334: 加賀 :2021/09/19(日) 19:56:38 HOST:softbank126163160058.bbtec.net
烈風11型

全幅 12m
全長 11m
全高 4.23m
翼面積 23.60㎡
自重 3600kg
全備自重 5100kg
発動機 三菱『ハ43-11』2400馬力
速度 658km
航続距離 1300km(正規)2200km(増槽有り)
武装 99式20ミリ機銃4挺(各250発)
   3式噴進弾8発


【概要】

「僕は完成出来なかった『風』の艦上戦闘機を作りたいと思います」

堀越が己の執念、威信をかけて開発した新型戦闘機である。14試艦上戦闘機と当時は明記され、当初は史実のハ-43を搭載した試作一号機(史実烈風)が昭和17年5月に初飛行をしたがテストパイロット達からは「零戦と同様の運動性能だ」と絶賛していたが堀越は首を横に振った。

「零戦と同様では駄目なんだ。奴等は直ぐに零戦を越える戦闘機を作ってくる」

堀越は試作一号機の機体を削れるところは全て削りそのおかげで翼面積は30.86㎡から23.60㎡まで減少した。だがこの削りにより試作二号機は更なる進化を遂げる事になる。重量削減により速度も向上し運動性能も試作一号機より軽快な動きを見せる事になる。
斯くして試作二号機を元に開発が進み昭和18年10月、艦上戦闘機『烈風』として採用される事になる。なお、それを見届けた堀越は「感無量です」と涙を流しながら限界まで身体を使い過労で倒れ向こう半年は強制休暇となる。
なお、『烈風』はトラック防空戦にてデビューを果たす。『烈風』を装備した第251空の72機が参戦、『イントレピッド』『エンタープライズ2』『エセックス』のF6F隊120機と交戦、『烈風』は13機を喪失するもF6F104機を撃墜する戦果を納める。その後、マリアナ沖海戦でも母艦飛行隊、基地航空隊で参戦する。
続くレイテ、本土防空、沖縄戦にも参戦し『烈風』は大戦後期の海軍航空隊の重要な戦闘機として評価を得るのである。
なお、休暇から復帰した堀越は構想していた通称『烈風』改こと烈風22型(排気タービン付)と発動機をハ-42-21ルに換装し20ミリ機銃6挺を装備した烈風改二(yukikaze様案)を開発量産させるのである。
戦後、堀越は「終わりはズタズタでしたけど、僕は激動の10年を力を尽くしました」と語るのであった。

また、米軍も烈風を「正しく『Sam』は『Zeke』の後継戦闘機であり我々は『Sam』を量産すれば良かった」と残している。

335: 加賀 :2021/09/19(日) 20:01:48 HOST:softbank126163160058.bbtec.net
だーれが風を見たでしょう。僕も貴女も見やしない。けれど木の葉を震わせて風は通り抜けていく。
僕は美しい飛行機を作りたいと思っています。
美しい夢だ。
君の10年を力を尽くして生きなさい



堀越は執念を見せた。次は小山、君の番だ。(エッ

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最終更新:2021年10月11日 22:07