265: 加賀 :2021/09/18(土) 22:10:43 HOST:om126208252180.22.openmobile.ne.jp
零戦11型
全幅 12m
全長 9.05m
全高 3.53m
翼面積 23.00㎡
自重 2200kg
正規全備自重 3000kg
発動機 栄31型甲(1210馬力)
速度 543km
航続距離 2580km
武装 主翼 97式13.2ミリ機銃2挺(250発)
99式20ミリ機銃2挺(125発)
60kg爆弾2発
【概要】
94式艦上戦闘機の後継戦闘機であり94式と同じく堀越が設計した。堀越は前回の反省を活かしつつ当初から94式と同じく防弾装備を取り入れている。
- 操縦席の風防は厚さ70~80ミリの防弾ガラス
- 燃料タンクは外装式防漏タンクであり自動消火装置付
- 操縦席後部に13ミリの防弾板を搭載
等々、史実紫電改の防弾装備を取り入れていた。火力については整備のしやすさの観点から全て主翼に集中。97式固定機銃とベルト給弾式に開発完了した99式20ミリ機銃をそれぞれ2挺ずつ搭載している。
元は成都に逃げ込んだ蒋介石の国民党軍を爆撃する陸攻隊の援護機として開発要請が下ったが堀越は前々からそれを予期し構想を練っていた。
発動機については水メタノール噴射装置付の31型の予定だったが間に合わずそれを省いた31型甲を搭載。また、94式23型と同じく推力式単排気管を採用しているので543kmの速度を発揮する事が出来た。防弾装備をしていた事で運動性能は低下したが(F4FやP-40に比べたら月とスッポン)それをカバーする栄発動機で何とかなっている。
生産数については元々基地航空としての役割があったので僅か72機と非常に少ない。そのため写真等も限られた物しかなかったが元空軍少将で軍神の坂井三郎の遺品からかつて坂井が所属していた11航艦の台南空の零戦11型の写真が多数発見され(空撮が趣味だった事も幸いした)幻とされていた全貌が今日でも見られるのである。
ちなみに開戦前に中国人スパイを通してフライング・タイガースからの報告で「零戦は火力・馬力・装甲が貧弱でありパイロットの腕で支えられている」とされ詳細な零戦の機体構図が米国に送られていた。しかし、これは日本側がワザと流した情報であり機体構図も史実零戦21型の構図でありそれらを配布、読んだ米パイロット達は「ジャップの戦闘機は弱い」と認識してしまい、それが開戦後に舐めて掛かって壊滅状態に陥ってしまう要因を作ってしまうのである。
266: 加賀 :2021/09/18(土) 22:12:42 HOST:om126208252180.22.openmobile.ne.jp
そういや11型相当作ってないよなと思い作った。
モチーフは防弾装備、火力増強された零戦22型に近いかな。無論、無線機も新型。
ただ、発動機の水メタノール噴射装置は間に合わなかったので22型にお預け。
この11型と本命の22型で開戦を迎える予定の日本海軍である。
最終更新:2021年10月11日 22:05