875: ナイ神父Mk-2 :2022/03/02(水) 00:59:23 HOST:p442077-ipngn2401akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その72
ファンタジールート クロスネタ
一寸した幕間に
「東南アジア…ですか…?」
「はい、その中でも特に亜熱帯地域の国家へと渡航したいという嘆願が、連合へと上がっておりまして…」
「それは…構いませんが何故この時期なのです…」
「彼女等の事は少々説明が難しいのですが…」
連合と日本との交渉の一部。
連合に近年合流したイェッツトは独自の文化を持つ存在として徐々に連合内でも受け入れられつつあり、その戦力や命の壁内の内情を詳しく把握する勢力として連合でも重要視される事となっていた。
そんな中で特地と繋がったゲートの先にある地球が、西暦2007年代であるという事で一気に沸き立つ事となる。彼女等に文化を齎した鳥の人とその制御ユニットの出身時間軸が2009年であった為である。その為、イェッツト側では彼女が見た原風景に近い物を見て見たいという要望が強く出る様になっていた。
そうした事情から連合では、平成世界においてマヤン島に近い環境を有する東南アジアの国々を幾つかピックアップして、文化交流を行いたいとする旨を平成世界の日本国政府や米国政府へと伝える事となる。
「Vの様子は?」
「今の所は活性化の様子は見られません…しかし、封印エリアに観測されるエネルギーは既に初出現時に確認された域にまで上昇。
何かが有れば直ぐにでも此方に顕現するでしょう…」
「しかし、此処にアレを祀り上げるというのは分かりますが、人員を帝国から出す事が出来ないというのも大変ですな…」
「少なくとも戦闘中に確認された音声記録からは帝国に対する恨みが聞かれている以上下手に帝国の人間を司祭にとも出来ん…
と成ると帝国に所属しない或いは特徴を考えると人間以外の種族が望ましいが…」
「この世界の多くは実在する存在を信仰している事を考えれば無理にそれを変えさせることも難しいか…」
「難しい問題です…」
連合駐留部隊内に於けるヴォルクルス警戒部隊内での会話の一部。
ヴォルクルス撃破後、強力なある種の呪詛とでも言うべきものによって汚染された地域は、国境を兼任した隔離エリアとして置かれていたが、その中でもある種のレイラインの集約地点である旧帝国帝都跡地は、急速なエネルギーの収束が発生。
そのエネルギーの波形がヴォルクルスの波形と同様である事から此処をエリアVとして重要隔離地域へと認定する。その上で、ある種の習合と祀り上げによる鎮静化を狙っていた。しかし、現地の人間である帝国に関しては戦闘ログ等から、現在このヴォルクルスの主人格を担う存在が強い敵意を示している事から難航…その後、とある人物が自ら司祭を
名乗り出る事で事態は解決に向いている。
876: ナイ神父Mk-2 :2022/03/02(水) 01:00:00 HOST:p442077-ipngn2401akita.akita.ocn.ne.jp
「…これ…潜水艦…なんだよな?」
「…艦種は…潜水航空巡洋艦?」
「毎分80射可能な200㎜レールガンに射程5000㎞の60㎝レールキャノン…巡洋…艦?」
「理論上は西暦の技術でも開発可能らしい…液体金属式の原子炉二つと大型のキャパシタとかが有れば…」
「理論上出来ると実際にできるは別なんだよなぁ…」
「けどこれ製造してるの別の世界のソ連らしいぞ?」
「コレを本当にソ連が建造出来てたら、冷戦はソ連の勝利で終わってただろうな…」
特地側の自衛隊及び米軍にサンプルとして提供される事に成ったアリコーン級潜水航空巡洋艦に対する意見の一部。
連合では拡大する特地の活動域に関して米軍や自衛隊にも戦力の提供を決定。大型の超長距離航行が可能な大型艦や航空機の提供などを行う事による活動域の拡大を決定している。
こうした措置によって日米共に寄り広域に兵力の派遣などを可能となったが、後にこれが仇となり、政権交代後の無茶な拡張に利用される形と成って居る。
「貴方が…連合の外交官です…か?」
「連合カラ外交権ヲ預カルイェッツト・レジセイア…個体名トシテハ、『ドゥーリットル』ト呼バレテ居ル」
「失礼ながら…あなたはその…宇宙人ですか?」
「…種トシテハ人間トハ異ナルルーツヲ持ツガ…出身ハアフリカ北部ノ地域トナル区分ノ上デハ地球人ダ」
「は…はぁ…」
(…アレが地球人って向こうのアフリカどうなってるんだ?)
(こっちが知るかよ!宇宙人でも入植してるんじゃないか?)
(けどよく見ると美人じゃね?)
特地における日米外交官と連合から派遣された人外系の外交官との会話の一部。
連合においては人間以外の異種族が構成する国や地域が特地やその外に存在する事を把握してから、ゼントラーディ等を含む人間以外の特徴を持つ存在を外交官に起用する事を決定。
その中でもイェッツト・ドゥーリットルは兼ねてより他の世界等に興味を示しており外交官として動くことに同意特地への派遣が決められた。そうして派遣された連合の外交団に対しては、日米の外交官も驚愕を隠す事は出来ず改めて連合が多種族国家となり始めている事を多くの勢力へと位置付ける契機となっている。
877: ナイ神父Mk-2 :2022/03/02(水) 01:00:47 HOST:p442077-ipngn2401akita.akita.ocn.ne.jp
「…連合には巨人以外にも亜人も加わっているのか…」
「…殿下…コレは少々不味いかも知れません…」
「我が国の亜人の扱いか…」
「は…今の所強くは言って来ませぬが…もう一つのゲートである
アメリカや日本では奴隷と言う立場は良く思われて居ない以上、何らかの対処はせねばならないかと…」
「わかっている」
臨時で置かれた新帝都にて新皇帝と成ったピニャ・コ・ラーダと重鎮貴族との会話の一部。
ヴォルクルスとの戦闘に於ける後方の治安維持等でゼントラーディ等の異種族が連合に加わっている事を把握していた帝国ではあったが、改めて国の外交など政治の場にもそうした存在が組み込まれている事は亜人を下に見る帝国としては頭を抱える事態となっていた。
また、近代国家として奴隷制等を快く思わない
アメリカや日本等からの大小の圧力を加えれば現状国家の維持を連合等に頼っている現状では、相当な圧力となっている。こうした事から帝国としては国家の方針として亜人の立場向上を図らずを得なくなっているが、それに対して帝国から分裂した幾つかの人間国家は反発。
結果的に特地東側の国家が立て直された帝国に従わない理由となり、帝国に恭順を示した東側の藩王国や旧帝国領貴族と戦闘状態に陥る事態も発生している。
「皇女殿下…いえ、新皇帝陛下にご足労頂き感謝します。」
「い…いや…構わないでくれ…連合には世話に成ってい、いるしな…」
(アレ、ホントに人間?この前現れた悪神の化身とかじゃ無く?)
(お、オイ、ロゥリィ、流石にそれは失礼だろ…)
(けど、アレは一寸強面ってレベルじゃ無いですよ)
「少将、明らかに怖がられているでありますな」
「…フム、一般市民を威圧しない様に出来る限り笑顔に努めている積りだが…改めて名乗ろう。第1特殊兵装師団の加藤だ」
「外部オブザーバーの葛葉ライドウであります。少々厄介な事態が起こりましてその調査に来たであります。」
第1特殊兵装師団ととある事案にて該当者と成り得る人物達との対面時の一部。
融合惑星における連合側のオカルト存在の干渉による情報は、特地での同一事象が起こり得る事を警戒。こうした事態に対応するための第1特殊兵装師団の中でも精鋭に分類される人為が招集され、対応及び該当条件に当たる人物に対して接触と調査が行われているが、師団長を拝命する加藤に対してはその威圧感と力から、接触した人員を怯えさせる結果となっている。
878: ナイ神父Mk-2 :2022/03/02(水) 01:02:01 HOST:p442077-ipngn2401akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず大体平成世界の時間軸で言えば2009年ころまでにチョコチョコと
起きていた幕間的な事象をば…
最終更新:2023年08月23日 22:21