4 :ルルブ:2012/02/11(土) 06:51:20
ネタ 金髪の衝撃。
(注意! これはルルブの勝手な妄想であり、本編とは異なる可能性があります
それを踏まえたうえでご一読ください)




「あの男が?」

帰ってきた姉が、「話がある」と言ってキルヒアイスと共に聞かされたのは衝撃の事実だった。
そう、あの男、皇帝フリードリヒ4世が実の祖父であるという事実だ。

「本当なのですか? アンネローゼ様・・・・」

キルヒアイスがかすれた声で聞く。
頷くアンネローゼ。
愕然とする二人にアンネローゼ・フォン・グリューネワルトは語った。
今は亡き母と、弟から軽蔑されていた父の馴初め。そして母の両親。

「嘘だ・・・・」

呆然とするラインハルトに、キルヒアイスに対してアンネローゼは言う。

『あの方を憎まないでください。
私は穢されてはいない。
そして、あなたの叔父や叔母にあたる人たち、異母兄弟を恨まないで』

と。
赤毛の親友と金髪の天才はこの日を境に苦悩する。
自らの手で、自らの叔父を、実質的に姉を守った祖父をどう扱うかを。

皇帝の黄金獅子。ゴールデン・ルーヴェと後に異名をとる軍事の天才。
その若き日の一日である。
そして・・・・・誰もが知らぬ間に、大日本帝国の復活によりおきた、『本来の歴史』がまたもよや変わった一日でもあった。

銀河の歴史がまた1ページ。

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最終更新:2012年02月15日 07:48