863: ナイ神父Mk-2 :2022/03/31(木) 00:23:01 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その77
ファンタジールート クロスネタ
「…何時からこの国は企業や軍人が持ちたる国になったのかね?」
「い、いえそれは…」
「…起きてしまった事は最早覆しようが無い…だが…起こしてしまった物を許す事は出来ん。草の根を分けてでもコレに関係した
人物を全て処罰せよ…例えそれに王位後継者が入って居てもだ。」
ブリタニア国王とチャーチルの会話の一部。ブリタニアが501関連で起こした各種事態は各国の知る所となり批判が殺到する事となった。
一時は置かれている各国資産の引き上げ等も検討された程であったことが、事態の大きさを示している。
また、この事態に関与したブリタニアの関係者は軍人・企業家・官僚等多数に上っており国王側から例外なく処罰することが直接首相等に命令される等、大騒動となっている。
「伍長、何か申し開きは有るかね?」
「わた、私は上官の命に従っただけでありまして…」
「ああ、その上官だがね…兵舎の傍で見つかったそうだ…残念ながらアレでは責任を果たせなくてな…」
「そ、そんな…」
「君は2週間の転換訓練の後、人類軍第44独立混成旅団付きの対MS特技兵の任に付ける。」
「まって下さい!何卒、何卒!」
「連れて行け」
ブリタニア国内における事態処理の一部始終。今回のウォーロック暴走に於ける責任として大きなものは主に軍部に集中しており
その軍内では責任の所在を巡って大粛清が行われていた。マロニー大将を筆頭に複数の中将を含む将官が処分されただけでなく、
501の基地制圧等に従事した憲兵等も一歩兵としての転換が行われ、アフリカに於いて最も特進に近いとされる対MS特技兵に任命される等の厳しい処置が行われている。
「全く、死神旅団等と裏で呼ばれているとは言え、此処は督戦隊まではやっていない筈なんだがな…」
「とは言えブリタニアも証を立てる為に必死なのでしょうよ…」
「その為に下士官と一般兵を消耗し続けるのも如何かと思うがね…」
ミケーレ・コレマッタと副官との会話の一部。元々アフリカに友好国を抱えていたブリタニアとしてはアフリカの奪還は急務ではあった物の、今回の権威失墜と合わせてその主張は難しい物と成って居た。
しかし、8個軍団もの軍勢を置いて圧を掛ける北米連合の脅威を無視するという事も難しい事や人類軍としてもアフリカを救援しない訳には行かない事から、損耗率が高くなると予想されるアフリカ南部戦線にはブリタニアの歩兵部隊が積極的に配置される事である種の禊としている。
864: ナイ神父Mk-2 :2022/03/31(木) 00:23:42 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
「今月に入ってからこれで何件目だ?」
「火災が68件、一家心中36件、不審死は3286件…」
「まだ、半月だぞ…これじゃ敗戦じゃないか…」
スコットランドヤードでの警官同士の会話の一部。事件以降のブリタニアでは一連の事件に関わった企業の倒産或いは一族の没落等が相次いでおりそれに付随した一家心中や不審火による火災が急速に増加。この為、軍事関連以外の一般行政に関しても稼働率が非常に高まっており様々な部署に負荷を掛ける事となっている。
「こんな、少女を人身供養にしなければならないとはな…」
「しかし、我々に渡せるものが無い以上はどうしようも…」
「わかってはいるが…」
「それに此処に置いていても良くない未来を迎える子も居ますから」
ブリタニア政府内に於ける会話の一部。ブリタニアでは事件以降各国などへの賠償等を行う事と成って居たがその中で賠償の一つとなったのがウィッチの存在である。
ブリタニアは育成過程にある自国のウイッチを連合側の組織へと派遣することを決定、多数の幼いウィッチたちがエネラン戦略要塞に送られる事となる。こうしたウィッチたちは後に各国から「ゴート・ドール」と呼ばれる事となる。
「連合が保有した超の付く大型戦車12両、130㎜砲搭載の重戦車24両。コレがアフリカ南部戦線じゃ無けりゃ手放しで喜べたんだがな…」
「北米連合の小型の人型も厄介ですからね…」
「MSが少ないだけ有難いと思え…でなきゃ対MS特技兵の連中含めてもっと死傷率は高かったんだぞ…」
第44独立混成旅団付きの戦車兵同士の会話の一部。ストパン側の人類軍においても現状アフリカに展開する北連軍は座視できない状況ではあった物の、比較的優位に事を運ぶ事の出来る陸戦魔導士部隊等は対ネウロイ戦線にあてられ、対人に投入するのは難しい状況であった。
また、更に人類側に二の足を踏ませたのが北連側の所有するMSの存在であった。そうした事態から連合とウィッチ世界側との協議の結果、連合側で持て余している装甲戦力の一部をウィッチ世界側の装甲部隊側に提供する事で一般兵の
戦力を対北連戦線に置く事となっている。尚、各国が最後まで難色を示した歩兵部隊の配属に関しては後にブリタニアが兵力を出す事で同意、複数の歩兵師団がアフリカ南部戦線に設置されている。
865: ナイ神父Mk-2 :2022/03/31(木) 00:24:28 HOST:p2071-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
短いですが以上です。取り敢えず議論に上がっていたマロニーの遣らかし後のブリタニアの禊の
一部始終をば…
最終更新:2023年08月20日 18:27