145: 弥次郎 :2021/12/25(土) 00:20:11 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
憂鬱SRW 未来編 鉄血世界 証言録「つかの間の休息/転落の序章」
『海って広いなぁ…』
『ああ。見える範囲全部が真っ青だ』
『何にもなしに飛んでいると方向感覚や距離感を失う、注意して』
- SFSによる海上航行訓練を受ける鉄華団のMS隊。シミュレーションではないリアルな訓練が実施された。
「……釣れない。本当に魚が釣れるんですか?」
「焦るものじゃないぞライド君。むしろ、釣れないことを楽しむものさ」
「……えぇ?釣れないと食べられないじゃないですか」
- ミレニアム島でセントールと共に釣りに興じるライドたち年少組。
「しょっぱいな、海ってのは」
「プールとは全然違うぜ……なんかこう、生臭い?」
「カラールの湖もこんな匂いしていたような」
「火星にもこういうリゾートを作るべきですよね……」
「ええ。ただ、ちゃんと注意を喚起しなければ代表のようになってしまいます」
「うっ……それは言わないで、アンジェラ……うう、身体が…」
- はしゃいで薄着で海に出たクーデリア、見事に太陽の洗礼を受ける。
「あー……いいねぇ」
「名瀬には悪いけどね…ここでのんびりするなんて」
「けど、あっちについたら本格的にドンパチやることになるらしい…」
「油断できないね」
- タービンズの出向組。地上での戦闘訓練などをこなしつつも、バカンスを楽しむことに。
「……と、こんなところかしら。こう見ると……本当に一日が濃いわね」
「はい。ひょっとしたら、稀少な資料として後世まで伝わるかもしれませんね」
「私がそれだけのことを成し遂げられたら、だけど…」
- クーデリア、自動筆記装置により日誌をつける。のちの時代において、これは貴重な資料として保存されることに。
「火星連合代表クーデリア・藍那・バーンスタイン、衝撃の暴露」
「エドモントン条約とは一体なんであるのか?」
「ギャラルホルンと経済圏の癒着」
「隠匿された密約の真意は!?」
「誰がそれを握りつぶしたのか!」
- クーデリアの演説後、面白おかしく書き立てるメディア。すでに市政に知れ渡ってしまい、GHによる情報統制も追いつかなくなっていた。
「(言葉にならないナニカ)」
「ファリド特務一佐!?」
「医者を呼べ!至急だ!」
「(言語化できない叫び)」
「ポードウィン特務一佐も倒れたぞ!」
- グレイズを操縦系として組み込んだハシュマルタイプMAを見せられて、ぶっ倒れる特務一佐二人。
「適度に戦って、亡命するか……もう、我慢ならん」
「ああ……幸い、統制局も大わらわだ。今ならば隙がある。
ガエリオは君の実家の方の手配を急いでくれ。私は何とか火星連合や地球連合とコンタクトをとる」
「すまない……任せた」
「オセアニア連邦への対処は後回しだ。バーンスタインの身柄を抑えれば何とでもなる!
そうでなければ……私もエリオンと同じ道をたどるしかない……!」
- 時間がたつごとに悪化していく状況に焦りを隠せないイズナリオ。
146: 弥次郎 :2021/12/25(土) 00:21:04 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
短いですが、エドモントン編の前の一幕。
土日でマブラヴ世界SS書いて投下できればなーと思っております
クリスマス?奴は死んだわ!
最終更新:2023年11月23日 14:14