88: 弥次郎 :2022/04/23(土) 00:38:10 HOST:softbank126041244105.bbtec.net

憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編設定集【クインローゼスⅡ/ガウェイン・ミラージュType-V】


クイーンローゼスⅡ
形式番号:UPI-15/ZⅡ
設計:超合集国
改修:地球連合
区分:KMF
全高:7.23m
全備重量:9.45t
動力:MT用プラズマジェネレーター
装甲材:エネルギー転換装甲
防御機構:ブレイズ・ルミナス(左腕部)/防御スクリーン
推進機関:ランドスピナー エナジーウィング
脱出機構:背部射出式(飛行機能付きシートを射出)

固定武装:
メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン×2
肩部30㎜機関砲×2

携行武装:
エナジーランス
ショートブレード

概要:
 超合衆国において開発されたグロースターの発展形であるクイーンローゼスを土台に、連合の技術を組み込んだハイエンドKMF。
EOT、OTM、あるいは地球連合の技術が惜しみなく投入され、KMFの形をした別物として仕上がっている。

 ギアス世界が大西洋戦争後に落ち着きを取り戻し、融合惑星の一勢力として連合に合流したのち、同世界は自前の戦力の拡張に着手した。
言うまでもないことだが、融合惑星に存在する以上、同じ惑星内に転移してくる勢力、あるいは外敵からの侵攻に備えねばならなかった。
ブリタニア帝国が再度の武装化などを行うことに超合衆国らは猜疑の目を向けたものの、政権が穏健派のオデュッセウスに握られたことなどで和解している。
そもそも内側で争う間に、連合が両方とも力で叩き潰すことができるというのが、双方の過激派の行動を抑止したのもある。

 本機は劇場版シナリオ終了後、その時点の技術で生み出されたKMFを土台に作られた、いわば繋ぎの戦力の一つであった。
確かにKMFというのは優れた兵器ではあるものの、サイズなどにより戦闘能力や実装できる機能、出力などに限界点を抱えていた。
 とはいえ、技術的な習熟を待たねばならないのもまた事実であり、その間を補う戦力が求められ、開発が進行している。

 根本的な規格の大部分はVACを主軸に置き換えがなされ、動力・装甲・操縦系・電子システム面などあらゆる面で更新がなされた。
また、KMFにおける第九世代の技術も取り込むことによって、そのスペックをさらに拡張。よりスペック面の強化を図った。
ここには大西洋戦争やジルクスタンでの戦乱で用いられたKMFの技術もミックスされて帳尻を合わせる形としている。
 本機はKMFの中では早い部類で宇宙での運用能力も付与されている。とはいえ、騎兵たるKMFの主眼が陸戦だったこともあり、あくまでサブにすぎない。
エナジーウィングについても同様であり、あくまでもフロートシステムの上位として取り込んでいる程度であり、本格的な飛行戦闘には今一追従できない。

 主眼となるのは近接格闘戦であり、その主兵装や副兵装などはそれに適合したものが用意されている。
その他には固定武装の追加、出力の余剰ができたことにより追加されたブレイズ・ルミナス、予備兵装のソードが実装された。
無論、そもそもの時点でサザーランドの上位機であり、OSなども更新されていることもあって射撃戦が不得意というわけではない。
 ただし、これは搭乗者であるコーネリア・リ・ブリタニアのカスタマイズによるものであり、一般機以上のチューニングとカスタムがされた結果である。
先陣を切っての機動戦闘を行うというコンセプトにおいては、下手な射撃兵装を積み込むより、特化させた方が速いと判断されたためである。

 本機が実戦で用いられたのは、ブリタニアをはじめとしたギアス世界の人員の教育などが完了した後、アポカリプスに突入してからであった。
特にコーネリア・リ・ブリタニアが実際に運用したのは星暦恒星戦役における地上戦であり、現地のレギオンに対して高い戦果を挙げている。

89: 弥次郎 :2022/04/23(土) 00:38:58 HOST:softbank126041244105.bbtec.net

武装解説:
  • メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン
 胸部に内蔵されているスラッシュハーケンの発展形。アレクサンドロス同様に先端部がMVS化されている。

  • 肩部30㎜機関砲
 肩部装甲に格納されている機関砲。
 あくまで牽制やミサイルなどへの対処のためであり、保険的な意味合いが強い。

  • エナジーランス
 ブレイズ・ルミナスではなく、エナジーウィングを展開する攻防一体の突撃装備。
 これ自体が推力を発揮し、ターゲットめがけて機体を引っ張るほどの力を有しているため扱いは少しばかりピーキー。
 しかし、突撃しながらもエナジーウィングから弾丸を発射する、巨大な刃を形成して集団をまとめて切り裂くなど利便性は大きく向上している。

  • ショートブレード
 副兵装として装備されている短めのソード。高周波ブレードであり、低燃費で威力に優れる。



ガウェイン・ミラージュ Type-V
形式番号:IFX-V303V
開発:ε世界神聖ブリタニア帝国
生産・改修:地球連合
運用:星暦惑星サンマグノリア共和国(ヴラディレーナ・ミリーゼ少佐)
分類:KMF
生産体制:少数生産機
全高:7.39m
重量:9.87t
装甲:エネルギー転換装甲
防御機構:防御スクリーン 絶対守護領域
動力機関:MT用プラズマジェネレータ
推進機関:ランドスピナー エナジーウィング
脱出機構:背部射出式(飛行機能付きシートを射出)
操縦補助システム:戦闘・戦術運用支援AIシステム「エルビス」
固定武装:
指部メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン×10
膝部大型メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン×2
腕部ハドロン砲×2
拡散構造相転移砲×2

携行武装:
MVS

概要:
 神聖ブリタニア帝国が開発した第六世代KMFのガウェイン、黒の騎士団で運用された蜃気楼をミックスすることで開発されたKMF。
これを星暦惑星のサンマグノリア共和国所属のヴラディレーナ・ミリーゼ少佐が使うことを前提にカスタマイズし、供与したものである。

 本機は前線において複数の部隊を管制・指揮し、大規模な戦力を運用することをコンセプトとして開発された指揮官機である。
原型機であるガウェインと蜃気楼の能力を折半して取り込み、さらに補助のためのAIを搭載することで、大戦力の指揮を行う難易度を下げている。
 元々、前線指揮官機にはここまでの能力を求めることはギアス世界の基準ではあまりありえないことであった。
しかし、それはあくまでもギアス世界の基準での話であり、より有機的な運用には高性能な前衛指揮官機が求められたのである。
 そのため、本機は通信能力や索敵能力など電子戦能力を含めた能力に特化しており、戦場の把握や麾下の部隊の指揮能力を高めている。

90: 弥次郎 :2022/04/23(土) 00:39:50 HOST:softbank126041244105.bbtec.net

 また、本機自体の戦闘能力も決して低いものではない。
 専らとするのは拡散構造相転移砲による広範囲への殲滅火力の投射であり、後方からでも前線を強力に火力によって支援することである。
 そのほか、中距離や近距離での戦闘にも備えた武装を各種揃えており、AIによる操縦補助や操縦によって難なくこなせるようになっている。

 本機は少数ながらも量産されたうちの1機を、サンマグノリア共和国所属のハンドラー「ヴラディレーナ・ミリーゼ」に供与したものである。
同国に対しては地球連合は接触時に露見したことも含めて信用も信頼も寄せていなかった中ではある意味異例と言えた。
これは接触時においてミリーゼ少佐(当時大尉)が誠意ある対応をとり、また、同国との折衝の懸け橋となったことなどから信用が置けると判断されたためである。
とはいえ、完全に信用や信頼をしているとは言い難く、護衛機という形で督戦隊が付随し、また搭載されたAIによる監視も行われている。
 これと同型あるいは準同型のKMFは、サンマグノリア共和国から信用のおける人間を地球連合が引き抜く形で貸与し、運用された。
星暦惑星各国においても監視の有無を除けば同じであり、前線で指揮を執る人材に対して貸与され、戦果を挙げることとなる。


武装解説:
  • 指部メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン
 原型機と同じく指に内蔵されているスラッシュハーケン。
 インコム的な三次元展開が可能なように、ワイヤーには中継リールが設けられており、複雑な軌道で相手を追い詰める。

  • 膝部大型メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン
 膝に内蔵されたスラッシュハーケン。こちらは大型化しており一撃の威力を優先していることがうかがえる。
 また、射出しなくともそのままニークラッシャーとして使うことも可能となっている。

  • 腕部ハドロン砲
 下腕部に内蔵されているハドロン砲。
 主機関の出力向上により、原型機を超える威力を発揮可能となった。

  • 拡散構造相転移砲
 蜃気楼で装備されていた拡散砲を拡張したもの。背部から両脇に砲塔がせり出してくる方式に改められた。
 砲門も2門に増やされており、殲滅能力に特化していることが窺える。

  • MVS
 サブウェポンとして装備される近接格闘兵装。
 本来は護衛機と行動することが望ましいKMFであるが、前線運用にあたって装備されている。

91: 弥次郎 :2022/04/23(土) 00:40:54 HOST:softbank126041244105.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
予定ではこんなのを出すよ、という具合で…

ちなみにレーナはKMF搭乗時にはちゃんとぴっちぴちのパイスーを着用します。

ぴっちぴちのパイスーを着用します(大事なことなので二回言いました)。
+ タグ編集
  • タグ:
  • 憂鬱SRW
  • 設定
  • アポカリプス
  • 星暦恒星戦役編
最終更新:2024年05月30日 23:20