368: 弥次郎 :2022/01/07(金) 19:16:25 HOST:softbank126066071234.bbtec.net

憂鬱SRW 融合惑星 α世界編 設定集【ARX-X レーヴァテイン】(改訂版)


レーヴァテイン

型式番号:ARX-X
AIコールサイン:アル
分類 アーム・スレイブ
設計:アル SMS L.A.I ロイド・アスプルンド その他ACE:R世界関係メカニックの皆さん一同
生産形態:ワンオフ
全高:8.9m
重量:10.7t
動力源:パラジウムリアクター
ジェネレータ出力:6000kW(通常出力)
最高跳躍高:不明(最低でも100m以上の跳躍が可能)
最高自走速度:不明
最大作戦行動時間:160時間
システム:「妖精の目」「妖精の羽」「妖精の衣」

武装:
固定武装
GAU-19/S 12.7mmガトリングガン×2
XM18 ワイヤーガン×2

基本携帯火器
セワード・アーセナル 165mm多目的破砕・榴弾砲
ジオトロン・エレクトロニクス GRAW-4単分子カッター
ロイヤル・オードナンス M1108対戦車ダガー
アライアント・テックシステムズ M1097対AS用手榴弾
オットー・メララ 「ボクサー2」76mm散弾砲
鹵獲品

必殺技:
無限パンチ
サウザントクラップ・サウンド
フィールドザンバー
超音波波動拳

概要:
 α世界の相良宗助がACE:R世界を経た後に操ったAS……の皮をかぶったナニカ。
 ACE:R世界への転移時にはARX-7アーバレストの状態であり、他の乗機がないことなどからそれを使って戦い続けた。
 しかし、元々ワンオフであったことから補修パーツの不足やメンテナンスに難が発生。スペック面でも劣り始めるといった問題に直面した。
そこで現地メカニックの協力の元、アーバレスト現物やアルの保存していた設計図や運用データなどを基にほぼ新規で設計と建造が行われた。
 それこそが本機の前身、すなわちARX-8レーヴァテインであった。
 異世界の技術も惜しみなく盛り込んだことによって、ARX-8レーヴァテインは他の世界の機動兵器と張り合うだけのスペックを有し、また活躍をしてのけた。
即ち、地上・宇宙などを問わない活動や戦闘行為、整備性やメンテナンスの問題の解決など、本来ならばワンオフ故に生じる問題の解決さえも果たしたのである。
設計や開発を行ったアルやテッサ曰く「深夜のテンション」「ハイになっていた」「技術者冥利に尽きる渾身の傑作」とのこと。


370: 弥次郎 :2022/01/07(金) 19:17:38 HOST:softbank126066071234.bbtec.net


 それから元の世界、すなわちα世界に帰還した宗助たちであったが、ARX-8の過剰なまでのスペックは危険すぎるという判断が下された。
いずれは人類がたどり着くかもしれないとはいえ、ウィスパードがもたらす技術などおもちゃに見えるようなオーバーテクノロジーの塊であったのである。
よって、その気がなくとも世界秩序を覆しうる本機は、存在してはならないものになってしまったのであった。
下手に拡散してしまえば、それは余計な火種となりかねず、また戦争の激化を招くものとなってしまう。
それはミスリルの目的に反しており、望むものではなかった。

 こうして、ラムダ・ドライバのシステムとアルのAIユニットなどを除いて、本機は余剰のパーツや武装も含めてとある場所にて封印処置がされた。
これは転移に巻き込まれた人員のみが知る機密であり、封印された場所についてもアルがヒントを知るのみであった。
 そして、ARX-7アーバレストは転移前のスペックと能力の素体を念入りに再現し、何事もなかったかのように再び運用されることとなった。
 実際に操縦を行った宗助としては、スペックや利便性に優れているARX-8を評価しており、それの運用も考えてはいた。
しかし、その性質や「もはやこの世界で動かせても整備や修復もできないならそれは兵器ですらない」という自身の考えから諦めていた。

 ところが、レナードらの目的があらわになり始めたことでTDDもなりふり構えない状態に陥ることとなる。
 アマルガム、その中でもレナードらの目的が世界の在り様の改変と判明したのである。
 そんな暴挙を許すわけにもいかなくなったTDDを率いるテッサは、本機の封印の解除を決定した。

 大破したARX-7アーバレストから回収されたラムダ・ドライバとアルのAIを再度搭載。
 さらにはテッサが可能な限りACE:R世界で用いた武器弾薬を限られた資源の中で再現し作成したことで、100%までとはいかないが元の戦闘力を取り戻した。
さらにシステム面などで宗助の感覚や操縦とのずれを補正しつつ、ラムダ・ドライバを使いこなすベリアルを叩きのめすべく「妖精の目」などを採用した。
 元々異世界や未来の技術、OTMや宇宙世紀、C.E.、スパロボOG世界のそれらをぶち込んでいたために、スペックや能力はアーバレストの比ではない。
それどころか、能力極振りのオリジナルのレーヴァテインを軽くあしらえるほどのスペックを有するに至っている。
 電子兵装やECSといったオリジナルでは致命的に不足していた要素が補われているだけでなく、パラジウムリアクターの出力も桁違い。
それらに伴って、対ラムダ・ドライバのシステムである「妖精の目」や「妖精の羽」による活動時間の減少も抑えられている。
 さらに使われている武器弾薬の火薬や銃火器そのものも異世界技術マシマシであるため、同じ名前の別物であることは言うまでもない。
 唯一の欠点としては、原作のレーヴァテインでもあったように、在庫分しか純正パーツが存在しないため、先細りが見えていたことか。
無論テッサらが努めて部品の調達や製造を行っていたのであるが、それにも限度があったのである。

 そのため、重要な局面までフルスペック運用は回避されることとなり、また敵ASから鹵獲した兵装を可能な限り使うなど節約を強いられることとなった。
 とはいえ、原作の比ではない戦闘経験やラムダ・ドライバの扱いを学んだ宗助にとってはその程度はハンデにもならなかった。
むしろ、レーヴァテイン自体はイメージ力に由来するラムダ・ドライバのブーストの恩恵があるので、僚機のマオらのM9に武装を融通したほどであった。
また、マッスルパッケージにしても各種パーツにしても、製造レベルが違うために耐久性が高く、摩耗や劣化などに極めて強かったので、極端な苦労とはならなかった。

 そして、最終決戦。
 結果だけいえば、たった一機のASの奮戦により、アマルガムの機動兵器部隊は甚大を通り越した被害を食らうことになった。
最高峰のウィスパードにして優れたパイロットであったレナードも、油断も慢心もせずに挑むも、次元が違いすぎてメタクソに凹られた。
確かにレナードは最高峰のパイロットであったし、ベリアルもハイエンドの極みといえるASであった。
しかも、原作と違い単独で挑むのではなく、ラムダ・ドライバ搭載機を操る部下たちを集めたうえでの全力で叩き潰す構えであった。
 しかし、相手はそのレナードさえもまだたどり着いていない技術を取り込み、これでもかと強化されたASの形の化け物。相手が悪すぎたのである。

 こうして世界を救ったことで、今度こそ解体と封印がされると関係者一同が安堵したところで、フルメタルパニック世界は融合惑星に転移するのであった。
 一体いつになったら、このレーヴァテインに安息が訪れ、休めるのことになるのか。それは誰も知らない。

371: 弥次郎 :2022/01/07(金) 19:19:57 HOST:softbank126066071234.bbtec.net

武装紹介:
 基本的な携行火器および固定火器はOTMや他の世界の技術を盛り込んでおり、スペックはそれに準じる。
 よって、アサルトライフルはレールガン並みの馬鹿威力になり、デモリッションガンはMAP兵器と化し、機銃さえベヘモスをハチの巣にする。
 無論、元ミスリルそして残党であるTDD戦隊の武器調達能力や生産能力という観点から、オリジナルと同じ純正品を使えた回数は多くはない。
元々の組織としてのバックアップの弱さゆえに、撃破した敵からの現地調達を強いられることも多かったことをここに記す。
 とはいえ、幾多の経験や戦いを経た宗助の強烈すぎるラムダ・ドライバによる強化で通常の武装であろうとも常識外のスペックをたたき出していたので誤差と言える。
 また、テッサが万が一を考え、封印を解いて運用することも前提に準備をしておいたこともプラスに働いている。
 いずれにせよ、レナード一派の敗北は、ミスリルが徹底的に隠匿していた怪物の存在に気が付けなかったことで決定づけられていたのである。


必殺技解説:
  • 無限パンチ
 アクエリオンの使用した「無限パンチ」を目撃した宗助が編み出した必殺技の一つ。
 拳が無限に伸びる、というイメージの下に拳を繰り出すことで、不可視の力場による拳を飛ばし、射線上の物体を破壊する。
 宗助的にはナンセンスらしいが、長射程且つ多数を遠距離から一方的に撃破できるため、意外と重宝されることとなった。
 特に標的となったのは目立ちすぎるベヘモスなどで、まとめて複数枚抜かれることもあったとか。


  • サウザントクラップ・サウンド
 マクロスFの歌姫の力を目撃した宗助が考えた必殺技。
 ラムダ・ドライバを加えてマニュピレーターで拍手をすることで、任意の固有振動数の音波を生み出し、特定の物体だけを破壊する。
 つまり、拍手するだけでアルペジオの振動弾頭を相手にぶつけたのと同じ効果をもたらすことができる。
 音を媒介にするために広範囲の敵に対して複数同時攻撃も可能であるほか、音を媒介とした音響センサーのようにも応用可能。
よって、姿は隠せても存在までは隠せないECSを見破るのにもつかわれた。レナードとの決戦時は、サビーナ・レフニオのECSの分身を一発で見破るために使用。
 欠点は、射程が短く、より大きな音にはかき消される可能性があり、また固有振動数が変化するような偽装をされると効果が減衰すること。


  • 「妖精の衣」
 ラムダ・ドライバを防御転用したシステム。
 これはひどく単純で、ラムダ・ドライバの力場を機体表面に展開することで対弾性や剛性を強化するものである。
 また、形成される衣を「波打たせる」というイメージを形成することで、水中を推進機関などなしに航行できる。
ただし、これはあくまでも副次的な効果にすぎないため、水中で使える武器は別途用意する必要がある。
それでも水中への侵入や潜伏などをためらいなく使えるという意味では強力であった。


  • フィールドザンバー
 単分子カッターから展開される不可視の格闘兵装。何ならばそこら辺の鉄筋コンクリートの柱でも即席の武器として出力できる。
 モデルとなったのはガンダムの用いていたビームサーベルやビームザンバーなどの格闘兵装。
ラムダ・ドライバの力場によって再現されたためか、性質的にはベリアルのアイザイアン・ボーン・ボウと同じようなものを持つに至った。
 よって、ラムダ・ドライバでも防御のイメージが極めて難しい一撃により対象を破壊してしまう。
弾薬の消費を抑えるためにこれに頼ったことが多く、コクピットだけをうまく破壊するためにも使用された。
 なお、不可視の刃で弾丸の嵐を切払いをしてくるASにレナード派のパイロットたちは発狂したとか。


  • 超音波波動拳(ソニックハンマー)
 紅蓮二式やキングゲイナーを見て思いついた技。
 ラムダ・ドライバで腕部を保護したうえで、対象に接触させた腕部を超高速で振動。
サーモソニックで数千度の高熱を発生させることにより、対象を電子レンジに放り込んだような状態にする。
理論上、相手が水分を含んでいれば一発で吹っ飛ぶ、それどころか爆発する。
 欠点は何らかの形で対象と接触しなければ効果を発揮させることができないこと。
 もっとも、敵機ではなく地形や建造物にぶつけることにより広範囲攻撃が可能なため、割と使えたらしい。
メリダ島においては多数のASを地形ごと吹っ飛ばすという活躍を見せた。

372: 弥次郎 :2022/01/07(金) 19:20:28 HOST:softbank126066071234.bbtec.net
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アレコレと直しましたのでこちらに変更していただければと…
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最終更新:2023年06月18日 22:35