78: 小火器年表作者 :2021/11/19(金) 21:03:38 HOST:KD111239158227.au-net.ne.jp
『東砲工業』(トーホーやTOHOとも)

会社の前身が東京砲兵工廠の銃器製造部門で、
主に史実日本の銃器設計者や軍務経験者による開発。
加工精度が高く、信頼性も高いが、やや保守的。

突撃銃や拳銃など、銃器を幅広く取り扱うが、
同じモデルを改良して長く生産する傾向がある。

当初は主に軍用銃器を開発や生産していたが、
ロイ・ウェザビー氏を引き抜いたことで、
民間の狩猟銃や競技銃も生産するようになり、
マグナムライフル弾の開発なども行っている。

著名な製品(一部のみ、開発順)
1952年 トーホー ウェザビー MkV
1956年 一六式汎用機関銃(UKM-2000))
1957年 トーホーM1500(豊和M1500)
1958年 一八式狙撃銃(FPK(PSL) (.308弾))
1961年 二一式特殊散弾銃(TP-82)
1962年 二二式拳銃(SIG SAUER P228)
1964年 二四式突撃銃(RK 95 TP)
1966年 二六式短機関銃(PP-19-01 Vityaz)
1967年 トーホーP232(SIGSAUER P232)
1970年 拡張レール(AKマウントベース)
1980年 四〇式散弾銃(Vepr-12)
1988年 四八式強化狙撃銃(TAC-50 A1-R2)
1989年 トーホーロック(M-LOK)
1989年 四九式突撃銃(CXP-ARK風AK-19)
1991年 五一式散弾銃(M26 MASS)
1995年 トーホーP380(Kahr P380)
1998年 五八式狙撃銃(SIG716 G2)
2000年 六〇式強化狙撃銃(GM6 Lynx )
2001年 六一式短機関銃(SIG MPX)

(モデルは豊和工業やSIG SAUERやウェザビー
ブローニングアームズ(軍用銃)、カラシニコフなど)



『大砲工業』(タイホーやTAIHOとも)

会社の前身は大阪砲兵工廠の銃器開発部門で、
主に銃オタ転生者や金属加工メーカーの転生者。
革新的で技術力も高いが、ややロマン重視。

突撃銃や短機関銃や機関銃などが得意だが、
こちらも銃器全般を広く取り扱っている。
頻繁に改良版や派生版を出す傾向があり、
設計や運用思想が世界の最先端を行き過ぎて、
運用する側を置いてきぼりにすることもある。

著名な製品(一部のみ、開発順)
1960年 二〇式重機関銃(M134D ミニガン)
1963年 二三式自動擲弾銃(Mk19 自動擲弾銃)
1964年 二四式試作突撃銃(ピンダッドSS2)
1968年 二八式強化狙撃銃(バレットm107)
1971年 三二式擲弾銃(ダネル M32)
1974年 タイホーM74(Glock19 (販売兼一部採用))
1975年 タイホー M75(ベネリM3 (販売用))
1977年 三七式軽機関銃(IMI ネゲヴ)
1978年 タイホーM78(B&T MP9(販売用))
1980年 タイホー M80(ベネリM4(販売用))
1984年 四四式突撃銃(HK416F (一部採用))
1985年 四五式機関銃(IMI ネゲヴ(.308弾))
1987年 四七式重機関銃(GAU-19 / B)
1990年 五〇式擲弾銃(GLX160 A1)
1992年 五二式自動擲弾銃(Mk 47 Striker)
1997年 タイホーM97(B&T APC)
1999年 タイホーM99(Kel-Tec KSG)
2002年 六二式拳銃(H&K SFP9 M)
2003年 六三式狙撃銃(Barrett MRAD)
2005年 六五式突撃銃(20式小銃+HK433)

(モデルはダイキン工業やH&K やFN Herstal
グロック、ベネリ、ジェネラルダイナミクス、B&T
バレットやKel-Tecなど)

79: 小火器年表作者 :2021/11/19(金) 21:04:40 HOST:KD111239158227.au-net.ne.jp
『ナンブ』(NANBUとも)

前身は南部銃製造所で初めから民間企業。
第二次大戦後に米国の拳銃メーカーを吸収し、
事業を拡大する流れで早期に外地に工場移転した。

製品が軍や警察用として使われることもあるが、
特に民間や海外販売に力を入れておりコスパ重視。

リボルバーや自動拳銃などを主に生産していて、
日本の拳銃といえば真っ先にナンブが挙げられる。

製造している製品のジャンルが被らないからか、
ミロクと弾薬の共同開発や業務提携を行っており、
二社で業界最大手のSKBに対抗している。

著名な製品(一部のみ、開発順)
1949年 ナンブM36(S&W M36 (販売用))
1952年 ナンブM19(S&W M19(警察用))
1954年 ナンブM29(S&W M29(販売用))
1962年 ナンブM62(CZ75 (販売用))
1973年 ナンブM686(S&W M686)
1976年 ナンブM360(S&W M360)
1979年 ナンブM340PD(S&W M340PD)
1982年 ナンブM82(S&W M&P (販売用))
1986年 ナンブM500(S&W M500 (販売用))

(モデルは新中央工業やS&Wなど)



『ミロク』(MIROKUとも)

第二次大戦後にサカバの設備やライセンスと、
軍縮であぶれた日本の銃器技術者や
旧合衆国の一部銃器メーカーを吸収し設立。

旧来の設計や生産技術を踏襲しつつ、
独自に改良し設計生産した銃で業界に進出した。
大ベストセラーとなったポンプ式散弾銃と、
狩猟用や競技用の安くて精度の良い元折式散弾銃、
品質の良いボルトアクションライフルで有名。

ライフルや散弾銃は民間向けの商品だったが、
製品のコストパフォーマンスの良さから、
各国の軍や警察にも採用されていた。

21世紀になると大手競合他社の進出で、
軍の狙撃銃としては新規納入がなくなるも、
猟銃としてのシェアは世界でもトップクラス。

銃器製造で培った工作機械の製造販売や
木製自動車部品の製造もおこなっている・

著名な製品(一部のみ、開発順)
1947年 ミロクM870(レミントンM870)
1951年 ミロクM700(レミントンM700)
1953年 ミロクM1100(レミントンM1100)
1969年 二九式狙撃銃(M24A2)

(モデルは史実ミロクとレミントン、
ブローニング(散弾銃)やSavage Armsなど)

80: 小火器年表作者 :2021/11/19(金) 21:05:11 HOST:KD111239158227.au-net.ne.jp
『SKB』(サカバとも)

前身は1900年より前に創業の銃器メーカーの、
『阪場銃砲器』で戦前は散弾銃で有名であったが、
第二次大戦後に特許や生産設備をミロクに売却し、
その資金を元に旧合衆国のメーカーの多くを吸収し、
サカバから『SKB』に社名を変えて再出発した。

ライセンスが喪失した(もしくは違反しない形で)
他社の有名で売れた銃器にアレンジを加えて、
市場に安く提供するビジネスモデルを取っており、
その為、設計自体に目新しいところはないが、
生産設備への投資や生産工程の見直しを行い、
プレス加工やロストワックス鋳造を取り入れて、
品質を上げつつも銃一丁あたりの価格を抑える事で、
低価格高品質な銃を市場に送り出すことが特徴。

独自設計の銃もないわけではないものの、
あまりに生産性と低価格を優先しすぎたせいで、
犯罪や内戦に多用されるなど、悪名高い銃が多く、
悪の銃器会社として槍玉に挙げられることもある。

ただし、評価の高い銃器も設計生産しており、
安くて精度の十分な入門用ライフルや拳銃、
安くて信頼性の高いポンプ式散弾銃や空気銃などが、
コスパの良さからベストセラーになっている。

著名な製品(一部のみ、開発順)
1931年 サカバ M17(イサカM37 (ラ国))
1934年 簡易短機関銃(ステン Mk.II(販売用))
1940年 サカバ M70(Winchester M70(ラ国))
1945年 SKB MAC10(MAC11 (販売用))
1948年 SKB M1(スタームルガーMk.II)
1954年 SKB Blackhawk(Ruger Blackhawk)
1958年 SKB 10/22(Ruger10/22(販売用))
1959年 一九式散弾銃(モスバーグM590A1)
1960年 SKB No.1 (Ruger No.1シリーズ
1961年 SKB TEC-9(販売用)
1963年 SKB M63(Ruger M77 Mark II)
1965年 SKB M1930(昭五式のミニ14版)
1972年 SKB Redhawk(Ruger Redhawk)
1993年 SKB SR9(Ruger SR9)
1994年 SKB LCP(Ruger LCP)
1996年 SKB LCR(Ruger LCR)
2004年 SKB PRECISION RIFLE(Ruger PR)

(モデルは史実SKBとスターム・ルガー
モスバーグ、イングラム、イントラテックなど)

81: 小火器年表作者 :2021/11/19(金) 21:05:44 HOST:KD111239158227.au-net.ne.jp
『ニッコー・アームズ』(NIKKOとも)

戦後にウィンチェスターやコルトブランドを取得し、
旧合衆国などのクラシックな銃器を取り扱う、
高級銃器メーカーとして設立した。

大手他社と違いメーカーの技術者や熟練工ではなく、
旧合衆国の中小のガンスミスを引き抜いていて、
機械加工を取り入れつつも、手作業調整を重視し、
職人芸ともいえる、高い技術力を売りにしている。

銃の外見的な美しさや命中精度もさることながら、
官能的とも評される各部品の動作の滑らかさや、
卓越したトリガーフィーリングが特徴のメーカー。

他社で退職した熟練銃器工の受け入れをしており、
他社の銃器のカスタムや装飾なども請け負っている。

ウィンチェスターブランドでライフルや散弾銃、
コルトブランドで拳銃やリボルバーを販売して、
あえて旧合衆国メーカーの名を残すことで、
敗戦による投げ売りや、旧軍の匪賊の使用などで、
国際的に価値が急落していた旧合衆国の銃器が、
各国で再評価される流れを作った。

自社開発の自動拳銃は自社ブランドで販売しており、
『世界最強の自動拳銃』の触れ込みで販売した、
デザートイーグルが世界的にも有名。

軍や政府機関向けに開発している銃はないものの、
廃番となった銃の復刻版なども生産することが多く、
現在も戦前モデルの銃をいくつか製造しており、
三八式儀仗銃を受託生産していることでも知られる。

そのため、このメーカーで生産された銃は、
工芸品や美術品扱いで、資産価値が高いことが多く。
総合して趣味性が高い銃を生産するメーカーである。

著名な製品(一部のみ)
1952年 ニッコー コルトM1911A2(カスタム品)
1955年 ニッコー コルト パイソン
1959年 ニッコー ウィンチェスター M101
1965年 ニッコー ウィンチェスター M23
1975年 ニッコー デザートイーグル
1981年 ニッコー ベビーイーグル

限定生産(復刻版)
コルト・ウォーカー
コルト M1851
コルト オフィシャル・ポリス

定番製品(復刻版)
レミントン デリンジャー
コルト SAA ニューフロンティア
コルトM1911A1 
ウィンチェスターライフル
ウィンチェスターM1912
ウィンチェスターM70

(モデルは戦前のウィンチェスターやコルト、
後にマグナムリサーチやIWI(拳銃のみ)など)



『TM Arms』(マルイアームズとも)

前身はエアソフトガンメーカー『東京マルイ』で、
分社化して実銃のアクセサリーに進出した所で、
技術力を買われ、東砲と資本業務提携した。

樹脂製部品の生産開発が得意なことが特徴で、
1980年ごろからの東砲との共同開発では、
トーホーロックや四九式小銃など、
パーツ以外に実銃の製造開発にも携わっている。

(モデルはそのまま史実の東京マルイやマグプル、
ブッシュマスターとダニエルディフェンスも)

87: 小火器年表作者 :2021/11/19(金) 21:15:31 HOST:KD111239158227.au-net.ne.jp
『大砲工業と東砲工業の成り立ち』

転生者たちが大阪砲兵工廠の一部区画を借りて
仕事兼半ば趣味で史実の銃を再現していたが、
設計と試作ができても量産はできなかったので、
フラッシュアップは東京砲兵工廠に任せていた。

しばらくして、新設した小倉工廠に集めて、
史実の人と転生者で協力して開発していたが、
戦後に銃器需要増によって手が回らなくなった事、
開発方針の違いや、組織腐敗防止のため、
1950年代ごろから分裂した。

これが、大砲工業と東砲工業の前身となり、
両方が後に一部民営化されることとなる。

また、戦後の軍縮や開発部の分裂で、
陸軍に所属していた一部の技術者が、
民間銃器メーカーを設立するなどして、
アメリカの技術やシェアを吸収している。


『陸軍造兵廠時代の製品』

1890年 馬式機関銃(マキシム機関銃(輸入品))
1897年 三十年式歩兵銃(三八式歩兵銃)
1897年 三十年式騎銃(三八式騎銃)
1902年 窓式機関銃(マドセン機関銃(輸入品))
1904年 9.65㎜拳銃(S&W M10(輸入後ラ国))
1905年 三八式歩兵銃(三八式短小銃(部品互換))
1909年 毘式機関銃(ヴィッカース重機関銃(ラ国))
1912年 留式軽機関銃(ルイス軽機関銃(ラ国))
1913年 ブローニング拳銃(FN M1910(ラ国))
1919年 ベ式短機関銃(MP28)
1920年 九年式固定金具(ピカティニー・レール)
1920年 九年式狙撃銃(九七式狙撃銃)
1921年 十年式擲弾筒(八九式重擲弾筒)
1922年 十一式(ブ式)重機関銃(M1921(ラ国))
1930年 昭五式小銃(M59/66と63式自動歩槍)
1932年 九二式(智式)軽機関銃(ブレンガン(ラ国))
1933年 九三式(ブ式)重機関銃(M2機関銃(ラ国))
1935年 九五式拳銃(ブローニングハイパワー)
1936年 試製九六式狙撃銃(昭五式小銃の狙撃銃化)
1937年 九七式狙撃銃(九九式狙撃銃(.303弾))
1938年 九八式強化狙撃銃(PTRS1941(12.7mm))
1939年 九九式火炎放射機(携帯放射器(自衛隊))
1940年 一〇〇式短機関銃(UZIシリーズ)
1942年 二式突撃銃(AKM)
1943年 三式軽機関銃(RPK軽機関銃)
1945年 五式狙撃銃(FPK(PSL))
1946年 六式汎用機関銃(PKM機関銃)
1950年 一〇式擲弾銃(M79(一部採用))

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最終更新:2022年01月23日 21:03