653: 弥次郎 :2021/08/13(金) 17:05:20 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【ストパン世界編魔導装備・YPF
シリーズ】
〇YPF-90 キュウマル式
概要:
連合が自前のパワードスーツに
ストライクウィッチーズ世界およびF世界の技術を導入することによって開発した対怪異装備。
即ち、後のMPFシリーズの前身となった90番代のフレームを用いて作られた試作機群の総称である。
このひとつ前の世代、概念実証機であったハチナナ式からよりF世界の技術を取り込み、洗練させているのが特徴である。
加えて、あくまでもパワードスーツを基にした個人装備としての完成を目指したハチナナ式から発展を行っている。
即ち、各分野への特化を前提とした拡張性を追求である。本機をベースとしたカスタマイズおよび特化機の開発を以て各種技術の検証は進められた。
以下に本機のバリエーションを記述する。
〇YPF-90I キュウマル式Ⅰ型(近接格闘戦実証機)
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
防御機構:エーテルバリア
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
全高:2.4m
武装:
30㎜ガンブレード
マギリングブレード×2
近接長刀
炸裂式ダガー
追加ブースターユニット
概要:
キュウマル式を近接格闘戦主眼に設計を変更したモデル。
ここにおける近接格闘戦というのは、いわゆる航空機における格闘戦と、白兵戦という意味での格闘戦の両方をさしている。
即ち、ネウロイとの近距離での戦闘を行い、コアを確実に破壊するための切り込み役という役目を追っている、ということである。
そのため、機体は格闘戦(巴戦)において重要視される旋回能力などに重点をおいて設計され、運動性を追求している。
機体各所のスラスターやいわゆるAMBACのための関節部の可動範囲の広さ、あるいは装着者の動きをアシストする機構にそれらが窺える。
武装面においても、銃と剣を一体化させたガンブレードを主兵装に、魔力を剣として使うマギリングブレードと実体剣の長刀を装備。
そのほか、突き刺して柄を折ることで時限信管が作動して爆発する炸裂式ダガーなども装備している。
その機体特性上、シールド出力と推力に大きくリソースを割いているために、燃費などはある程度度外視されている。
その為、戦闘継続能力を比較した場合、他の試作機に比べれば劣っていることは否めない。
また、近接戦特化であり重火力の搭載を諦めることで速度を実現しているため、中遠距離戦闘においてはその進化を発揮しにくい。
あくまでも僚機との合同での戦闘を前提としていることが窺える。
〇YPF-90Ⅱ キュウマル式Ⅱ型(遠距離戦闘実証機)
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
防御機構:エーテルバリア
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
全高:2.8m
武装:
75㎜×60口径マギリング・スナイパーライフル
30㎜アサルトライフル
マギリングブレード
大型電子戦ポッド
概要:
キュウマル式を土台とし、遠距離での戦闘を第一義として開発されたモデル。
同時に電子戦装備による敵機の索敵および通信中継や管制などを担う機体である。
主兵装には大口径のスナイパーライフルを採用。それに合わせ、頭部のヘッドセットには大型ガンカメラを装備。
狙撃戦時にこれらのセンサーが展開することによって、高精度の遠距離砲狙撃戦を可能とする。
また、強力な電子兵装によりネウロイによるジャミングにある程度抵抗することが可能であり、連携や組織的行動の支援を担う。
狙撃支援を行うための工夫は他にもあり、背部および脚部の姿勢安定装備は大型化しており、空中でも安定した姿勢を実現できるように取り計らっている。
反面、近接戦においてはそういった装備がデッドウェイトとなりやすいために、僚機による支援が必須となっている。
654: 弥次郎 :2021/08/13(金) 17:06:19 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
〇YPF-90Ⅱ キュウマル式Ⅱ型F(重火力戦闘実証機)
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
防御機構:エーテルバリア
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
全高:3.2m
武装:
12.7㎜近接防御機関砲×4
複合ライフル(30㎜ライフル×2 60㎜グレネードランチャー)×2
肩部3連装マギリングキャノン×2
腰部グレネードキャノン×2
脚部6連装ミサイルポッド×4
概要:
キュウマル式の重火力装備型。
機動力を一定以上に保ちつつも、大型種を殲滅できるようにと大型の火器を複数搭載し、殲滅力や攻撃力に特化させたモデル。
よく言えば買力重視、悪く言うと火力しかないという、極めて割り切った機体といえる。
チマチマ狙うというよりは火力をネウロイの集団目がけて全力で投射し、殲滅するということを主眼とする。
火力ばかり着目されがちであるが、新型FCSやソフトウェア、センサー系、そして発電量の多いエーテルリアクターの採用など、随所に新技術が使われている。
〇YPF-90Ⅲ キュウマル式Ⅲ型(要撃機構想実証機)
動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式
防御機構:エーテルバリア
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
全高:2.7m(背部大型ユニット含み全高5.7m)
武装:
30㎜アサルトライフル
12.7㎜機関砲×2
40㎜機関砲×2
追加増槽
概要:
要撃機、すなわちインターセプトを主任務とする高性能防空機を目指して開発された試作機。
工藤理論に基づく新設計によって廃れていた背中に背負う補助具を復活させているのが特徴である。
魔力を用いた魔導ジェットエンジン二発と追加増槽を積み込んだこれにより、従来のウィッチをはるかに超える速力を実現している。
この圧倒的な速力で接近後、相対速度を合わせたのちに近接格闘戦に移行する、というのが一般的な戦法となる。
また、この背部ユニット自体に武装を積載することにより、射角こそ限定されるものの高い火力を実現できているのが特徴である。
ただし、旧来のストライカーユニットをはるかに超える速力を実現できてしまったために、コントロールの難しいという欠点が生じた。
それを解決するために両足だけでなく両手も装甲で多い、操縦桿を握らせてコントロールするという対応法がなされている。
その為、既存のストライカーユニットからの乗り換え訓練などに大きく時間がかかることが欠点である。
まあ、このⅢ型は方向性を探るという意味合いもあるので、この程度は問題なしと判断されている。
一早くスクランブルに対応する、という目的から装着しやすいように専用のメンテナンスベッドに固定されるのが常である。
655: 弥次郎 :2021/08/13(金) 17:07:12 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
〇メッサーシャルフ社 BD-55 魔導飛行装備55型
装着時全高:2.2m(脚部補助機含み)
制御系:帝政制式93式演算宝珠
動力:魔導エンジン
武装:
カールスラント軍制式採用装備一式を使用可能
概要:
カールスラントにおいて初めて正式採用された魔導装備のシリーズ。
魔導エンジンとそれをコントロールする演算宝珠の組み合わせにより、素養があればウィッチより多くの人間を送り出せる新装備として期待され、開発された。
ウィッチの装備を開発してきたメッサーシャルフ社が主体となったこともあり、その基本形はウィッチのストライカーユニットにある。
一方で、背嚢に背負われる補助ユニットや脚部の魔導飛行脚部などはウィッチのストライカーユニットよりも大きく、小型化に苦心したのが窺える。
ただし、ストライクウィッチーズ世界において初めて正式採用されたモデルとしては非常にコンパクトにまとまっているのが特徴。
そのためか、航空戦闘においては高い運動性と機動性を発揮可能であり、人型ゆえのアクロバット飛行や小回りの良さを発揮しやすい。
また、上がりを迎えたウィッチが少なくなった魔力でも動かしやすく、ストライカーユニットと同じ感覚で使えるという点でも優れていた。
他方、人型の延長ということもあって装着者への負担は魔力のことも含めて大きくなっており、慣熟には時間を要するのも事実である。
殊更、四肢を用いたAMBAC制御というのは中々に難しく、慣れない人間では制御を失い墜落ということも多く発生した。
また、航空戦においては体ごと動かして姿勢制御や方向転換を行う都合上、装着者が空間識失調を起こしやすいという問題も噴出した。
総じて、黎明期の兵器ゆえに画期的であると同時に、のちに改良すべき点もあらわにしたという結論に落ち着くこととなった。
〇ガリア国営航空工廠 WR-092 魔導飛行騎兵ユニット「エールBis」
全長:1.5m
全高:1.6m
制御系:演算宝珠「1940型Soliel」
動力:魔導エンジン
操縦方式:フットペダルおよびハンドル方式
武装:
7.7㎜機銃×2
概要:
カールスラントで開発された魔導士向け装備である演算宝珠を用いて、ガリアにて開発された飛行ユニット。
飛行騎兵ユニットという名の通り、馬に似た形状のユニットに乗ることで適性のある魔導士がウィッチ同様に航空戦をこなせるようにした兵器である。
ウィッチの代替もしくは互換戦力として開発がすすめられたということもあり、そのスペックは一応ウィッチに肉薄できるものである。
飛行速度はウィッチと同等程度で、魔力によるバリアも一応展開可能、火力に関しても同じくらいというレベルに到達している。
加えて、単位人口当たりに適性を持つ人間がウィッチ一人に対して5,6名はいるということもあって、数を揃えやすいという点では優れている。
操縦方式に関しても、バイクのように側面に設置されたフットペダルと馬でいう鬣の部分にあるハンドルにより操縦できるという手軽さがある。
一方で、搭乗者の身体強化そのものに関しては多少マシになる程度であり、また乗り物に乗っているという都合上被弾面積や小回りの悪さは否めない。
VTOL能力などではストライカーユニットを超えている面もあるが、最小旋回半径などで見られる運動性においてやはり差が生じている。
他にも、射撃戦闘時には直感的に操作しやすいハンドルから手を放し銃を構えねばならないということもあって、攻撃時の隙が大きくなりやすい。
かといってハンドルを握ったままでは射角が極めて限定された正面の機銃程度しか使うことができないために、戦い方には一癖あるようである。
これに関しては複座型とすることで解決を図る試みも行われたが、こちらは全長が大きくなりすぎて運動性がさらに低下するという欠点が発覚した。
こうして一長一短ある魔導士装備であったが、ウィッチに依存した体制を良しとしないガリア政府および軍の派閥の後押しの元、正式採用されることとなる。
1942年時の大攻勢までに大急ぎで大量配備されたこれらは前線に投入され、数で以て支えるという役目を果たすことに成功する。
一方でキルレートに関してはウィッチに遠く及ばず、搭乗者が促成パイロットが多かったことを考慮しても犠牲が大きかったなど問題点が露呈した。
特に遠距離戦闘はともかくとしてネウロイに近距離での航空戦に持ち込まれた場合、直線速度はともかくとして運動性では劣っていて苦戦した。
また、複雑な航空機動を行うことと反撃を行うことが両立が難しい点も相まって、一度捕まると逃げるしかないと声が上がった。
今後の改良や改善に期待する、ということにはなっているのであるが、ネウロイの大きな進化に対して開発が追従できるか不安視する意見も多い。
656: 弥次郎 :2021/08/13(金) 17:08:06 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
幼女戦記のアニメで出ていた魔導士の装備をこじつけました。
696: 弥次郎 :2021/08/13(金) 21:50:05 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
以前も設定上げましたが…
〇YPFシリーズ:いわゆる試作機。ハンドメイドの少数生産であり、これらの知見がMPFに生かされた。
ハチナナ式:概念実証機。連合がストパン世界をはじめとしたF世界の技術を取り込んだ試作機。いうなればOガンダム
キュウマル式:試作機。ハチナナ式から各種特化型を生み出し、技術的な研鑽を積んだタイプ。第二世代ガンダム。
〇MPFシリーズ:実践投入なレベルで完成したMPFのシリーズ。第三世代ガンダム。
高級機になるとウィッチや魔導士特化型も開発されて前線配備されます。
ただ、いんj…主人公の宮藤並のイレギュラーになると機体の方が追いつかなくてぶっ壊れるので、専用機が開発されますな。
最終更新:2021年08月17日 10:30