519: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:53:18 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals
小ネタ 1984年 主要国 戦術機 日本編
陸軍
◾F-1 陽炎
大日本帝国軍が第一次月面大戦で運用していたNCAF-4の後継機として地球上でも使用できる様に開発され、1972年に帝国軍に採用された世界初の戦術機。
月面戦線で使用されていた全領域歩行戦闘機であるNCAF-4はジャンプユニットを追加装備することで地球上での運用も可能とする極めて高い汎用性を持った、まさに全領域歩行戦術機の名に恥じない機動兵器であったが、防御を重視した設計から月では問題のないものの地球上ではどうしても機動性が低下してしまっていた。そこで大日本帝国は月と同程度の機動性を地球上でも発揮できる新型全領域歩行戦闘機の開発を決定、開発されたのが本機であった。
本機はオペレーション・ワイ・ワイヤを採用し、新型の複合装甲を採用する事で重量を削減、大出力ジャンプユニットを搭載することで機動性と高速反応性を大幅に向上させている。また、発展性を考慮した設計的余剰が担保されているため、局地戦仕様や現地改修機など数多くのバリエーションが存在し、2000年代に入っても最良の機種の1つとして各国の衛士から見られている。なお、統合性能が高いことから調達コストもNCAF-4と比べるとコストが高い。
主なバリエーション
先行生産型。燃料電池・高効率エンジンの発達が機体に追いつかず、稼働時間が著しく短い。数機が調達された後はB型の調達に切り替えられた。
F-1Aを複座型にした機体。主にパイロットの訓練用に開発された機体で、内蔵電子妨害装置を省略し、操縦システムは前席後席それぞれに連動した系統を持ち、後席からの操縦も可能とするなどの改装が施されている。
A型の問題であった著しく短い稼働時間の向上を中心とした改良が図られている。基本的にはA型のエンジンや燃料電池周りを換装しただけであり、本来想定されていたスペックを発揮できるようになったF-1と言える。ただ電子戦装備もルックダウン機能強化型レーダーを装備するなどいくつか換装されている。1974年より配備開始。
C型を複座型にした機体。B型同様教育・訓練用で主に本土の訓練部隊にはいびされているが実戦にも対応している。
F-1Cをベースに、兵装搭載量の増加、アビオニクスの強化、オペレーション・バイ・ライトの採用、複合装甲の刷新等に加え、機体OSをM2SからM3Sへアップデート、跳躍ユニットの換装、機体構造の見直しなどの統合的な大規模改修を施した最新の機体。
帝国国外では"カゲロウ・カスタム"の愛称で呼ばれており、1982年に帝国陸軍に採用されて以降第2世代最強の戦術機と謂われている。
外装はC型の装甲材刷新に留まっているが、装備の観点から見れば別物と言っても過言ではないため最新の世代分類では2.5世代に分類される。
520: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:54:04 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
◾F-2 不知火
三菱重工が開発した軽量第2世代戦術機。大日本帝国陸海軍で主力戦術機として採用されたF-1陽炎とF-4紫電は、その高性能故に調達コストが高く、さらに大日本帝国宇宙軍が運用する月軌道のBETA着陸ユニット迎撃システムであるセレーネの首飾り、地球の軌道上のBETA着陸ユニット迎撃システムであるテルースの首飾りのおかげで未だに月面が主戦場であったことから光線級の存在が知られていない事も影響し、世論や軍内部からも戦術機無用論が出ていたことで、配備数は陸海軍および海兵隊の希望より大幅に削減されていた。
事態を重く見た帝国国防総省は技術検証目的兼外国への輸出用に開発か進められていた軽量戦術機開発計画を帝国軍に流用する事でF-2 隼が開発され、1974年に正式採用された。
F-2はF-1と比べると小型・軽量故に拡張性は低いものの、各部に革新的技術を多く採用しており実戦においては、非常に高い機動性と運動性を発揮し、高い格闘戦能力を有している。
本機の開発移行、帝国陸軍の戦術機編成は高性能高価格な機体を質的主力とし、そこそこの性能で安価な機体を数的主力にするハイローミックスが採用される
主なバリエーション
F-1、F-4に次ぐ戦術機として三菱が開発した戦術機。F-1の調達コストと国民内に燻る戦術機不要論から予定調達数を大幅に割り込むことが予測されたことから、その穴を埋めるべく、軽量戦術機開発計画で研究されていた実験機を実戦配備機に仕立て上げた機体。その為、先行量産型は短い稼働時間や低い信頼性などの問題を抱えていたものの、本格量産型では解決した。1974年から実戦配備開始。
F-2の能力向上型で、主に搭載能力の向上と稼働時間の延長を目的とした機体。F-15Eと共通のエンジンベイを使用した型で、従来までのF100に加えてF110 (F110-GE-100) が搭載可能になったほか、AIM-120の運用能力を獲得し、レーザーヤークトにも使用することが可能となった。
またアビオニクスも一新されており、OSも従来のM2SからM3Sにアップデートされている。1980年から配備開始。
◾F-3 震電
三菱重工が開発し、帝国陸軍で次期主力機として配備が進む第3世代戦術機。F-6と同様に設計段階から戦術機の歴史に革新をもたらす画期的な戦術機制御システムであるM3S(XM3)やレーダー波を分析し、逆に欺瞞情報を送り返す電子対抗手段 (ECM) の一種であるアクティブステルス、JRSSなどの最新技術を惜しげもなく投入した最新鋭機で、新型ジャンプユニットによる桁違いの推進力等、アクティブステルスの為のものや新開発された各種センサーやレーダーなどの高性能電子戦パーツなどと相まって基本スペックは世界でもトップクラスの性能である。
帝国軍の方針により地上でのBETA制圧を最優先の課題として開発された機体で、低燃費高速性や高速巡航能力、高度なスタンドオフ砲撃特性など遠中距離での機動砲撃戦を重視した機体となっている。しかし、それは近接戦闘戦能力が低いと言うことではなく、秋雷には劣るものの世界最強レベルである。
また、東側が暴走した時の備えとして対人類兵器戦を念頭において上記しているアクティブ・ステルス・システムを搭載している他、アクティブジャマーを駆使することで戦術機のセンサーを眩す事や極静穏モードで音も無く歩行することで、戦術機の振動音センサーに捕捉され難くすることが可能となっている。
なお、前線国家からは非難を受けることの多い対BETA戦に不要なステルスなどの高額な電子兵装の搭載の背景には、本機の開発が行われていた当時、帝国議会や世論では前線国家(東側諸国)を
「自国(および西側諸国)のリソースを食い潰す癖にBETA封じ込めではクソの役にも立たず、ずるずると戦線を後退させている挙句、ただでさえ少ないリソースをつぎ込み自国産戦術機開発と言うお遊びにふけるスネ齧り兼共産主義者を使ってテロを繰り返す無法者共」
とみなす声が渦巻いており、これらの国家が後方国家の資源や領土を狙うであろうと警戒する世論が形成されていた。本機はそうしたBETA以外の脅威からも自国および同盟諸国の安全を護る兵器としても位置づけられていたことがある。
521: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:55:24 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
◾A-10 流星
彗星の攻撃力の高さに目をつけた陸軍が、同様の阻止能力を持つ地上戦で運用可能な機体が必要と判断して採用された史上2番目の戦術歩行攻撃機。開発は、A-6を開発した中島が引き続き行っている。
機動性を優先したた為、A-6程の重武装は与えられていないものの、それでも36㎜ガトリングモーターキャノンを両肩に1基ずつ計2基搭載しており、F-4一個小隊の全力火力投射を上回る単機火力を有している。
その圧倒的な攻撃力から海外ではタンクキラーやミンチメーカーとも呼ばれており、帝国陸軍や米陸軍、中東やソ連、東欧諸国などでは歩兵の頼れる戦友として運用されている。
攻撃力に引いてている一方で通常の戦術機より機動力と運動性が低いため、設計段階からBETAに取りつかれる可能性が高い機体であった。その為、機体に取り付いたBETAを爆圧によって高速射出されるロングスパイクで突き刺しする近接防護システムであるCIDS-Mk1 ジャベリンが機体各所に搭載されている。
主なバリエーション
1974年に採用された初期生産型。元々地上戦用に開発された上に、跳躍毎の連続飛行時間制限、失速回避のため飛行中のガトリンモーターカノン正面斉射禁止などの様々なトラブルが発生するも、少しでも強力な兵器を求める国連宇宙総軍月面方面軍司令部の要求により低重力戦用の最低限度の改修が施された後に少数が生産され、月面戦線に投入された。
試作機で発生した跳躍毎の連続飛行時間制限、失速回避のため飛行中のガトリンモーターカノン正面斉射禁止などの問題を改善する為に、出力強化型ジャンプユニットを搭載している。1977年に採用され、陸軍第188戦術機甲大隊に配備されたのを皮切りに、帝国軍の戦術歩行攻撃隊に配備が進められた他、東西問わず様々な国家に供給され、欧州戦線やシベリア戦線、中東戦線、東アジア戦線、インド戦線でも活躍を続けている
A型の改修型。
複合装甲の変更による機体重量の軽量化、アビオニクスの刷新化、搭載OSをM2SからM3Sにアップデート、オペレーション・ワイ・ライトの導入、跳躍ユニットの主機の強化等の改修を施したことにより、A-10の弱点であった低い運動性を克服している。
日本の一部衛士達からは動けるデブとも呼ばれている。
522: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:57:16 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
海軍
◾F-4 夕凪
戦闘時の投射可能数が陸軍に劣る海軍が、母艦打撃群の投射戦力として開発した第2世代戦術機。レーザー級の脅威を避けつつ、洋上から陸上に展開しなければならない事から、匍匐飛行と新型ミサイルの投射による部隊単位の高速一撃離脱戦術を前提として設計されている。その為、コクピット管制ユニットは複座型が標準仕様とされており、実戦時は前席に操縦士、後席にレーダー管制官が搭乗する。
新型ミサイルであるフェニックスの運用と、連続作戦稼働時間の拡大の為に機体はF-1 陽炎よりも一周り大型化しているものに、跳躍ユニットに採用された補助翼の可変機構により陽炎に匹敵する運動性を発揮できる。
これにより本来なら高速一撃離脱戦術をメインとする戦術機でありながら、BETAとの近接格闘戦においても高い性能を発揮可能となった。これは数に劣る海軍にとっては福音であり、海軍は未だに開発段階でありながら主力戦術機として本機の配備が決定、5個母艦打撃群分計200機と言う異例の先行発注を行うとともに財務的な支援を確約するなど倉端に莫大な期待をかける。
現在でもその性能の高さから海軍の第一線で活躍しているものの、性能ゆえのコストの高さから当初の予定数は配備はできず、基本的に各母艦戦術歩行戦闘団に1個中隊が配備されているに限られる。
主なバリエーション
1972年に海軍に配備が開始された初期ロットの先行量産型。搭載ジャンプユニットであるTF-30の余剰推力の不足による機動制限と燃料電池の性能不足による著しく短い稼働時間が特徴。
搭載ジャンプユニットをF401に換装し、燃料電池も最新のものに換装した機体。これにより、海軍が求めていた本来のスペックを発揮できるようになった。
東アジア戦線の戦訓を下に機体制御OSをM1S(キャンセル機能のみ)から先行入力も可能としたM2S(キャンセルと先行入力か可能)へとアップデートすることを中心としつつ、アビオニクスの刷新と東アジア戦線での戦訓を下に近接戦闘能力向上を目指した改修が施されている。
F-4の最終拡張型で、OSのM2SからM3Sへのアップデート、兵装搭載量の増加、レーダーや火器管制能力の向上を中心としたアビオニクスの強化、複合装甲の刷新等に加え、機体構造の見直しによる統合的な改修を施した準第3世代戦術機として海軍の戦術機部隊のHiを担っている。
523: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:57:55 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
◾F-5 野分
三菱重工が開発した第2世代艦載戦術機。高性能だが高価なF-4の導入は海軍にとって戦術面では福音だったが、その調達・維持費用は大きな負担となっていた。
そこで陸軍のF-2相当する機体の導入を決定した海軍は、三菱が開発していた技術試験機であるモデル18の調達・運用コストと兵装積載能力、作戦稼働時間、運動性の良好なバランスに目をつけ、海軍機および海兵隊機として改修を施した上で採用に至った機体。
費用対効果を重視した機体であり、それなりの性能を有しているものの、実戦に於ける垂直上昇能力などの機動性や運動性が陽炎や不知火、夕凪などの他の第2世代戦術機と比べると見劣りする事から前線衛士の性能評価は凡庸なものに止まった。
1975年から海軍及び海兵隊の主力正面装備として採用された事を皮切りとしてオセアニアや南米などのBETAの脅威度が低く、F-1やF-2の供給優先度が低い地域に供給されている。
主なバリエーション
F-5の初期生産型。F-4が海軍に優先配備されたことから海兵隊に優先配備された。そのためマリーンノワキとも呼ばれている。
単座型のA型と複座型のB型の二種類が存在している。
1979年から導入された機体。装甲材を複合装甲に変更したことで機体の空虚重量が大きく軽量化されており、さらにジャンプユニットを推力を約10%増強したF404-402に換装したことから最大離陸重量の増大が行われている。
F-5シリーズの弱点であった実戦に於ける垂直上昇能力などの機動性や運動性などを改善し、F-5にF-1やF-4に匹敵する性能を与えんとした三菱重工が同時期に陸軍で進められていたF-1改修計画とF-2改修計画を参考として、海軍の賛同の下に基本設計から全面的に再設計することで開発されたF-5の大規模改修機。
再設計された事で機体の大型化を招いてしまったものの、新素材の採用と再設計による機体耐久力の向上と新素材を使用した事によるフレーム強度の向上により、従来機では難しかった跳躍ユニット主機のさらなる大出力化が可能とった。これにより、本機の弱点とまで言われた垂直上昇性飛躍的能が向上。推力比の増大と機体の大型化により兵装積載能力と稼働時間も向上しており、継続戦闘能力そのものも向上している。
現在ではF-5C/Dと合わせて3個中隊+1個小隊からなる海軍母艦戦術歩行戦闘団のうち2個中隊に配備されており、さらに帝国海軍海兵隊ではF-4が配備されていないことから、F-5C/Dと合わせて帝国海軍および海軍海兵隊の数的な主力戦術機となっている他、オーストラリアや南米・アフリカ諸国などいわゆる後方諸国でも主力機として配備が進められている。
◾F-6 秋雷
倉崎重工が設計段階から戦術機の歴史に革新をもたらす画期的な戦術機制御システムであるM3S(XM3)やレーダー波を分析し、逆に欺瞞情報を送り返す電子対抗手段 (ECM) の一種であるアクティブステルス、JRSSなどの最新技術を惜しげもなく投入した最新鋭第3世代戦術機。
震電とは違い設計段階から防衛戦闘からハイヴ攻略までの多岐に渡る戦闘を視野に入れれており、総合戦闘能力を重視して設計されている。その為、従来の日本軍戦術機とは違い固定兵装として近接戦用戦突や、スーパーカーボン製ブレードエッジ、スーパーカーボン製スパイクベーンなど近接戦を想定した兵装を画期的なまでに多く搭載しており、世界最強の近接戦能力を有している。
さらに、汎用性と継続戦闘能力向上の為に、他の戦術機と異なり兵装担架を肩部装甲ブロックに2つずつつ計4つ、予備として従来の背にも2つ装備しており、最大装備時は計6基の兵装担架を使用可能となっている。
肩部装甲ブロックに兵装担架を配置している事から、他の第2、第3世代戦術機のようにミサイルコンテナを搭載することはでないものの、オプション装備として部装甲ブロックにてF-4で運用されていたフェニックスミサイル用の3連装ランチャーポッドを装備可能となっており、遠距離攻撃能力および火力投射能力は維持されている。
本機はもともとは陸軍の次期主力戦術機として開発されていたが、陸軍がハイブ内戦闘を考慮していなかった事や、近接戦を想定した固定兵装の豊富さなどによる価格高騰の一因となった調達コストの高さが災いして、その座を三菱のF-3震電に奪われてしまった。
しかし、その総合戦闘能力の高さをF-4の後継機を探す海軍に買われ、艦載機として必要な改修が施された上で帝国海軍次期主力艦上要撃戦術機として調達が進められている。
陸軍の震電と同様に東側が暴走した時の備えとして、対人類兵器戦を念頭において上記しているアクティブ・ステルス・システムを搭載している他、アクティブジャマーを駆使することで戦術機のセンサーを眩す事や極静穏モードで音も無く歩行することで、戦術機の振動音センサーに捕捉され難くすることが可能となっている。
524: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:58:49 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
◾A-1 彗星
中島が水際での上陸作戦用に開発した局地戦用強襲歩行攻撃機。
潜水艦から発進し、BETAに制圧された海岸部に海中から接近して上陸を行い、後続の揚陸部隊の橋頭堡を確保すると言う極めて限定的な用途での仕様を想定しており、潜航状態から陸上形態への変形を可能とした世界初の可変型戦術機となった。
その設計上、ジャンプユニットなどの高機動を出せる装備がなく、代わりに36㎜チェーンガン×8門、120㎜滑腔砲×2門、ミサイルランチャー×6基など、充実した固定兵装が与えられ、圧倒的な制圧能力を誇っている。
本機は1972年に大日本帝国海軍海兵隊に配備されたのを皮切りにアメリカ海兵隊、イギリス海兵隊など上陸用部隊を抱える西側諸国に採用され、現在でも生産と運用が続けられている。
主なバリエーション
初期生産型。現在では全機D型に改修されている。
A型を陸軍仕様に改装した機体。主に可変機能の削除と水中行動用の装備を外すことで機体の軽量化とと低コスト化が図られている。試験的に1機が改装されたものの、当然ながら運動性は極めて低く陸軍には採用される事はなかった。その後はA型に再改装されている
A型での戦訓を基として、腕部の36㎜チェーンガンを片腕4門から6門に増強した火力増加型。装甲材の軽量化することで重量を増やすことなく火力の増加に成功している。
新造機と在来型の改修機が存在しており、新造機がA-1C、改装機をA-1CRとする資料も存在している。
アビオニクスの刷新化、搭載OSのアップデートなど電子機器やソフトウェアを中心とした改修が施された機体。現在、海兵隊で運用されているA-1はすべてD型となっている。
試作機
◾YA-2 明星
倉端と中島が共同で開発している第3世代強襲歩行攻撃機。BETA大戦初期から活躍を続けるA-1の後継機として開発が行われている機体で、固定武装として両前腕外側に2連装36㎜チェーンガン各1門、2連装12.7㎜重機関砲各1門、主腕マニピュレーターに近接専用スパイクマニピュレーターと言う重武装が付与されている。また、固定兵装とは別に120㎜電磁加速砲を1門、もしくは多目的ミサイルランチャーや大口径機関砲などを搭載可能な換装式多目的兵装庫を4基搭載しており、A-1以上の対地制圧能力を有する。
防御能力も向上しており、エネルギーを装甲表面に流し込む事で素材の分子構造を強化し、装甲強度を向上させる技術(エネルギー転換装甲)が実用化された事で本機の防御力は第3世代主力戦車の攻撃に耐えられる能力が付与されている。
また、電磁加速砲やエネルギー転換装甲など電力消費が激しい装備を複数搭載している事から、戦術機として初めて核融合炉を主機として搭載を予定している機体でもあり、現在は試作小型核融合炉を搭載している。その他の特記装備として、ソ連領カムチャッカ半島への侵攻も見越して震電や秋雷と同様のアクティブステルスやアクティブ・ジャマーなどの電子兵装も搭載される予定である。
未だに開発中の機体で核融合炉の信頼性や電磁加速砲の砲身寿命などに問題を抱えており、海軍と両企業は2000年での実戦配備を目標として開発を進めている。
◾ATD-X-2 心神
帝国国防総省技術研究本部が三菱重工業と倉端の両者を主契約企業として開発している先進技術試験用の実験用航空機。
本機はエネルギー転換装甲や帝国技術研究本部が三菱重工と組んで第4世代戦術機用に莫大な予算と労力を賭けて開発している熱核ターボファンエンジンなどの先端技術の技術試験用に開発された機体であり、機体素体は現状もっとも耐久性の高いF-6秋雷のものが使われている。
本機はいつ事故が発生するかわからない最先端の技術をテストする機体であることや、国内の試験場での運用を前提としている事から完全な遠隔操縦機として設計されており、操縦は安全な場所から行うことが可能となっている。
1984年現在では跳躍ユニットの主機として試作熱核ターボファンジェットエンジンであるXF5-1を搭載して、大日本帝国本国の矢臼別演習場にて試験運動が続けられている。
525: ホワイトベアー :2021/10/22(金) 23:59:45 HOST:163-139-151-176.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上、大日本帝国軍で運用されている戦術機達の紹介でした。wikiへの転載はOKです。
最終更新:2021年10月26日 10:51