878: ナイ神父Mk-2 :2022/03/21(月) 00:38:11 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その75
ファンタジールート クロスネタ
一寸した幕間に リアクター戦争の陰で
「ビュサンティオンへ迫るアケメネスの戦力は?」
「MS4、未確認の空中艦艇と未知の小型兵器12、他歩兵や騎兵混合5600以上です…内MSは恐らく新連邦内で広く普及するドートレスタイプと目されます。
しかし、小型機と空中艦艇はこの惑星で現在確認されている物とは形式がまるで異なります。」
「此方は?」
「現在ラドガ城塞には歩兵2000、我々の第二旅団戦闘団が居ますが戦力は対MS戦力は…」
「此処を抜かれると西ファルマート帝国を支持する地域に侵略される。本部からは確実に阻止する様にとの通達だ。何としても押し留める」
特地東部に存在する在特米軍に於ける会話の一部。怪獣事変前後に五月雨式に兵力を派遣し混乱を極めた米軍であったが、現在においては条約などの都合もあり比較的機動性のある戦闘旅団が再編成されて、旧式装備も中心とはいえ重火器も含めて戦力を構築していた。
しかし、他世界からのMS流入等も加わり歩兵や騎兵が占める戦場に於いて少数のMSが戦争の行方を決めると言った事態が発生していたのである。又、リアクター戦争直後より正体不明の機動兵器が出現していた事で更に戦乱は加速、新たに出現した小型機動兵器は小型艦と共同で運用される上にそのどちらもが飛行している事が対応をより困難にしている。
「では?君達はバイストンウェルと言う世界に行っていたと…?」
「はい、今現在各国に出現している兵器も元はバイストンウェルで作られたオーラバトラーと言う兵器です」
「証拠は何もない…しかし、この状況でそうした欺瞞を言う必要性も薄いか…」
連合にて保護されたショウ・ザマとマーベル・フローズンとの会話の一部。ACE2本編後本来はバイストンウェルへと帰還する筈の、ドレイク軍残党や聖戦士達等で有ったが運悪く転移と同時にこちら側の世界へと引き込まれる形となり、更には地上へのオーラバトラー追放に際して、バイストンウェルに於いて存在してたオーラバトラーの製造施設などもこのF世界へと転移していた事で各地にオーラバトラーやオーラシップ、その製造施設や技術者が離散。
中世に近い世界でも材料さえあれば作れる事や一部魔導技術による代替が可能で在った事から各地の文明圏等に広く広がる事となる。MSともある程度戦えるこれ等の戦力は各国に新たな野心を持たせるには充分であり、混乱を加速させる事となる。
「人物の照合は?」
「残っているデータと本人の証言に一致しています。行方不明時の時期と状況も…」
「マーベル・フローズンは元の世界のカリフォルニアに確かめ様が無い以上不明だが、何方も転移日本やその世界から
きた事は間違いなさそうだな…」
「此処に来ての空間の歪曲の悪化の原因は…」
「恐らく新連邦の例の施設が原因かと」
「今の我々に新連邦へと攻め込む余力は無い…歯痒いな…」
特地派遣の連合軍部隊内に於ける会話の一部。バイストンウェル戦力の転移と共に各世界では混乱が加速していると共に小規模な空間歪曲も断続して発生しており事態の混乱は確実に加速していた。その原因と目されるのが新連邦領内にある不明施設であったものの、現状の連合は戦力不足が深刻と成っており新連邦と正面から事を構える事は困難であった。
879: ナイ神父Mk-2 :2022/03/21(月) 00:38:56 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
「アメリゴ艦隊の行方はつかめたか?」
「やはり例の国が原因と思われます…」
「バル・ベルデか…冗談の様な話だな…」
「少なくとも、これで陸戦一個旅団に匹敵する戦力に大型空中母艦とオスプレイや戦闘ヘリ数十機を喪失…コレが同じアメリカ人が起こした問題とはな…あの事変の生み出した悲劇の一つか」
「…その冗談の様な状況で我々は追い詰められているのですよ…」
特地東部沖にあるとある島の調査を行った米国軍部隊の会話の一部。特地東部や第二文明圏等の各地に薄く広まった米軍は、その拡大の途中で起きた怪獣事変の影響で、その多くが行方不明或いは進出地域に取り残されるという事態が発生していた。
そして、怪獣事変から暫く経ったのち連合経由での傭兵を介した探索の他、試作のエーテル技術を搭載した飛行船型の
空中空母が複数投入されていた。そんな中、野盗化していた米軍が救助を行いに来た艦艇の内、イタリカ級飛行母艦
「アメリゴ・ベスプッチ」、「ウィリアム・クラーク」、「メイウェザー・ルイス」の三隻が奪取されるという事態が発生する。
この事件を起こしたのが取り残された米軍の内、とある亜熱帯の島に派遣された旅団長の指揮官が組織した反米組織とされておりその指揮官が島にあった国家を乗っ取って建国したのがバルベルデ共和国となる。
「こんな状況に増援を送らないと成らんとは…」
「少なくとも本土その物は安定が保てたこそですが…」
「特機やMAは無理だな…ですが無いよりはマシです。」
「日企連としては第八艦隊に比肩する虎の子ですが…」
「後は彼女達か…」
「経験は兎も角戦力は本物です。切り札とはなるでしょう。」
アポカリプス直後の連合内での会話。アポカリプス後の連合では空間の変調などが顕著に成って来た特地に対しての対策の強化が急がれる事となるが、アポカリプスの余波に対する警戒として多くの戦力は動かす事は敵わず何とか捻出できたのは日企連の艦隊であった。
BFF第八艦隊に比肩するそれらの艦隊は特地周辺の水上戦力を動かすには十分な援軍であり、更に独立戦力として霧型の無人艦艇を複数派遣する事で特地周辺の戦力を増強する事とばっている。
880: ナイ神父Mk-2 :2022/03/21(月) 00:40:03 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
以上です。WIKIへの転載は自由です。大体時間軸的に平成世界の2013~2014年当たりの話をば…
最終更新:2023年08月20日 18:52