665: 194 :2022/01/30(日) 18:25:29 HOST:ai126197045085.18.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン?その29 リベンジマッチ・その2
BGM・第三次スーパーロボット大戦より「VIOLENT BATTLE」
空の戦いが始まると同時に、海の方でも戦いが始まった。全速力で回避しつつ、まずは距離を取ろうとする高速海上姫。だが・・・
四人の内の二人、こんごうときりしまが同じ速度で追い縋って来たのだ。
海上「何ッ!?」
こんごう「Speedナラ、今の私達も負けてイマセン!!」
きりしま「前回の借り、此処で返させてもらいます!!」
海上「クッ!調子ニ乗ルナ!!」
二人の射撃を巧みに回避しながら、反撃の203㎜速射砲を射撃する高速海上姫。
だが、水中用大出力スラスターによる細かな機動で、こちらも難なく躱す。
海上「水中用スラスターモカ!!」
運動性能も遜色無いレベルだと気付き、歯噛みする高速海上姫。
しかも敵は、この二人だけでは無いのだ。
ゆきかぜ「速度で追いつけなくても、支援は出来るよ!!」
そよかぜ「・・・こんごうさん達が誘導してくれた所を、狙い撃つ!!」
やや距離がある為精度に難が有るが、こんごう達の攻撃を回避しながらこちらも躱さないといけないのだ。不利は否めない。
しかもバリアで閉じ込められている状態な為、中心から半径100㎞圏内でしか動けないのだ。大きく引き離して態勢を整え直す事も出来ない。
少しずつだが、疲労が溜まっていく。しかもどういうカラクリか、一向に弾薬が切れる様子も無い。既に50を超えるミサイルを迎撃しているが、尚もミサイルが飛んでくるのだ。
逆にこちらの迎撃ミサイルとCIWSの弾丸だけが、物凄い勢いで消費されていく。
666: 194 :2022/01/30(日) 18:25:59 HOST:ai126197045085.18.access-internet.ne.jp
海上「貴様等・・・!!ドンナカラクリヲ使ッテイル!?何故、弾切レヲ起コサナイ・・・!?」
こんごう「私達を助けてクレル友人達。滅びを認メナイ神が遣わしてクレタ、大事な人達の尽力のおかげデス!!」
海上「・・・アノ馬鹿共ガ言ッテイタ、並行世界ノ軍勢カ!!」
きりしま「・・・その答えでは、50点しか上げられませんね。未だ知らない人達の力、その身で味わいなさい!!」
そう言ってきりしまは、エリムサルエ&クルドゥブバの内ひとつを高速海上姫目掛けて投げつける。鎖はティ連製の特殊合金製で切れる事が無い上に、PVMCGで幾らでも長さを調節出来る。
きりしまの視線で高速海上姫をロックした棘付きメイスが、高速海上姫目掛けて襲い掛かる。
海上「嘗メルナッ!!」
だが高速海上姫も大した物で、クナイを直接ぶつけてメイスを叩き落とした。
そしてすかさず、クナイをこんごう目掛けて投げつけるが・・・
キンッ
何かにぶつかった様な音を立てて弾かれるクナイ。当然こんごうには命中しなかった。
海上「ナッ!?バリアダト!?」
こんごう「二度も三度も、同じ目ニハ遭いまセン!!」
自身の攻撃が弾かれ、驚愕する高速海上姫。このままでは、こちらが弾切れを起こしかねない。
意を決して、普段はやらない格闘戦を仕掛ける高速海上姫。だが、海中から「何か」が物凄いスピードでこちらに向かって来るのを探知。
それを躱す為に、海面から無理矢理跳ね上がる高速海上姫。その直後、海中から巨大な腕が飛び出して来た。海襲が奇襲をかけたのだ。
667: 194 :2022/01/30(日) 18:26:30 HOST:ai126197045085.18.access-internet.ne.jp
パイロット「ちっ!勘の鋭い奴だ!」
コ・パイ「デスガ、大きな隙を作れましたヨ!」
パイロット「ああ。こんごうさん、やってしまえ!!」
パイロットの叫びに呼応する様に、格闘用武器・神の裁きを海面に突き刺すこんごう。
その直後だった。神の裁きから目ではっきり見える程の大きさの電撃が、高速海上姫が着水しようとしている海面に伸びて来たのだ。
これが、神の裁きに追加された特殊機構・指向性電撃攻撃「神の裁きの雷」だ。
ほぼ無防備な状態で着水する高速海上姫。そのまま電撃をまともに浴びてしまう。
海上「ガァァァァァァ!?!?」
電子機器類は辛うじてダウンしなかったが、大電力が流れた超電導推進ポッドが負荷に耐えられずに爆散。
大ダメージを負うと同時に、速度も激減。そこを滅多撃ちにされる。
海上「グアアアア!!??!?」
次々と被弾し、のたうち回る高速海上姫。それでも20.3㎝砲で反撃しようとするが、この状態では射撃どころか照準もままならない。
そして遂に機関部に127㎜複合砲(レールガンモード)の弾丸が複数直撃。機関部が大爆発を起こし、その衝撃に耐えきれずに意識を失う。
そして船体の上に倒れた拍子に、脚部の艤装が外れたのだが・・・膝から先が存在しなかった。
きりしま「お、お姉様!アイツ・・・脚が」
こんごう「ええ!?・・・い、一体どうやって艤装と連結ヲ!?」
てっきり脚部の装甲の中に普通に脚があると思っていただけに、予想外の光景に戸惑うこんごう達。だが、いずれにせよ鹵獲の前提状況は整った。
上空に展開していたデロニカが、気絶した両者を回収。レイ達の奮闘も有って、困難と思われた鹵獲作戦は無事成功したのだった。
一方その頃、北米大陸にキュウ達が展開。今回は足の速い第三世代MBTの戦娘で、鹵獲作戦に挑む。果たして、どの様な作戦で挑むというのだろうか・・・?
668: 194 :2022/01/30(日) 18:27:03 HOST:ai126197045085.18.access-internet.ne.jp
以上です。空に続き、海の方でも見事にリベンジ達成でした。四人だけでなく、海襲の援護も有り見事に攻撃が決まりました。
なお海襲のパイロットですが、ヤル研秘宝館で同機に搭乗していた人達と同じです。なお奴を掴めていた場合は、そのまま海面に叩きつけるつもりでした。
最後に高速海上姫の脚云々ですが、元ネタの一つに駆逐棲姫が有ったので、彼女と同じとしました。どうやって艤装と接続していたかという説明は、
現在原案者のクローサー様が考案している真っ最中ですので、それが届き次第という事で(汗)
次回は、陸上戦艦姫に挑むキュウ達の戦いの様子を描きます。新しい戦娘も出ます。・・・・・またキャラ設定(ニックネームも含む)を考えないと(白目)
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2022年02月03日 15:43