488: ホワイトベアー :2022/03/17(木) 20:31:44 HOST:222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日本大陸×ワールドウィッチーズ 小ネタ セリフ集[時系列バラバラ] その3

「最高の戦士を生み出すのに必要なものは、優れた武器や肉体ではない。深層心理を探求し、個人が有する潜在能力を全て引き出すことだ。そして、いわゆる催眠暗示がそうした潜在能力を引き出すのには極めて有効なのだよ」

ドクトル・マブゼ、研究のために子供を誘拐し、非合法の人体実験を行った後にミュンヘン大学で行った講義において。
それからしばらくして、彼は誘拐・殺人等の罪でカールスラント警察に指名手配をされる



「彼の人格は破綻しているかもしれない。少なくとも、彼の研究は人道的には認められたものではないだろう。だが、この技術を他国に確保されればそれだけ厄介なことになる。何より、彼の技術と研究はわが国の利益になる。ならば彼の研究に全面的な支援を与えない理由はないと思うが?」

夢幻会会合においてマリオネット計画の前進であるMKウルトラ計画に反対的な会合の人間に賛成派の人間が言った言葉。
この会合において夢幻会はドクトル・マブゼの確保、それが不可能な場合は抹殺を目的とした作戦を認可した。



「我々は貴方と貴方の研究を高く評価しています。どうでしょう。我々の下で研究を継続されては。我々には貴方の研究への支援を惜しむことはないです」

帝国のエージェントが逃亡中のドクトル・マブゼに対して持ちかけた交渉。
この後、帝国中央情報局による亡命作戦により彼は帝国海軍特殊作戦旅団の護衛の下に原子力潜水艦をもちいてカールスラントから日本に亡命した。(※1)



「催眠術の軍事部門への導入は素晴らしい成果を日本にもたらすであろう。催眠術は新兵を古参兵に、古参兵を英雄に開花させる事ができる。愛国者を売国奴に、売国奴を愛国者に仕立て上げる事すらも可能だ。この技術によって日本の支配的な地位はより一層確固たるものになるだろう」

MKウルトラ計画計画担当者 ドクトル・マルゼによる日本政府への報告書から抜粋



「ん、心が痛まないのかだって?。科学の発展には犠牲は不可欠なのだよ。
人類が今の技術を手にするのに払ってきた犠牲者と同様に、彼女らは偉大なる犠牲だ。彼女らの犠牲により人類はさらに一歩前へ進める。その身を人類の発展に捧げてくれた彼女らに感謝こそすれど、心が痛むことはないな」

ドクトル・マルゼによる新しく入ってきた新人研究者に対するオリエンテーションの最後に受けた質問に対しての彼の回答。
彼らの目の前では催眠処方の失敗で完全に人格が壊された被検体達が’’生かされて’’いた。



「主任、普通の難民や大陸人ならいくら使いつぶしてもいいですが、魔力持ちは貴重なんです。耐久試験などの特別な理由がない限りは実験の際でも細心の注意を払って慎重に行ってくださいね」

初めてのウィッチへの洗脳実験の前にドクトル・マブゼに別の研究者が釘を刺す為に言った言葉。
第二次ネウロイ大戦発生前は主に東アジア戦役で率先して日本が受け入れていたオラーシャ系難民や中華帝国で確保した人間、国内の死刑囚が被検体として使われていた。



「......人間とはほとほと罪深い生き物だな」

マリオネット計画の報告書に目を通した榊首相の言葉。

489: ホワイトベアー :2022/03/17(木) 20:32:54 HOST:222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
「つまり大陸に行ってネウロイのコアを手に入れてこいと言うことですか?政治家の連中は無理難題をおっしゃる」
「だが、君達ならそれも可能であろう?」
「…分かりました。やってみますよ」

東アジア戦役半ばに行われた日本陸軍の特殊部隊である戦闘適応部隊第8分遣隊隊長と特殊作戦軍司令官のやりとり。(※2)
その後、彼らは単独でネウロイ勢力圏に侵入、ネウロイのコアを複数個確保することに成功した。



「素晴らしい…ネウロイの力をコントロールできたのなら人類はエネルギー問題から永遠に解放される」

太平洋上の離島に築かれた極秘ネウロイ研究施設にて。
帝国は第一次ネウロイ大戦時から多数のネウロイを秘密裏に確保しており、同施設では20年以上に渡りネウロイの研究が行われていた。
なお、ここでの研究が第二次ネウロイ戦争末期に帝国が配備する魔導決戦兵器 大和型航空戦艦の建造に大きく寄与する事になる。



「ハハハハハ、素晴らしい、素晴らしいぞネウロイ!記録班、しっかりとデータを記録しておけよ。これほどまでに素晴らしいデータはめったに取れないぞ」
「教授、くれぐれもコアは壊さないでくださいね」
「わかっているとも」

コアのコントロール実験時にネウロイのコアが周りの金属を吸収、中型ネウロイとして復活を果たすというネウロイコア暴走事件が発生した時に、その場にいた研究主任の博士(ウィザード)と結界の外に退避済みの研究員が交わした言葉。
なお、同ネウロイは上記の発言をした博士の愛刀である血吸により解体され、再びコアだけの状態に戻される。(※3)



「…なんで私、こんなところにいるのかしら」

ネウロイコア研究主任によるネウロイ解体ショーを遠い目で見ていた香月夕呼帝国大学教授が発した発言。
後に彼女が発明した高性能コンピューターも魔導決戦兵器 大和型航空戦艦の建造に大きく寄与する事になる。

490: ホワイトベアー :2022/03/17(木) 20:33:35 HOST:222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
「どうしてこうなったぁぁぁぁぁ!」

カールスラント空軍第51戦闘航空団からウルスラ・ハルトマン曹長と共に新規編成される国連大西洋方面第3軍隷下スオムス独立飛行中隊に転属なったターニャ・デグレチャフ曹長。ようやくマシな後方に下がれたと思ったらスオムスにネウロイが全力攻勢を開始した事を知らされて



「目覚め直後の報告としてなかなかの情報だ。すっかり眠気が飛んで行ったよ。
……まさかカエル食い共が2週間も防衛線を維持できないとは……。ナポレオンは草葉の陰で嘆いているだろうな」
「大陸からの全面撤退の予定を早める必要がありますな」
「ドーバー海峡の護りの強化もだよ。全く、第一次大戦の時からあいつらはわが国の足を引っ張ることしかしない」

ブリタニア連邦首都ロンドン、ダウニング街10番地でのやりとり。なお、ガリアはこの会話から半月と経たずに陥落。ドーバーが対ネウロイ戦の最前線となる



「さてと、死のうぜ野郎ども。ファックファックって言いながら死のうぜ。レーザー喰らって蒸発しながら、砲弾喰らってミンチになりながら、腹に銃弾喰らってのたうち回りながらよ」

ガリア陸軍第511歩兵大隊大隊長ピップ・ベルナドット少佐。ガリアのグラン・コースのとある町にてネウロイの大軍を前に。
この時、パリ陥落によるガリアの政府機能および軍の指揮系統が麻痺していた影響で住民の避難は完了しておらず、味方からはぐれていた同大隊が単独で遅滞戦闘を展開、伝令の為に味方勢力圏まで向かわされた1名を除いて文字通り全滅するまで戦い抜いて住民が味方勢力圏まで離脱するまでの時間を稼いだ。



「あいつら……駆逐してやる!この世から……一匹残らず!」

カールスラントから脱出する最後の輸送船に乗っていた少女の発言。
後に彼女はカールスラント空軍の航空ウィッチとして対ネウロイ戦の前線に立つことになる。



「ヨーロッパは地獄だ」

1940年、国際連盟統合軍欧州方面総軍司令官 フェードリア・フォン・ポック カールスラント大将が残した言葉。
ネウロイは東アジア戦役時よりもさらに強力になっており、東アジアより戦力の劣る欧州諸国では碌に帝国もできず各地で撃破されていき、1939年9月から侵攻を開始したネウロイは1940年12月までにイタリア半島、イベリア半島、ブリタニア、スカンディナヴィア半島、地中海や大西洋の島々を除く欧州全域を制圧。欧州の陥落により1億人近い人間が命を落とし、4億人近い難民が発生、日本や南北アメリカ大陸、アフリカなど後方諸国がこれを受け入れる。



※1 海軍特殊作戦旅団
日本海軍が史実ネイビーシールズをモデルに編成した特殊部隊。
主に国外での非正規戦に力を入れており、男性の陸戦魔導兵も多く配属されている。
ドクトル・マブゼ亡命作戦においては2個小隊が投入され、カールスラント側に察知される前に全ての作戦を完了させた

※2 戦闘適応部隊第8分遣隊
帝国陸軍が編成した特殊部隊である戦闘適応部隊の一部隊。公的には存在しないことになっている航空ウィザードで編成されている部隊であり、ネウロイを相手にした秘密作戦に投入するために編成された。

※3 血吸
童子切の文献上での名前。酒呑童子を切ったり鈴鹿御前切ったりした刀。

491: ホワイトベアー :2022/03/17(木) 20:34:07 HOST:222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
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最終更新:2022年03月20日 12:28