156: ホワイトベアー :2021/09/05(日) 20:04:58 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
インドシナ戦争 セリフ集1

「帝国主義者の力を借りなければならんというのか・・・」

「フランス人から貰おうが同胞から貰おうが1仏印ピアストルの価値は変わらんでしょう。それと同じですよ」

ーー日米からの支援を渋る人間に対してホー叔父さんが言ったとされる言葉



「そうか、ベトナムでの工作は成功したか」

「はい。ホーおじさん率いるベトミン軍は来年には独立戦争をおこすとの事です」

「これでフランスはベトナムの密林で大量の血と金を溶かす事になりますね。史実の全盛期アメリカですら破産寸前まで追い込まれた密林です。きっと欧州連合経済に大きな打撃を与えてくれるでしょう」

「そして、欧州連合が資金不足で停滞しているさなかに我々はさらに先に進む・・・か。実に辛辣な手段だな」

「まともに技術競争や軍拡競争をするよりも遥かに費用対効果がよく合理的です」

ーー夢幻会会合でのやり取り


「我が軍は数・質ともに劣っている。前線は崩壊している。撤退は不可能。状況は最高!!諸君、これより我らは反撃に移る 」

ーーフランス軍ドンホイ防衛隊指揮官代理 アレクサンダー・ヒトラー外人部隊少佐(アドルフ・ヒトラー宰相の息子)の演説


「隠密行動もとらず堂々とこちらに進撃してきますね。植民地人ども、もう勝ったつもりらしい」

「よろしい。ならば戦争を教育してやれ」

ーーフランス軍ドンホイ第1防衛線でのやり取り


「報告、ドンホイへと攻撃した部隊が撃退されたとのことです」

「そうか。さすがはグランダルメの末裔達。2倍の数を押し返したか。良か兵士、良か指揮官だ。後方の予備部隊を投入して攻撃を継続させろ。これからはフランス軍が完全に体制を立て直すのが先か我らの進撃が先かの競争だ」

ーーベトミン軍南部解放軍団司令部での日本人軍事顧問とベトミン軍司令部要員間でやり取り


「ええい、情報が錯乱しすぎている。これで通信を回復させろなどと将軍閣下は無茶を言いやがる」

「愚痴を言う暇がるなら前に手と足と口と脳を働かせろ。俺たちの働き次第でこの戦争の勝敗が決まるぞ」

ーーフランス軍サイゴン臨時司令部での通信兵達


「何!! それは本当か!?」

「はい。確かに通信がありました。ドンホイで各地から敗走、失礼。撤退してきた部隊と現地の守備についていた外人部隊を再編した2個連隊規模の部隊が1万を超える反乱軍と接敵。援軍を求めているとのことです」

「すでにドンホイまで反乱軍が攻めて来てるだと・・・北部はすでに反乱の手に落ちたということか。最低限の守備部隊を残して即応可能な部隊は全て援軍として送ってやれ。それと退避中の東洋艦隊および航空部隊に支援攻撃を命令しろ。それと宰相閣下と通信を開け」

ーーフランス軍司令部

「敵弾着弾!!」

「準備砲撃ですか。ずいぶんと余裕があることですな」

「まったく羨ましい限りだよ。こちらは小銃弾すら枯渇気味なのにな。総員着剣。植民地人らにフランス人のプライドを見せてやれ」

ーードンホイ第2防衛線でやりとり


「我、最後ノ一兵二ナルマデ防衛線ヲ死守セン。フランス共和国万歳」

ーードンホイ第2防衛戦司令部からの最後の通信。この後、第2防衛線守備隊は司令部要員にいたるまで前線におもむき銃弾が付きると銃剣や拳銃、果にはベトミン軍から奪った装備で戦闘を継続した


「報告、第2防衛線突破されました!!」

「第3戦車小隊、通信途絶!!」

「第14偵察小隊より敵増援が接近中との報告あり」

「迫撃砲陣地より報告。弾薬が枯渇。これより前線部隊の援護に向かう」

「こちらドンホイ防衛司令部より付近の友軍へ我、反乱軍の攻撃を受けリ。救援を請う。繰り返す我、反乱軍の攻撃を受けり。救援を請う」

「倒しても倒しても切りがなく、実に絶望的(サイコウ)な状況だと思わないか?大尉。ちなみにフランス軍では言う場合どうすると教わるのか教えてくれないかね」

「ハッ。フランス軍士官学校ではこう教わります。これ以上の損害は未来の反撃の兵力を奪うだけである。明日の為に撤退すべき、と」

「明日か・・・私達に明日があればいいがな」

ーードンホイ臨時防衛隊司令部でのアレクサンダー・ヒトラー外人部隊少佐と幕僚のやり取り


「こちらフランス軍第14歩兵師団師団長ラウル・サラン少将だ。ドンハン防衛司令部、あと4時間で我々が到着する。それまで何としても耐えてくれ」

『こちらドンハン守備隊臨時指揮官のアレクサンダー・ヒトラー外人部隊少佐です。了解しました。皇帝陛下の名にかけて耐えてみせましょう』

ーーフランス軍増援部隊とドンハン防衛司令部でのやり取り

157: ホワイトベアー :2021/09/05(日) 20:05:40 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
「ここまで・・・か。全軍に通達、ただちに指定した場所まで退却せよ」

「なぜここで退却するのですか!!敵の防衛線はズタズタでもう一歩でドンハンを奪還できるのですぞ!!」

「先程の空襲が示すようにフランス軍が体制を立て直したからだ。それに海軍から無視できない報告があった。あと30分でリシュリューを中心とした艦隊がこちら有効射程距離に入れるとのことだ。今はまだ都市一つの為に戦艦の艦砲射撃を浴びる必要はない」

「それにフランス軍の増援も接近しつつあります。ここは撤退し、再起を期すべきでしょう」

ーーベトミン軍南部解放軍団司令部での日本人軍事顧問とベトミン軍司令部要員間でやり取り


「何とかドンハンは守れましたな。中尉」

「ああ、ここは素直に祝杯を挙げよう。ところで少尉。この戦争、勝てると思うか?」

「・・・正直に言いますと、無理でしょうな。鹵獲した武器からわかりますが、敵は日米からの援助を受けております。今回はお行儀よく正攻法で攻撃してきたから防げましたが、もし敵がゲリラ戦を開始したら、我々はベトナムの大地に多くの血と金を投げ捨て敗北することになるかと」

「やはり君もそう思うか。私はこの後本国に戻り父を説得する。君は先程の考えを親衛隊司令部とOKWに上げてくれ。頼むぞ。オットー・スコルツェニー大尉」

ーードンハン防衛戦後、とある場所でのアレクサンダー・ヒトラー少佐とオットー・スコルツェニー親衛隊大尉のやり取り

158: ホワイトベアー :2021/09/05(日) 20:06:15 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上になります。 wikiへの転載はOKです

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最終更新:2021年09月06日 10:55