392: 影真似 :2021/12/12(日) 15:58:26 HOST:182-165-182-101f1.osk2.eonet.ne.jp
投下無いので小ネタ投下します。
漆黒
アメリカルート 小ネタ 「チャイニーズ・ギルドウォー」
かつてマフィアが清の東洋医学及び漢方薬の植物取得を行い、東洋医学のノウハウを入手した際に、いくつかの現地組織と関りを持っていた。こうした弱小組織は青幇や三合会といった巨大組織などに挟まれながらもマフィアとの繋がりを持つことで活路を見出そうとしたが、中華が米合の勢力圏となっていき、既存の巨大組織が米合と手を組んで拡大していくとマフィアを通じて日本がこれらの弱小組織に介入することとなる。介入の目的としては現地における中華勢力及び米合勢力の動向・対日勢力を目的とした襲撃の阻止・現地で移民募集中としてマンハンターを引き込んでいる仲介組織及びマンハンター本拠点の補足が挙げられ、正規PMCの派遣よりもすでに存在している現地勢力の活用が現地でのスムーズな活動のために望ましいとされ、これらの目的を達成するためにPMCとして米連政府とも深くつながっているマフィアの中華へのコネクションを最大限利用することを
夢幻会は画策したのである。この時、現地勢力への人材派遣として選ばれたのはいわゆる威勢の大きいアジア主義者及び団体が多く、「そんなにアジアとの連帯を未だに叫ぶなら現地に行ってこい」という厄介払いという意図が強かったが現地で地獄を見るとも知らなかった彼らは意気揚々と中華の善き人々を救済すると中華の大地にわたっていった。こうして彼らと現地の弱小組織が合体して東亜同文会や黒龍会、桜会、血盟団と言った組織が誕生し、中華の大地で活動することになるのだが、これらの組織には米合と組んだ現地組織が縄張りに侵入してきたとして激しく対立することになる。
そして時間がたつにつれ、武力に特化したPMCとはことなり現地住人の荷物の運搬や住人そのものの運搬、情報収集などの依頼をこなし、一部のトレジャーハンターが歴代中華の遺産を狙って所属してきたり、反米合の現地中華産業店でのネットワークなどの様々な職業をこなす人材が集まり、表向きは現地でPMCの護衛を受けながら商売をする店舗の従業員でありながらも、裏では原始的な紙を使った依頼書や暗号を駆使して現地や反米合勢力の依頼をこなしたりして中華の大地を縦横無尽に駆け巡ることから彼らはいつしか中世ヨーロッパに存在した「ギルド」と呼ばれるようになった。それに反するように米合と協力する青幇や三合会、天地会と言った組織は「闇ギルド」と呼ばれ、両ギルド間の争いは「ギルドウォー」と呼ばれるようになった。
WWW後も中華地域の隔離地帯・封鎖地域にて活動を続け、米合のミームの後継者である企業連合との生存競争の最中でも、PMCや人類側の企業の下部組織として地味であるが人類の生存に貢献する戦いが続けられた。
393: 影真似 :2021/12/12(日) 15:58:56 HOST:182-165-182-101f1.osk2.eonet.ne.jp
以上です。海賊やトレジャーハンターも復活したならギルドもええよなと言うことで。
最終更新:2021年12月13日 23:54