア嬢もまだ幼い頃だ知らないのも無理はないだろう。」
亜人系に関しては特地系出身の他各地の星系に於いても多数存在している事から過去の特地出現以降も分類や或いは固有文明の
数は増え続けておりそう言った事から連合では亜人系と言う大枠は存在する物のその中で更に出身や所属コミュニティに寄って
更に細分化可能な存在と成って居る。
〇鉄血周辺地域の文明に関して
「このPD世界の圏外圏に関しては幾つかの星系の文明に分かれて居いるが直近で言えば6つ程に種別可能と成って居る。」
「先ずは獣人系が主となるヒルメルスの他に彼等とは別種の文明が5つ…この5つの文明は全く別種の文明ながら驚くべき事に遺伝子を
調査すると類似性が有った事から元は一つの惑星から派生したものだと思われる。コレに関してはまあ、現地の住民から聞いた方が
早いだろう。ダムド将軍お願いします。」
「紹介に預かったダムドだ。我々は近隣星系としては際外縁部の星出身に成るが…故郷の星は国民皆兵でなこうして将官である私が
外交の役目を預かっている。」
「失礼ですが、その甲冑の下は?」
「この甲冑に関しては肉体と一体化しいて簡単には外せん。我らにとっては肉体と言うのは余り重要では無いからな。
こうした事が多々ある。下級な階級で有ればヘドロ状に成った肉体を機械へと押し込めている物も要る位だ最もそれも
便利だからに過ぎんが…」
「そ、其処まで体にこだわらないのはどうかと…」
「所詮肉体等滅びた所で繋合わせて新しい器を作ればいいだけの物だ…他の星特に自然と共に生きると抜かしている野蛮人共は我々の
有様を嫌悪している様子だがな…」
「自然と共に生きると言うとそのナチュラリストの様な?」
「ああ、この星系の地球の連中の様にという事か?そうでは無いソレこそ草木を野放図に生やして刈る事もせず唯繁茂するに任せて
死ねば生命の循環に返す為に自然に任せる様な連中だ…我々からすれば死体の無駄でしかない。衣服すらその辺の草木から作って
怪しげな精霊共に祈りをささげる等全く…」
「将軍愚痴に成って居ます。」
「…失礼した。まあ、そうした連中や他にも水しかない惑星で生きる液状の体で各地に技術を輸出する死の商人の様な連中や
秩序第一でまるで機械の様な連中が居るのが我々周辺の星系の文明になる。火の星の熱血漢共も含めてこの星系が現れた
時に接触した時にはどの文明と顔を合わせるのも嫌ったらしく、我々との通称も行わずに引きこもったというのが当時の
このPD惑星で起こった事に成るという訳だ…」
周辺星系の外交官の話の一部。当時接触各地の外交官と接触した経済圏の高官やギャラルホルンの関係者はこうした人類種から見ると
異常とも言える倫理観を持つ文明や明らかに人と異なる文明との接触を避ける為、非干渉を主として条約を締結するに至ったがその後
条約の約定が果たされていない事から連合では強制介入を開始、その後は経済圏との改めての条約締結を火星連合設立による新しい形での
関係構築をスタートしている。
291: ナイ神父Mk-2 :2021/05/31(月) 23:29:35 HOST:p431031-ipngn2301akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。
連合の主要な民族纏めるだけで可なり端折っても大変な量に…
鉄血の外の方の星に関しては元ネタよりは大分インフレ落ち着いていると言うか
似たような文明と言うだけな感じで考えて頂ければ出ないとアポカリプス並みに
宇宙がヤバいですし…
最終更新:2023年10月10日 22:54