545: 弥次郎 :2022/01/26(水) 23:22:41 HOST:softbank060146116013.bbtec.net

憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編設定集【宵星作戦参加衛士+用語解説】


椎葉重三

出身:β世界 日本帝国 武家(白)
年齢:26歳(主観)/24歳(1999年客観)
所属:帝国斯衛軍
階級:大尉
搭乗機:
82式戦術歩行戦闘機「瑞鶴A型」(客観1998年)→
00式戦術歩行戦闘機「武御雷A型」(主観2002年→客観1998年)
主観参加作戦:
光州作戦→京都防衛線(1998年)→明星作戦(1999年8月)→12・5クーデター事件(2000年)→甲21号作戦(2001年)→桜花作戦(2002年)
城内省記録:
光州作戦(1998年)→京都防衛線(1998年)にてMIA認定(その後死亡判定)

概要:
 帝国斯衛軍に属する衛士の一人。
 歴史は浅い一般武家の出身者で、家柄は武家として良いとは言えず、一般家庭と大差のない生活を送っている。
 しかしながら、促成ではない正規の訓練課程を通過し、大陸戦線を経験、京都防衛線も潜り抜けている。そのため、実力で階級を勝ち取った割とレアなケース。
客観1999年9月における地球連合軍との合同での大反攻作戦および旧帝都奪還作戦「宵星作戦」に参戦できたのも、その実力を買われてのこと。

 しかし、実のところ彼の経歴は客観と主観で大きなずれが発生している。
 主観的には、彼は上記にあるようなオリジナル・ハイヴ攻略作戦である「桜花作戦」に武御雷A型を受領し参戦している。
 ところが、客観1999年の城内省における記録によれば、椎葉重三は1998年の京都防衛線においてMIA判定を受けていることになっているのである。
 彼の証言によれば、桜花作戦の最中に巨大なレーザー光に呑み込まれたと思ったら、いつの間にか出撃前の帝都東京に戻っていたという。
そして時間などを確認してみれば、なぜか作戦が行われた2002年1月から3年も逆戻りしているという状態であった。
実家に戻ってみれば、なぜか自分は京都防衛線で死んだことになっており、家族は目を白黒させながらも生きて帰ってきた彼を歓迎した。
 連合及びAL4の合同の研究や調査などの結果、彼はいくつも確認された他の時系列からの「跳躍者」の一人と推測された。
即ち、ある世界線では京都防衛線でMIA認定を受けたが、生き延びて桜花作戦までたどり着ける世界線もあったということである。
そして、彼は桜花作戦に参戦した世界線からすでに死んでいることになった世界線へと乗機毎移動したのである。
 このようなケースはいくつも見られたこと、貴重な武御雷を保有し、慣熟していることからそのまま戦力として使われることになった。

 人格などは割と一般的であり、どこにでもいそうな男。武家としての覇気が足りないと言われたこともあるらしい。
 とはいえ、戦闘時においてはちゃんと戦っているあたり、衛士としては問題ないとされている。
 宵星作戦においては、長期の戦闘にも十分に耐え、自機に搭載されていたS-11の活用による未確認大型種(後に母艦級と命名)の撃破に成功。
 その功績や戦闘能力などから、連合では鳥の候補者の一人として着目され、引き抜きを受けて優先的に訓練を受けることとなった。



三珠雫
出身:β世界 日本帝国 武家(黄)
年齢:19歳(主観/客観一致)
所属:帝国斯衛軍
階級:少尉
搭乗機:
82式戦術歩行戦闘機「瑞鶴A型」(客観1998年)→
94式戦術歩行戦闘機「不知火」(客観1999年8月)→
00式戦術歩行戦闘機「武御雷F型」(客観1999年)
作戦参加記録(主観および城内省記録は一致):
京都防衛線(客観/主観1998年)→明星作戦(1999年8月)→宵星作戦(1999年9月)
概要:
 帝国斯衛軍に属する衛士の一人。
 黄色のカラーリングの戦術機を許されている、譜代の武家出身者である。
 出身と家柄から斯衛軍に初期から入ることが決まっており、その為の訓練を受けてきた才媛。
 初陣となったのは1998年における京都防衛線で、同年の8月15日まで残って戦闘を続けていたうちの一人である。
その後は明星作戦を経て、宵星作戦へとなし崩し的に参戦することとなった。

 衛士としての技量に関しては斯衛軍の中では平均の域を出ていない。
 とはいえ、一般的な帝国軍衛士と比較すれば、訓練の質の高さなどから練度は高い部類にあたる。
 割とおしゃべりではあるが、社交的というよりもその場を乗り切る能力と性格によるもの。
積極性にやや欠けており、臆病さを持ち合わせているというのが上官らの分析である。

546: 弥次郎 :2022/01/26(水) 23:23:47 HOST:softbank060146116013.bbtec.net

 彼女もまた跳躍者、その中でも受信者と呼ばれる、異なる世界線の記憶を受け取った一人である。
 彼女の場合、主観的には1999年の認識であり、城内省や斯衛軍の記録とも一致している。
それにもかかわらず、彼女はまだ配備されていない武御雷の訓練を終えており、人並みに動かせるようになっていた。
さらには彼女の武御雷までも転移してきていることが確認されていた。

 こういった背景から、彼女もまたBETAの大規模侵攻に際して前線に赴くこととなった。
 ただし、彼女がいたのは帝都東京であり、最終防衛ラインが抜かれた後の殿としての役目を負った部隊であった。
即ち、宵星作戦において政威大将軍である煌武院悠陽の親征に同行する機会に恵まれた。
 この作戦においては、スワロー中隊の砲撃支援としてスワロー05のコードで参戦。旧京都市街地奪還に貢献した。
この際には直掩に駆け付けた大洋連合の傭兵「黒子御前」の狙撃と回避運動を一体化させたマニューバを目撃している。



【ワード解説】

跳躍者(ジャンパー)

概要:
 β世界において、融合惑星誕生のきっかけとなったG弾の炸裂により、時系列や世界線を飛び越えて現れた人々のこと。
 現象としての命名はAL4計画を推進する香月夕子博士が行った。
 他国における同様の現象により出現した人々の呼び名としてはBliper(映像として飛んでいた者)などがある。
 影響はG弾の使われた日本列島及び日本帝国だけでなく、β世界全土において発生したことが確認されている。

 主観1999年における明星作戦(オペレーション・ルシファー)のG弾の影響は因果律や次元に大きな影響を与えた。
その影響の最たるものが融合惑星の誕生であるが、それの副次的な現象として、いくつもの時系列や世界線の情報が混線させられたというのがある。
つまり、あちらこちらの世界線や時系列におけるあらゆる情報(物質的・概念的)がコピー&ペーストのようになって、1999年の世界に張り付けられたのである。
この際に、一応の修正力は働いたのか、客観時系列が異なる同一人物が複数存在するといった事態は確認されなかった。
 また、人にもよるが、別な世界線における主観記憶が突如として認識されるようになったのも確認された。
香月博士は、G弾によって次元に揺らぎが生じ、その隙間を縫って因果律が流れ込んだことにより、他の世界線の情報を受信したのではと推測している。
こちらの場合を受信者(レセプター)あるいは記憶保持者(レコーダー)と呼称している。

 さらに発展的な要素として、未来の時系列の情報が情勢や国家間での取り決めや交渉などにまで及んでいることが確認されている。
分かりやすい例としては、2001年稼働予定だった横浜基地の出現と要因の移動および転移。
同じく2001年に始動予定だった日米合同での戦術機開発計画「XFJ計画」の出現と人員などの情報の受信。
さらには本来ならばまだ間に合っていない戦術機「武御雷」や「ラプター」が製造ラインごと出現し、衛士が習熟しているなどである。
それを生産する体制にあることも企業や軍がなぜか承認し、用意まで整えているという状況が上書きされていたのであった。

 また、1999年9月に発生した各地での大規模攻勢は、この現象がBETAにも発生して個体数が増え、その為に次なるハイヴ建設を目的に活動したと推測される。
空前絶後のBETAの数が各戦線において観測され、さらには新種の大型種(母艦級)が確認されたのもこれが原因と考えれば無理なく説明がつく。

 ともあれ、様々な時間や世界線から、あらゆる人間が突如として現れた影響は、β世界において少なくはない影響を及ぼすことになったのである。

547: 弥次郎 :2022/01/26(水) 23:24:18 HOST:softbank060146116013.bbtec.net
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最終更新:2024年06月07日 20:56