379: ナイ神父Mk-2 :2022/03/17(木) 00:17:08 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その74
ファンタジールート クロスネタ
一寸した幕間に オーバーロードの後始末 その2
「やはりやるしかないですか…」
「ネウロイの進化が予想以上だ…このままいけば平成の時代の戦力でも足りなくなる」
「VF技術とパワードスーツに利用する超小型融合炉を利用した通常兵器複合強化システム…」
「これでどんな兵器もOTM搭載に変える事が出来る…が…」
「動力が破壊されれば一瞬で紙装甲化か…兵士からすれば地獄だな」
連合の技術士官同士の会話の一部。連合では人類の大敗北にて対して魔導技術だけなく、更なる支援が必要になってきていた。
その為、連合では止むを得ずOTMを既存兵器反映する事の出来る装備セットを各国へと提供、既存兵器の多くの防御能力をデストロイドやVFレベルまで強化することを可能としている。
しかし、こうした急速な技術の提供は各国の兵器開発に混乱を齎し、奇怪な兵器を多く生み出していく事となっている。
「で?コレが対ネウロイ戦に最適な戦車だと?」
「俺の親父の写真に有ったな…」
「カールスラントは日本や連合が輸出した様なデッカイ戦車作ってるってのに…」
「これでもマチルダより強いってんだからなぁ…」
ブリタニアにおける新型戦車開発の過程における会話の一部。ブリタニアにおいては戦車開発においても小型掃討能力の強化と、より大型の主砲の搭載を前提とした機体の開発が求められており、その結果辿り着いたのは旧式の戦車に近い形態の機体であった。その為、実戦配備の際には初期型戦車に似たその姿にブリタニア兵は混乱を大きくする形となっている。
「やはり…これからの戦車戦力にはより大口径が必須か…」
「設計を見直し、生産性を上げたが、次が必須なのは違いない」
「日本や連合の言うMBTか…」
カールスラントに於ける戦車開発関係者の会話の一部。カールスラントではM4戦車の敗北で、中戦車ではこれから主力となるであろうネウロイには不足と判断。ある程度の大綱が望めた重戦車或いはその先にあるMBT研究が決定していた。そんな中で史実とは違い、より生産性や技術提供による整備性の向上を求めたティーガーⅡ重戦車が開発され、強力な新戦力としてカールスラントの同盟国等を中心に配備が進められていく事となる。
380: ナイ神父Mk-2 :2022/03/17(木) 00:17:39 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
「やれやれ、各国が新型だ重戦車主義だの言ってる中、俺達はコレか…」
「例の事件以降上はすっかり挑戦に対して恐ろしくなっていますからね…」
「メアリー案件か…コレのせいでウイッチすら不足してるってのに…」
「まあ、腐っても105㎜です。威力は他の戦車にも負けませんよ」
リベリオンに於ける陸軍士官の会話の一部。オーバーロード以降リベリオンでは先進的な技術を推進するとともに、新興宗教を支持していた派閥が没落すると共に保守派の派閥が復権してきていた。しかし、それは同時に先史的な開発等に消極的になるという結果となり、主力となる戦車開発に関しても新型機では無く、製造ラインの残るM4中戦車に新型の大型砲塔を搭載した史実で言うスーパーシャーマンを主力とする形となり、他の機種に関しても多くは既存機を改造して機体を多く使用する形で新型機開発に遅れを取る事となっている。
「クソ!新部隊構築した途端にコレか!」
「隊長!前方に敵装甲歩兵中隊が!」
「雑魚にかまうな!我々は敵の戦車を優先して排除する私に続け!」
クイラ防衛に駆り出されたサラマンダー戦闘団に於ける戦闘の一幕。豊富な資源を求めたパラレルワールドの米国は新連邦の支援を受け、ウィッチ世界のアフリカ南部へと侵攻し制圧する。その後、周辺の諸規模な諸島を同時に制圧したアメリカ軍は更なる資源やや食料生産地域を求めてロデ二ウス大陸へと侵攻。
同大陸のロウリア王国地域に置かれた欧州の各国はパラレル米国の艦隊を確認し、撤退する様に警告を行うも同国はコレを無視。クイラ軍及び欧州連合軍が資源地域防衛の為に部隊を派遣する。
今回の作戦では20年近く前の軍隊である事から通常兵器とごく少数の小型機動兵器のみで制圧可能と考えていた。
その為、第一次侵攻ではパ米はM41戦車とF8F艦上戦闘機などを中核に攻撃を開始したが、欧州連合側がOTM反映型のレシプロ機やティーガー重戦車等を多く配備していた事で陸戦にて敗北。数少ない切り札であったシルエットマシン部隊も連合側の機動兵器部隊にて敗北している。
「厄介な事態だな…」
「異世界のリベリオン…いや、奴らをリベリオンと一緒にするのは失礼だな…」
「では向こうが名乗っている北米連合で宜しいのでは?
アメリカでも他の支援国と被りますし」
「そうするか…戦車や戦闘機も鹵獲分を解析すると性能は兎も角基礎技術面で言えば此方以上だ…連合からの支援ユニットが更に無ければ厳しくなるな…」
「アフリカの時は、連合の使うMSに近い物もあったという。出てくれば対抗しようが無いぞ!」
「それに関しては連合も少数だが戦力を出すと言ってきている」
「そうで有るなら…」
ロデ二ウス大陸に拠点を置く各亡命政府間に置ける会話の一部。最初の攻撃を退けた物のオーバーロード敗戦に続いての更なる戦争は各国の余裕を更に小さなものへと変えていた。しかし、重要な資源地帯等を失う訳に行かない各国としてはクイラに軍事拠点を置かざるを得ずその負担を大きくしている。
こうした関係から欧州連合はクイラに対しても兵器の供与や同国軍への軍事教練を実行。ロデ二ウス大陸全体の軍備の近代化を狙う事となる。
381: ナイ神父Mk-2 :2022/03/17(木) 00:18:26 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
「着実にカールスラントはその勢力を伸ばしているか…」
「はい、昨今ではオストマルク以外にもロマーニャ等も追従傾向がみられます…」
「一つの帝国(ライヒ)か…このまま行かれるとカールスラントに欧州の覇権を取られる事になる。それだけは何としても避けねば…」
ブリタニアのとある一派の会話の一部。オーバーロードを主導したブリタニアでは現在その作戦の失敗を持って内部で混乱が発生していた。
元々カールスラントの伸長を警戒して、この作戦は主導した物であったが、それが失敗した事はブリタニアに大きな
衝撃をもたらしたのである。更に作戦失敗後間もなくカールスラントは、同様に欧州本土から逃れた各国との協力関係を強めており、それがブリタニアの政治勢力に対して更なる負荷を掛けていたのである。そうした事態からブリタニア内部でも強硬的な派閥が興っておりそれが後に大きな事件を起こす事となる。
「くそっ!これで何度目の値上がりだ!?」
「それもこれも上のせいだ一体何時まで戦争が続くんだよ!」
「畜生…」
オラーシャにおける一般市民の愚痴の一部。オーバーロードの失敗はネウロイ防衛を大陸で行うオラーシャへの負担を強めておりそのしわ寄せは一般市民にも及んでいた。
更に転移にちる天候異常による作物への被害も拡大しておりコレに対する支援は各国からも行われていたが、オラーシャ全体を維持するには到底足りる物では無かった。
こうした一般市民の不満はオラーシャの現上層部へと及んでおりその後間もなく起こる共産革命の一因となっている。
382: ナイ神父Mk-2 :2022/03/17(木) 00:18:56 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
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最終更新:2023年08月20日 19:02