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現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン?その51 欧州反攻作戦・その7


漸く発見に成功した敵の別動隊。主力艦隊と別行動をとりながら、どうやって反対側に出現出来たのか?戦闘中は謎に思われていたが、後に鹵獲した蒼空邪軍のコアからの聴取で明らかとなる。
何と潜航後に最も近い位置にある蒼空邪蒼黒孔から、アフリカ西部沿岸に有る別の蒼空邪蒼黒孔を経由して出現したというのだ。敢えて艦隊を分けたのは、全軍でそれをやると却って警戒を強めるからだったそうだ。
再び海上に浮上してからは迂回しつつ最大戦速で突き進み、イギリス海峡の突破を試みる。その前に立ち塞がったのは、諸国連合の艦隊だった。

諸国連合艦隊の旗艦・「ロイヤル・サブリン」の司令は、当初は日米神三か国艦隊が態勢を整える時間を稼ぐ事に徹し、無理をしない方針だった。
各国ごとの戦艦のスペックに差異が有り、統一した反撃となるとなかなか骨だからだ。それ故の時間稼ぎの方針だったのだが・・・主に仏独中の三か国が黙っていなかった。
彼ら曰く


「何時でも何処でも日本におんぶに抱っこでは、国としての沽券に関わる。戦艦の数では此方が勝っており、空母艦載機の支援も得られる。ここは積極的に戦うべきだ」


との事だ。
英司令は頭を抱えつつも、何とか説得を試みようとする。だが、その前に敵が動き出した。
敵別動隊が再び燃費無視の最大戦速で突進すると共に、温存しておいた制空戦闘鬼級の内30体程の数をこちらに差し向けて来たのだ。
その為、まずは敵の迎撃を優先する事に。急ぎ陣形を整えると共に各空母及び航空戦艦から迎撃機を発進させる。合同訓練の時間が余り取れなかった為連携に不安が有るが、最善を尽くさなければいけない。
迎撃隊の主力は中独両国のヴァンピーア改(中国側呼称・殲轟24型C)と英仏のサラマンダー、ロシアのメテオール。それに補助としてSu-57の艦載機バージョンとMig-29kが加わる。
現在戦娘達が急ぎ駆け付けつつあるが、距離の関係で30分程かかるという連絡が入っており、迎撃隊はその30分を凌ぎ切る事が要求される事に。
敵の姫級や鬼級の脅威は諸国連合軍の間でも有名であり、ある種の悲壮感を漂わせての戦闘となる。まぁ一部のパイロットは、無駄に戦意が高かったが。
一方の制空戦闘鬼級達だが、あの忌まわしい戦娘達や変態的機動をする異形の戦闘機(JF-4やJF-5にF-5)が居ない事に安堵しつつ、猛然と襲い掛かる。敵の機体は、その多くが常識的な戦闘機が
大半だった事も有り、


「あれなら勝てる」


と判断したのだ。中には半人型の機体も見えるが、大型な事も有りあの異形の戦闘機程の性能ではあるまい。そう判断したのだが・・・直後に驚愕する事となる。
半人型の機体の下半身部分から大量の空対空ミサイルが発射され、こちらに襲い掛かって来たのだ。
ヴァンピーア改のパイロット達は、がっぷり四つで組んでは分が悪いと判断。敵の意表を突く為に、最初から全力でミサイルを撃ち放ったのだ。
なお同機体の総数は、中独併せて30機程。ミサイルの搭載数は12発×2セット分。実に720発にもなるという、マク〇スばりのミサイル数だ。これに他の機体の空対空ミサイルも加わるのだ。
慌てて回避機動に移る制空戦闘鬼級達。バリアの様な物が有る為致命傷を負う事こそ無かったが、数機がエンジンや武装に損傷を負い後退する事に。残りも編隊がバラバラな状態。
そこに迎撃隊が襲い掛かり、乱戦へと縺れ込んだのだ。
制空戦闘鬼級達も果敢に反撃を行い少なくない数を撃墜するものの、初手で体制を崩された事も有って予想よりも苦戦する事に。
特に半人型の機体は例の異形の戦闘機と同じと思われる武装を使用し、大口径砲(55口径120㎜滑腔砲)はその威力からこちらのバリアで威力が減衰しても尚大きなダメージを与えて来るし、戦娘達が使用するのと同じ
高周波ブレード付きの実体剣(乙世界の自国との交流により実用化)で格闘戦もこなすのだ。中にはそれ等にやられて撃墜された個体すら居る。
そうこうしている内に戦娘達が援軍で到着。形勢不利を悟った制空戦闘鬼級達は撤退を開始。最初の航空戦は幕を閉じた。
最終的に蒼空邪軍側は、制空戦闘鬼級を8体喪失。人類側はヴァンピーア改12機を中心に30機程の艦載機を喪失した。この為、双方共に空襲は断念。諸国連合艦隊は空母部隊を後方に下げ、艦隊決戦で勝敗を付ける事になった。



101: 194 :2022/04/03(日) 19:56:01 HOST:ai126146050031.53.access-internet.ne.jp
さて、両海軍の艦隊編成だが、以下の通りとなっている。まずは蒼空邪軍から。

戦艦
改超重砲撃戦鬼級×1
超ド級戦艦チ級フラッグシップ×1
巡洋戦艦ト級フラッグシップ×3

巡洋艦
ステルス防空巡洋艦へ級フラッグシップ×9
打撃巡洋艦ホ級フラッグシップ×8

駆逐艦
ステルス防空駆逐艦二級フラッグシップ×12
ミサイル駆逐艦ハ級フラッグシップ×16

フリゲート
高速フリゲートワ級×14

対する諸国連合艦隊は、以下の通り。

戦艦
ロイヤル・サブリン(旗艦)
フランドル
フリードリヒ・デア・グローセ
フォン・ヒンデンブルク
大海洋
制海洋
モスクワ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
パシフィック・オーシャン
インディアン・オーシャン
ジューレー・ラール

巡洋艦
グレートオーストラリア

駆逐艦
各種合計16隻

フリゲート
各種合計16隻

この様に大型戦艦の数こそ勝ってはいるが、脇を固める補助艦艇数で劣勢に立たされていた。加えて、改超重砲撃戦鬼級はこちら側が持たない20インチ砲を多数装備し、バリアの様な物まで装備している。
その為、艦娘が居ない戦艦はかなりの苦戦を強いられると見られている。英仏中独パキスタン併せて七隻。実に半数以上の戦艦だ。その為、戦艦戦力でも優勢とは言い切れないのだ。
そういう事も有り、目標は以下の様に割り振られた。

102: 194 :2022/04/03(日) 19:56:32 HOST:ai126146050031.53.access-internet.ne.jp
ロイヤル・サブリン(総旗艦)
フランドル
制海洋
ジューレー・ラール

巡洋戦艦ト級フラッグシップ及び敵補助艦艇全般

モスクワ
レオナルド・ダ・ヴィンチ(戦隊旗艦)
パシフィック・オーシャン
インディアン・オーシャン

超ド級戦艦チ級フラッグシップ。片づけ次第、改超重砲撃戦鬼級に目標変更

フリードリヒ・デア・グローセ(戦隊旗艦)
フォン・ヒンデンブルク
大海洋

改超重砲撃戦鬼級

例えるなら、改超重砲撃戦鬼級を相手取るこの艦隊で最も頑丈な三隻はタンク役。艦娘の居る戦艦がアタッカー。それ以外は遊撃役といった所か。
最もキツイ敵を相手取る中独三隻の乗組員の中には不平不満を垂れる物も少なからず居たが、上層部は寧ろやる気十分な状態だった。
相手にとって不足なし、寧ろ格上相手に持ち応えられればこちらの名が上がる。流石に火力は及ばないが、担当する三隻はどれも頑丈さは最高クラスだ。例え20インチ砲弾であろうと、耐えきって見せる!


独提督「傾注!これより、敵戦艦との砲戦に入る」

独提督「敵は20インチ砲弾を搭載する鬼級と呼称される戦艦だ。バリアの様な物を持つ事も有り、攻撃面で骨を折る事となるだろう。だが問題は無い」

独提督「任務はあくまで、援軍が来るまで持ちこたえる事。そして、受け持つ三隻は、どの艦も頑丈さに定評がある。例え、自艦の主砲を上回る砲弾であってもだ!」

独提督「何より、日米神の戦艦と比べれば大した相手ではない!我々の底力を、世界中に見せてやろうでは無いか!!」


士気を鼓舞する演説で、乗組員達の戦意を高揚させる独提督。
似た様な光景は他の艦でも見られ、各海軍の提督や艦娘の居る艦は艦娘が乗組員達を鼓舞していた。その中でも特に異色だったのは・・・イタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチだった。

103: 194 :2022/04/03(日) 19:57:03 HOST:ai126146050031.53.access-internet.ne.jp
ダ・ヴィンチ「はい注目!私はこの艦の艦娘、レオナルド・ダ・ヴィンチよ。今からいう事をよく聞きなさい」

ダ・ヴィンチ「本艦は、今回の艦隊戦における攻撃役を受け持つ事になったのは周知の通り。艦娘が居る艦の攻撃は、敵のバリアの様な物を無効化するらしいから、妥当な判断ね」

ダ・ヴィンチ「だからこそ、この任務は何が有ってもやり遂げねばならないわ。何せ、反攻作戦の成否がかかっているのだから」


彼女の発言に、改めて緊張する乗員達。だが、ここからが彼女の真骨頂だった。


ダ・ヴィンチ「何より、この世界の英国やスペインにはフランスやドイツ等から命からがら逃げてきた沢山の人達が居る。この世界の祖国は、敵中で孤立無援の状態。それを放置していいの?」

ダ・ヴィンチ「勿論、そんな事はあってはいけない!反攻作戦を成功させて欧州を解放。彼等を故郷に戻す。それが、私達に求められている事!」

ダ・ヴィンチ「それをやり遂げてこそ、イタリア男児の本懐という物じゃなくて?ならば、この世界の人達に見せましょう!私達、イタリア人の底力を!!」


彼女の激に、乗組員達の士気がグイグイ上昇していく。
そして彼女は、ダメ押しの一言を叫んだ。


ダ・ヴィンチ「ここで無事に勝利して欧州を解放すれば、貴方達は英雄!そうなれば欧州中の女性達にモテモテ!主にフランスとドイツの娘達が、貴方達に喜んでご褒美(意味深)をくれるわよ!!」


この瞬間、イタリア人達の士気が天元突破()した。


艦長「だ、大丈夫なのかね?そんな事言って!?そんな話、私は一言も聞いていないぞ!?」

ダ・ヴィンチ「そりゃそうよ、私も聞いてないし。でもまぁ、これ位言って漸く皆が全力を出すからね。ならば言っておかないと」

ダ・ヴィンチ「それに、実際にナンパが成功するか否かは本人次第。それ以前に、この戦いに勝たないと話にならないしね」

艦長「・・・・・」


確信犯的な彼女の言い分に、内心頭を抱える艦長。まぁ彼女の言う通り、勝たないとそれこそ話にならない。
改めて気合を入れ直す艦長であった。

104: 194 :2022/04/03(日) 19:57:35 HOST:ai126146050031.53.access-internet.ne.jp
以上です。砲撃戦まで行けませんでしたorz
取り敢えずは前哨戦となる航空戦に、艦隊決戦前の激の様子と相成ります。戦艦数では人類側が勝っていますが、補助艦艇で差を付けられ、戦艦も半数以上の艦に艦娘が居ないので中々に劣勢な状態(汗)
とはいえ、ここで退くという選択肢はないので、それぞれ受け持つ相手を定めつつ戦う事に。その様子は次回に持ち越しです(汗)
そして戦闘前の激ですが、独逸とイタリアのこの落差(ヲイ)。ダ・ヴィンチちゃんの激ですが、元ネタは「東の太陽・西の鷲」劇中の、イタリア海軍・バレロ提督の激()をモチーフにしましたw
初めて見た時は衝撃的だったのを今でも覚えています。しかもその後のイタリア軍がガチで強かったし(汗)
さて、次回は砲撃戦の様子をお送りします。各艦の奮闘ぶりを、お楽しみに。それでは。
wiki掲載は、自由です。

105: 194 :2022/04/03(日) 19:59:16 HOST:ai126146050031.53.access-internet.ne.jp
それと、誤字と言うか消し忘れが有ったので修正を。

103
  • 誤 ダ・ヴィンチ「勿論、そんな事はあってはいけない!反攻作戦を成功させて欧州を解放。彼等を故郷に戻す。それが、私達に求められている事!私達に求められている事!」
  • 正 ダ・ヴィンチ「勿論、そんな事はあってはいけない!反攻作戦を成功させて欧州を解放。彼等を故郷に戻す。それが、私達に求められている事!」

wiki掲載時に、修正をお願いします。

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最終更新:2022年04月04日 10:55