463: 194 :2021/06/02(水) 19:55:30 HOST:ai126248024221.9.tss.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件セカンドシーズン?番外編その32 超大陸世界の中独の駄っ作?兵器その12


パイドパイパー・EADSドイツ・中国航空工業集団 宇宙用装甲攻撃機「フリーゲ」※中国名・宙轟01型

乗員:1名
全長:10.8m
全幅:7.2m
全高:4.4m
機体重量:3.4t

エンジン:反重力式エンジン×1+宇宙用ロケットエンジン×1(機体各所に姿勢制御用スラスターを装備)
最大推力:不明(機密による・垂直上昇可能)
巡航速度:マッハ1.8
最大速度:マッハ2.8
航続距離:1800㎞
実用上昇限度:制限無し(追加装備無しで宇宙空間での戦闘が可能)

固定兵装

23㎜機関砲×1(機首下部・装弾数240発)

オプション兵装

対空・対宙兼用ミサイル×1
大型増槽×1
大型対艦ミサイル×1
(選択式)

パイドパイパー・EADSドイツ・中国航空工業集団 月面探査機「モニター」※中国名・宙探1型

乗員:5名
全長:3.3m
全幅:3.3m
全高:16.8m
機体重量:13.4t

エンジン:大型ロケットエンジン×1
最大推力:不明(機密による)
巡航速度:不明
最大速度:不明

固定兵装

大型パルスカノン×1(収束or拡散モードに切り替え可能)

備考:低重力下での歩行が可能

464: 194 :2021/06/02(水) 19:56:00 HOST:ai126248024221.9.tss.access-internet.ne.jp
【解説】――中独両国が独自に開発した宇宙用兵器。今回は、残りの二機種を紹介していこう。まずはフリーゲから。
機体の外観は、アイン〇ンダーの6面に登場する同名の機体そのまま。ガイア―への搭載及び宇宙空間や月面等の衛星での使用を前提に設計されている。
前へ突き出た機首と斜め下に突き出す形の主翼配置から、ゲート日本が開発したJF-4のデザインを参照にしているとも言われているが、真相は定かではない。
固定武装は機首下部に装備された23㎜機関砲が一門。機体腹部にハードポイントが付いており、対空・対宙兼用ミサイルや大型対艦ミサイル等を運用可能。増槽も用意されている。
数の揃え易さを生かした集団戦法を得意としており、多数の機体からのミサイルの一斉攻撃は、中々の脅威といえる。
その他の点で言うと、軽量で運動性が高い上に追加装備無しで宇宙での戦闘を可能とする等、着実な進歩が見受けられる。防御面でもエネルギーシールドの搭載等、此方も努力の跡が垣間見える。
もう一方のモニターは表向きは月面探査機となっているが、その実態は重装甲の月面歩行戦車という独特のコンセプトとなっている。その他にもシュヴァルツガイストの制御ユニット兼脱出ポッドとしての一面も持つ。
月面歩行戦車ではあるが、宇宙空間での戦闘においても高い機動性を誇っており、収束・拡散モードに切り替え可能な大型パルスカノンによる高い火力も持つ。
なお軍事面以外での目的として、現在はゼスタールの基地が置かれている月面への独力での来訪という目的もあり、「月面への人類の帰還」を独力で達成する事で、国内の国威高揚と
地球各国への戦略的なアピールを目論んでいるらしい。
いずれにせよ、中独両国は宇宙空間ばかりか衛星への兵力投射も可能となったのだ。

465: 194 :2021/06/02(水) 19:56:30 HOST:ai126248024221.9.tss.access-internet.ne.jp
Q で、実際の所は?

A 独国面と中国面は永久に不滅です(笑)

初めに正直に言おう。原作では本当に、こういう兵器で反攻作戦「ゾンネンシュトラール」が成功すると思っていたのだろうか?少なくとも、性能面ではどう足掻いても勝ち目が無い様にしか見えないのだが。
そしてこのネタにおいても、その辺りの事情は何ら変わる事が無いのだ。「現実は非常である」と言えば、反論のしようが無いが。問題点を見ていこう。
まずはフリーゲから。ガイア―への搭載と宇宙空間や月面等の衛星での使用を最優先された結果、火力が余りにも不足しているのだ。
搭載可能なミサイルはたったの一発であり、後は機銃で頑張るしかない。エネルギーシールドを積む事で元ネタよりも防御力は向上しているとはいえ、相手を考えるとまともにやりあうのは自殺に等しい。
ならば数を揃えての集団戦ならどうかという意見もあるが、肝心のガイア―への搭載数は48機。共産支那の艦も含めても100機に届かないのだ。直掩任務等も考えると、とても物量で押す事は出来ない。
今後、宇宙艦が増えていくなら物量で押していく事も可能かもしれないが、その頃には鉄人の宇宙戦仕様も完成しているだろう事から、せいぜい後方の哨戒任務辺りに使用されるのが関の山だろう。
なお機体名はドイツ語でハエを意味するのだが、正直な所ハエの様なすばしっこさでは無く、ハエの様にうっとおしいだけ(つまり脅威と呼び辛い)という意味に見えて仕方がないのは、筆者だけだろうか?
もう一方にモニターだが、月面歩行戦車という触れ込みは良いが、脚部かかなり細い。戦闘をするという事を考えると、正直心許ないのだ。見た目的に脚部をやられてあっさり擱座する未来が見えるのは、
恐らく自分だけではないだろう。また、火砲の方も航宙機相手ならともかく、大型の機体相手にはやや火力が不足気味だったりする。まぁ制御ユニットと脱出ポッドとしての機能を優先された結果でもあるので、
やむを得ない所ではあるが。
とまあこの様に、相変わらず色々と問題を抱えているこれ等の機体だが、先程も述べた通り、ゼスタール基地への訪問という名目で「月面への人類の帰還」というプロジェクトが実行される事となった。

よく晴れたとある日の事。ドイツ及び共産支那にて、万が一の事故への備えとして複数のヴァルメとデロニカが見守る中、両機体が今まさに打ち上げられようとしていた。

「Vier Drei Zwei Eins Start!」

「四 三 二 一 开始!」

同じ時間にロケットブースターが点火。同時にマスドライバーが作動し、機体を急激な速度で打ち上げる。轟音と共に地球静止軌道上目がけて急上昇していくガイア―と神宙。ロケットブースターで
無理やり上昇してきたアードラー(若しくは殲撃45型)やツィカーデ(若しくは殲撃49型)多数が護衛しているが、元ネタと違って追撃してくる敵機は存在しない。
無事にロケットブースターの切り離し及び地球静止軌道上への到達に成功。国民の間で歓声が上がるが、ここからが本番なのだ。
ガイア―及び神宙の機首からシュヴァルツガイストと同型機である黒霊が射出。一路月を目指す。本来は片道分しか燃料を積めないが、帰りの燃料はゼスタール側の好意で補給して貰える事から、
機体単独での月への渡航となった。
凡そ2日程の時間をかけて、無事に月へと到達。オートモードに切り替わったシュヴァルツガイストと黒霊から射出されたモニターと宙探1型が、月面へと降り立つ。月面への帰還という快挙に
この時ばかりは国や人種を問わず、地球中の人々が沸き立つ。アポロ11号計画での月面着陸のニュースを覚えている世代は、かつてのニュースの再来に懐かしさに似た感情を抱く。
その一方で、米国のNASA関係者だけはやや複雑な思いを抱いていたのはご愛嬌という物か。
ゼスタール基地にて歓待を受けた後、燃料補給がなされたシュヴァルツガイストと黒霊に再ドッキング。再び地球静止軌道で待つ母艦へと向かう。幸いな事に、特にトラブルもなく無事に合流と収容が完了。
大気圏突入を経て無事に基地へと降り立った。
今回のプロジェクトにて、宇宙開発に必要となる貴重なデータを得る事に成功し、今後の宇宙開発に励みが付いていく事となった。
因みに余談ながら、「お土産」として月面の石等も持ち帰られており、陰謀論でよく言われている「アポロ計画で持ち帰ってきたとされる岩は偽物」との意見への反論として成分調査が行われる事となり、
その結果同じ特徴が見られた為、陰謀論は完全に否定される事となったのだった。

466: 194 :2021/06/02(水) 19:57:00 HOST:ai126248024221.9.tss.access-internet.ne.jp
以上です。前回で言及されていた機体の紹介と、月面への往来の様子をお送りしました。
フリーゲですが、上でも言っている通り「何でこれで勝てると思ったのか」という機体性能なんですよね。下駄を履かせて(エネルギーシールドの搭載等)しても尚この程度という(涙)
もう一方のクラゲ・・・じゃなかったモニターですが、宇宙空間での戦闘はともかく足の脆さを考えると、歩行戦車としての性能は難が有るかなと。
というか、6面の一連の流れがマトリョーシカにしか見えないのが(ヲイ)
そんな機体群でしたが、月面往来のプロジェクトは見事成功。今後の宇宙開発に弾みが付く事になりました。なおヴァルメやデロニカですが、絶対に失敗が許されないプロジェクトなだけに、恥を忍んで
頭を下げて、万が一の際のフォローを頼む事となりました。対価は今回のプロジェクトで得られたデータの無償譲渡。日米露や神崎島が行ったのとはまた違う形の打ち上げ計画という事で、これもまた
貴重な発達過程文明のデータとして、重宝される事となります。因みに静止軌道上に残っていたガイア―や神宙も遊んでいた訳ではなく、フリーゲの訓練や宇宙戦闘の訓練等色々とやっていました。
そこで得られたデータも、今後の開発等に生かされていく事となります。
あ、そうそう。両機の機体外観は、↓の動画で(ググったけど、攻略本内のイラストは出てこなかったです(涙))

ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm11047223 フリーゲは00:39頃 モニターは04:03頃

おまけで、打ち上げ成功時の動画も↓(BADエンドなので、苦手な人は閲覧注意)

ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm4200309

さて、流石に殆どの機体をネタ化したのもあるので、独国面と中国面は暫くお休みになるかなと。とはいえ、何かネタが思いついたらまた書くかもしれないですが。
では、また別の作品でお会いしましょう。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2021年06月09日 00:27