512: ナイ神父Mk-2 :2021/10/13(水) 00:41:42 HOST:p286103-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ
オーバーロード作戦 80年目の真実
皆様こんばんわ私は今フランスのノルマンディー海岸に来ております。さて、皆様1942年の今日この場所では第二次ネウロイ大戦における
人類連合の初の大規模反抗作戦であるオーバーロード作戦、その一角であるノルマンディー上陸作戦が実行されました。この作戦に於いて
は当時対ネウロイの最前線に戦力を置いていた人類連合の総力を挙げて行われた作戦で有り参加艦艇数は大小250隻を超え上陸艇に至って
は一万二千隻を超えたとも言われる上陸作戦が行われました。
しかし、その結果はけして明るい物ではなく後年に於いては人類連合最大の失敗と呼ばれる程の大損害を最終的に被り結果的には新たに
ヒスパニア、ヴェネツィア、ロマーニャの半分に至る広域の人類生存域を喪失してしまったのであります。では、こうした状況が
なぜ起こり得たのか?当時に於いてはウィッチ派による独断専行による戦線の崩壊や共産主義勢力の暗躍などが囁かれてきましたが
近年解禁された文章等を紐解くと又違った面が見えて来たのです。
解禁されたのは通称D文章…帝政カールスラントのエースの一角にして戦後に人類に多大な貢献を果たしたウィッチたちの中でも
11番目の女神と称されるだけの活躍を行った女性です。その彼女が製作した文章の他、1000を超える指令書或いは文書が解禁
されたのです。その中には現代まで謎とされてきたリベリオンのウィッチ部隊の壊滅やその裏側に関することも書かれていました。
作戦迄の世界の動き
当時作戦迄の欧州各国は約70年近く先の技術を持つ国家である日本との遭遇で快進撃を続けている状況でした。南進してきたネウロイ軍に
対して人類連合は多数の超音速航空機と長距離ミサイルによる反撃不可能なアウトレンジ攻撃を敢行コレに寄って最も脅威となる
大型個体を排除することに寄って少ない損害でもってスエズを始めとしたアフリカ地域を奪還していたのです。
同時にコレに焦ったのは当時転移の影響で離れた位置に転移してしまったリベリオンだったのです。
此処からは当時のリベリオン情勢に詳しい新城教授に話を伺いたいと思います。新城さん当時のリベリオンは何故転移日本による
快進撃に焦ったのでしょうか?
大きな点としては大きく地域が離れた事に寄って今まで距離の近さから優位に行えて来た多くの取引が不可能に成った事や日本が提供
する先進技術が主に戦域である欧州国家を中心に回されていたという面が在ります。特にリベリオンが得意として車輛の生産能力等に
完成もより精度の高い日本企業の生み出すそれは脅威と言えたのです。
成る程、確かに70年先の製造技術と言うのは素人目に見ても脅威と言えますね…
また、当時のブリタニアでは幻のライヒ問題と呼ばれる事態が発生して居ました。コレは簡単に言えば戦後にカールスラントが
取り戻した欧州の地域に大帝国を打ち立てると考えられていた物です。コレを考えれば戦後の主導権を握る為にもブリタニアに寄る
大規模作戦の成功は必須と言えたのです。そして、各国の思惑が合わさって1942年にあの空前絶後の上陸作戦が実行された事に成ります。
教授ありがとうございました。CMの後は作戦中の経過についてスタジオに二人のゲストを招き解説を行いたいと思います。
513: ナイ神父Mk-2 :2021/10/13(水) 00:42:16 HOST:p286103-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp
作戦中の経過
さて、CM後の此処からはガリア中央大学に所属するオンズ教授と日本の宮藤教授に来て頂いて居ります。早速ですが
各国が実行したノルマンディーとは実際にはどういった作戦だったのでしょうか?
分かり易く説明するならば軍隊を送り込む為の場所を確保する為の大規模な上陸作戦ですね。その予定地に選ばれたのがノルマンディー
だった訳です。作戦を主導するリベリオンとブリタニアはコレを5つの管区へと区分けしてソレぞれに人類連合各国を派遣同時に
後方からのネウロイ増援を防ぐための後方への各国魔導士による空挺部隊が動員されています。
対するネウロイは大型航空ネウロイだけで180機を優に超え地上にも自爆を前提とした対人戦闘前提の最小戦闘サイズを含むとは言え
600万近い個体が存在しているとされました。又、陸上戦艦とも言うべき地上の大型は540体主力となる中小型に至っては6万体近くが
存在すると言った情報も存在します。
しかし、コレに関しては人類連合も沿岸防御を固めている事は当然の予想範囲でありソレを覆す為にエーテルエンチャントを使用した
対ネウロイ榴弾や対地兵装を積んだ航空戦力による対地攻撃が実行されまた。又、コレに対するネウロイの対抗も当然起こり作戦に
於ける大規模な前哨戦が行われました。
この前哨戦に於いて少なくない数の艦艇が沈められた物の上陸地点に兵士達が取り付き始めた事で戦線は徐々に後退し多数の犠牲を
負いながらも橋頭保の確保に成功したのです。戦力の大多数を失ったネウロイ側はガリア中央より巣を撤退させ防衛目的と思われる
残存戦力はカールスラントが存在するガリア東部側の国境付近まで戦力の多くを後退させました。
その結果として翌月7月までにはガリアの大部分を開放しています。その後、人類連合は沿岸からルール工業地帯へと向かうA集団と
ラインを超えてカールスラント内陸部を目指すB集団に分かれて行動を開始しました。
オンズ教授は戦争中ガリアの巣に所属していたそうですが当時のネウロイ側の作戦はどうなって居たのでしょう?
私は当時まだ製造されていませんでしたから判断は難しいですが、後に巣に残っていたログには人類軍に対抗する為に予備部隊と
含む2000機以上の陸上ネウロイを中核とした地上部隊が両軍集団を抑える為に動き始めました。
B集団が構築した第二次ライン戦線とアントウェルペンやベルギガ周辺の奪還を目的としたジークフリート戦線の二つが構築されて
戦闘が行われておりました。
各戦線に於いては連合の試作魔導兵器の他、各国の試作兵器も投入されており代表的な物にはカールスラントの製造した
ティーガーユニット、扶桑皇国の製造した95式重戦車ユニットやオイ車ユニットが車両として製造されたオイ車と共に
多数が投入されました。
又、ジークフリート線に於いては補給の為の港湾を確保する為の大規模な空挺降下作戦を実行してます。この空挺作戦は結果として
ブリタニアやリベリオンの航空魔導士と陸戦魔導士を大量に喪失する事となり後の戦闘に大きな影響を与えて居ます。
514: ナイ神父Mk-2 :2021/10/13(水) 00:42:51 HOST:p286103-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp
そして、運命の8月。先に戦線が動いたのはラインでした。ライン戦線を突破したB集団はそのままベルリンを目指して侵攻するも
其処で目にしたのは大中型だけで地面と空を埋め尽くさんばかりのネウロイでした。想定をはるかに超えるこの大集団に対して
内陸部に簡易飛行場を置いていた航空自衛隊や在日米軍の航空隊の他、対艦攻撃部隊によるアウトレンジ攻撃を敢行するもその
何れもが対処され更には新出現した超音速型航空ネウロイによって航空隊の多くは一方的に駆逐され人類連合は空を失いました。
それによって人類軍は戦線後退を余儀なくされてました。後退して再構築されたライン戦線や奪還されたアントウェルペン港からの
援軍を期待しました。しかし、それを予期していたネウロイは援軍の集結していたオスロを始めとした人類側の港湾に対して封鎖を
目的とした超大型交代を複数派遣、コレを人類は撃破することが出来た物のネウロイ側の作戦は成功してしまいオスロ港湾は壊滅
ポーツマスも大津波が発生した市街は大被害を被りました。
その後、防衛行動を続けていた人類連合でしたがアントウェルペン港へとネウロイの戦術弾頭の集中着弾が有った事やライン戦線の
疲弊。そして、援軍が期待できなく成った事で人類連合は作戦を失敗として遅滞戦闘を行いつつ撤退を開始しました。それに対して
ネウロイも人型兵器や大型航空兵器型を模した隊規模な追撃及び再制圧部隊を投入したのです。
8月終盤ノルマンディーまで押し返された人類は再度集結した海軍や先に撤退して再編成した日米の航空隊、それに加えて連合の大型
水中要塞から派遣された潜水艦隊や近隣に提供の為に置かれていた10機以上の重巡行管制機艦隊とアリコーン級潜水艦を脱出支援へと
投入して、長距離からの近接阻止の為の攻撃が行われました。
この時に起きたのがメアリー・スー案件と呼ばれる事態です。
確か…ウイッチの暴走事件でしたか…
コレに関しては近年発覚した事なのですがこの暴走と呼ばれる行動はリベリオン軍部に於いて歪められた情報という事が判明しています。
これまでの通説ではメアリー・スーのウィッチ中隊は司令部の作戦を無視して突撃した事と成って居ますが最近発見された後年の
パットン将軍の著書には命令は接近する敵航空戦力からの司令部防衛で有り彼女の部隊は相討ちと成りながらも作戦を果たしたと
されており同様の記述が有る文章が複数発見されています。
では何故この部隊が勝手に突撃したとされたのでしょうか?
515: ナイ神父Mk-2 :2021/10/13(水) 00:43:36 HOST:p286103-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp
コレに関してはリベリオン内の勢力争いが関わってきます。ネウロイ大戦が始めまる以前に発生した大不況の頃からリベリオン内では
一神教系の新興宗教が勢力を拡大しており軍内にも多数の信者が存在した事でその信者間の繋がり等が軍の他派閥では危険視されていたの
です。その新興宗教派閥が派遣したのがメアリーの中隊だった訳ですね。その彼女が暴走した事が司令部陥落一歩手前まで追い込んだ
という事はこの派閥の大きな失点となり軍内での大きな粛清が行われる形となりました。
とすると彼女はその為の生贄という事ですか?
そうなります。ですが、この新興宗教が他の信仰に対して非常に攻撃的であったことも事実でありこの粛清が無ければ軍が暴走する
事も危惧されていたのも又事実では有ります。
話をオーバーロードに戻します。こうして司令部が壊滅寸前に陥る危機的状況に於いても何とか撤退に成功した人類連合でしたが
その代償は重い物と成ります。欧州の多くの地域はガリア制圧後に新たに出現した複数のネウロイの巣により制圧されて戦前より
ネウロイの勢力圏は拡大欧州の殆どと北アフリカ地域の大部分は陥落する事と成りました。
更に連合が牽制の為に配置していた水中要塞と潜水艦隊を撤退支援に動かした事で南アフリカを新連邦参加の国家が襲撃して
南アフリカが制圧された事で人類連合のアフリカにおける勢力圏は中部アフリカの一部に限定される事となる連合が駐留
する事でその勢力が何とか維持される事と成りました。
オラーシャ戦線に於いてはネウロイ側も防衛を重視して居た事で戦線は膠着、動員された大軍を維持し続ける事によってオラーシャの
負担は莫大な事となり後のオラーシャ革命の一因と成って居ます。扶桑とリベリオンに関しては本土のダメージこそなかった物の
戦争による大被害は後の作戦に於ける欧州への援軍を渋らせる要因と成りました。
516: ナイ神父Mk-2 :2021/10/13(水) 00:44:07 HOST:p286103-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp
総評
両教授はこの作戦が歴史に与えた影響はどういった物だと考えるでしょうか?
明確にネウロイの脅威が周知された結果に成ったと考えられます。ネウロイの脅威に関してはこの作戦迄は類似する脅威に遭遇してきた
連合すら低く見積もっており、この作戦で決着が付くというのが大勢の見方でした。それが予想を裏切り人類軍を撃退し勢力を拡大
するだけでなく大幅な自己進化を行いインベーダーやスカブにすら並ぶ脅威と目される様になりました。
今回の作戦に関しては後の国家の動きに大きな影響を与えたと考えます。この作戦にてガリアの亡命政府の内共和派は大きく実働
戦力を減らしオラーシャに於いても革命の機運が出て来ました。そして、レベリオンに関しても過激な宗教勢力こそ排除出来た物の
後に勢力を伸ばす共産主義者台頭の一因にもつながって居ます。
更にメアリー・スー案件はウィッチ否定派の跳梁を許す事と成っただけでなくウィッチの採用の枠を大きく狭める事となり結果的に
慢性的なウィッチ不足を引き起こす事と成るだけでなく統合航空戦闘団抗争に於いて戦力の出し渋りが発生すると言った事の
要員にも成って居ます。
成る程お二人とも有難うございました。名残惜しいですが時間と成りましたので本日の放送は此処迄と成ります。
次週の放送はURAファイナル放送の為、22:30からと放送と成ります。
ご視聴ありがとうございました。
517: ナイ神父Mk-2 :2021/10/13(水) 00:44:56 HOST:p286103-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず42年の作戦でストパン世界に
関わる格好がどう動いて居たかをば…
最終更新:2023年10月10日 22:57