155: トゥ!ヘァ! :2021/06/20(日) 20:50:46 HOST:FL1-125-194-25-248.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス 怪獣の星 地球
〇説明
日召日本(日本国召喚)が元居た世界の地球…を元ネタとして作り上げた世界。
スパロボクロス本編における具体的な時系列は未だ設定しておらず、日召日本が元居た世界なのかも確定していない。
〇情勢
いつぞやから様々な怪獣の侵略を受けて人類の生存領域が狭められた星である。
人類は北へ北へと追いやられ、現在ではロシア、カナダ、北欧、イギリス、グリーンランド、アラスカなどの北極圏のみが生存圏となっている。
これは単純に怪獣たちにとっても暖かい南部の方が住みやすいという理由であり、怪獣たちが積極的に人類圏に攻めこんでこない理由にもなっている。
地球に住み着いた怪獣は大まかに三種類に分類される。
パシフィックリムに出てきたカイジュウが野生化した存在。地球防衛軍
シリーズに登場した侵略生物が野生化した存在。ナイツ&マジックの魔獣が適応した存在。
それぞれカイジュウはカイジュウブルーで環境を汚染し、侵略生物は体内のナノマシンやエナジージェムで環境を回復させ、魔獣はマナにより環境を元居た世界に近しい物へと変えていく。
魔獣が排出したマナにより環境を変え、カイジュウが己の体液でそれを汚染しておしゃかにした後に、侵略生物の体液により元の地球的自然環境に戻り、汚染が浄化された土地をまた魔獣がマナで環境を変えるという三竦みが成立している。
このため南半球においてもカイジュウ、魔獣、侵略生物の生存圏は半ば拮抗している。
〇解説
元々この星にいた霊長類。最も反映していた種であったが、突如現れ世界を侵食していった怪獣たちへの対応が後手に回った結果最も反映していた種の座を追いやられた。
怪獣たち間で勃発した怪獣戦争では死に物狂いで抗ったが当時の人類では効果的な反撃が出来ず、最終的には無差別にNBC兵器を連打。
これにより一時期は怪獣たちの侵攻を食い止めたが、それ以上人が住める環境が激減。
その後の怪獣の増殖に対応できずに敗北することとなる。
同戦争で怪獣たちに敗北した結果現在の北極圏まで生存域が追いやられた。
現在では怪獣たちが好んで北極圏に進出してこないのと、怪獣戦争から進んで各種技術や戦術によりどうにか対応できている状況である。
現在の人類の総人口は3億人程度。
近年では現環境に適合した結果なので特異な能力を持って生まれた特殊能力者と呼ばれる人種が誕生し始めている。
156: トゥ!ヘァ! :2021/06/20(日) 20:51:22 HOST:FL1-125-194-25-248.kng.mesh.ad.jp
他所の世界から偶然にも転移してきてしまった巨大生物の総称。
パシリムのカイジュウ、EDFの侵略生物、ナイツマの魔獣の三種類がこの星に根付いてしまった。
現地の人類も大まかに種の違いを認識しており、それぞれA種、B種、C種に分類されている。
カイジュウをA種、侵略生物をB種、魔獣をC種としている。
これは現地人類によって認識された順番である。
これらの種類はCE連合のいる世界から転移したものなのか定かではない。
事実現地に根付いたこれらの種は連合が確認しているものよりも幾分弱体化しており、現地人類の技術力でも辛うじて抵抗が可能な強さとなっている。
所謂それぞれの原作の生き物たちが迷い込んだのか、はたまた連合が認識しているものが偶然迷い込んだが現地生物が左程強くなかった故に弱体化したのかはわからない。
どのみち現地人類が死に物狂いで抗っても勝てなかった存在であるのは確か。
現在確認される三種はそれぞれの領域に適した縄張りを持っており、日夜獣的な生存競争に明け暮れている。
専ら南半球が彼等の生息域であり、人類の生き残っている北半球には余りやってこない。
北に行っても寒いし食い物もあまりないからである。
彼等は種としては強いが基本野生動物的であり、種を統一するような個体は存在していない。
このため組織立って人類を滅ぼそうとか、他種の怪獣と戦おうだとかはしておらず、先にも述べたように野生動物的な生存競争を行っているだけである。
逆に言えば、そんな野生動物との生存競争に人類は破れ、北極圏にまで追い詰められたということだが。
怪獣戦争に敗北し、北極圏に追いやられた人類の中から徐々に誕生してきている特異な能力を持った者達。
ある者はマナに順応して魔術を扱えるようになり、ある者はカイジュウブルーに適合して超人的な身体能力を得て、ある者は侵略生物のナノマシンが定着したのか魔術とは別の超能力的な力を得た。
突然覚醒した人物もいれば、生まれ持ってきたものもいる。
近年誕生したばかりのため詳しい研究はまだ進んでいない。
怪獣戦争以前ならばその特異性から排斥されたことは想像に難くないが、現在の人類ではその高い能力が重宝されており、専ら調査隊やサルベージャー、もしくは人類軍などで活躍している。
現在彼らの総人口は人類人口のうちの0.1%にも満たない(現在の人口が約3億のため、能力者の人口は約30万人足らず)
157: トゥ!ヘァ! :2021/06/20(日) 20:51:53 HOST:FL1-125-194-25-248.kng.mesh.ad.jp
〇諸々の詳しい説明
現在の人類は怪獣戦争時代から国家や軍隊としては統合されており、人類統一政府と人類軍が正式な組織として継続している。
統一政府首都はアイスランドのレイキャビク。人類軍総司令部はグリーンランドに置かれている。
この他にもロンドン、モスクワ、オタワ、アンカレッジ、オスロなど統一以前の各大都市もいざという時のために高い政治機能を擁している。
現在人類に残された生存域は基本北極圏となる。ロシア、アラスカ、イギリス、カナダ、グリーンランド、アイスランド、スカンジナビア半島、バルト三国などである。
怪獣が蔓延る地域の境はどこも厳重に要塞化、陣地化がなされており、後方の都市でも前線に近しい街は要塞化がなされている。
北極海に関しても現状は人類が制海権、制空権共に手中としている。
人類が未だ生存できているのはこれら怪獣戦争時代から行われ続けた重陣地化や技術の発展もあるが、最大の理由は怪獣たちが住みやすい南半球を優先しているからに過ぎない。
現在の人類には体制を立て直すが精々であり、かつての領域を奪い返すだけの余力はまだない。
現在人類と怪獣の接触に関しては、主に縄張り争いに敗れて逃げ延びてきた怪獣や巣分けした群れが北極圏に来るくらいであり、専ら人類はこれらを上手く迎撃している。
逆に人類側から怪獣の生息域に赴くことは珍しくない。
主に怪獣生息域の調査を行う官民の調査隊や、南半球に残された各種物資を求めて人類生存圏外に足を運ぶサルベージャーなどが存在しているため。
人類圏外へ赴く人々の総称。
調査隊は大概国に認められ正式に認可された調査部隊のこと。
サルベージャーは合法・非合法問わず民間主体の職種である。
調査隊は主に現在の怪獣の分布や生態など公的な調査に力を入れており、サルベージャーは旧人類圏に残された遺物や怪獣関連の遺物の回収を目的としている。
158: トゥ!ヘァ! :2021/06/20(日) 20:52:42 HOST:FL1-125-194-25-248.kng.mesh.ad.jp
怪獣戦争末期及びそれ以降に登場しだした新たな人類。
マナに適応して魔術を使えるようになったもの。環境ナノマシンに適応して超能力のような力に目覚めた者。カイジュウブルーの汚染に適応して高い身体能力を手に入れた者など多数いる。
最も特異な力に目覚めたとは言え、物理法則を全てひっくり返すようなデタラメな強さではなく、あくまで既存の人間よりいくらか強いという程度。
大体はきちんと装備を整えた軍人に負けるし、銃弾を避けたり防げたりする能力者は少数である。
また銃弾に対応できる能力者もパワードスーツを着込んだ軍隊の前には形無しである。
また各種能力の研究は力を入れられているが、まだまだと言える。
例えば魔法を使えるとは言え知識があるわけではないため、何ができるか、どのような理論なのかが足りずとても原始的な魔術のみに終始しており、超能力者や超人も同様である。
現在は能力が一番単純明快な超人系能力者が最も活躍しやすい。
怪獣戦争末期から徐々に(事例を確認すると同戦争中盤あたりから確認できる)増えてきており、現在では人口の0.1%(大凡30万人前後)が確認されている。
この手の話では彼らのような能力者は差別され、排斥されるのが常であるが、この世界では人類が切迫しているためか割と重宝されている。
特に調査隊やサルベージャーとしての活躍が目覚ましいが単純な土木労働や事務処理などでも活躍しており、大体は上手いこと人類社会に溶け込めている。
侵略生物から得られるテラフォーミングナノマシンやエナジージェム、カイジュウから得られる限定的な慣性・重力制御、魔獣から得られるマナ系技術と知識。
等々が合わさり中々の技術力を誇った…誇ったということなので過去形である。
現在は人類にかつてほどの余力がないため既存技術の補完・維持がメインとなっており新規開発や製造は中々進んでいない。
例えば怪獣戦争末期では主力であったレールガン搭載戦車も現在では新規製造数は少なく、専ら戦時中から残っている物を整備、修理しながら使い続けている。
唯一航空機に関しては積極的な開発が続いているが、配備数は全盛期に遠く及ばない。
艦艇に関しては空母や戦艦などの大型艦艇に関してはここ15年ほど新規製造がおこなわれていない。
現在ではコストパフォーマンスの良い特殊能力系やパワードスーツの研究が代わりに進んでいる。
159: トゥ!ヘァ! :2021/06/20(日) 20:54:25 HOST:FL1-125-194-25-248.kng.mesh.ad.jp
人類の生存圏がまだ優勢だった時代に起こった戦争。
初期では怪獣と接触した国々が個々に対処しており、連携が取れておらず逆に怪獣に蹂躙されることも多かった。
中盤からはそれぞれに属している団体や友好国同士(NATOや中露など)で手を組み反撃を、各勢力ごとに反撃を開始。
ある程度組織立っての反攻が可能となったが、単純に強く、増え続ける各種怪獣相手には焼け石に水であった。
この頃にはNBC兵器の無差別攻撃も多数行われたが、小型・中型種の怪獣相手には兎も角、大型種には左程効果がなく、むしろ人類の生存圏と余力を削る結果となった。
終盤となり戦前と比べ国の数が半数以下となってようやく人類は一つの政体、軍隊として統合され本格的な反撃を開始。
この頃が最も激しい戦いとなっており、怪獣についての研究や技術開発が進み、様々な兵器が生み出されたのこの頃。
個々の戦場では人類が優勢となり勝利する回数も増えてきたが、既に地球に根を下ろし本格的に繁殖が進んでいた怪獣集団の圧には耐えきれず、徐々に徐々に北半球へと後退。
約15年前に全戦域で最後の攻勢となる一大反攻作戦「ラストダンス」を発令。
一時期は多くの人類領土を奪還したが、最終的には特級と言われる既存の怪獣たちよりも更に強力な怪獣たちに主力部隊が蹂躙。反抗作戦は失敗に終わった。
以降の人類は戦時中から続けていた北極圏の要塞化に注力。余力を失ったことにより防衛主体の体制を取ることとなった。
ここではこの世界の根付いた怪獣の様子を説明する。
それぞれがパシリムのカイジュウ、EDFの侵略生物、ナイツマの魔獣であるが、これらは地球に現れそこそこの時間が経過しているためか原形となった生き物からは相応に変化している。
具体的には現地の人類が左程強くなかったため、それぞれ原作よりも強くない。
単純に弱体化しているわけではないが、野生動物としての面が強くなっている。
例えば繁殖力や環境変化能力は高まっているが、それぞれ最大級レベルの強さに至れるのは極少数である。
特級と呼ばれる強さを持つ怪獣たちも連合や融合惑星で確認されているヌシ級や二つ名持ち程ではない。
それぞれを説明するとカイジュウは繁殖力では他に劣るが個々の個体が強く、更にカイジュウブルーによる汚染力が高い。
侵略生物はアリ、クモ、ハチの三点セットが中心となっており繁殖力は高いが、カイジュウほど強い個体は中々いない。
具体的には金アリも銀クモもいない。近年になりようやくムカデ君あたりが出てきたが、ドラゴンなどは未だ確認されていない。
魔獣はカイジュウ以上の繁殖力と侵略生物以上の強さを持つが、逆に言えばカイジュウより弱く、侵略生物よりは数が少ない。
また魔獣はマナが無ければ衰弱して死んでしまうため、専ら生息域は共に入り込んできたナイツマ系植物の分布によって決まる。
このためカイジュウや侵略生物よりも生息域が狭く、マナを発生させる植物の分布が広まらねば彼らの生息域も中々広げられずにいる。
このため各種の生息域では侵略生物が最も広い分布となり、次いでカイジュウと魔獣がほぼ同率の形で続くこととなる。
160: トゥ!ヘァ! :2021/06/20(日) 20:58:25 HOST:FL1-125-194-25-248.kng.mesh.ad.jp
投下終了
ゴジラSPとダイナゼノンが悪いんだ…
怪獣メインのネタが使いたかったの♡
最終更新:2021年06月22日 19:47