146: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:04:24 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp

   某サイト大百科風ゴーストウィニング略歴


――――「世界の頂点へ駆け上がるのに、資格やら血筋何かは要りませんよね。トレーナーと一緒なら何処までも……
それこそ、天国の果てだろうと、行こうと思える限りは……何処までも」(ストーリー画面選択時ボイス)


 ゴーストウィニング(ウマ娘)は、「ウマ娘プリティーダービー」の登場キャラクター。実在の競走馬「ゴーストウィニング」が
そのまま本人出演しているウマ娘である。CV、ゴーストウィニング、ご本人である。



――――「おはよーございまーす。今日も平穏無事に、何事も無く過ごしていきましょうね……え、寝癖付いてます?」
(朝時間ログイン時ボイス)


 『誕生日:3月27日 身長:157㎝ 体重:適正体重よりちょっと軽い スリーサイズ:……どうだったっけ?

穏やかでのんびりかつ天然気質な真面目っ娘。人当たりも良いが時折突拍子もない事を仕出かしては周囲を極小の困惑や
混乱の渦に送り込んだりしてるが、悪気は無かったりする。その普段はゆるふわ気質な一方でターフに立つと雰囲気が
鋭く一変し、勝利への執念を簡単に滲ませる、不敗の信念を身に秘めている。

学園では時々芝を食べようとしたり風呂上りや夏日に軽装で出歩こうとして良くゴールドシップ達に補導されているが……
改善される日は来るのだろうか』(ウマ娘公式プロフィール)


 容姿はトレセン学園では何処にでも良そうな栗毛の髪色に前髪の一房がストレート白髪のスレンダー少女、普段の雰囲気と
言動はセイウンスカイとグラスワンダーに近く、馬草を除く食欲と都会での迷い癖以外の行動様式はオグリキャップと
スペシャルウィークに似ており、レース中はシンボリルドルフとナリタブライアンの合いの子、頭の良さはアグネスタキオンや
ゴールドシップ級。そんな属性複合型の権化見たいなウマ娘がゴーストウィニングである。

 ウマ娘化した時期が時期で経緯も経緯で有る為にアニメでは影も形も存在せずにアプリ版で初登場となったが、
シリアスでもギャグでも問題なく動ける性質な事も有り、育成やサポートカードのイベントでは学園の各地に出没する様が
実装されており、ネットでは半ば運営の玩具扱いされている事に多少の批判も出たが後にトレセン学園生徒等のウマッター等で
大体が事実かそれが元ネタだったりする事が分かった事で批判も無くなっている。批判とは別にゴールドシップすらも振り回す
ゴーストウィニングに心配や畏怖の面が出てきたりしたが。


 現実の競走馬時代では26戦25勝で終ぞ同じサラブレッドには一度足りとて敗北を許さず、前人未到かつ空前絶後の大記録、
無敗の13冠馬(宝塚記念二連覇)と言う大記録を達成していた事からか、トウカイテイオーがメジロマックイーンに続いて一方的に
ゴーストウィニングをライバル視していたり、シンボリルドルフやナリタブライアン、オグリキャップ、テイエムオペラオー等の強豪に
常々注目されていたりするが、当のゴーストウィニングは他人の評価を気にする事無くハルウララと一緒に散策したり、
キングヘイローの友人とキングコールしたり、アグネスデジタルを尊み爆発させたりしている。

147: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:06:45 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp

――――「最近は動画サイトを見るだけじゃ無くて投稿もする様になったんですけど……やっぱり、スイーツを我慢する
マックイーンの前で『ナントカの反省を促すダンス』をして地獄車固めされるゴールドシップの動画は、投稿止めた方が
良いですかね?」(ホーム画面ボイス)


 競走馬時代、馬主が株の投資を余技とししつつ動画配信者を生業としていた為か、乱読ならぬ動画の乱視聴や
インターネット上での動画配信を趣味としている。ストーリー上で確認されている配信内容は主にトレセン学園内での
日常であったり友人や知り合いのウマ娘とのゲーム動画だったりで平和的そのもので有るのだが、偶にストレスが溜まった
エアグルーヴのストレス発散の為の掃除劇やシンボリルドルフによるダジャレ集動画と言ったトレセン学園的に
恥ずかしい部類の物が奇襲的にアップされる事も有って、積み重ねられたウマ娘達のイメージが壊されかねない為に
カレンチャン等のSNSやネットに精通したウマ娘が監視や削除要請したりしているとか何とか。


 因みに現実でも動画配信をしており、最近はトレセン学園生徒の日常風景としてマルゼンスキーのたっちゃん(スポーツカー)による
レース場攻略映像を同乗して撮影・配信して多数の視聴数を記録して居る。その後グロッキーにへばったゴーストウィニングの姿も
付属していたが。又シリーズ物としてトレセン学園生徒を度々ゲストに呼んでのウィニン〇ポスト最新作のプレイ動画も投稿しているが、
史実・架空ごちゃ混ぜモードでプレイしている為か『皇帝も怪物も覇王も軽く千切ってG1戦線を蹂躙する名将』『英国王室と凱旋門に
日の丸を掲げた日本総大将』『天皇賞秋にてゲーム内レコード記録と写真判定のマッチレースを展開した女帝と名門女王』
『連勝街道爆走の史実銅賞収集家と故障無き無冠のG2総大将な帝王』『何故かアメリカダート絶対王者と化した緑メンコの王』
『初G1のホープフルステークスをカナリハヤイネンに取られた上直後予後不良で即退場したターフの亡霊』等と言った夢と事件と
ネタとロマンに溢れた動画シリーズとなっており、此方も必見である。特にゲーム内の自分の呆気なさ過ぎる退場に無言の
チベットスナギツネ彫刻像と化したゴーストウィニングに、言う事やる事全て墓穴にしかならず最終的に『ふしぎなおどり』をやり始めた
ゲスト・カナリハヤイネンの回は笑い無くしては見られない。尚翌年のゲーム内三冠は朝日杯FSを勝利したステイヤー驀進王が分捕った模様。



――――「いやぁー、此処は色んなファッションのウマ娘が居らっしゃいますねー。段ボール被ってたり、リーゼント付けてたりとホント自由…
え、あの人らだけ?」(イベント:転校生はハチャメチャウマ娘!?のスタート画面ボイス)


 アプリ版に実装されたのは、所謂公式ネタ動画のはずが何故か本当にウマ娘として現れたハリボテエレジーやギンシャリボーイ等が、
アプリ世界のトレセン学園に乱入し大混乱するドタバタ劇が描かれたウマ娘史上世紀のネタ全開イベント『転校生はハチャメチャウマ娘!?』の
開始と同時。新規実装ウマ娘がことごとく☆3である事に以前から不満の声は燻っていたが、流石にゴーストウィニングに関しては☆3でも
不満の声は特に聴かれなかった様子。それよりも『サイ〇ームズはご乱心か』のタグと静画が飛び交う程に、次々とウマ娘が現実に
出現しまくる状況にとうとう運営の中の人らがヤケクソにでもなったのか、ゴーストウィニングに続いて同時にハリボテエレジー、
ギンシャリボーイ、チョクセンリーダーも育成ウマ娘に実装されると言う、つまりは超豪華新規ウマ娘ガチャ四枚仕立てと言うアプリガチャゲー
史上稀に見るレベルの暴挙を敢行。SNS上では連発するすり抜け、度重なる被りガチャ、謎豪運による全員獲得、何時もの天井☆3皆無の
絶叫等と言った阿鼻叫喚の大惨事と地獄絵図が発生して居り、ある意味そちらの意味でも伝説のイベント期間ともなった。


 イベントでは生徒会メンバーと理事長、たづなさんが唐突に入学が決まったハリボテエレジー達の受け入れ…しようとした直後にハリボテコンビが
被り物をしている事に突っ込んだ我らが学級委員長のサクラバクシンオーや風紀委員長バンブーメモリーが、校則違反と言う事でハリボテを
引っぺがそうとしたら総員その場から逃亡し、トレセン学園内の各所でメカハリボテ等を巻き込みカーブで転倒しまくるハリボテエレジーや
トレセン学園のお子様系ウマ娘にアカン影響を齎しそうなピンクフェロモン達が様々な騒動を引き起こしてその対応に奔走する生徒会トリオとたづなさん。
そしてほんの少し遅れてトレセン学園に来た事で出迎えの理事長達と入れ違いの形となったゴーストウィニングがそんな騒動を外から野次馬しつつ
一人で散策とトレセン学園ウマ娘との交流をするストーリーである。

148: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:09:48 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp

 ギンシャリボーイがトレセン学園カフェの厨房でオグリキャップを満腹にさせるまでおにぎりを作りまくったり(尚無許可)、
チョクセンリーダーがバイク代わりに自転車でターフを走り出したのをウオッカが慌てて止めようとしたり(尚引き摺られる)、
JWC出身ウマ娘らが元動画と同じ位にネタとカオス満載空間をトレセン学園に展開している中、ゴーストウィニングの方は
偶然出会ったナイスネイチャに学園を案内して貰ったり、木陰で昼寝するセイウンスカイに購買で買った毛布を掛けて
あげたりと健全な青春模様そのままであり、BGMもこ〇亀を彷彿とさせるギャグテイストや焦燥感を煽るJWCパートと
穏やかな春風や平和な日常を連想させる音が流れるゴーストウィニングパートと、双方のカオスさと平穏さの対比の
落差が酷過ぎる為に皆爆笑するしか無かったそうな。尚それはそれとしてゴーストウィニングも最後の方で芝生を毟って
口に含んだり相当な軽装で出歩こうとしたりとしていたが。



――――「腕、足、間接、背筋。全て異常無し。何時も通りで、レースを走れますね」
(目標レースターンでの調子好調時のボイス)


 ゲーム内でのゴーストウィニングの扱いは、『育成ウマ娘:ターフ・ゴースト』『バ場適性 芝:A ダート:G』
『距離適性 短距離:G マイル:B 中距離:A 長距離:A』『脚質適性 逃げ:G 先行:A 差し:G 追い込み:G』
『成長率 スピード:10% スタミナ:10% パワー:10%』『固有スキル:【亡霊が旅路に障壁無し】先行で前方にウマ娘を捉えたまま
最終コーナーに突入すると少しずつ加速し、最終直線で暴力的な加速力を発揮する』『習得スキル 好位追走:抜け出し準備:末脚:集中力』
『覚醒スキルによる習得可能スキル 先行のコツ:ノンストップガール:先行コーナー〇:弾丸特急(初登場金スキル)』…と、
兎に角先行能力に集中したスキル構成や逃げウマを逃がさない成長率となっており、一見すると初心者でも育成し易い、
安定性の高く強いウマ娘に思えるが、後述する固有二つ名習得ルートを進むと途端に難易度が跳ね上がる、
ナリタブライアンタイプでもある。


 一番の特徴は何と言っても、ゴーストウィニングが唯一自力習得可能である新規の金スキル『弾丸特急』。内容は
『最終直線で立ち上がった直後に加速する』と言う、脚質や状況無制限の最終直線限定加速スキルである。
下位スキルである『突入体勢』も『少し』で有る為、逃げでも追い込みでも極めて有用なスキルである。ただ習得ポイントが
かなり割高で、スキルヒントによる割引が無いと『弾丸特急』習得には占めて500も持っていかれる。また固有スキルに関しても、
ゴールドシップの固有スキルの先行版と最初期は思われたし一部間違いでは無かったが、最終コーナーを立ち上がった瞬間に
発生する弾丸の如き加速力は、単なる史実再現で寧ろゲームバランスの関係上現実よりも大分弱体化されている方なのだが、
完全にバ群に包み込まれるかスタートで宝塚120億してまともに上がれなかったかの様な不運を除けば、スピードとパワーが
余程不足して居なければ一着争いに高確率で噛める強固有スキルだった。無論基礎ステータス、スキル数やレース展開で
その強い固有スキルを活かせずに撃沈するのも良くある話であるが。

149: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:11:47 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp


――――「何をしているか、って……この学園、飛んでも無く広いじゃ無いですか。私、入学したばっかりですから、
迷っている内に疲れたので休んでた所です」(ストーリー第一話内のセリフ)


 アプリ世界でのゴーストウィニングと新人トレーナー(プレイヤー)との出会いは、休み時間にベンチに座り缶コーヒーを飲んで
のんびりしていた転入生のゴーストウィニングを、例によって偶然通りかかったアプリトレーナーが目を付けたのが始まりであった。
とは言え数多居る育成ウマ娘ストーリーの中では特に拉致されたり存在しない記憶を植え付けられたりするような事も無く、
第一話ではやけにのほほんとして若干セイウンスカイの雰囲気を醸し出す転入生の言動に『マイペースな娘だなぁ』程度の認識で
新人トレーナーが離れて行って終わったのだが、第二話から現実世界で神話と化したゴーストウィニングの姿が垣間見えた
模擬レースで幕を開ける。本来はゴーストウィニングと同じトレーナーのいないウマ娘と選抜レースに参加する筈が、
事務方の手違いで選抜レースへの出走登録が行われて居なかった事をゴーストウィニングへ謝罪するたづなの所へまた例によって
例の如く新人トレーナーが鉢合わせ。当のゴーストウィニングは「手違いも有りますよねぇ~」と大して気に病んでいない何時も通りの
姿であったが、丁度鉢合わせた新人トレーナーが持って来ていた仕事の書類の中に、選抜レース後に重賞勝利ウマ娘らによる
模擬レースが行われる事をゴーストウィニングが目敏く見つけ、そして「じゃあ代わりにこのレースに」と出走登録表に書き込んで
とっとと事務室から退室。後には止める間もなくおいて行かれたたづなと新人トレーナーが残される流れだった。

 そして翌日、選抜レースが終了して他トレーナーが居なくなった後、重賞勝利ウマ娘達による模擬レースにゴーストウィニングが参入。
当然見学程度なら兎も角普通はレース場に居る筈の無いウマ娘が居る事に怪訝な顔をされたが「選抜レースの登録がされていなくて
出れなかったので、経験の為にも走りに来ました」とのほほんと事情を伝えた為、模擬レースに出るウマ娘も「そ、そう…」と困惑して
突然の参入者に対して小声で「何この娘…」「変な娘…」等と戸惑われながらも、全く気負う気配の見えないゴーストウィニングに対して、
気になって見に来た新人トレーナーとたづなは、重賞勝利ウマ娘相手に全く引かない所か大逃げを図る先達の背後にピッタリと張り付き、
最終コーナーの立ち上がりで一瞬『消えた』と同レースを走っていたウマ娘達が錯覚した様な加速力で全員を突き放してアッサリと勝利。
余りの衝撃で茫然とする重賞勝利ウマ娘と彼女達のトレーナー、先達を突き放す勝利に驚くたづなを取り残し、当のゴーストウィニングは
新人トレーナーに逆スカウトの形で自分のトレーナーになる事を両手を合掌で擦り合わせて擦り寄る等して懇願。まるで人懐っこい
ワンコの様な行動に押されてか新人トレーナーも同意したのだった。



 幾ら何でも【盛って居る】と実装直後に一部で言われていたが、実際の競走馬時代のゴーストウィニングは、調教時にストーリー内と
同じく重賞馬と走った時に同じように周囲を突き放して一着になっていた事は事実であり、また最後のワンコの様な行動も、
牧場内の柵を何回か飛び越えて自分の調教師や馬主に擦り寄って甘える行動が度々行われていた事。また現実のウマ娘の
ゴーストウィニングも自分の騎手兼トレーナーに似たような事を毎日の如くやっている事からただ単なる【原作】再現に過ぎない話である。

150: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:13:26 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp

――――「……叶わないなぁ、ホント。……強いよ、本当に。……強いウマ娘だよ、セイウンスカイも、ナイスネイチャも。……負けた」
(シニア期(3年目)の最終目標・有マ記念にてセイウンスカイ一着、ナイスネイチャ二着時限定セリフ)


 ゴーストウィニングの育成目標

1,ジュニア級6月:メイクデビューに出走
2,ジュニア級12月後半:ホープフルステークスで5着以内
3,クラシック級4月前半:皐月賞で5着以内
4,クラシック級5月後半:日本ダービーで5着以内
5,クラシック級10月後半:菊花賞で3着以内
6,シニア級3月後半:大阪杯で2着
7,シニア級11月後半:ジャパンカップで1着
8,シニア級12月後半:有馬記念で1着(固有称号獲得条件下限定・有馬記念出走)


 ゴーストウィニングはアプリ版に実装されている育成ウマ娘の中では数少ない、全目標レースがG1と言う珍しいタイプである。
またそれに加えて固有称号【ターフの亡霊】獲得可能条件下では最終目標である有馬記念のクリア条件が一着から出走に変更される上、
出走ウマ娘も大阪杯のG1から複数変更されると言う少々複雑なシステムとなっている。その為アオハル魂爆発の為レース出走を抑える
必要性が有るアオハル杯シナリオでは固有称号を獲得しつつアオハル杯優勝を並立させようとすると体力とターン数の関係で練習の
バランス調整がかなり難しく、安定性だけで言えばURAファイナルズの方が固有称号獲得は比較的楽かも知れない。


 固有称号獲得条件は、『メイクデビュー、皐月賞、日本ダービー、菊花賞、クラシック級とシニア級での宝塚記念、シニア級での天皇賞春・秋、
ジャパンカップ、有馬記念で一着』と、ゴーストウィニングの【正史】の記録をなぞる形のレースでの一着が要求される。正し現実より
ほんの僅かに難易度が緩和されてか全戦無敗までこそ要求はされていないが、ナリタブライアンシナリオに置ける高難易度選択シニア級の様に
一着限定の目標レースにされている訳でもないので、定番のレース事故が起こる確率は相応に有る上、菊花賞までの全てで一着を取ると
イベントが発生し、ナリタブライアンシナリオの様にメジロマックイーン、シンボリルドルフ、オグリキャップ、スペシャルウィーク、グラスワンダー、
セイウンスカイ、ナイスネイチャ等と言った通常より遥かに強化された歴代の強豪名バ達が各レースに出場し、それらも全て下し目標レースも含めて
全て一着に入ると、シニア級天皇賞秋後に特殊イベントが発生し、ゴーストウィニングに事あるごとにライバル宣言していたトウカイテイオーと
ツインターボがジャパンカップに出走確定。

JURAファイナル・中距離部門での激闘を模したのか、ナリタブライアンシナリオでの強豪ライバルウマ娘のそれより強いステータスレベルの
『帝王』と『逃亡者』を相手に一着を求められ、そしてそのジャパンカップにて勝利を納めたら最後の特殊イベントにて覚醒したナイスネイチャと
セイウンスカイとのイベントの後、最終目標が『有馬記念一着』から『有馬記念出走』に直前で変更され、そしてアオハル杯のビターグラッセや
リトルココン並のステータスに強化されたセイウンスカイとナイスネイチャ相手にやり直し不可の一発勝負と言う、歯ごたえが有り過ぎて
永久歯を砕きそうな最終目標レースとなっている。付け加えると、セイウンスカイとナイスネイチャのみならず、ジャパンカップに続いて参戦してきた
トウカイテイオーとツインターボは共に長距離適性がAな上、四者ともに汎用又は長距離用スキルも金スキル含め相応に保有している為、
ハルウララの有馬記念勝利よりも遥かにマシだがそれでも結構な難易度を誇る。しかもゴーストウィニングの固有スキル『弾丸特急』の
下位スキル『突入体勢』のスキルヒントを自分のサポートカードを使えないゴーストウィニング自身がヒント2レベル以上得るには、
現状ではこの固有称号獲得イベントを完遂するしか無く、動画や静画等では追撃虚しくセイウンスカイにギリギリで振り切られたり、
縺れ合う様に四者同時にゴールし判定でナイスネイチャに敗北する様なケースが良く上げられており、極めて熱くなり易いレース展開とは
裏腹にプレイヤーの心身を極寒に追いやる事も良くある話の様子である。

151: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:15:25 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp

因みに初めてゲーム版の自分を育成してみたウマ娘のゴーストウィニングは、ものの見事に最終目標レースの有馬記念で
セイウンスカイとナイスネイチャの二人旅に取り残された挙句ゴール直前にてトウカイテイオーとツインターボに差し切られ、
トウカイテイオーとハナ差の五位に落ち着いていた。その翌日にトレセン学園の隅の芝の一角が毟り取られているのが
発見された謎の怪事件が発生したが、この事とは関係無いだろう……多分。




―――― 20XX年、凱旋門賞。日本のホースマンとサラブレッドが夢を見、そしてその高すぎる壁に打ち砕かれて行った、
       世界最強を証明する大舞台。

―――― 現代に蘇った英国の至宝、『唯一抜きんでて並ぶ者無し』ライトニング。欧州G1を蹂躙した絶対王者、
       『神速の重戦車』ヴィクトワール。

―――― 綺羅星の如き欧州競馬史上最高峰の名馬を抜き去ったのは、日出ずる国から来た、たった一頭の『亡霊』だけだった。

―――― その馬の名は、【ゴーストウィニング】。


――――【並ばない!並ばない!!あっと言う間!あっと言う間に!!光よりも勝利よりも先に、先頭に立ったのは日本の亡霊ただ一頭だ!!】


―――― 次の伝説を見よ、凱旋門賞。 (20XX年 JRA ゴーストウィニングCMより)


 後に競馬界に君臨する伝説を作り上げたゴーストウィニングであったが、活躍し出して暫く経つまでの前評判は、
兎にも角にも散々だった。父母馬は結局未勝利のままで終わった程度、祖父母馬やそれ以前の先代馬らに遡れば何とか
オープン戦か重賞を一つ二つ勝った馬が一頭二頭出て来る程度。当然G1勝利馬など影も形も無く、旧来の日本馬の
血脈保持と言う名目でも無ければ、親らの世代でとっくに用途変更(≒馬肉化等)されていてもおかしく無かった成績の
競走馬の家系だった。幼少期に何度も厩舎員や馬主の下へ行く為に柵越えをしたり、馬厩舎のカギを弄って遊んで
一度開錠してしまい厩舎員を呼びに行ったりと、身体能力や頭脳が一般のサラブレッドとは少々違う事が多発していても、
【ブラッドスポーツ】と称される競馬界に置いて、貧弱極まりない血統と言うのは大き過ぎるウィークポイントだった。
競りに出された時も過半の馬主らは一考だにせず、偶々初めて競りに来た動画配信業兼株トレーダーである
『花舞 神流(はなまい かんな:配信者ネーム)』氏が見た目で気に入って当セール最安値で買われた程度だったのが、
この時のゴーストウィニングの端的な評価を表して居るだろう。

 その後の調教でも怪我無く順調に事が進められ、また馬主となった『花舞 神流』氏も時々顔を見に来たり動画撮影する以外は
『私は素人であるから、無理しない様な感じでお願いします』と事実上大して口出しせず専門家である牧場側に基本方針は
殆ど投げていた事から、牧場側は中央競馬、それも三冠路線で行く事を決めた。前評判の悲惨さや既存の常識を考えると
思い切った決断だったが、他所の評価を気にせず調教での成果や柵越え等の身体能力の良さを真摯に受け取り高く評価しただけだったと、
当時の関係者は語っている。ただ肝心の騎手の手当てがスケジュールやその他の関係で都合が着かなかった者が多かった為、
最終的に「ゴーストウィニングの気性は類稀な穏やかさだから経験が少ない若手でも何とかなるだろう」と開き直り、
当時競馬学校を卒業して少しづつオープン戦や条件下、G3で順調にキャリアを積み上げていた若手のホープ
『竹内 豊也(たけうち ひろや)』氏の騎乗が決まる。有体に言って、実力や実績のある騎手が来るまでの場つなぎ要員も
同然だったこの選出が、結果的に競馬界の伝説の発端となるのだから、彼の『一生に一度の出会い』と言うに相応しくも有る、
何とも運命的な巡り合わせであろう。因みに当のゴーストウィニングは、自身の一生の騎手となった『竹内 豊也』氏と
初顔合わせした時に一目見て気に入ったのか、馬たちの表す親愛の証として思いっ切りベロベロ舐め回している。

152: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:19:09 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp

 新進気鋭の若手に血統と前評判以外は期待値抜群の競走馬と言う、何処かのスポ根物語で有りそうな
組み合わせの両者であったが、馬主の『花舞 神流』氏も観戦した新馬戦では同世代馬を突き放して
五馬身差の圧勝劇を見せ、続くレースでも危なげなく勝利。連勝する勢いそのままにホープフルステークスでも
同世代の良血馬集団を相手に三馬身差勝利と、前評判がなんのそのと勝利を重ね続け、馬主である花舞氏も
自身の動画視聴者と共に歓声を上げ続けていた。だが一方で、ネットでの動画を震源地とした局所的人気は兎も角、
旧来の競馬ファンの中の一部には、このゴーストウィニングの活躍に対して相変わらずの貧弱血統を理由に
『ただのフロック(まぐれ勝ち)』『ここがキャリアハイ』と、盛り上がっている『素人連中』に冷めた目や評価を出して居た者が
居たのも事実だった。滑稽かつ皮肉なのは、そう言ったごく一部の『(自称)競馬ファン』の考えとは真逆に、中央競馬界は
突如出現した無敗のG1勝利馬に着目し、貧弱血統等と侮る事無く真剣に強力なライバル馬と認識していた事だろう。
そしてベテランだの経験だの己の目だのを誇示する様な極僅かの『(自称)競馬ファン』が意地を張り続けて多数から
呆れられた後に、己の不見識、そして節穴さを認めざる負えなくなったのは、皐月賞、日本ダービー、宝塚記念の勝利に続けて、
過去セイウンスカイが記録した当時のワールドレコードである『3分3秒2』と同タイムを記録し、六馬身差の完全勝利を
達成した菊花賞の時であった。この頃には【ゴーストステップ】やら【ウィニングダンス】だのと称された、
勝利後のゴーストウィニングによる観客席前での独特ステップは定番となっており、嬉しさの余り撮影していた機材をぶっ飛ばし、
驚き困惑する牧場関係者の手を握って飛び跳ねていた花舞氏の生放送動画は【馬主とサラブレッドのダブルステップ】等と言われた、
別の意味で伝説(兼黒歴史)の動画となっている。


 その後は一部で出走を期待されたジャパンカップと有馬記念は回避し休養を優先。そして翌年は正月に牧場を訪れた花舞氏が
殆ど冗談で言った『中長距離中央G1全芝レース制覇』の大風呂敷を牧場側や騎手の竹内氏の方が乗り気になり、
『ただの冗談だったのに』と引き攣った笑みの馬主側を半ば置き去りにして出走登録。当のゴーストウィニングも年末の休養で
完全にリフレッシュしたのか、クラシック期のキレを更に鋭くさせ、『打倒ゴーストウィニング』を数多の馬と騎手が掲げ、
全力で襲い掛かって来る中全く物ともせずに全ての出走レースで一着を取り続ける強大さ、そしていつもの【ゴーストステップ】を
世の中に見せ続けた。何時しか、どのような大逃げでも先行策でも決して引き離せず、包囲網を築いても気付けば何時の間にか
馬群の外へ包囲を突き破った上最終直線で一気に先頭に躍り出るそのレース運びから、ゴーストウィニングは『ターフの亡霊』の
異名が付けられていた。決して触れられず、縛る事も出来ない。その実力が真に世界レベルであるのは、久方ぶりにジャパンカップに
海外馬が出走して来た、後の『神速の重戦車』ヴィクトワールが相手でも二馬身差勝利した事で証明されていた。後のライトニングとの
逸話が大き過ぎて余り知られていないが、一戦差とは言え実は海外馬勢として一番ゴーストウィニングと対戦成績が多いのはヴィクトワールの方である。


 日本での中長距離芝G1レースを制覇した後、実績も能力も十分と言う事で海外遠征、それもキングジョージ6世&クイーンエリザベス
ステークスと凱旋門賞の一年両取りと言うスケジュールが決定された時は、幾ら何でも無謀過ぎると言う話も一部ネット等で出たのだが、
馬主の花舞氏は熱に浮かされた様な牧場側の熱心な口説きにアッサリと根負けし、今では若手のホープから将来のレジェンド候補と名高い
竹内騎手も『ゴーストならば』とノリノリで有った為に、外野の声は余り意味は無かった。JRA(当時)も血統の事は皐月賞勝利の時点でとっくに
忘却の彼方で忘れ去って過去の【深き衝撃】の如き応援状態であった。周囲が勝手に盛り上がっている中でも当のゴーストウィニングは
何時も通りに馬主や調教師、騎手へ甘えたり楽し気に走っていたが、その状態は海外に行っても全く変わらず、ステップレースとして出たレースでは
当時【欧州最速】【伝説の再来】と、英国競馬界が鼻高々だったライトニングを何時も通りに最終直線で抜き去り一着となって欧州に驚天動地の
大激震を走らせ、続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでも意地の逃げ切りを図るライトニング相手に五馬身差を維持したまま
最終コーナーで加速、最終直線の立ち上がりの瞬間に弾丸の如く一気に加速する、このレースにて完全な完成となった
【Run of Bullet  Express(弾丸特急走法)】にて欧州全土に号外を乱舞させた。

153: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:20:40 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp


 その後メンツに賭けてでも負けられない欧州競馬界が凱旋門賞に各国選りすぐりの最強馬を結集させ、特に連敗を重ねて見るからに闘志が
燃え上がっているライトニングとヴィクトワールがこの極東からの刺客に背中を拝ませてやってくれると期待…否、願われていたのだが、
そのヨーロッパの願いも虚しく、この凱旋門賞でも最終直線で先頭に立ち、そして他馬の追い抜きを許さずに欧州馬以外で史上初の
凱旋門賞勝利馬となったのは、極東の刺客・ゴーストウィニングだった。欧州サラブレッドの意地でクビ差までライトニング、半馬身差に
ヴィクトワールが迫った事で最低限の面目は施せたが、その後欧州でも日本に続いて【Break The Ghost】の目標がぶち上げられたのは
必然と言うべきか。尚、この敗戦で完全に調子と闘志が砕かれたライトニングは暫くの間壮絶なスランプ期に突入し、翌年の秋頃にG3レースで
一着を取るまで闘争心がへし折られていた事を記述して置く。



――――「ターフの頂点に立った後は…宇宙の果てにでも、走りに行きましょうかね?」
(固有称号獲得イベント、並びにURA優勝時限定クリア時ボイス)


 日本、そして欧州競馬での頂点に立つ栄誉を得たゴーストウィニングとその騎手である竹内氏であったが、帰国後の運命は文字通りの急転直下だった。
彼の有名な『神様(自称)』によるとされる超常現象の日本列島超巨大化現象に続く、本来創作物の中の存在であった『ウマ娘』達の出現。
その『ウマ娘』のハルウララが発案の【レジェンドホース杯ドリームマッチレース】開催。ゴーストウィニングと竹内騎手初の敗戦となったセイウンスカイと
ナイスネイチャとの長距離走部門レース。そして、余りにも理不尽な素人集団による悪意の思い付きによって発生した馬運車襲撃並びに強盗致死事件と、
前述の『神様(自称)』による竹内騎手の蘇生とゴーストウィニングの『ウマ娘』としての再臨。馬運車襲撃事件とその後の『神様(自称)』による粛清劇の詳細は
当該記事に譲るが、この運命のジェットコースターに振り回された両名は、現在ではウマ娘のゴーストウィニングは翌年のメイクデビューに向けた練習と調整を、
竹内騎手はゴーストウィニングのトレーナー業と共に騎手としても複数の重賞にて勝利騎手となる等、形はかなり変わりはしたがそれでもそれぞれの形で
【競馬(バ)】に関わり続けている。先のような事件が二度と起きないように、競馬関係者や警察関係者、そしてティ連も関わっての警護や安全性の改善が行われたりしたが、
被害者であった両者は既に先に向かって歩いている。

 サラブレッドとしての記録はもう伸ばす事は能わないが、代わりに両協会が統合したJURAは現在各国の競馬界にもウマ娘が既存の競走馬レースに
出場可能になる様に、ティ連技術を用いた安全策と共に提案して、相手側からのそれなりに色好い返答が得られているとの報道も有り、大分気の早い話だが
将来的にはもう一度『ゴーストウィニング』が欧州競馬の馬場にて走る姿が見られるかもしれない。ただ竹内騎手兼トレーナーとゴーストウィニングは、
そんな先の事より前々から一方的にライバル宣言をされているツインターボやトウカイテイオー、サラブレッド時代に敗退したセイウンスカイとナイスネイチャ、
そして同じ凱旋門賞勝利馬でもあったトリプルターボとカナリハヤイネン等々、ウマ娘になってからも全く気の抜けない強敵揃いであり、
今は海外の事を考える程の余裕は無いと話している。何れにしても、競走馬時代と同じか、或いはそれ以上に熾烈なレースが行われる事は容易く予想される為に、
今後のレースが楽しみで有る事は言うまでも無いだろう。

154: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:22:38 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp


関連動画


【夏合宿でゴルシと海走る!】
…【○○でゴルシと○○る!】系ゴルシ被害者動画第七弾。艦娘が水上スケートして居る事から
自分も走ろうとゴールドシップを巻き込んで両者スク水姿で本当に海を走ろうとした。如何にかして
逃れようとお得意の雑学知識で説得に走るゴルシと、それはそれとして論点ずらしの反論をしつつ
シレっと海辺に連れ込むゴーストウィニング。そして案の定スピカの面々が見守る中海没するゴルシと
浜辺に流れ込んで来た木々のゴミや流木を足場に微妙に走って同じく海没したゴーストウィニングの姿が見られる。


【転生ウマ娘の適当雑談会】
…元競走馬、現ウマ娘と言う経歴の共通点があるトリプルターボとゴーストウィニング、としてカナリハヤイネンによる、
文字通りの適当な雑談会。活躍時期と言うかUMAとサラブレッドと種族レベルで違っていた事等も有って競走馬時代での
対戦歴は無い為それ以外の内容での雑談となったが、大体雑談と言うより天然ボケなのか何なのかしている
ゴーストウィニングに突っ込む関西魂カナリハヤイネンを苦笑いするトリプルターボの流れが続く、面白くは有るが
特にオチは無い動画である。


【ウマ娘のウマ娘によるウマ娘以外も出て来るトレセンウィポ!】
…現在も投稿が続いているゲーム実況シリーズ作品。元々は企業依頼と言う物であったが、単純にこれまでの
不満点の過半が解消されている良作であった為に、企業依頼とは別に許可を貰ってシリーズ動画化され、
ゴーストウィニング個人の交渉で度々トレセン学園所属のウマ娘らもゲスト出演する形式になった事から人気動画と
なっている。尚ウマ娘だけでなく、秋川理事長や駿川秘書、またトレーナー業の面々もゲスト出演している事も多く、
後にウマ娘以外のトレセン学園関係者のファンクラブが誕生する原因の一つともなった。

155: 陣龍 :2021/10/07(木) 20:26:08 HOST:124-241-072-209.pool.fctv.ne.jp
|д゚) ……いやホントなっげぇなオイ(素)

|д゚) と言う事で取り合えずこれにてゴーストウィニングの話は終わりになると思います。勿論思考が爆発したら分からぬ()

|д゚) と言うかそろそろモントゴメリー氏通じて締結されてるFFRのリシュリュー話やらんと真面目に着信アリ(ホラー映画)されそう(小学生時代学校で見てマジ恐怖)

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最終更新:2021年10月07日 23:58