378: ホワイトベアー :2021/08/09(月) 11:02:43 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
播磨型戦艦
播磨型戦艦(はりまがたせんかん)は、大日本帝国海軍の戦艦の艦型のひとつで、 播磨(はりま)武蔵(むさし)紀伊(きい)の3隻が建造された。
播磨型戦艦
基準排水量:280,500t
全長 :380.0m
全幅 :67.0m
主機 :三菱Ⅲ型熱核融合機関×8基
(発電量:5,000MW)
推進機 :スクリュープロペラ×4軸
速力 :最大30kt(公称)
航続距離 :ーー
乗員 :195名
兵装
◾主砲
:三連装55口径60cm電磁電子熱複合加速方式砲 4基
◾副砲
:62口径127mm連装速射砲×32基
(磁気火薬複合加速方式)
:70口径57mm単装速射砲×28基
(磁気火薬複合加速方式)
◾対空火器
:30ミリ多連装機関砲×22基
:連装対空高出力戦術レーザー砲×32基
:50口径12.7mm遠隔式無人機関砲銃座×40基
:垂直発射型ミサイル発射管×320セル
・長・中・短距離艦対空ミサイル
・艦対潜ミサイル
・巡航ミサイル
・対艦ミサイル
◾対潜兵装
:三連装短距離魚雷発射管 ×8基
:八連装対潜ミサイル発射機×8基
装甲
バイタルパート:対23.6インチ砲対応防護
ノーマルパート:対10インチ砲対応防護
艦載機
:回転翼哨戒機×6基
:20式防御障壁展開用無人航空機×24機
同型艦
1番艦:播磨
2番艦:武蔵
3番艦:紀伊
概要
播磨型戦艦は大日本帝国海軍がBB-130号戦艦をタイプシップにしつつ、敵戦艦を中核とした水上打撃部隊との砲撃に勝つために防御性能を大幅なに強化する設計を施して建造された最新鋭の戦艦であり、(日米)世界でもっとも新しい戦艦である。2022年から2024年にかけて3隻が就役した。
列島日本世界のアメリカ合衆国海軍が保有するユナイテッド・ステイツ級戦艦やアイオワ級戦艦、さらに中国が建造を進める戦艦に対応するために設計されており、60センチ電磁電熱複合加速方式砲12門、最高時速30ktと言う高速戦艦となっている。
本級の計画は1990年に構想されたBB-130号戦艦にその起源を有している。BB-130号戦艦は核兵器に変わる戦略・戦術兵器として建造される事が予定されていた超大型戦艦であり、60センチ砲を12門搭載し、それに耐えうる装甲をもった有力な戦艦として設計されていた。しかし、BB-130号戦艦は資産段階でも莫大な予算が必要な事が見込まれており、他の三軍(陸空宇宙軍)と大蔵省の妨害の下にあえなく撃沈され、代わりに現在の大和型戦艦が建造される事となった。
幸い大和型戦艦は戦艦と呼ぶには防御力に不安があったが、その圧倒的な火力から日本連合が創設されたときには数少ない戦艦保有国家として列島世界での抑止力として大きなプレゼンテーションを発揮していた。しかし、大和型は排水量を抑えつつ弾薬を多く積載できるよう防御力を対15インチ砲対応防護で妥協しており、日蘭日本の敷島型戦艦はもちろんアメリカ海軍のアイオワ級戦艦にすら敗北する可能性が大きかった。
こうした予測は後にリムパックで行われれた日本連合艦隊VS
アメリカ海軍+同盟国艦隊の演習で大和型戦艦がアイオワ級戦艦に撃沈判定を受けた事からも正確であった。
格下のアイオワ級にも敗北する可能性があると言う想定を受けた海軍軍令部は大和型戦艦を超える超大型戦艦の設計を艦政本部に命令。その性能要求にて下記のような重視事項が提示された。
◾大和型戦艦に匹敵するもしくは超える持続的な火力投射能力を有し、さらに水陸両用作戦部隊や特殊作戦部隊に対する継続的な火力支援能力。
◾バイタルパートにおいて対23.6インチ砲に対応可能な防御力、その他の場所においても最低でも対10インチ砲に対応可能な防御力を有する。
◾単独で水雷戦隊に匹敵する防空能力を有し、艦隊防空および大陸間弾道ミサイル迎撃能力を提供可能な防空戦闘能力を有する。
◾空母打撃群に追従可能な速度性能を有する。
軍令部からの要求を受けた海軍艦政本部は予算と大蔵省などの妨害によってお蔵入りせざるを得なくなったBB-130号戦艦に目を付け、2018年には同艦の設計を下に大和型戦艦の運用で得られたデータをフィードバックしたBB-140号戦艦の設計が完了。同年には3隻の建造が承認され、横須賀鎮守府、大神鎮守府、佐世保鎮守府の3箇所にて建造が行われた。
播磨型戦艦の艦型は史実大和型戦艦と同様のYourkevitch船型であり、兵装の配置等も史実大和型戦艦を思わせるものとなっている。
379: ホワイトベアー :2021/08/09(月) 11:03:18 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
無論、史実大和型戦艦と異なるものもある。主砲配置としては史実大和型が三連装砲塔3基を前後に背負式に配置していたのに対して三連装砲塔4基を前後に背負式で配置している。また、史実大和型では2番主砲塔後方及び3番主砲塔後方に配置されていた副砲が播磨型では撤廃されていた。
また、二重船殻の間隙部には垂直型ミサイル発射機が装備されており、外殻と内殻の間に装備されていることで被弾によって自艦のミサイルが誘爆した場合でもその被害を局限化するように考慮されている。
前後艦橋上部にはXバンドを使用する多機能レーダーを搭載したアクティブ・フェイズド・アレイ(AESA)式の固定式アンテナを4面、これを補助する広域探索レーダーとしてSバンドを使用する多機能レーダーを搭載したアクティブ・フェイズド・アレイ式の固定式アンテナを4面装備している。
艦後部には回転翼機を運用する為の飛行甲板となっており、飛行甲板の下には6機の艦載ヘリコプターを積載可能な格納庫が設けられている。
主砲は大和型戦艦でも採用されていた三連装55口径60cm電磁電子熱複合加速方式砲を採用しており、砲単位での攻撃力は大和型と変わりないが、大和型戦艦が三連装砲塔3基なのに対して播磨型は1基増加した三連装砲塔四基を装備していることから砲撃火力は劇的に向上している。
またアドバンス・イージス・システムに
故障などが発生した場合に備えて主砲1基にあたり1個の射撃管制システムが搭載されている他、19世紀の戦艦から採用されている方位盤照準装置が前後艦橋上部および各主砲に搭載されている。なお主砲斉射の引き金はCIC内に置かれている。
主砲による対地攻撃をメインとした大和型戦艦とは違い、艦隊決戦を前提とした播磨型戦艦には中小型艦対策として発射初速3430m/秒、発射速度40発/分を誇る62口径127mm連装磁気火薬複合加速方式砲を32基と発射速度2744m/秒、発射速度220発/分を誇る70口径57mm単装磁気火薬複合加速砲を装備している。
これらの副砲は10式対空気化砲弾や18式対空拡散砲弾などの対空戦闘専用砲弾も多数用意されており、対艦戦闘はもちろん対空戦闘でも運用する事が可能としている。
対空火器は基本的に従来の艦艇と同様のものを採用しており、従来の巡洋艦や駆逐艦、巡防艦などでも採用されている30ミリ多連装機関砲や連装対空高出力戦術レーザー砲が採用されている他、最終防御手段として50口径12.7mm遠隔式無人機関砲銃座が多数搭載されており、濃密な防空網を形成することが可能となっている。
現代戦では欠かす事の出来ないミサイルは二重船殻の間隙部に装備する垂直型ミサイル発射機に区域防空用・広域防空用・ミサイル防衛用・対地攻撃用・対潜戦用・対艦ミサイルなど多様なミサイルが装備されており、これらを管制するイルミネーターは12基搭載されている。
対潜戦装備は基本的に三代目大和型戦艦の構成が踏襲されており、バウ・ドームに収容されたソナーと曳航式のソナーを搭載しており、さらに水中攻撃指揮装置やこれらを連接する統合対潜システムを備えている。対潜兵器としては3連装短魚雷発射管を装備したほかVLSから対潜ミサイルを発射する事も可能であり、さらに搭載している哨戒ヘリコプターによる攻撃も可能である。敵潜水艦からの防護手段として投射型静止式ジャマー、自走式デコイを両舷に各一基装備しており、VLS内の艦対潜誘導弾と合わせて対潜戦闘能力も高い水準でまとまった。
電子戦装備としては電波探知妨害装置を搭載している他、チャフやIRデコイ(フレア)、投棄型電波妨害機(EJ弾)を展開するための6連装デコイ発射機を24基も搭載している。
380: ホワイトベアー :2021/08/09(月) 11:20:39 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
播磨型戦艦は冷戦終結後に海軍艦政本部と国防総省技術研究開発本部が共同で開発を開始した次世代防空システムであるアドバンス・イージス・システムを搭載しており、それの中核となるXバンドフェイズド・アレイレーダーを前後艦橋に2枚づつ計4枚、Xバンドレーダーを補助するSバンドフェイズド・アレイレーダーを前後艦橋に2枚づつ計4枚設置している。
また、フェイズド・アレイレーダーが使用不可になった場合に備えて多数の対空捜索、航海用、対水上・低空用レーダー、副砲用の射撃指揮装置(FCS)を搭載している。
艦載機としては哨戒ヘリコプターを6機搭載している他、防御障壁展開用無人航空機も搭載している。この防御障壁展開用無人航空機は安土型に採用されている電磁バリアを展開可能なマルチコプターであり、艦から射出された後に時機を中心下一定範囲に一定時間電磁バリアを展開することで空中でミサイルや砲弾を防ぐことが可能となった。
装甲に守られ船体内には1つの中央戦闘指揮所と2つの予備戦闘指揮所が整備されており、たとえ中央戦闘指揮所が機能を失ったとしても戦闘能力が喪失することはない。
当然ながら本播磨型戦艦の建造予算は大和型戦艦よりも高かく、再び陸空宇宙軍の同時期に進められていたいくつもの軍備計画を焼き払うことになったが、それだけでは予算が足りず、巨額の予算がかかるとされていた海軍の戦略型潜水艦更新プログラムを凍結することでようやく予算を確保する事ができた。
そうした予算的な問題もあり、本型は大和型戦艦と同様に艦の運用システムは極限までの少人化をはたす為に大和型同様に艦の運行を統括する女性型自動人形が当てられる事になり、その他の運用要員もほぼ全てが自動人形に置き換えられている。
そしてこれらの自動人形は経費削減の為に本型の就役と合わせて(予算確保のために)予備役送りとなった大和型戦艦を運用していた自動人形がそのまま流用されており、またしても艦これ閥は武蔵の実装に失敗することになった。
本来なら1番艦である播磨が初めに就役する予定であったが、工程ミスによる核融合炉の破損のため播磨は予定通り就役することができず、2番艦であった武蔵が先に就役することになった。就役した播磨型戦艦2番艦武蔵は大和型戦艦2番艦武蔵と入れ替わって実戦配備されることになり、新しい日米枢軸日本の象徴として、そして列島日本世界で進む建艦競争に対応するため列島日本世界に派遣されることになる。
381: ホワイトベアー :2021/08/09(月) 11:23:02 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上になります。 wikiへの転載はOKですが、
日米枢軸世界設定解説ではなく大陸日本連合世界の方に上げてください。
382: ホワイトベアー :2021/08/09(月) 11:23:57 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
380
スペックの発電量は核融合炉1基あたりのものです。
最終更新:2023年10月11日 21:01