373: トゥ!ヘァ! :2021/11/09(火) 19:01:55 HOST:FL1-118-109-175-6.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス 未来編 ネクロリアン



  • ネクロリアン
とある星域から突如銀河に広がり始めた謎の勢力。

生体兵器と機械兵器を組み合わせたようなグロテスクな外見の兵器を操り、無差別に周辺の国家へ戦闘を仕掛けている。

有機物、無機物関係なく取り込む侵食能力を持ち、更には惑星の環境を自らに有利なものへと変えてしまうテラフォーミング能力も持つ。


運用する半機械・半生体的な兵器は高機動の艦載兵器から大型艦艇まで取り揃えており、ワープゲート方式による超長距離転移と次元潜航能力による短距離ワープ能力を持つ。

侵食して取り込んだ施設をそのまま流用し、現地の兵器を生産して扱うこともあれば、侵略先の生物を取り込み自己増殖することもある。

破壊された兵器の残骸や生物の死骸なども取り込み、流用することが可能なため戦場で破壊された自軍兵器や戦死した兵士の亡骸などもネクロリアンの戦力になるなど、その性質は非常に厄介極まる。
この戦死者の遺骸すら取り込む性質からネクロリアンという名称がつけられた。

また惑星及びコロニーなどに大型の艦艇ユニットや植物ユニットが落着し場合、落下地点を中心として徐々に周辺の生態系へ物理的に侵食。己のコロニーとする。
ネクロリアンのコロニーとなった地点は彼らの生産施設となり、周辺から資源やエネルギー源を集めては小型兵器から大型兵器までを製造し始める。

このためネクロリアンに対応する際には資源やエネルギーの潤沢なスペースコロニーや惑星表面に彼らのコロニーを作らせないことが肝心である。

一度大型のコロニーが築かれてしまえば、それを撃破するのに大きな労力が割かれること必須であるからだ。
このため水際で迎撃し落着を食い止めるか、コロニーが作られた始めたばかりの頃に焼却することがベターな対応となる。

またネクロリアンの有機物・無機物への侵食能力への対抗は十分な出力のバリアや高技術ナノマシンなどで可能。
しかしネクロリアンの技術体系には科学式のみならず、エーテル系の魔導科学も混在していることが判明している。
このため科学、エーテル学(魔術)などの一方のみの技術だけでは根本的な対応は難しいとされる。


その正体はとある惑星国家で研究されていた新兵器が暴走し、それに取り込まれた文明の成れの果て。

元はゼントランやプレスリンといった宇宙規模の脅威に対抗するために、銀河で見られた各国の生体兵器をモデルに、その星の持てる科学力や魔導力学(エーテル学)全てが投入され開発されていた半生体兵器であった。

しかし前述の通りそれが開発中に暴走。暴走を鎮圧できなかった文明は逆に取り込まれてしまい、現在のネクロリアンとなり果てた。

死骸を取り込み資源する方法はプレスリンなどの宇宙生物に対抗するため。
敵対文明の兵器の残骸や製造施設を侵食し、流用するのはゼントラン艦隊や無人機械群に対応するための能力であった。

暴走し、開発元の文明を取り込み独自の進化を遂げた現在では、それらの性質が知性を持つ文明に牙をむけている。

ゼントランのような野良蛮族、プレスリンのような野良宇宙生物との違いは、現地の技術や遺伝子を取り込み独自に適応するその汎用性、順応性の高さ。
このため単純な数という点以外にも現地勢へ効果的な戦術や兵器を開発して投入してくる。


現在では様々な宙域に進出し、現地の文明を侵食。そのまま現地の技術や遺伝子を取り込み独自の進化を遂げている。

374: トゥ!ヘァ! :2021/11/09(火) 19:02:48 HOST:FL1-118-109-175-6.kng.mesh.ad.jp
宇宙進出が左程進んでいない文明では余程うまく対応しなければ滅亡必須。相応の宇宙進出が進んでいる文明であっても対応を間違えば滅亡する羽目となっても可笑しくない相手となっている。


技術体系が科学式とエーテル式両方が使われている点も厄介。
科学式もしくはエーテル式によった攻撃や防御を別の方向から突破してくる可能性が常に存在している。

しかしネクロリアンの細胞や機械を解析すれば科学式及びエーテル式の技術が手に入るため、逆にネクロリアンとの戦いの最中で足りない技術体系を見出した国も多い。

また非常に高い技術力が用いられた代物に関しては、根本の技術レベルの限界から劣化コピーしかできないという欠点がある。
同時にネクロリアンに使用されている技術と完全に別物の技術体系に関しては流用はできても模倣することが不可能など、元が自動兵器であった頃の欠陥が名残として残っている。

ここら辺は開発元となった文明の限界点と言える。


まとめると中小国家に対しては脅威であるが、ある程度の火力と軍勢を用意できる国ならば十分に対応可能と言える。
また列強から見れば取るに足らない野良勢力の一つであるため、左程大きな脅威とは見られていない。


元ネタはゲームR-TYPEのバイド。
元ネタと違い、空間や精神への侵食能力はなくしている。そのため原作よりは中小国家に優しみがある敵となっている。


例題。ネクロリアンへの対応。

例:宇宙世紀、初代マクロスレベルだと酷いことになる。高確率で滅亡。

例2:Halo地球や星界勢では苦戦必須。対応を誤るとすぐさま滅亡に繋がりかねない。

例3:F時代マクロス、銀英伝勢レベルなら苦戦はしても対応は可能。数と汚染をどうにかできるか次第。


例題2。技術力の限界。

例:縮退炉などを手に入れても、それを安定して製造できるだけの基礎技術力が足りないため、満足にコピー及び運用できない。

例2:アストラル技術(魂関連の技術)に関してもネクロリアンの技術体系には存在していなかったため模倣はできない。

375: トゥ!ヘァ! :2021/11/09(火) 19:03:41 HOST:FL1-118-109-175-6.kng.mesh.ad.jp
投下終了

意外とネクロリアンのネタが投下されているので急遽こちらの優先しました。


危険度は…プレスリンみたいな野良宇宙生物以上、ゼントラン基幹艦隊以下くらいかな?

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最終更新:2021年11月10日 11:34