637: 弥次郎 :2022/02/08(火) 21:08:18 HOST:softbank060146116013.bbtec.net

SRW一発ネタ「天蓋世界(Cloosed Sky)SRW」2



 発展した技術、荒廃した世界。
 この二つが合わさると、不思議なことに被創造物が跋扈する世界となることが多い。
 人の手を必要としないスタンドアロンのシステムや、人の判断を代行しうるAIが発達し、その後に放置されるとどうなるか?
それは簡単。命令されたとおりに自己保存とタスクの実行を行い始めるのである。人が生存しにくい環境でも適応できる彼らは、一大勢力となった。
 今回はこの天蓋世界に存在している幾多の非人類勢力を含めて観測していくこととしよう。


【非人類参戦勢力】

○フロンティア・セッター
原作:楽園追放
概要:
 旧国家時代に発動された外宇宙進出計画の生き残り。
 生き残りとは言うが、人間ではなく、建設進行管理アプリケーションに付随する自立最適化プログラムを母体とするAIである。
自己アップデートとバージョンアップなどを積み重ね、行動を重ねる中で回収した人類の知識などを吸収し
た結果、自我意識のあるAIとなった。

 現在、地球の某所にある都市の一つを接収。そこにある資源や物資、資材を活用しつつ、必要なものを外の勢力から獲得して計画を進行している。
原作以上のバックアップと組織が土台として存在しており、ジェネシスアーク号も半端ねぇ宇宙船となっている。
しかし、肝心のコンピューターのメインフレームなどは地上で建造されたため、宇宙に打ち上げる必要があった。
その為の準備を、存在意義にかけて100年近く実行に移し続けている。
 途中でナノハザードや大災禍といったトラブルに巻き込まれはしたものの、しぶとく生き残り続け、計画は準備が整いつつあった。

 しかし、フロンティア・セッター以外の生きた人間の生き残りがおらず、外宇宙に進出して活動できる人員を集める必要に迫られた。
その為に原作同様にジェネシスアーク号の乗員を求め、ディーヴァにハッキングを仕掛け、募集をかけることとなる。
この世界においてはディーヴァだけでなく、EDEN、リーヴネーションズに声をかけている。
特にEDENはフロンティア・セッター計画同様に外宇宙探査を行っている実績があり、有力候補とみなしていた。
最も、EDENは外宇宙に進出することは計画していても、移住などではなくEDENを維持するための資源を求めてのものであるため受けが悪かった。
 パシフィック・ユニオンは国家的に鎖国体制にあり、また独自に宇宙開発を進めていることから断念している。
 残念ながら、勧誘は今のところ順調とは言い難いようではある。それでも存在意義の証明のため、彼は計画を進めていた。

 かつての人類の地下都市を丸ごと接収したということもあり、多彩な戦力までも保有している。
 戦闘については元々は想定外であったが、戦闘用AIのプログラムを解析し、自己改造を行うことで発展することで補っている。
それこそ、ガンダムXにおけるD.O.M.E.やACのサイレントラインのごとき戦力による絶対防衛権を構築している。
最も、フロンティア・セッターにしてみればそれは自己防衛手段にすぎず、必要であるならば他の勢力に計画を委ねる考えもある。

 そして、彼のもとにアンジェラ・バルザックとその地上での案内役であるディンゴが訪れることになるのはもう少し先の話。



○自動人形国(ドールズ・ランド)
原作:ドールズフロントライン
概要:
 かつて地上圏に存在したAIによる自動人形とその生産工廠などが独自に稼働して構築した勢力。
 ナノハザードや大災禍以前において、人々は煩雑な雑務や仕事を人の形を模した人形とそれを制御するAIに任せるほどまで文明を発展させた。
それは一般的な生活に限った話ではなく、軍事面でも同様であり、人間の兵士と並んで普及していた。

 しかし、その生産や管理などまでもAIに任せた結果、主体者である人間の手を離れたのちに、独自に行動を始めて人類に敵対的な存在となった。
どちらかというとAIに定められた行動規範に基づき敵対勢力を排除し続けているだけであるので、敵対したくて敵対しているというわけでもないようだ。
その為、その勢力圏に入る人類を排除して生産工廠などを守ることなどを主体として行動している。

 ほぼAIにより構成されており、人類の用いていた兵器を独自に改良して投入してくる。
 恐ろしいほどの物量とAI主体による自爆戦術なども躊躇いなく使えることから、人類勢力でもなかなか人形の勢力圏に踏み込むことはかなわない。
 そのため、その人形の勢力圏を包囲して外に出てくる敵を適宜叩くという形で安全を確保している。

 なお、自動人形自体は現在でも各勢力によって運用されており、意外と生活に溶け込んでいる模様。

638: 弥次郎 :2022/02/08(火) 21:09:12 HOST:softbank060146116013.bbtec.net


○未踏破地区(サイレントライン)
原作:AC3SL
概要:
 ナノハザードで荒れ果てた地球地上において、勢力の立ち入りが不可能となっているエリア。
 その広大な土地に踏み込もうとすると、一定のラインを超えたところから多種多様な大量の無人兵器による迎撃を受けてしまう。
これは地上に限った話ではなく、衛星軌道上からの降下なども含めての話であり、それを狙った戦力投入は戦略クラスの対空兵器による迎撃で壊滅した。
大軍を投入しても、策を弄しても、今のところそのラインを超えて中枢まで突入したケースは確認されていない。

 この勢力の正体として推定されているのは、ドールズ・ランド同様の高等なAIによる自動迎撃システムと生産設備などが稼働しているというもの。
未踏破地区の過去のデータからすると、どうやら人類がかつて生活していた巨大な地下都市が存在したようで、その管理コンピューターによるものと考えられている。
完結しているスタンドアロンシステムであり、範囲としても極めて広く、尚且つ資源豊富な立地であることから、物量突破でも難しいと思われる。

 現在のところ、リーヴネーションズや一部の野心ある者たちが踏破を試みているのみで、基本的には放置されている。
 しかし、前時代のテクノロジーや戦略兵器などが眠っていると推測されており、地上にある勢力の多くが狙っているのが実情。



○タワー
原作:ACVD
概要:
 ナノハザードで荒れ果てた大地に残る巨大な建造物。見た目の通りタワー。
 旧時代の文明の遺産が眠っており、調査や探検などが行われ、内部の遺産の発掘が進められている。
 タワーは地上各地に散らばって存在しており、特にリーヴネーションズの勢力圏に多く存在している。
記録によれば、ナノハザードの際に建てられたシェルター、もしくはナノマシン制御用のコントロール施設と目されている。

 しかし、未踏破地区同様に独自の防衛機構が存在しているのか、接近して内部を調査するのは中々に骨が折れる。
とはいえ、サイレントラインほど苛烈な攻撃を浴びせられることはないため、準備さえきちんとしていれば制圧することは容易い。

 内部からは兵器や技術、物品などのほか、ナノハザード以前の文明の記録などが多数回収されている。
 そのため、寄り集まりといえるリーヴネーションズの拠り所となっている節もある。
 ただし、中には大型兵器や未確認兵器が眠っていることもあり、その扱いはリーヴネーションズだけでなく他の勢力でも慎重さが求められる。


○ミュータント
原作:-
概要:
 ナノハザードを契機として誕生した遺伝変異生物群。
 元々環境改変用のためであったナノマシンが暴走し、生物にまで影響を与えた結果、その後の過酷な環境にも耐えうる生物として変異を遂げた。
その為、割と見境なく地球各地で生活しており、時には人の生活圏を脅かすこともある。
高が生物と侮るなかれ、凶暴極まりない種も存在し、場合によっては旧世紀の怪獣のような大型種まで存在するのだ。
 一応生物の一種として行動や生態なども研究はされているが、まだまだ未知の種が存在することは間違いない。


○ブランカー
原作:有翼のフロイライン
概要:
 主に空を領域として行動する正体不明の勢力。
航空戦力を主体として勢力圏を飛び回り、時に人の生活圏にまで攻めてくることもある。
一体どこの誰が、何のために開発したのか、どこから現れたのかも不明。
 現行の人類の戦力でも油断ならない技術と戦闘力を有しており、勢力に関係なく見境なく攻撃をかけてくる。
そのため、人類だけでなく、非人類勢力とぶつかり合って激戦を繰り広げていることもある。
 一部ではEDENやディーヴァの開発した地上侵攻用の兵器という説も上がっているが、ディーヴァもEDENもそれを否定。
実際にディーヴァの地上勢力は攻撃を受けたケースが存在し、EDENに関しても兵器の類似性は見られていない。
 あるいは、外宇宙からの侵略者ではと噂されるが、確証はない。

639: 弥次郎 :2022/02/08(火) 21:09:50 HOST:softbank060146116013.bbtec.net


【参戦兵器紹介】

特攻兵器:
 主にサイレントラインで確認される旧世代の無人兵器。
 極めて簡易な構造と武装であるが、膨大な数を以て突撃を行い、侵入者を排除する。
 AIによる制御であるためか、全くためらいも恐怖もなく襲い掛かる。それは黙示録のブラックライダーのごとき。
あるいは、餌を求めて飛び掛かってくる無数の蝗の如し。その物量は巨大勢力の軍勢さえも飲み込みうる。
 人類側の兵器がアップデートしていくのに合わせ、徐々に性質を変化させていることも確認されている。


未確認兵器:
 タワーやサイレントラインで目撃されている異形の兵器。
 かつての人類が開発したものと推測されているが、情報が不足している。
特攻兵器の様なものから、他の機動兵器を圧倒するような大型のものまでさまざまに存在している。
活動パターンも他の兵器と異なっており、勢力圏外でもいきなり遭遇することもある。
命が惜しいならば、迂闊に近寄らないことである。一方で、これを撃破して売りさばこうという命知らずも存在するのだから人間とは面白いものだ。


アーマードコア:
 タワーなどから発見された人型兵器。
 リーヴネーションズで用いられるACと構成や構造などが酷似している。
 恐らくはこれがもととなった、あるいは素体となったのではないかと考えられている。


自動戦闘人形:
 AIを宿した人工の人間型の躯体を持つ兵器。
 過酷な環境下でも動作し、活動し、戦闘を行う能力を持つ。
 二足歩行戦車とでもいうべき人を超えた力やデータリンク、通信能力、あるいは頑丈な躯体を特徴とする。
生身の人間では到底かなうことはなく、戦車などを用いても決して油断できない相手となっている。
 量産型ではスペックはある程度均一ではあるが、中には少数生産の高スペックモデルも存在している。
 また、兵科ごとにバリエーションが存在していることも確認されており、中には人類の兵器(人型機動兵器)を操縦する専用モデルまで存在している。


フロイライン:
 ブランカーの中で確認される人間サイズの兵器のこと。
 飛行型パワードスーツに類似しており、航空機に匹敵する速力と、人型ゆえの運動性や機動性を発揮して戦う艦載機と考えられる。
 撃墜した個体を回収し分析したところ、人間の女性を模した造形をしていたことからフロイラインと呼称されている。
Ai制御と思われており、各勢力の人型兵器の懐に小ささを生かして飛び込んで攻撃を仕掛けてくる厄介な相手である。

640: 弥次郎 :2022/02/08(火) 21:10:30 HOST:softbank060146116013.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
参戦するキャラとか作品は決まっているんですが、ストーリーどうすっかなーって…
好きな作品をぶち込んで体裁を整えただけなので、やはり…

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最終更新:2022年02月18日 13:35