595: 194 :2022/03/02(水) 19:15:38 HOST:ai126149106202.54.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン?番外編その1 戦闘用コンバットフレーム「スパシーチェリ」
ウラルヴァゴンザヴォート 戦闘用コンバットフレーム「スパシーチェリ」
全高:4.6m
全幅:68㎝
乾燥重量:8.8t
全備重量:13.2t
装甲素材:複合装甲(最大三段階まで変更可能)
メインスラスター:14t(連続使用可能時5秒・最大50秒)
センサー有効範囲:3000m
動力:高性能小型バッテリー 他、小型大出力モーターを各部に装備
最大稼働時間:12時間
固定武装:マニピュレーター×2
オプション武装:(以下から選択)
YakB-12.7 12.7㎜ガトリング式重機関銃×2(搭載箇所:両腕に1丁ずつ装備・装弾数600発)
高周波ブレード×1(腰部にマウント・全長60㎝)
B-8V20 無誘導ロケットランチャー(搭載箇所:両腕に一丁ずつ装備・装弾数20発)
コンバットバーナー(搭載箇所:両腕に1基ずつ装備・照射時間10秒×10回分・最大射程40m)
多目的ミサイルポッド(搭載箇所:両肩上部に1基ずつ装備・装弾数6発)
2A46 125㎜滑腔砲(搭載箇所:右肩上部に1基と左肩に高性能照準センサーをセットで装備・装弾数12発)
D-30 122mm榴弾砲(搭載箇所:左肩上部に1基と右肩に高性能照準センサーをセットで装備・装弾数8発)
596: 194 :2022/03/02(水) 19:16:15 HOST:ai126149106202.54.access-internet.ne.jp
【解説】―――ロシア連邦が開発に成功した初めてのパワードスーツであり、乙世界のロシア戦線で初めて実戦投入された。外観は、地〇防〇軍5に登場するコンバットフレーム・二〇スに瓜二つ。
名前の意味は、ロシア語で「救世主」を意味する。
一見するとロボット兵器の様に見えるが、この大きさながら搭乗者が直接着込むタイプのパワードスーツである。ロシア単独では恐らく実用化出来なかったであろうが、ゼスタールから取得出来た
技術を駆使する事で、実用化に漕ぎ着けた。性能を見て行こう。
動力部には、実用化に成功した高性能小型バッテリーを内蔵。流石に36式空挺装甲服に使用されている動力より遥かに性能が落ちる事も有り、機動性や連続稼働時間は大きく劣る。
とはいえ、この場合は比較対象が悪過ぎるだけであり、十分に一線で使用可能な仕様と言える。他にも小型大出力モーターを機体各部に内蔵し、意外と滑らかな動きを可能とする。
装甲素材には複合装甲を採用。特筆すべきは、任務の脅威度に合わせて三段階まで装甲が強化出来る事であり、ノーマル状態ではアサルトライフルを防ぐ程度であるが、レベル1で正面限定で12.7㎜クラス。
レベル2で全周(関節部除く)12.7㎜クラス。最大のレベル3では全周で20㎜クラスの銃弾に耐える耐久性を誇る。更に爆発反応装甲を取り付ける事も可能だ。
固定武装は5本指のマニピュレーターのみであるが、代わりに豊富なオプション兵装を用意している。
最も多用されているのは、12.7㎜ガトリング式重機関銃だ。航空機用のYakB-12.7をそのまま転用した物で、高い連射レートと攻撃力を誇る。他に両腕に装備する兵器としては、無誘導ロケットランチャーと
コンバットバーナーが用意されている。ロケットランチャーはB-8V20を転用した物で、一発ずつ発射と全門発射を使い分ける事が可能。短時間で敵部隊を吹き飛ばす事が出来る。
もう一方のコンバットバーナーは対ヂラール戦を念頭に考案された兵器で、3000度に達する高温の炎で目標を焼き尽くす。
両肩の武装としては全部で三種類、多目的ミサイルポッドと125㎜滑腔砲・122㎜榴弾砲がそれぞれ用意されている。ミサイルポッド以外は、既存の砲を流用している。
多目的ミサイルは対戦車・対空両用の新型ミサイルであり、高い破壊力と汎用性を誇る。格闘用の兵装としては、乙世界との軍事交流の結果開発された、高周波ブレードを装備。
以上の様に完成度は中々の物であり、陸軍大国ロシアの底力を見せた形と言えよう。
597: 194 :2022/03/02(水) 19:16:46 HOST:ai126149106202.54.access-internet.ne.jp
Q で、実際の所は?
A 露国面でした(運用の仕方的な意味で)
確かに兵器としての完成度は中々の物だったのだが・・・運用の仕方が機体に追いついていなかった。一体何が有ったのか。それを見て行こう。
本来の運用方法としては、機動性を何よりも重視すべき点なのは疑いない。頑丈さではどう頑張っても戦車に及ばない以上、それは必然なのだが・・・当初は真逆な運用を想定していたのだ。
要するに、火力と防御力マシマシという「動く自走砲」的な運用をしていたのだ。
何故そうなったのか?「大砲は戦場の神」という言葉が有る様に、ロシア人達はこの手の兵器に過剰な火力を求めたのだ。36式空挺装甲服が5.56㎜ミニガンなのに対し(これも十分に過剰だが)、
此方は12.7㎜ガトリングなのだ。125㎜滑腔砲や122㎜榴弾砲を装備可能としたのも、その辺りの考え方から来ている。まぁ流石に152㎜榴弾砲は、重さの関係から取りやめたが。
しかも湾岸戦争でT-72がボコボコにされたトラウマがまだ生きていたのか、機動性より直接的な防御性能を求めてしまったのだ。三段階で調整出来る装甲が、その事実を物語っている。
そうしたちぐはぐな状態でゼルシミュレーターによる演習を行った結果・・・案の定、日本の36式空挺装甲服装備の空挺団員達にフルボッコされたのだ。
幾ら火力が高くても、それを命中させる事が出来なければ意味をなさない。高機動に翻弄されて、まともに火力を叩きつける事が出来ないまま懐に飛び込まれ、大惨敗を喫してしまったのだ。
開発者達の面目も丸潰れだ。
すぐさまシミュレーションの結果が分析され、その結果として火砲や装甲の積み過ぎによる機動力低下が敗北の原因である事が突き止められ、以降の運用においては任務上必要でない限り
過剰な火砲や装甲を装備する事を取りやめたのだ。以降はそういう失態は無くなり、バランスの取れた運用が為される様になる。
初めての実戦でもある乙世界のロシアにおける冬季攻勢でも、その能力を遺憾なく発揮。特に市街地の攻防で威力を発揮し、攻勢成功の要因の一つとなったのだった。
598: 194 :2022/03/02(水) 19:17:21 HOST:ai126149106202.54.access-internet.ne.jp
以上です。ロシアが開発したパワードスーツことコンバットフレームでした。
36式空挺装甲服には及ばない物の、完成度そのものは中々高い物に。とはいえ、これでは露国面を発揮出来ないと判断(ヲイ)
運用方法でやらかしをしてもらう事になりましt←殴
まぁこんなネタですが、ご笑納して頂けたら幸いです。次回は、超大陸世界のドイツ海軍の新型戦艦をお送りしようと思います。それでは。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2022年03月15日 14:31