405: 弥次郎 :2021/10/24(日) 22:55:39 HOST:softbank126066071234.bbtec.net

日本大陸SS 漆黒アメリカルート 発言録【WW1後編】(改訂版)



「レギュレーション…?素人?備品…?マンハント…?」
「あらかじめ言っておくぞ、この世界の歴史はヤバい」
「ああ。ぶっちゃけ、馬鹿歴史だ」

  • 新しい夢幻会のメンバーに、先達が歴史の乖離点について教える場面において。




「何故だ、なぜ勝てない!最新鋭の戦車まで投じているんだぞ!」

  • 一向に進まない旧ロシア領治安維持活動に直面して叫ぶドイツ陸軍の将校。典型的な決戦脳は現実と合致しない物であった。



「何が精強な帝国陸軍だ、街の暴動一つも抑えられないとは」
「全くですな。海軍の陸戦隊の方がまだマシなことをできるでしょう」
「あれでいて予算だけは多く貰っていてなお海軍に文句を垂れるわけですから、まったくお笑い草だ」

  • ドイツ帝国海軍にて。陸軍の戦後の権威をかさに来た横暴な振る舞いや、治安維持での失態などで関係は控えめに言って内戦一歩手前であった。




「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁああああ!やっちまったぁぁああああああああああ!」

  • 議会での「大演説」を終えて、自宅に帰って我に返った我らが伍長閣下。この後2日くらい引きこもって悶絶していた。




「お世話に、なります。親切な伍長さん」
「(うそぉ)」

  • 伍長時代に救ったフランス軍航空機パイロット(少女)の一人が、自分を追いかけて帝国警備に入社してきて絶句する閣下。



「アドルフさん、この人は…?」
「か、会社の部下だ…」
「私の運命の人です……(ハート目)」

  • ヒトラー、エヴァ・ブラウンを交えた約束された勝利の修羅場。



「誰、コイツ…?」
「聞いて驚け……モルヒネ空軍大臣」
「……このテライケメンが?」
「マジだ」

  • 帝国警備の広報に出たゲーリングの写真を見て、夢幻会メンバーの会話。




「カエル食いどもめ……!戦時中どころか戦後まで面倒ごとを…!」
「米合がフランス情勢に絡むのは別にいいだろう……だが、せっかく締め出したというのにベルギーめ!」
「(自主規制)!(自主規制)!(見せられないよ!)」
「このうらみはらさでおくべきか……!」

  • ヌーベルフランス及び旧フランスでの「人的資源」の回収と輸出に感づいたイギリス。その仲介役であるベルギーともども、ヌーベルフランスは名誉の抹殺リスト入り。



「聖女を量産とか…」
「カルトが流行ってマジで末世染みているらしいぞ」
「青髭の旦那大喜びじゃね?」
「まともな方法ならばな…まともじゃないんだよなぁこれが」

  • フランスを割拠する軍閥による「聖女」量産についての夢幻会のレクチャー。

406: 弥次郎 :2021/10/24(日) 22:56:29 HOST:softbank126066071234.bbtec.net


「今回の戦争、多くの技術が投じられたな」
「ああ、サンプルは多数手に入ったし、技術と戦術のフィードバックもドイツからも得られた。
 あとは……在庫処分だけだな」
「それならば、現状大きく荒れているフランスがいいだろう。ベルギーを経由すればいいだろうしな」

  • 戦後不景気を感じさせない経済循環を進める米合。余った兵器はベルギー経由でフランスに売り払うことで処分していくことに。きわめて合理的であった。




「(声にならない怨嗟の声)」
「(お茶の間に届けられない苦境という言葉さえ生ぬるいソ連の現状を嘆く声)」

  • 史実と異なり、食糧庫も人もなく、挙句に敵対国に挟まれた状態のソ連。口減らしを目的とした外征や米合との交易が起こることに。



「パリは燃えている!繰り返す、パリは燃えている!」

  • 軍閥時代の幕開けとなる「ヴァントーズの内乱」で、現地フランス軍より発せられた電文。



「奴ら、自国民にまで武器を向けてやがる…!先の大戦の焼き直しかよ!」

  • 仏独間の国境を越えて内乱に介入するドイツ軍の叫び。



「密航者がうじゃうじゃと!」
「あー、米合の奴らが『備品』にしたがる意味わかる」
「たしかに、こうにまで偉そうにふるまわれるとな…」
「なにが『保護をする権利を与えてやる』だ。大した財産も能力もないくせに…」

  • ドーバー海峡などを経由してイギリスおよびイギリス領に逃げ込むフランスからの難民に対して、イギリス海軍など。





「なんだ、これ……奴ら、何をやっていたんだ……?」
「理解したくないな」

  • とある軍閥の支配地域を解放した米連派遣軍。凶器に染まったカルトはもはや人の姿をとった人でなしに成り下がっていた。




「我々は聖女の導きの元、父なる神の御元で戦うのである」

  • カルト集団のプロパガンダ。「聖女」の「量産」と「普及」はカルト集団や軍閥の間で大々的に進められていた。

407: 弥次郎 :2021/10/24(日) 22:57:27 HOST:softbank126066071234.bbtec.net

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最終更新:2021年10月26日 17:31