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日米枢軸ネタ 第8海軍航空軍(改定前版)

第8海軍航空軍とは大日本帝国海軍戦略航空総軍隷下に存在した航空軍の1つ。日露戦争から世界大戦、冬戦争などで活躍し、特に世界大戦中に欧州戦線においてドイツやロシア革命政府領(後のソ連領)に戦略爆撃を実施した事で知られている。
冷戦中期に行われた《力による平和》政策に伴う軍備再編の一環として1973年に海軍戦略航空総軍が名称を戦略攻撃総軍に変更の上で空軍に移管されたのに合わせて第8空軍に名称を変更された。
モットーは「全ての敵に滅亡を、全ての味方に平穏を」


概要
冷戦中期まで存在した大日本帝国海軍戦略航空軍の6つの航空軍の1つ。第8空軍に改変されるまではケプラヴィーク空軍基地にその本部をおいており、北米大陸や大西洋、北極海などの離島に多数の基地を持ち、6個の爆撃航空団と3個戦闘航空団を主戦力として隷下に置いていた。
その主たる任務は有事の際に欧州ならびにアフリカ、大西洋一帯での戦略・戦術爆撃の実施することであり、冷戦中は常時戦略パトロール任務を実施していた。


歴史
日清戦争前の1890年に当時対立を深めていたロシア帝国への対策の一環として海軍航空隊の編制された帝国海軍第8航空艦隊をその前身としており、1900年に編成が変更された上で第8航空軍に名前を変更、1904年7月、ロシアによる龍岩浦占領を受けて朝鮮半島に移動した。
満州戦争時には最高で約5,800kgの爆装可能かつその状態で約1,300kmの作戦行動範囲を有し、《飛行要塞》と呼ばれる程の強固な防弾装備と計13丁の重機関銃を搭載した最新鋭戦略爆撃機である3式戦略爆撃機を主力機としてシベリア鉄道関連の施設やウラジオストクなどへ空爆を担当、地上部隊の支援を行っていた陸軍第1航空軍とともに満州戦争で日米連合軍の勝利に貢献した。

満州戦争後は朝鮮半島北部を拠点として清露国境の監視を担当していたが、世界大戦が勃発すると基幹部隊である第1爆撃師団および第2爆撃師団の爆撃機を3式戦略爆撃機や4式戦略爆撃機から長大な航続距離を有する7式戦略爆撃機(和製B-50)などの機体に更新した上ではアイスランドに移動、大西洋上における監視任務に就いた。

1917年に日本が連合国側として世界大戦に参戦すると他の連合国との調整がしやすいイギリス本土に司令部を移動させ、アイスランドや英仏本土を拠点にドイツに対しての昼夜問わない戦略爆撃や地上部隊への近接航空支援、戦術爆撃機等を実施していく。

このときの第8海軍航空軍は統合指揮の名目の下に海軍のみならず陸軍航空総軍所属の部隊もその隷下におき、最盛期には戦闘用航空機だけでも4発戦略爆撃機約1200機、2発戦術爆撃機800機、戦闘機・戦闘攻撃機約1200機と3000機近い航空機とこれを運用するために10万人以上の人員を有する連合国軍でも最大規模の空軍戦力を保有する大部隊にまで拡大した。

圧倒的な数を有していた第8航空軍であったが、コスト的な問題から6式戦略爆撃機(和製B-50)は合計で800機程しか配備されておらず、その他の航空機は3式戦略爆撃機や4式戦略爆撃機(和製B-25)、4式戦術爆撃機(和製A-26)、4式攻撃機(和製P-47D)、3式陸上戦闘機(和製P-51D)、6式陸上双発戦闘機(和製P-82)などの満州戦争時代の旧式航空機がこれを担っていた。

本来なら10年以上前から採用されている旧式機の投入など自殺行為でしかないが、ドイツ帝国軍では戦争を通して複葉機が主力の座にとどまり続けた事で大した損害を受けることはなく終戦までに膨大な量の爆弾をドイツ本国に投下し、ただでさえ崩壊しかかっていたドイツ帝国の経済・流通を完全な崩壊に導くことで参戦から僅かな時間でドイツ帝国の抗戦能力に壊滅的な打撃を与える。

世界大戦終結後は軍縮や15式戦略爆撃機(和製B-52H
)や10式戦闘機(和製F-4)、29式要撃戦闘機(和製F-15)と言った高性能機の登場によりその規模を1個戦闘航空団、3個爆撃航空団(戦闘機60機、爆撃機135機)まで縮小さたうえで本土に戻っていたが、1930年代末の欧州での緊張の高まりに合わせて再びアイスランドを中心とした大西洋地域に展開。以後、戦力を増強させながら冷戦を通して大西洋ならびに欧州方面での日本帝国軍の核抑止の一翼を担っていた。

812:ホワイトベアー:2022/12/09(金) 21:12:20 HOST:157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
主要部隊(第8空軍への改編直前)

第8海軍航空軍司令部
(ケプラヴィーク航空基地)
第381戦闘航空団
(ケプラヴィーク航空基地:F-29E(和製F-15E)を装備)
第383戦闘航空団
(ヴォーアル航空基地:F-29Eを装備)
第385戦闘航空団
(ロガチェヴォ航空基地:F-29Eを装備)

第181偵察航空隊
(ロガチェヴォ航空基地:MQ-57(和製MQ-9)を装備)
第182偵察航空隊
(ヴォーアル航空基地:MQ-57を装備)
第183偵察航空隊
(ケプラヴィーク航空基地:RQ-54(和製RQ-4)を装備)

第781爆撃航空団
(ケプラヴィーク航空基地:B-36A(和製B-1B)およびKC-55K(和製KC-767)を装備)
第782爆撃航空団
(ケプラヴィーク航空基地:B-36AおよびKC-55Kを装備)
第783爆撃航空団
(ロガチェヴォ航空基地:B-15G(和製B-52H)およびKC-17K6を装備)
第785爆撃航空団
(アビリーン航空基地:B-15GおよびKC-17K6を装備)
第787爆撃航空団
(百里航空基地:B-47A(和製B-2)を装備)
第789爆撃航空団
(アビリーン空軍基地:B-15GおよびKC-17K6装備)

※帝国軍の航空機命名規則
1940年代に従来のものから変更

最初の1文字以上のアルファベットは航空機の基本的な種類や使用目的を表す。
アルファベットの意味
F=戦闘機
A=攻撃機
B=爆撃機
C=輸送機
R=偵察機
P=哨戒機
T=練習機
S=水上機
E=特殊電子装備機
その他史実米軍と同様

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以上になります。
世界大戦時の戦力の大幅な縮小と14式戦略爆撃機の削除など細部の修正を加えました。
wikiへの転載はOKです。

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最終更新:2023年12月02日 22:22