916: トゥ!ヘァ! :2022/02/21(月) 21:01:17 HOST:FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス F世界未来編 シンフォギアクロス 主要人物設定


〇舞台設定

原作シンフォギアとは別の歴史を辿った世界。シンフォギアXDの舞台の一つとして設定された。

原作との分岐点は最初のライブの際に響がアビス協会に保護された点。
その後は潜入調査の名目で原作と同じ時期にSONGに所属している。

本編の大凡10年ほど前からアビス協会が介入を行っており、世界中の聖遺物を保有する幾つもの国家や組織を(誤解からの衝突で)崩壊させている。


実は幾つかの異星勢力や異世界勢力に度々狙われており、そのたびにアビス協会が秘密裏に対処していた。

しかしシンフォギア5期に相当する時期に運悪く協会の防衛網を抜けた攻撃が地上に発生。
世界の国々はこれをアビス協会による大規模テロと断定し、協会への一斉攻撃へと移った。

これに際して響は所属していたSONGを改めて離脱。家族とも言えるアビス協会の人々を守るために、自らを協会の指導者と騙り、世界へ宣戦布告をした。




〇人物

  • 立花響(クロス)
通称はダースヒビキ、ダースビッキー。

原作によるライブの際にアビス協会により保護。その後体内のガングニールの欠片との折り合いから協会によって改造手術が行われ、原作による融合症例諸々が初めから解決されている。

ボ卿(ロボ)やアビス協会の面々から2年間英才教育を受けたため原作よりも芸達者尚且つ各種知識が豊富。
協会のメンバーが善意で世話をしていたため原作よりもメンタルの面も大分マシである。

このため原作のような明るさを持ちながら、思考は少々大人びている。


5期相当の時期にアビス協会が風鳴機関への攻撃を行い、SONGの仲間の親類を攻撃することへの罪悪感からSONGを離れ、アビス協会へと戻ろうとする。

その際に折り悪く、協会が漏らした異星勢力からの攻撃が地上へと到達してしまい、これの被害への対策に奔走していたアビス協会を見た世界の各国は同協会によるテロと断定。

元々危険組織に認定されていたことも合わさり、世界中で一斉に協会への攻撃が開始されてしまう。

この際に響(クロス)は家族とも言えるアビス協会を守るために迷っていたSONGからの離脱を決意。
わざと裏切者として振舞いながらSONGの仲間や大事な親友へと別れを告げた。


戦闘力に関しては非常に高い。ボ卿(ロボ)や協会の戦闘班からも太鼓判を押されるほどである。

協会の戦闘班との鍛錬により鍛えられた本人の技量もさることながら、SONG所属時に様々な敵と戦ってきたことから得られた実戦経験、ボ卿から直々に伝授された遺物レプリカの取り扱い、更に現地の錬金術や連合で普及しているエーテル・アストラル技術の知識などが合わさり各種能力が非常に高次元でまとまっている。


協会により手の加えられた体はガングニールと完全な適合率を発揮し、更に本人の連記述や魔術の知識と合わさり本来のガングニールからより攻撃なものへと変貌を遂げている。

SONG時代は潜入調査のために原作のような素手で戦っていたが、離脱後は槍の形でガングニールを顕現。
対ノイズ、対聖遺物、対哲学兵装に置ける防御力無視の強力な破壊概念を獲得。またボ卿から渡された専用装備と錬金術・エーテル技術を使い出力を補強。

917: トゥ!ヘァ! :2022/02/21(月) 21:01:50 HOST:FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp
ガングニールの槍から撃たれる光の本流は米国が建造したコピーカ・ディンギルの衛星破壊規模の高出力荷電粒子砲を相殺するほどである。


また装備にはアビス協会が疑似的に再現した模造聖遺物も搭載。
天羽々斬、イチイバル、アガートラーム、シュルシャガナ、イガリマなどかつてのSONGの仲間たちが扱っていた物を模倣。
それぞれが使っていた技と能力を再現可能としている。


本人の技量、原作にはなかった異端技術の知識、異星・異世界由来の技術、模造・強化された聖遺物などが合わさり非常に強力な戦闘能力を発揮する。


しかし彼女本人の心はSONG離脱後にかつての仲間たちへの罪悪感とアビス協会の仲間たちへの信頼の板挟み状態となっており不安定化している。

度々負担の高い戦いをしては半ば自殺気味の戦闘を行うようになっており、そのたびにボ卿(ロボ)がわざと彼女の意識を乗っ取り強制的に帰還させている。

アビス協会の仲間たちからは度々心配されているが、彼女自身が望んで戦場に出ていることと、本人の戦闘力が非常に強力すぎることから止められないでいる。


補足として彼女の家族は原作と違い2年前の事件を契機に亡くなっている。
偶々ライブ会場近くに来ていた両親が事件に巻き込まれ他界。祖母も娘夫婦が死んだショックと世間からのバッシングにより心労が祟り、協会が保護する前に死亡している。




  • アビスアーマー
アビス協会の戦闘班に標準装備されている兵装。
聖遺物のようなロストテクノロジーでも、テスラ電気結社が扱うオーバーテクノロジーでもない。異星由来のアナザーテクノロジーを用いて作られた兵装。

その基礎性能はシンフォギア、ファウストローブ、エレクライト、メックヴィラヌスなど数々の既存兵装を凌駕している。


因みに響のアーマーは親ばかを発揮したボ卿(ロボ)によって1から彼女のために設計されており、彼や協会の持つ技術がふんだんに使用されている。

原作ボ卿と同じ明星へと昇る、月に触れる、呪い針、暁の天蓋のレプリカを搭載。またナノマシン性の伸縮自在な尾も装備している。
また戦闘用の補助AIも搭載しており、彼女の兵装使用を補助している。

これらに加えアビス協会により再現された模造聖遺物の天羽々斬、イチイバル、アガートラーム、シュルシャガナ、イガリマの機能も搭載。

響(クロス)が錬金術の知識にも精通しているため、ファウストローブに近しい機能も実現しているため錬金術師たちが使っていた数々の技や技能も再現可能である。

またこれらとは別に使用者保護兵装カートリッジを搭載している。
このカートリッジは使用者が負う様々な負担を肩代わりする代物であり、負担限界が来た際には排出され、新しいカートリッジが装填される。

理論上カートリッジの搭載量を無視すれば惑星を破壊できるレベルの攻撃を撃とうとも使用者への負担をゼロに出来る画期的な装備。

対抗するには装備されているカートリッジ全てを使い切らせるか、カートリッジの装填装置ごと相手を撃破する必要がある。


響(クロス)が数々の強力な錬金術や模造聖遺物。そして強化されたガングニールによる全力射撃を連続使用できるカラクリ。
彼女専用に設計されたアビスアーマーのカートリッジはボ卿(ロボ)が手ずから仕上げた専用品で、通常のカートリッジよりも限界容量が高い代物である。

このため響(クロス)がいかなる強力な攻撃を行おうとも彼女の負担にならず、いかなる攻撃を受けようとも彼女の身体にダメージはない。

しかしこのカートリッジにより身体的負担を無視できるようになった彼女はより凄惨な戦いへ身を捧げるようになってしまい、心への負担が倍増している。
身体は守れど、心は守れないのだ。

協会関係者も幾度も前線から下がるように説得しているが、当の本人が頑なに拒むのと、本人の実力が高いため、前線参加の阻止が非常に難しい事態となっている。

918: トゥ!ヘァ! :2022/02/21(月) 21:02:31 HOST:FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp
  • ボンドルド卿(ロボ)
この世界で活動するボンドルド卿。ボンドルド卿本人ではなく、彼の性格や記憶を模したコピーレプリロイドである。
通称はロボボ卿。

元々がロボットのためオリジナルのボ卿よりも聊か対応が機械的になりがちであったが、2年前に響を保護してからは徐々に彼女にほだされる。

最初は興味深い被験対象程度にしか見ていなかったものの、彼女から向けられる純粋な信頼に感化されていき、徐々に足りていなかった人間らしさを獲得。それはオリジナルが当の昔に捨ててしまった、行き過ぎない人らしい親愛であった。

こうしてほだされたロボボ卿は父性本能の赴くままに響(クロス)を甘やかし(ボ卿視点)、彼女の望みのままに現地の錬金術から、連合世界のエーテル技術、更にはアストラル技術に関する知識すらも授けていった。

勿論彼女の鍛錬に関してはマンツーマンで付きっ切りで付き合っており、鍛錬に付き合うために毎度仕事を速攻で終わらせている。
その姿はオリジナルボ卿が子供を育てる姿にそっくりである。

しかしオリジナルとの違う点は響との時間を邪魔されると言葉や雰囲気の重圧が数段上がるという点。困ったことにロボボ卿自身はそれに気づいていない。


SONG離脱後の響の異常な献身に関しては把握しているが、オリジナルよりも人間味を獲得してしまったことが仇となり、響自身の意思を優先するべきか、彼女のために無理矢理辞めさせるべきかの判断を下せずにいる。
あくまでオリジナルボ卿の経験を知識として知っている点も判断を鈍らせている原因の一つとなっており、更に当の本人がその感情が親特有の葛藤だと気づいていないのも厄介さを持つ。


現状では響(クロス)が死ぬほどの負担をかけた場合に強制的に彼女の身体と意識の優先権を乗っ取り、無理矢理帰還させている程度に抑えている。


XDシンフォギアの面子が偶然からこの世界に介入を始めてからは、更に響の負担が加速。
最終的には響(クロス)が現地SONGの仲間たちと話し合える(という名の殴り合いの)場を整え、響(クロス)がかつての仲間やXD組との戦いに敗れ意識を失っている間にフルメンバーSONG連合の前に登場。

わざとこの世界の響を操っていた黒幕であると騙り、自分に罪を被せることにより、この世界の響の罪をなくそうと画策した。

しかし咄嗟に意識を取り戻した響(クロス)からの静止により事なきを得る。

以降は響(クロス)からの説得もあり、現地SONGやXD組と和解。
その後は連合正規軍が介入してきたために本格的な防衛対応などは軍に投げ出し、アビス協会の面々と共にXD・SONGの支援や現地世界の復興に従事している。

919: トゥ!ヘァ! :2022/02/21(月) 21:03:15 HOST:FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp
  • アビス協会
ボ卿(オリジナル)が設立した団体。目的は研究所を動けないボ卿自身に代わり、宇宙や並行世界へと渡り、彼が興味を持ちそうな何かしらを探すこと。

表向きは恵まれない人々を助けるための慈善団体として運営しており、裏の目的であるボ卿の興味を引く代物の探索や研究に関しても一応は合法の範囲内に収めている。


Fシンフォギア世界では表向きは各地で大病院を経営しながら、その地下で様々な実験や研究を行っている。
世界中に散らばる聖遺物を収集しており、病院の地下で研究しているものがこれ。

基本的に合法の範囲内で動いているのだが、幾つかの中小国家(大体は独裁国家)や秘密結社との交渉に際して、少々のすれ違いから武力衝突に発展したため、(協会基準で)軽く反撃した結果相手側の国が崩壊。

結果世界の裏表問わず危険指定組織兼現地幹部連中が指名手配されてしまった。

最大の事件は米国の秘密聖遺物研究機関との交渉に決裂し、同研究機関の存在を知るアビス協会を危険視した米国が暗殺部隊を送り込んだ結果協会からの反撃に寄り同暗殺部隊及び同研究機関が壊滅した一件。

なおこの米国の秘密聖遺物研究機関がアビス協会との抗争により壊滅したことにより、米国の聖遺物研究はFIS(米国連邦聖遺物研究機関)へ統一されている。


その後は世界各国や裏世界の秘密結社などから危険組織として注目されながらも細々と活動を続けている。
本編の2年前にこの世界の立花響を保護してからは、ロボボ卿が彼女にかかりっきりになったため活動を縮小。
割とこじんまり運営を続けていた。


実はこのFシンフォギア地球を外宇宙の勢力から人知れず守っている組織でもある。
大概は左程強いわけではない(アビス協会視点)ため、現地勢に知られることなく守り続けていたが、5期相当の時期において並行世界から突然謎の勢力に襲われ、防衛体制が乱れたところを外宇宙勢の攻撃が地上に炸裂。

これの後始末に奔走していたが、その際に世界各国がこれがアビス協会による大規模テロだと勘違いしてしまい、世界中から実質的な宣戦布告される羽目となる。

その後帰還した響(クロス)を筆頭に反撃すべきだという勢力が台頭。攻撃を仕掛けてくる世界各国に逆宣戦布告からの反撃に打って出ている。
なお技術力差から基本的に戦況は協会側が優勢に進めている。




  • 四凶
ロボボ卿が現地の哲学兵装や大型聖遺物対策として持ち込んだ超機人。
かつて四凶と呼ばれた凶悪な四機の超機人。そのレプリカである。

戦闘力は原形のオリジナルと遜色ないレベルであるが、人の手で運用するため性格は比較的マイルドになっている。

戦闘時の大型形態と通常時の小型形態の二つに変身可能。小型形態は大型動物や人間ほどの大きさとなる。

響(クロス)が作るお菓子が好物で、四体全員が彼女に懐いている。
逆に命令は効くがロボボ卿には余り懐いていない。

920: トゥ!ヘァ! :2022/02/21(月) 21:04:33 HOST:FL1-119-244-228-153.kng.mesh.ad.jp
投下終了

昨日の話の最中から筆が乗ったので即興で書き上げたやつですw

まだ議論の最中なので、この設定が本決まりではありません。

取りあえず参考の一助にでもなればなと。

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最終更新:2022年02月28日 11:27