342: 弥次郎 :2022/02/24(木) 22:31:17 HOST:softbank060146116013.bbtec.net
憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「The Wild Arrows」設定集【戦術機設定(F-5EV、A-10Dなど)】
F-5EV トーネードV
《諸元》
設計・開発:パラヴィア・インダストリアル
改修:オーメル・サイエンス・テクノロジー
世代:第2世代戦術機
生産体制:試作機 → 量産機
装甲材:強化スーパーカーボン・スターライト樹脂複合素材
防御塗装:臨界半透膜
OS:オーメル・サイエンス製XM-3亜種型OS
搭乗員:1名
《固定火器》
試作12.7mm頭部迎撃機銃×2
腕部格納式カーボンブレード×2
対小型種跳躍地雷発射管(腰部3連装×2 膝部2連装×2 肩部3連装×2)
《携行武装》
アンチレーザーグレネード
試作型60㎜ショットガン
その他は通常のF-5Eに準ずる。
《概要》
オーメルサイエンスをはじめとした企業連合が技術喧伝の為に欧州連合から提供されたF-5E IDSを改良して製作した戦術機。
第一世代戦術機がベースとなってはいるが、第二世代機および第三世代機の技術や武装などをフィードバック。
さらには連合が独自に改良したOSや装甲材や跳躍ユニットなど各種技術を盛り込むことによって、第二世代機を超える戦術機として完成を見ている。
実際、推力・機動力・稼働時間・運動性・火力・継戦能力などは第二世代のそれを超えており、インターフェイス面も改良を重ねられている。
武装面でも、腕部に格納式のカーボンブレードを搭載。さらに小型種を掃討するための跳躍地雷を各所に配置。
さらに頭部には戦車級以下を排除するための機銃を搭載するなど、のちの戦術機の先駆けとなる装備をいくつも採用している。
それ以外については欧州連合で使われる一般的な武装を使用可能となっており、β世界の標準的な装備にも対応している。
あくまでも技術健伝とそのPRのため、という位置づけであったが、1999年8月23日の演習での結果。
さらには9月14日に始まったBETAの大規模侵攻において想定以上の活躍を見せたことから高く評価を受けることとなる。
第二世代以降が主力となることを差し置いても、戦術機の延命や活用には適しているとの判断から、欧州連合ではこれのライセンス生産を打診。
制式化と量産体制を整えて、各国軍が抱えているF-5系列の機体の更新を行うこととなった。
また、これの運用によるノウハウ蓄積を経て、新型OSへの慣熟や技術習得なども並行して行われることも決定している。
また、本機はイギリス王国軍特別外人部隊「アロウズ」に優先して供給される契約が交わされた。
跳躍者の衛士たちの技量や世代間のギャップを埋めるための教育に必要との判断からであり、これからの数的主力を補うと期待されていることが窺える。
《武装解説》
頭部に内蔵されている重機関銃。
戦車級以下の小型種を掃討する手段があまりにも乏しいとの判断から搭載されている。
タイフーンやトーネードなどを参考にして開発された近接格闘兵装の一つ。
一々ナイフを抜いて使うのは手間との判断から、前腕部に格納する形で搭載している。
機体各所に搭載された跳躍地雷の発射装置。
戦車級などを想定した広範囲殲滅兵装で、着地点や周囲の安全を確保するために活用される。
残念ながら、突撃級や要撃級以上となると効果は乏しくなるので、あくまで保険用の兵装の一つである。
発射管は外付け方式で、使用が終わったものから順次パージし、デッドウェイトをなくすこともできる。
戦術機でも携行可能なアンチレーザー爆雷。効果範囲はサイズダウンした関係上狭まっているが、それでもレーザーに対して高い防御力を誇る。
オーメルサイエンス製の試作型ショットガン。
比較的近距離での格闘戦となることを想定し、一撃でBETAに致命傷を与えられる兵装を持たせられないかと考案され、実装された。
ブルパップ方式を採用しており、近距離での取り回しを第一義としていることが窺える。
近距離においては破格と言っていい威力を発揮できるが、射程が短く、安定して撃破するにはある程度接近する必要がある。
装弾数などにおいても他の兵装からすると少ない、また試作兵装であるため他の兵装とのかみ合わせが悪いなどの問題点もある。
外観イメージについてはKel-Tec KSGを参考のこと。
343: 弥次郎 :2022/02/24(木) 22:32:01 HOST:softbank060146116013.bbtec.net
A-10D サンダーボルトⅡ試作D型
《諸元》
設計・開発:フェイアチルド・リムパリック
改修:オーメル・サイエンス・テクノロジー
世代:第2世代戦術機
生産体制:試作改修機
装甲材:強化スーパーカーボン・スターライト樹脂複合素材
防御塗装:臨界半透膜
OS:オーメル・サイエンス製XM-3亜種型OS
搭乗員:1名
《固定火器》
肩部40㎜レーザーガトリングガン(同軸36㎜機銃)×2
試作12.7mm頭部迎撃機銃×2
対小型種跳躍地雷発射管(腰部3連装×2 膝部2連装×2)
対小型種レーザースパイク迎撃システム
《携行武装》
一般的な戦術機に準ずる
概要:
オーメルサイエンスをはじめとした企業連によって改修を受けたA-10サンダーボルトⅡ。
これはその中の試作改修機の一つであり、戦域掃討(フィールドクリア)を目的とし、光学兵器を搭載したモデルである。
なんといっても特徴なのはレーザーガトリングガンを採用していることにあるだろう。
本来ならば弾倉が搭載されるスペースに、レーザー発生機構と専用のバッテリーを内蔵、実用的な光学兵器を実装している。
これにより、本来ならば小型種を専門とするA-10でありながらも、中型以上のBETAに対しても有効な攻撃が可能となっている。
元々は第一世代の銃装甲だったものを大きく改良し、跳躍ユニットの改良や各部のスマート化などを進めたことで、機動力はかなり改善されている。
その為、従来のモデルよりもはるかに展開力に優れ、またほかの戦術機にも追従できる能力を得た。
それでも動かないで掃射することで敵を排除するという運用であることから、近接防御システムについては改良の上で残されることとなった。
具体的には、重量や容積が大きいCIDS-Mk1 ジャベリンを、軽量化したレーザースパイクシステムへと換装している。
しかし、多数の光学兵器を導入した弊害か、バッテリーの運搬の必要が出ているためにバックパックには大型のバッテリーコンテナを背負う仕組みとなっている。
その為、背部兵装担架が使えないといった旧来の弊害は未だに残り続けている状態となっている。
それでも、絶大な威力を持つ光学兵器を運用できるというだけあってその価値は高く見られており、実戦での試験運用などは今後進められる見込みである。
《武装解説》
頭部に内蔵されている重機関銃。ほかの企業連製戦術機に見られるものと同じもの。
のちにMk-1頭部12.7㎜機銃として欧州連合において制式化される
GAU-8 Avengerの代わりに搭載された光学兵器。
高出力レーザーによる掃射を可能としており、戦車級や要撃級までも簡単に掃討することができるようになっている。
同軸には36㎜チェーンガンも搭載されておりスポッティングライフルとして機能する。
ほかの企業連製戦術機と同じ近接防御用兵装。
原型機に搭載されていたCIDS-Mk1 ジャベリンに代わって搭載された防御システム。
機体表面に装備された発振部位からレーザーの棘を形成することで、とりついた戦車級などを排除する。
従来のCIDS-Mk1 ジャベリンよりも軽量で機体容積を圧迫しないなど多くの利点を持つ。
勿論、使う分の電力は供給しなければならないため、今のところ一般機にまで普及させるのは難しいと判断されている。
344: 弥次郎 :2022/02/24(木) 22:32:59 HOST:softbank060146116013.bbtec.net
FB-1 フライトベース
《諸元》
設計・開発:企業連合
生産体制:試作機 → 量産機
全長:12m
積載量:戦術機1機+火器一式
装甲材:強化スーパーカーボン・スターライト樹脂複合素材
防御塗装:臨界半透膜
推進方式:ロケット・ジェット複合エンジン/ホバークラフトシステム
《固定武装》
可動式36㎜チェーンガンポッド×2
《概要》
戦術機向けに開発されたサブフライトシステムの一種。
オペレーション・アヴェンジにおいて露呈したのが、オールTSFドクトリンと戦術機の活動範囲の狭さであった。
つまり、戦術機は飛行や跳躍なども可能であり長時間活動も可能であるが、その想定以上に欧州本土は広かった、ということである。
実際、欧州連合軍の戦術機は展開速度が追い付かず、大西洋連邦軍の輸送機やAFなどに便乗する形で各地に展開することとなった。
これまでのドクトリンが間違いだったのではとの懸念は深刻な問題としてEU上層部に受け止められていた。
これに対して企業連や大西洋連邦はかねてからC.E.世界で使われていた補助飛行機であるSFSを解決策として提示した。
そして、旧式のSFSであるドダイ改やグゥルなどを参考にして開発されたのがこのFB-1フライトベースである。
基礎的な技術は基本的にβ世界の水準に合わせつつも、VTOL能力や短距離での離着陸能力などを実現させている。
搭載能力としては戦術機1機とその火器や武装一式を基本としており、その気になれば輸送機的な使い道も可能となっている。
また、生産性や搭載能力・飛行能力などを合わせて考えているため、いわゆる円盤翼を採用した形となっている。
推進機関には戦術機の跳躍ユニットと同じくロケット・ジェットエンジンのハイブリットを採用。
戦術機よりも大型化しても問題なかったこともあって、その速力はフル装備の戦術機を載せても余裕をもって戦術機を追い越せる。
また、その活動範囲についても、欧州大陸での運用を前提としているだけあり、無補給でも数百キロの進行が可能となっている。
固定武装に関しては可動式の36㎜チェーンガンを2門のみと貧弱である。
これはあくまでも輸送を本分としているために、そこにリソースをつぎ込むことを良しとしなかった判断による。
ただし、これはあくまでも標準的な装備での話であり、ハードポイントを介して武装を積載することによりCOIN機的な運用も可能となっている。
現在のところ、奪還の終わった旧フランス領や今後奪還予定のスペインなどでの試験運用を進めており、のちに制式化される見込みとなっている。
345: 弥次郎 :2022/02/24(木) 22:34:05 HOST:softbank060146116013.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
以前書いた設定集とかを手直ししました。
最終更新:2024年06月07日 20:50