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憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【MPF-005 瑠璃羽】
瑠璃羽
《諸元》
形式番号:MPF-005
設計・開発・製造:CMA
運用:ストパン世界各国 地球連合派遣軍など
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
全長:3.2m
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
防御機構:エーテルバリア/魔導反応装甲
OSおよびFCS:魔導コンピューター「アカシア」(メイン)「ハリエンジュ」(サブ)
固定武装:
12.7㎜近接防御機関砲×2
ハンド・マギリングガン×2
装甲部内蔵型ミサイルランチャー
ワイヤーアンカー×2
携行武装:
30ミリアサルトライフル「ステープラーMod.2」
マギリング・ブレード「トーラス」
対魔導装甲エーテル複合ブレード「デュランダル」
魔導式レールスマートガン「カラドボルグ」
40ミリ×45口径機関砲
マギリングガトリングガン「ソウ3」
120ミリ大型ショットガン
6連装ホーミングレーザーキャノン「ゲシュテーパーS」
8連装プラズマクラスターミサイルポッド
90ミリ×60口径マギリング・スナイパーライフル
コンバットダガー
ハンドグレネード
その他MPFの汎用的な武装を搭載・携行可能
概要:
CMAが送り出したMPF
シリーズの一機。
本機までに送り出されたMPFの完全上位互換および総合性能向上機として設計・開発され、汎用性と拡張性を兼ね備えたマルチロール機。
前史:
汎用性に長けた普及機という観点において、MPF-003 翡翠椿はその実現機と言えた。
航空機で言えばマルチロール機---装備を換装すれば如何なる任務にも対応でき、あるいはモジュールの追加で局地戦や特殊な任務も担えるMPFであった。
ブライト・リッターから拡張発展したということで、その性能なども申し分がなかったのは事実。
各種バリエーションに向けた拡張の余地も十二分に存在しており、
しかし、ネウロイの飛躍的なスペック向上や脅威度の向上、新しい戦線の構築により、次世代機の配備が求められることとなったのである。
MPFに対抗するためと推測される「アーマードネウロイ」と呼ばれる高脅威ネウロイの多数の出現。
これまで欧州方面が主体となっていた欧州から
アジア・太平洋方面への戦線移動。
ガリアおよびオラーシャ帝国の国際協調からの離脱と独自戦線の構築。
その他多数の要素もあって、余りにも大きすぎる影響を人類側は受けてしまうこととなった。
TYPE-ヴァルロスをはじめとした、MPFをコアユニットとする大型外骨格システム「ヴィッカーマン」シリーズの前倒しでのロールアウトも関与している。
初めて戦線投入されたヴァナディース作戦においてはMPF-002での運用も可能であったが、より適合したシステムを搭載したMPFが必要となったのである。
本来ならばMPF-003以降に順次適合させていく予定であったが、一大決戦に際して急遽前倒しされた。
この作戦で一度ネウロイに手の内を晒したことで、次なる対抗馬が出てくるのは確実で、普及も前倒しを余儀なくされたというわけである。
557:弥次郎:2024/10/08(火) 22:10:11 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
以上の事態を踏まえ、「ヴィッカーマン」への適合と連携を最初から考慮に入れたMPFの需要が生まれた。
同時に、各地での運用データから改良やブラッシュアップ案が持ち上がっていた各種兵装・システム・内装面のアップデートも必要と判断。
これらを踏まえ、CMAは最新鋭機としてMPF-005の配備を決定した。
設計面:
基本的な設計はMPF-001から続く「マーナガルム・フレーム」であり、MPF-003の拡張と発展にある。
これはMPF-005が「マーナガルム・フレーム」の総仕上げ的な立ち位置にあり、普及機としては完成をしたことに由来している。
これ以上の性能向上を根本的に行うには、フレーム設計のレベルから変える必要があるほどにブラッシュアップがされたわけである。
試作機から始まった蓄積がまとまって導入されたことで、これまでの欠点や改善点をほぼ潰しきったと言える。
無論のこと、ここからさらに細かな修正なども加わることは見込まれているが、それは微々たる差にしかならないと判断されている。
内装・外装・武装面:
内装・外装・武装面においては、後発品が主として惜しみなく採用や実装されていることから、その性能は設計と合わさってこれまでのMPFを凌ぐ。
主機となるエーテルリアクター、サブの小型エーテルリアクター、さらにはエーテルコンデンサーのハイブリットによる高出力と安定性の両立。
最新の魔導反応装甲やエーテルエンチャント装甲および内部防御機構の見直しとチューニング。
各種システム・OS・FCSなどを含む電子系統では、魔導コンピューターをメインとサブの二系統とすることで、円滑な制御と運用を実現している。
これは後述するが「ヴィッカーマン」シリーズとの連携や運用を考慮しての変更点である。
同時に複雑化したシステムを管制しきるためのものでもある。
また、互換機としてこれまでのMPFのパーツやシステムや武装を流用できる許容範囲の広さがある。
ただ、これはあくまでも代替品として使えるというだけであり、本来のスペックを十全に使うためには、やはり純正パーツが必須である。
とはいえ、既存のパーツの在庫を腐らせることなく活用することも可能であり、各種兵装を漏れなく使えるというのは運用においてかなりの負担軽減を実現した。
総合的なスペックとして、前述のように「マーナガルム・フレーム」の完成形と言えるであろう。
大型外骨格システム「ヴィッカーマン」シリーズとの連携:
本機から本格的に「ヴィッカーマン」シリーズの運用が前提となった設計となる。
OSやFCSおよびマンマシンインターフェイスの見直し、ハード面での性能向上で複雑化と処理量が増大した機体制御や火器管制を担えるスペックを実現した。
「ヴィッカーマン」シリーズが人型に限らず、より幅の広い形態でも開発が進んでいることも加味し、そのシステム周りでは拡張性を大きくとっている。
その為、魔導コンピューターは「アカシア」「ハリエンジュ」の二個積みであり、役割分担をさせているのが特徴となる。
ヴァナディース作戦において、既存の魔導コンピューターではギリギリなところがあったことからの改良点と言える。
生産・配備:
設計そのものは欧州方面を担当するエネラン戦略要塞において、各戦線からのフィードバックを得ながら進行した。
実戦配備が急がれたのは新たに戦線が構築されたアジア・太平洋方面ということで、その設計図や実証機などは扶桑皇国で行われることとなった。
扶桑皇国は比較的安全な後方地域ということで生産などを担っており、CMAの前身であるシティシスが置かれていたこともあって、十分な工廠が設置されていたのである。
その為、扶桑皇国軍に対しては早期に納入が実現し、慣熟訓練なども十分な時間をかけることができていた。
反面、欧州諸国からの派遣軍に対しては戦力の再編や慣熟訓練など配備のための準備をしてもらう都合上、実践投入は遅れてしまうこととなった。
だが、各国も尻に火がついている状況ということもあってそれらの事情を了承し、積極的に配備を進めた。
その甲斐もあって、アジア・太平洋方面の戦線においては順調に戦線投入がなされ、各地で奮戦することとなる。
558:弥次郎:2024/10/08(火) 22:11:14 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
武装解説:
近接防御用に搭載されている機関砲。
フェイルセーフ的なものであり、同時にスウォーム攻撃への対抗手段として採用されているものを踏襲している。
腕部に内蔵されているハンドガン。
こちらもフェイルセーフ的な意味合いが強い。
装甲各所に内蔵されたミサイルランチャー。
搭載位置などを見直し、射程なども改善したモデルが採用されている。
着艦・着陸・方向転換など多目的に使われるツール。
攻撃には使えなくとも、あると何かと便利で好評を博している。
- 30ミリアサルトライフル「ステープラーMod.2」
MPFにおいて採用され続けていたアサルトライフル「ステープラー」の改良型。
ネウロイの防御性能の向上を反映して、銃身の延長により射撃精度と威力の向上を図っているのが特徴。
MPFの格闘兵装の一つであるマギリング・ブレードの次世代型。
前身である「スフィア」よりも携行性などを改善し、よりビームサーベルなどに近い形状を得ている。
- 対魔導装甲エーテル複合ブレード「デュランダル」
- 魔導式レールスマートガン「カラドボルグ」
過去のMPFで採用されていたアーマードネウロイを仮想敵とした大型兵装。
主機の出力向上やOSの改善により、より扱いやすい兵装となった。
MPFで採用されている極めて標準的な機関砲。
とにかく数で押しつぶしにかかってくるタイプのネウロイに対しては極めて有効。
従来のMPFでも採用されていた「ソウ」の改良型。
エーテルによる冷却機能を改善したことや銃身の素材の見直しなどで、連射性能の向上などを実現した。
新規設計された大型のショットガン。
ネウロイのバリアを飽和させる、一射で複数の敵を吹き飛ばすなど対ネウロイ戦闘を強く意識している。
アーマードネウロイを想定した貫通力に優れたスラッグ弾も発射可能で、その用途は案外広い。
- 6連装ホーミングレーザーキャノン「ゲシュテーパーS」
ゲシュテーパーの改良型。
威力のほか誘導性能も向上しており、圧倒的大多数のネウロイをまとめて撃破することに向いている。
空対地・空対空の両用ミサイル。
プラズマ力場を展開し、広範囲の標的の撃破に使うことが可能となっている。
エーテルの弾丸を発射するスナイパーライフルの最新モデル。
OSとFCS任せでも誰もが長距離射撃をしやすくなったことで、普及が急速に進んでいる。
アーマードネウロイを想定した格闘兵装の一つ。
MSなどで使われているナイフやダガーが設計の基礎にあり、高振動機能も相まって高い切れ味や威力を発揮する。
標準的なサブウェポン。
559:弥次郎:2024/10/08(火) 22:11:49 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
随分と前に書いたものを書き直しました。
名前と基本部分以外は手を入れましたね…
最終更新:2024年12月03日 13:10