671: 弥次郎 :2021/11/23(火) 23:51:09 HOST:softbank126066071234.bbtec.net


憂鬱SRW ファンタジールート 設定集「AKH-47 7.62㎜アサルトライフル」


AKH-47 7.62㎜アサルトライフル

《諸元》
設計・製造:日本国召喚日本
口径:7.62 mm
銃身長:430 mm
ライフリング:4条右回転
作動方式:ロングストローク ガス・ピストン式
使用弾薬:7.62x51mm NATO弾
装弾数:20発(ボックスマガジン)
有効射程:300~400m
オプション:銃剣 アンダーバレルグレネードランチャー 測距用演算宝珠など

《概要》
 日本国召喚日本において開発され、F世界各国へと輸出された突撃小銃(アサルトライフル)。
 7.62x51mm NATO弾を用いるため、どちらかといえばバトルライフルに該当する小銃である。

《前史》
 日本国召喚日本(以降、日召日本)は、F世界に展開する中で、脅威となりうる外敵存在であるネウロイと接触することとなった。
 紆余曲折を経て、このネウロイと対抗するため、ストパン世界各国との共同歩調をとることとなった。
 その中において、日召日本というのは時系列的に最も近く、それでいて先を行く世界であった。
即ち、1940年代を基礎としている技術や世界情勢などにおいて適切な距離感を保ちながら技術供与や協力関係を構築できるということである。
この手の異世界の勢力との接触は地球連合も経験はしてきたが、如何せん連合は西暦を過去のものとした未来の時系列の勢力。
その為技術を含むあらゆる水準において他を突き放しすぎているということであった。
 話を戻す。こうして各国との交流を進める中で、日召日本は自らの抱えていた技術・知識・経験などを積極的に輸出することとなっていた。

 ストパン世界に提供されたものは日常品に始まり、戦争に用いるものまでを含むあらゆる分野に及んでいた。
流石に魔導関係においては役に立てなかったのだが、それを補って余りあるものを生み出していたのである。
 そして、各国の標準的な歩兵の装備がいわゆるセミオートマチックに限定されたボルトアクション式であることに憂慮を示した。
確かに確実な動作性や口径と炸薬に由来する高い威力と射程、さらには信頼性を備えてはいた。
しかしながら、速射性などにおいては問題があり、また近距離での取り回しや携行性などに劣る面があった
無論、マシンガンに該当する武器も開発されていたが射程や威力で負けており、その上の重機関銃ではそもそも歩兵が一人では使えないという問題も付きまとった。
 こうした背景から、日召日本では歩兵や新兵科である魔導士向けに新しい銃のグループ---アサルトライフルを提供することとなった。


《選定》
 しかし、工業基準が未だにWW2レベルにとどまるストパン世界において普及させるというのは中々に難しい。
日召日本の歴史を鑑みても、WW2において自動小銃を前線に普及させたのはドイツやアメリカなどに限定されていた。
そしてそれらの国は工業力などで優れており、他の国ではどうしてもボルトアクションが数的主力を務めていたのである。
それは工業精度などをはじめとした工業力の問題であったり、あるいは弾薬の消費を賄う生産能力の問題であった。
資源があっても無尽蔵に作れるというわけではなく、尚且つ生産能力にも限界があるのである。

 そこで目をつけられたのがAK47であった。
 AK47は世界で最も人を殺した、最小の殺戮兵器ともいわれている。
 その理由は、低い技術水準・教育水準・運用環境であろうとも問題なく製造・配備・動作し、扱えるという性能に由来している。
開発や制式採用がされたのは1940年代後半。つまり、多少背伸びをすれば、ストパン世界でも真似られる、ということである。
こうして他の小銃とのコンペティションや選考がなされた結果、在日米軍の保有する資料なども参考にして、AK-47の復元と生産が決定することとなった。

《復元・再設計》
 AK-47を正式にコピーして復元・生産するにあたり、集められた小銃の例を一部紹介する。

  • AK-47
  • AKM
  • AK-101
  • 64式7.62mm小銃
  • スプリングフィールドM14

 これらを参考に、後世の評価や改装などの物を無理なく取り込むこととなった。
 そして、米軍の関係者やストパン世界の銃専門家なども交えての競技の結果、以下のような設計要求を定めた。

  • 現地国家でも製造や整備などがたやすくなるように、部品の公差を大きめに取り、劣悪な環境での運用を前提とする。
  • 兵站管理の面から、またネウロイに対しては威力を求める傾向にあったことなどから、弾薬には7.62x51mm NATO弾を採用する。
  • 各種オプションの装着や各国のマイナーチェンジなどを行いやすくする。
  • イラストで図解するマニュアルなどを整備し、前線兵士への教育や慣熟を行いやすくする。
  • 消費する弾薬についても生産ラインや生産ノウハウなどを輸出する。

672: 弥次郎 :2021/11/23(火) 23:52:26 HOST:softbank126066071234.bbtec.net

《配備・運用》

 開発されたこれらは、主に歩兵や魔導士、一部ではウィッチに提供されることとなった。
 突撃小銃の名の通り、近距離における高い射撃能力や威力は評価された。
 特に魔導士やウィッチが用いた際においては、演算宝珠や魔力によるブーストも相まって高い効果を発揮することができるようになった。
無論、一撃の威力ではいわゆる対戦車ライフルなどに劣り、弾幕形成力では重機関銃に劣る面もあった。
しかしながら、ブーストなどを行えばそれらは差を埋めやすく、また、空中での格闘戦や近距離戦闘においてはアサルトライフルの方に軍配が上がることとなった。
 日召日本の生産能力や扶桑皇国などにおけるエーテルエンチャント弾の生産に縛りを受けることから充足率はすぐには上がらなかった。
しかし、その性能が評価されるにしたがって、このセミオート/フルオートの切り替えが可能な新機軸の小銃を求める声は拡大した。
これに伴い、日召日本では生産ラインの一部を最前線に近い後方であるブリタニア、工業力に優れるリベリオンらに優先して輸出することとなった。
折しも大攻勢に備えた準備が急がれていたころであり、これらをめぐっては半ば奪い合いが展開されることとなった。


《影響》
 この小銃の普及は、その他の兵器の輸出と合わせ、いわゆるNATO規格の普及につながることとなった。
 言うまでもないことだが、NATO規格というのは西側諸国のトップであったアメリカの言い分が規格化されたものである。
それに基づいていろいろとごたごたは起きたのであるが、ストパン世界においては画期的且つ実現している世界共通規格であった。
即ち、ヤードポンド法やセンチメートル法などが混在している中にあって、新しい規格で国家の垣根を超えて共通のものを使えるようになった、ということである。
 そして、こうした共通規格の普及は、のちに各国のウィッチや魔導士などを集めた統合航空戦闘団などの混成部隊の編成の難易度を下げたとされる。
少なくとも、言語や指揮系統などで問題はあるとしても現場において用いられる武器の規格が共通化されているというのは大きな後押しであった。

《バリエーション》

AKH-47Ⅰ型:
 最初に輸出されたモデル。のちのバリエーションの基礎となった。
 あくまでも少数生産で実戦テストや技術解析を目的としている。

AKH-47Ⅱ型:
 いわゆるセカンドロット。初期型での不良をフィードバックし、改善したモデル。
 Ⅰ型では生産国である日本の銃の性か小さな故障が起こりやすく、また性能は良くても整備などで苦労が多かったため苦情があった。
これらが改良されたのはストパン世界及び米軍の意見を多く採用したことによるものとされる。

AKH-47S:
 ストパン世界で一般的に生産できるようにマイナーチェンジしたモデル。
 工業精度が低い環境で作られ、劣悪な環境で用いられることとなったが、カラシニコフの設計思想の正しさを証明するように普及し、使用が進められた。
これらのライセンス生産やノックダウン生産は各国に技術を輸出し、また製造工程の改善などの影響も与えた。
名前こそ違えども同じような小銃が開発された当たり、この影響力の高さがうかがえる。
 前述の通りNATO規格が国家の垣根を超えて普及するきっかけともなっている。


AKH-47M:
 ウィッチや魔導士などをターゲットとしたマイナーチェンジモデル。
 シティシスにおいて開発されたオプションの演算宝珠を取り付ける機構を取り込んでいる。
また、魔導反応を促進する触媒を内部に取り込んでおり、高いスペックを発揮できるようにしてある。


AKH-47M2:
 AKH-47Mをさらに発展させたモデル。演算宝珠による術式によるアシストを前提にしており、より戦闘特化させてある。
具体的にはヘビーバレルの採用による銃身の耐久性の向上、大型マガジンの採用による装弾数の向上、照準器の改良などである。
弾薬に関しても狂気の7.62x51mm NATO弾の強装弾にエーテルエンチャントの上乗せという、まさにハイエンド。

673: 弥次郎 :2021/11/23(火) 23:53:06 HOST:softbank126066071234.bbtec.net

以上、wiki転載はご自由に。
せっかくなどで妄想力を発揮してみました。
駄目だったらダメと言っていただければ…

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最終更新:2021年11月25日 11:29