631: ホワイトベアー :2022/05/04(水) 21:10:49 HOST:sp49-98-147-181.msd.spmode.ne.jp
Muv-Luv Alternative The Melancholy of Admirals 小ネタ 設定集(部隊/兵器)
戦術機部隊の編制
戦術機甲連隊(ウィング)
戦術機:108機
3個戦術機甲大隊(9個中隊:27個小隊:54個分隊)と後方部隊と後方支援部隊で構成される戦術機のみの単一兵科部隊としては最大の単一兵科編成単位。
3個戦術機大隊を纏めて運用するという贅沢な戦略思考の下に存在している編成単位であり、国力的に余裕があることで莫大な数の戦術機を保有し、BETA勢力圏と直接接しておらず、諸兵科連合である戦術機甲師団を編成している西側諸国でのみ常設されている。
国力で劣る上に光線級吶喊任務や広大な防衛線を抱えている東側諸国では常設されている戦術機甲連隊は存在しない。
連隊長として大佐もしくは中佐が部隊の指揮をとる。
母艦戦術戦闘団(キャリアーウィング)
戦術機:74機。
3個母艦戦術戦闘群(6個中隊:18個小隊:36個分隊)と後方支援部隊から編成される編成単位。
超大型戦術機母艦(スーパーキャリアー)を運用している日本海軍とアメリカ海軍にのみ存在している編成単位で、両国海軍戦術機部隊の最高単位となっている。
司令官を務めるのは大佐であるが、基本的には戦闘団司令官は戦術機母艦を離れることはなく、戦術機母艦内から作戦全体の指揮をとる。そのため、戦闘時の現場では戦闘隊長(中佐~少佐)が戦術機部隊の指揮をとる。
大隊(グループ)
戦術機:36機
3個中隊(9個小隊:18個分隊)と後方支援部隊から編成される編成単位。
東西でその運用の仕方や考え方が大きく違っており、戦術機部隊を機動兵力、遊撃役として見ている東側諸国においては戦術機部隊の最高単位として扱い、
戦術機部隊を諸兵科連合を構成する1兵科として見ている西側諸国では作戦に投入する場合の基本となる戦術単位として扱っている。
基本的には少佐が指揮をとるが、大佐や中佐を大隊長としている部隊も存在している。
母艦戦術戦闘群(キャリアー・グループ)
2個中隊(6個小隊:12個分隊)から編成される編成単位。
フェニックス運用能力を有するF-4D 夕凪改1個中隊、その前衛と露払い、もしくは残敵掃討を担うF-5E 野分改1個中隊の2個戦術機中隊からなる変則的な部隊編成を採用しており、超大型戦術機母艦(スーパーキャリアー)を運用している日本海軍とアメリカ海軍にのみ存在している編成単位。
日米海軍の主力戦術機母艦である瑞鶴型改修戦術機母艦とエンタープライズ級改修戦術機母艦1隻で運用可能な戦術機部隊であり、両国海軍戦術機部隊の基本的な戦術単位となっている。
群隊長は少佐が担うことが多いが、戦闘団戦闘隊長が直接指揮をとる場合も存在している。
中隊(スコードロン)
戦術機数:12機
3個小隊(6個分隊)をから編成される編成単位。
戦術機による戦闘陣形を有効的に機能させられる最小の規模であり、月面や東側諸国での戦訓から小隊単位ではBETAの物量に抗えない事が証明されている為、基本的に戦術機は1個中隊を戦術機運用における最小の戦術単位とも言える。
中隊の指揮は基本的に大尉がとるが、大隊長直轄中隊の場合は大隊長(大佐~少佐)がその指揮をとる事もある。
小隊(フライト)
戦術機数:4機
2個分隊から編成される編成単位。
戦術機部隊が戦闘に投入される際は中隊を基本単位とする事が多く、それ故に小隊は前衛中衛後衛と言ったポジションごとに編成される事が多い。
基本的には中尉が小隊長に任命されるが、人員の欠如等の理由がある場合は小隊内の最先任少尉が小隊長を務めることもある。
分隊(エレメント)
戦術機数:2機
2機の戦術機から編成される編成単位。
戦術機は基本的に2機1組で行動を行うものとされており、戦術機が作戦行動を行う際の最小の戦闘単位でもある。
上官と分隊を構成する場合は上官が、同じ階級同士で分隊を編成する場合は先任が指揮をとる。
632: ホワイトベアー :2022/05/04(水) 21:12:18 HOST:sp49-98-147-181.msd.spmode.ne.jp
《戦術機部隊》
日本海軍第2母艦戦術戦闘団
大日本帝国海軍が編成している母艦戦術戦闘団の1つで、日本海軍でもトップクラスの練度を誇る精鋭部隊。
規模自体は3個母艦戦術戦闘群で編成されているなど他の母艦戦術戦闘団と変わりない。
恒常拠点としての地上基地は日本本土の横須賀基地であるが、大西洋に派遣されている現在はアイスランドのファクサ湾統合基地群を一時拠点として利用している。
現在の母艦は大鳳型戦術機母艦1番艦である《大鳳》。
日本海軍から切り札として認識されている母艦戦術戦闘団であり、世界最強の戦術機部隊として知られている第118海軍戦術機中隊〘メビウス〙を初めとして、日本海軍でも最高レベルの練度と経験値を誇る衛士達で編成されている最精鋭部隊が集められた。
装備する戦術機は、日本海軍の主力戦術機であるF-4D 夕凪改やF-5E 野分改などの第2.5世代戦術機でなく、倉崎が原作YF-21をモデルに開発したYF-31を海軍仕様に発展改良させたF-6 秋雷。近接格闘戦、機動砲撃戦、遠距離殲滅戦、どれをとっても文字通り世界トップの性能を発揮できる最新鋭にして世界最強の第3世代戦術機である。
最強クラスの衛士たちに最強の戦術機を配備した文字通りドリームチームと言うべき部隊であり、他の海軍戦術機部隊とは比較にならないほどの統合作戦遂行能力を誇っている
第2母艦戦術戦闘団はBETA大戦初期の東アジアにおいてBETA群を突破して光線属種を排除する敵防空網破壊(DEAD)任務を担当していた部隊であり、その関係や各戦術機部隊の練度の高さから少数での浸透戦をもっとも得意としている。
配備されているF-6 秋雷 も豊富な固定兵装や他の戦術機よりも高い継続戦闘能力からそうした戦い方でも十分に性能を発揮できる機体である。
しかし、練度の高い衛士のみで編成され、F-6 秋雷と言う国家機密満載の最新鋭戦術機を配備している日本海軍の切り札である最精鋭部隊であるがゆえに、国外での間引き作戦や通常の防衛戦程度で損害を受ける事は情報流出を防ぐためにも、損益的にも許容できるはずがない。
日本海軍は第2母艦戦術戦闘団の運用には特に慎重となっており、現在では撃墜されるリスクが飛躍的に上昇する近接格闘戦は強く制限され、基本的には遠距離からのフェニックスミサイルによる広域殲滅部隊として運用されている。
運用戦術機
日本海軍第4母艦戦術戦闘団
大日本帝国海軍が編成している母艦戦術戦闘団の1つ。F-4D 夕凪改 3個中隊、F-5E 野分改 3個中隊の計6個戦術機中隊で構成されており、編成としてはオーソドックスな帝国海軍母艦戦術戦闘団のものとなっている。
恒常拠点としては日本海軍横須賀基地に拠点をおいているが、大西洋に派遣されている現在はアイスランドのファクサ湾統合基地群を一時拠点として利用している。
現在の母艦は大鳳型戦術機母艦3番艦である《黒鳳》。
第2母艦戦術戦闘団には劣るものの、海軍でも指折りの精鋭戦術機部隊であり、帝国本土で開かれている戦技競技会に隷下の戦術機中隊が参加する場合は第2母艦戦術戦闘団隷下の戦術機中隊と同様に優勝候補として上がる程の腕を有している。
本部隊最大の特徴は保有する戦術機に大胆なアニメ調の女性キャラクターのペイントをしていることであり、まるで痛車のような様相の戦術機を味方に見せびらかすように戦闘を行うことから、痛い子戦闘団とも影で日向で言われてい。
運用戦術機
633: ホワイトベアー :2022/05/04(水) 21:13:02 HOST:sp49-98-147-181.msd.spmode.ne.jp
大鳳型正規戦術機母艦
所属:日本海軍
艦種:戦術機母艦
全長:512m
動力:熱核融合炉×2基
乗員
操艦要員:1200名
航空要員:1800名
武装
21連装近距離感対空誘導弾発射装置×4基
8連装短距離艦対空誘導弾発射装置×4基
20mm多銃身回転式機関砲×8基
航空艤装
カタパルト×4基
エレベーター×9基
艦載機
戦術機×72機(+補用12機)
回転翼機×12機
大鳳型戦術機母艦は日本海軍が運用している戦術機母艦であり、世界で初めて計画段階から戦術機の運用を前提とし立案・設計された正規戦術機母艦でもある。
日本海軍艦政本部が設計を担当し、三菱重工と横須賀、長崎海軍造船所、呉海軍造船所が建造を担当している。建造自体はBETA地球侵攻開始前である1972年から開始され、1984年までに8隻が就役しており、瑞鶴型改装戦術機母艦と共に日本海軍の戦力投射能力の中核を担っている。
もともと、日本海軍は瑞鶴型原子力空母に戦術機の運用を可能とする為の大改装を施した瑞鶴型改装戦術機母艦を海軍戦術機部隊の母艦として運用する予定であったが、いくら大規模改修を実施したと言っても、航空機の運用を前提として設計された既存の空母では18mもの全長を誇る戦術機を運用するには手狭で、かかる費用の割に戦術機運用能力は低い言わざるを得なかった。
この結果を受けた日本海軍は早々に専用設計の母艦でなければ望む効果が得られないと結論づけ、正規戦術機母艦建造計画を推進。当時は未だにBETA地球侵攻前である事から表向きは原子力空母とされながらも建造が開始されたのが大鳳型正規戦術機母艦である。
基本設計こそ日本海軍航空母艦の流れを組んでいるが、世界初の戦術機の運用を前提として設計された正規戦術機母艦として、飛行甲板の装甲材の強度、求められる甲板及び格納の面積、エレベーターの配置や形状、必要な設備やその配置場所など瑞鶴型改装戦術機母艦の回収と運用で得た様々なノウハウや知見を全て反映した設計が施された。
その結果、船体はこれまでの空母とは比べ物にならないほどの巨体化を遂げ、戦術機は格納庫内だけでも72機の搭載を可能としており、露天駐機を行えば84機の搭載可能とできるようになっている。
外見イメージはマクロスのプロメテウスの船体に同じくマクロスのアスカⅡの艦橋をくっつけたもの。
瑞鶴型改装戦術機母艦
所属:日本海軍
艦種:戦術機母艦
全長:342m
動力:×2基
乗員
操艦要員:2180名
航空要員:1200名
武装
21連装近距離艦対空誘導弾発射装置×2 基
8連装短距離感対空誘導弾発射装置×2基
20mm多銃身回転式機関砲×3基
航空艤装
カタパルト×2基
エレベーター×4基
艦載機
戦術機×24機(+補用6機)
回転翼機×8機
日本海軍が運用している戦術機母艦。
1950年代から日本海軍が調達を開始した超大型原子力空母である瑞鶴級航空母艦に戦術機の運用を可能とする為の大改装を施した改装戦術機母艦であり、日本海軍初のカタパルトを有した戦術機運用艦である。
改装前の空母の時点で世界最大規模の船体規模を有しており、さらに戦術機を運用可能にするために大規模な改修が施 されているものの、航空機の運用を前提として設計された瑞鶴型改装戦術機母艦では18mもの全長を誇る戦術機を運用するには手狭で、露天駐機を行わない場合は1個母艦戦術戦闘群(戦術機24機)程度の戦術機を運用するのが限界とされている。
本艦の運用機数の少なさと改修にかかる費用から、帝国海軍は空母を改修した戦術機母艦の費用対効果の悪さと正規戦術機母艦の必要性を痛感することになり、正規戦術機母艦の建造を決定。
本艦で得られたノウハウや知見を活かして帝国海軍初の正規戦術機母艦である大鳳型正規戦術機母艦が設計・建造されることになった。
大鳳型正規戦術機母艦が就役しつつある現p在でも日本海軍戦術機母艦の数的主力は依然として本型であり、大鳳型戦術機母艦と共に日本海軍の戦力投射能力の中核を担っている。
イメージはマブラヴのジョン・F・ケネディ。
634: ホワイトベアー :2022/05/04(水) 21:13:37 HOST:sp49-98-147-181.msd.spmode.ne.jp
LSMR-100型対地攻撃ロケット砲艦
所属 :日本海軍
艦種:砲艦
全長:178.0 m
動力:ディーゼルエンジン×2基
乗員
操艦要員:220名
武装
6連装ロケット発射機×40基
20mm多銃身回転式機関砲×4基
日本海軍が運用している対地攻撃用の砲艦の1つ。
上陸作戦時や沿岸地域でのBETA漸減作戦において面制圧などの制圧射撃を行う専門艦艇として日本海軍が整備している砲艦。
見た目こそ揚陸艦の平甲板に大量の多連装ロケット砲を搭載したものであるが、あくまでもロケット砲攻撃での面制圧を主目的としている艦であり、船体設計は価格を抑えるために軍艦構造ではなく一般の商船ベースを採用、使用されている部品や鋼材も大半は民生品が流用された。
武装はMLRSでも運用されているLaunch Podを流用した6連装ロケット発射基と最低限の自己防衛火器である20mm多銃身回転式機関砲のみで、あとは再装填用の装備と予備弾薬を搭載しているだけと割り切った艦艇となっている。
最大で分発240発のロケット弾を投射可能であり、瞬間火力では重巡洋艦はもちろん戦艦すら凌駕する高火力をBETAに叩きつけることができる。
ただし、一度全弾を撃ち尽くすと再装填に10分ほどかかってしまう。
635: ホワイトベアー :2022/05/04(水) 21:14:11 HOST:sp49-98-147-181.msd.spmode.ne.jp
以上になります。
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最終更新:2022年05月05日 01:19